猫の爪とぎだらけの柱を補修しよう!おすすめDIYと修理の頼み方3選♪

リフォーム

猫と一緒に生活していくうえで大変なのが、爪とぎです!柱や壁など、気持ちよさそうにガリガリ、バリバリ…。気づくと柱はボロボロに!

猫の爪とぎで傷ついた柱はDIYで補修するか、補修できない場合はリフォーム業者に頼んで修理してもらいましょう。

少し前から日本では、犬より猫を飼う場合が多くなってきています。

猫に散歩はいらない、トイレのしつけも楽というのもその理由でしょう。寒い季節は寄り添って寝てくれるなどかわいくて愛すべきところがたくさんの猫。

自分勝手でツンデレなのも人気のひとつですね。

この記事では、柱の傷が浅い場合に自分で補修する方法や業者に頼んだ時の費用、これから柱をボロボロにされないよう爪とぎを防止する方法などを紹介します。

柱や壁での爪とぎを防止したいなら、貼って剥がせる「保護シート」を使いましょう!

こちらの保護シートは適度な厚みがあり、元気な猫ちゃんにも負けない頑丈さがあるので強度も心配ありません。

マットな仕上がりなので目立つこともなく、お部屋のイメージに影響することなく使えるのも魅力です♪

猫の爪とぎだらけの柱を補修しよう!おすすめDIY3選

寝ている姿を見るだけで癒やされる家族同然の猫。愛らしい姿は何をやっても許してしまいたくなりますが…。

その爪とぎ、ちょっと待って!そこは大事な柱じゃないですか!

猫が傷つけてしまった柱は、傷の具合によりますが自分で補修できます。

賃貸住宅での柱でガリガリはとても困りますね。持ち家だって傷だらけの柱は見栄えがよくありません。DIYで直してみましょう。

浅い傷からボロボロの傷まで傷のタイプに分けてDIYの方法を3選ご紹介します。

柱が猫に引っかかれて傷だらけなら補修クレヨンが便利

まだ浅いひっかき傷には補修クレヨンがおすすめです。

見た目はクレヨンそっくりですが、猫がつけたひっかき傷を埋めて目立たなくさせる優れもの。

深い傷にはドライヤーなどで暖めながら埋めると入り込みやすくなりますよ。

なんどか乾いては塗るのを繰り返し、仕上げにやすりなどでこすって凸凹を滑らかにすれば完成です。

簡単で手軽な補修クレヨンですが、色がぴったり合わないとかえって目立ってしまうことも。

自宅にある柱の色をよく確認してから購入すると良いですね。

猫の引っかき傷だらけの柱は木目の補修シートでカバー

柱全体に広範囲にわたって爪とぎによる傷ができている場合は、クレヨンではらちがあきません。

そんな時は木目柄の柱に貼るシートを使って、ボロボロの傷を隠してしまいましょう。

猫の引っかき傷でボロボロの柱は、ヤスリやカッターなどでささくれをきれいにしてから、柱の大きさにカットしたシートを貼り付けます。

木目の補修シートはさまざまな名称で売られており、ホームセンターやネットでも購入できますよ♪

木目の補修シートの名称
  • キズかくしテープ
  • 木目カッティングシート
  • リメイクシート

色や質感、柄もさまざまなので思い切り違うタイプのシートを選んで、部屋の雰囲気を変えてみるのも楽しいですね。

しっかりと接着できるシートもありますが賃貸の場合は退去時に剥がさなくてはいけないので、剥がしやすいタイプがおすすめです。

猫の爪とぎでボロボロの柱はウッドパテで本格的に補修

爪とぎで傷ついた木製の柱を本格的に補修するには数日間かかりますが、ウッドパテやニスを使えばきれいに仕上げられますよ♪

まず補修に必要な用具は、以下の通りです。

パテで補修するのに必要な道具
  • 穴埋め用ウッドパテ(深い傷を埋める)
  • 傷用ウッドパテ(浅い傷、凸凹をならす)
  • サンドペーパーとあればハンドサンダー
  • 水性ニス
  • はけ

補修する範囲が大きい場場合は周りにパテが飛ばないように、マスキングテープと大きめのビニール袋などで養生しておくと安心ですよ。

ウッドパテはホームセンターやネットで購入できます。爪とぎ傷の範囲で内容量を決めると良いでしょう。では実際の補修方法です。

ウッドパテで柱を補修する方法
  • 傷のささくれをカッターやヤスリでざっと取り除く
  • 深い傷に穴埋め用のパテを塗り込む
    乾くまで1~2日ほどそのまま待つ

    猫がいたずらしないように段ボールなどで周りを囲うなどの対策も

  • 乾いたら傷用ウッドパテをヘラでしっかり塗り込む

    傷の凹凸がなくなるようにしっかり塗り込む
    傷用ウッドパテの場合は1~2時間で固くなる

  • ヤスリで研磨していく
  • ツルツルになるまで研磨できたら、ニスを塗る

    水性のニスなら猫にも安心

ヤスリで研磨していく時、紙ヤスリでひたすらこするのは大変なので、電動工具などあればとても楽にできますよ!

電動工具がない場合は、100均で買えるハンドサンダーで大丈夫です。

ハンドサンダーとは紙ヤスリを取手のあるアイロンのような器具に貼り付けているもので、紙ヤスリをそのまま使うより力が要らずにとても便利。

また紙ヤスリの番手は、以下の3種類をそろえておけば良いでしょう。参考にしてくださいね♪

《紙ヤスリの番手》

  • 粗い→80番
  • 中間→150番
  • 細かい→240番

パテが乾くのに時間がかかるため柱がきれいになるまでには2~4日間かかりますが、ニスを塗ることでツルツルと見違えるようにきれいになります!

柱の傷を補修するなら100均グッズを試してみよう!

ただ今紹介した補修クレヨンと補修シートは100均でも買うことができます。

補修クレヨンは専門店で買うものよりも小さめで色も3種類程度ですが、色の具合、傷の補修の完成度などを確かめるのに便利です。

専用のヘラも付いていてとても親切。100円とは思えません。

また、木目調補修シートももちろんあります。これはフローリング用で幅が7.5cmと狭いので、シートではなくテープの名称で売られています。

色も濃いめと薄めの2パターンあるので柱の色に合わせやすく便利ですが、幅が狭いため柱全体をカバーしたり補修したりできるわけではありません。

色があえば傷のところだけ貼るというような使いほうが良いでしょう。

猫の爪とぎだらけの柱を修理に頼むとどれくらい?

猫の爪とぎで傷だらけの柱。傷が深い場合や賃貸住宅の場合は、自分では補修せずに業者に頼むと良いですよ。

柱の傷の広さ、深さにもよりますが、だいたい25,000円~40,000円くらいかかります。

修理代はちょっとかかってしまいますが、自分で補修するのも限度がありますよね。

持ち家ならあなたが満足する出来上がりで良いのですが、賃貸の場合は入居時の状態に戻す義務があるため、最終的には業者に頼んで補修してもらうことになります。

浅い傷ならともかく、ボロボロになった柱を自分で直すのは時間と労力の無駄になってしまいますね。

この項目では、傷の具合による金額の違いや修理方法とリフォーム業者の選び方を紹介します。

リフォーム業者に頼むなら複数の見積もりを依頼しよう

柱の傷の状態によりますが、先ほど紹介した、傷をパテで埋めてニスで仕上げる方法だと大体15,000円~25,000円が平均的な金額です。

傷が深くてパテでは補修できない時は、板を貼り付ける方法がありますよ。その場合、板の素材にもよりますが35,000円~40,000円程度が目安です。

リフォーム業者は何件か見積もりを取って、補修方法や金額など複数の業者と比較して自分に合った業者を選ぶと良いでしょう。

また引っ越し業者を選ぶように、一括見積のサイトもありますので利用してみてはいかがでしょうか。

一括見積サイトのおすすめ
  • くらしのマーケット
  • 家仲間コム
  • ローカルワークス
  • ミツモア
  • ゼヒトモ

これらのサイトは住んでいる地域や補修したいところを選ぶだけで安くて近いリフォーム業者を探してくれます。

【くらしのマーケット】なら充実した口コミで信頼できる店舗を探すことも簡単ですし、写真を通してスタッフの人柄や仕事ぶりを見ることができるので安心です♪

直接補修屋さんに依頼すると安くなる可能性もある

一括見積サイトを利用すると便利ですが、中間業者を挟むことで紹介手数料を取られるため費用は増してしまいます。

より安く柱の補修をやりたいのなら、自分で調べて直接見積もりを取り依頼すると1~2割は安く済みますよ!

その際も、一カ所ではなく複数のリフォーム業者に問い合わせて比較すると良いアイデアを提案してくれるかもしれませんね♪

複数のリフォーム業者を比較して一番安いところを選ぶのではなく、信頼できる業者なのか口コミや実績も確認すると安心して任せられますよ。

賃貸住宅では傷ついた柱の補修は大家さんに相談

賃貸住宅の場合、退去する時は原状回復の義務があるため、猫の爪とぎによる傷の修理費用は請求されると考えて良いでしょう。

基本的に、壁紙の汚れや台所の油汚れなど普段の生活による汚れについては請求されません。クリーニングするのは大家さんです。

しかし、柱の傷を下手に自分で直して失敗した場合、結局業者に頼むことになり費用の負担が大きくなるかもしれません

そんな時は大家さんに相談するのがベストです。

大家さんによってはより安く補修してくれることもあります。もしくは、補修費用の見積もりと敷金を比べてみるのもひとつの手ですよ♪

猫が爪とぎを柱でしないための防止策を2つ紹介!

猫が柱で爪とぎをしないように防止するには、他に爪とぎの場所を作ってあげたり柱を保護したりことです。

ストレス発散、気分転換や自己アピールしたい時に猫は爪とぎをします。わざと目の前で爪とぎするのは甘えたい、遊びたいからなんだとか。ほんとうにかわいいやつですね。

なぜ犬はしないのに、猫は爪とぎをするの?

ガリガリと爪とぎすることで古い爪を剝がしているのです。

猫の爪は人間と違い、層になっていて脱皮をするように古い爪が剥がれて新しい爪になります。そのため、爪を短く切っても爪をとぐ行動は止まりません。

また、猫の肉球には臭腺があって、爪とぎすることで自分のにおいをつけてマーキングしているとも言われています。

大事な柱が爪とぎでボロボロにならないように、簡単にできる爪とぎ防止対策を確認してみましょう!

柱での爪とぎ防止には段ボールを使った簡単DIYで対策

柱で爪とぎをしないように、他の爪とぎ場所をしっかりと作ってあげましょう。

先ほどの理由を考えると爪とぎは猫にとって自然行動のひとつなので、爪とぎ場所を他に作ってストレスを発散させましょう。

段ボール製の爪とぎは安価で軽く交換も楽です。また麻ひもを巻き付けた板やポールタイプのタイプは立て掛けるので、柱での爪とぎ替わりにもなり猫もストレス発散!

ペットショップやネットではいろいろなタイプの爪とぎがあって見るだけでも楽しいですし、100均のペットコーナーではお手軽に段ボール製爪とぎを買えますよ!

段ボールや麻ひもは簡単に手に入るので愛猫のためにDIYする場合も多いです。

私は100円の段ボール製爪とぎを家に2~3個置いています。そのせいかあまり柱では爪とぎをしません。

猫が壁紙をボロボロにしないように保護シートを貼ろう

猫が柱で爪とぎをしてしまう前に、保護シートを貼ってしまうという手もあります。

特に新築や賃貸住宅の場合は、入居時に貼ってしまうのが一番です。

先日、友人が猫を連れて引っ越しした時は、猫が爪とぎをしそうな柱や壁など広範囲に保護シートを貼っていました。

高さも重要で、お座りをした時の顔の位置から伸びて前足が届くところまでカバーすると、猫はそこで爪とぎを諦めてしまい安心です。

保護シートは猫が爪を立てられないように表面がツルツルしているのです。その代わり、ストレス発散のため爪を研ぐ場所は別に用意してあげましょう。

保護シートはホームセンターやリフォームショップ、100均で購入できますよ。

もし猫の爪とぎで壁紙までボロボロになってしまった時は、「賃貸の壁紙が剥がれたら放っておくと危険!?対処法をご紹介♪」で壁紙の張り替えについてご確認ください。

猫の爪とぎから守るための保護シートですが、キャットブリーダーとシートに特化した専門工場が提携して作られた商品がこちらです。

シートの台紙にはマス目がついているためカットしやすく、柱や壁など貼りたい場所の広さに合わせて使いましょう。

解説動画や60日間の返品・返金も保証するなどサービスも充実しているので、安心して試せますね♪

爪とぎ防止しても柱が傷ついたら浅いうちに補修する!!

いろいろと防止対策していてもうっかり柱で爪とぎをされてしまったら、とにかく傷の浅いうちに補修するのがベストです。

傷が深くなると自分で補修するのもひと苦労ですし、業者に頼まざる得なくなると費用もかさみます。

猫はお気に入りの爪とぎ場所を決めたらずっとそこで研ぐようになるため、そうなる前にしっかり補修して爪とぎをしないように対策しましょう!

記事の前半でお伝えしたように、傷を補修するグッズは100均やホームセンターで手軽に購入できるため参考にしてくださいね♪

まとめ

  • 猫の爪とぎでついた浅い傷は補修クレヨンで手軽に補修できるが、柱の色に合わせてクレヨンの色を選ぶことが大切
  • 柱にできた傷が広範囲な場合は柱全体を覆うような木目の補修シートがおすすめで、賃貸なら剥がしやすいタイプを選ぶと良い
  • 補修クレヨンや木目の補修シートは100均にもあるので手軽に試すことができる
  • 傷だらけの柱を本格的に補修するにはウッドパテとハンドサンダーなどが必要。乾くまで時間がかかるので猫がいたずらしないように注意
  • 猫の爪とぎで傷だらけの柱をリフォーム会社に頼むと15,000円~40,000円ほどの費用がかかる
  • 一括見積のサイトで金額を比較すると安い業者を見つけやすいが、直接業者に頼むと1~2割安くなる
  • 賃貸住宅の場合は原状回復の義務があるため、敷金と比較して補修するか大家さんに相談するのがおすすめ
  • 猫の爪とぎを防止する方法として、爪とぎグッズや爪とぎの場所を他に用意してストレスを発散させる
  • 保護シートを貼って猫に爪とぎさせないようにしたり傷が浅いうちに補修したりして、柱で爪とぎをさせないようにする

猫の爪とぎで柱がボロボロにならないように、柱の保護や爪とぎができる場所を作るなど対策をしてあげましょう。

猫も飼い主を困らせようと思っての行動ではありません。猫の魅力はその野性味とも言われており、爪とぎもそんな行動のひとつです。

お互いが快適に過ごせるように、私たちが爪とぎしやすい環境を整えてあげましょう♪

こちらの商品は業界最高峰もコスパを実現しており、有名メーカーと比較すると半分以上もお得に購入できますよ!

高品質なのに低価格な保護シートの実力を試したい場合は、初めてにおすすめの45㎝×2.4mから試してみてくださいね♪

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