隣家からの雪には賠償金を請求できる!!トラブルの原因や対策を解説

家づくり

隣家からの落雪が原因で、窓が割れたりカーポートが潰れたりした場合、損害賠償を求めることができますよ!

隣家の対策不足であなたが被害を被った場合、修理費用を請求したいですよね。

十分な落雪対策だったのかや、どれくらいの雪が降っていたのかによっては、隣家に責任を問えない場合もあるので注意してくださいね。

落雪が原因で隣家とトラブルになる可能性もあるので、どのようなトラブルに発展する可能性があるのかも要チェックですよ。

隣家からの落雪被害を受けないためには、自宅に雪止めフェンスを設置したり、相手に雪止め金具を設置してもらうなどの手もありますよ。

落雪対策をしておけば雪が降っても安心なので、対策方法やその費用についても確認しておいてくださいね。

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隣家からの雪で賠償金を請求できる場合と注意点を解説

隣家から雪が落ちてきて家が壊れた…。

冬になると自宅に積もる雪で家が潰れるだけでなく、隣家からの落雪が原因で家が破損することもありますよね。

この場合、隣家に損害賠償を請求できる可能性がありますよ!

ただし、状況によっては隣家に支払いの義務が認められない場合もあるので、あなたが加入している火災保険を見直しておくことも大切です。

隣家からの落雪によって家が破損してたら、隣家や保険会社に相談して今後の方針を決めましょう。

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隣家からの落雪で損害を受けた時の責任の所在を解説

隣家からの落雪で何か壊れた場合は、隣家に損害賠償を請求できる可能性があります。

これは、事故を起こした建物の所有者に責任があると、民法で定められているからです。

さらに、隣家に雨水が流れないように屋根の構造や住宅造りをしなければいけないことも定められています。

万が一これらの落雪対策をしていた場合でも、不備があるのを知っていて放置していた時は、責任を問える可能性がありますよ。

証拠があると、損害賠償を請求する時に有利になる可能性があります。

隣家からの落雪被害を受けた場合は、被害を受けた場所の写真を残しておきましょうね。

一方で、隣家の屋根から雪が落ちてきても賠償の義務が発生しない場合もあるのです。

隣家が落雪に対して十分な対策を取っていた場合は、損害賠償を請求できない可能性があります。

例えば、雪止めを設置していたのに雪が落ちてしまったり、雪下ろしをしていたのに予想外の大雪で落雪してしまったりという場合です。

隣家の対策不足で被害に遭った場合はその責任を問えますが、予期せぬ大雪では例外となる可能性があるので気を付けましょう。

損害賠償を請求できない場合は火災保険で修理しよう

隣家に損害賠償を求められない場合は、あなたが加入している火災保険の補償で修理するという手もあります。

雪の影響で家が潰れた時、火災保険や車両保険で補償される範囲についてはその時の状況や加入している保険の内容によって異なります。

また、雪が降ったときは「雪で家が潰れる前に対策を!!保険で補償される範囲と注意点も解説」を参考にして対策をしてみてくださいね♪

火災保険は火事による被害だけでなく、雪などの自然災害も保障してくれますが、補償範囲は契約内容によって異なるので、確認しておきましょう。

被害から3年以上経過すると、申請できない場合があるので注意しましょう。

相手に損害賠償を請求できない場合に備えて保険の見直しをしておくと、突然のトラブルに見舞われても安心ですよ!

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隣家からの雪によるトラブルは物損と人身の2パターン

隣家からの雪が原因で起きるトラブルには、物損や人身などいろいろなケースが考えられます。

また、隣家が雪下ろしをしていた時、あなたの敷地内に雪を捨ててくるような場合も、トラブルに発展する可能性が高いです。

壊れたものを弁償すれば解決する問題もあれば、相手に怪我を負わせてしまった場合はその後の近所付き合いにも影響しますよね。

積雪の多い地域に住んでいる場合は、落雪によるトラブルを確認してみてくださいね!

雪で家が壊れたり家族が怪我をしたりする可能性がある

隣家の屋根から雪が落ちてきた場合に考えられるトラブルとしては、「物損」と「人身」の2つがあります。

それぞれどのようなものがトラブルの対象になるのか、最悪の事態も含めて想定しておきましょう。

【物損の場合】
雨どい、屋根、カーポート、窓、植木鉢、自転車、室外機

【人身の場合】
屋根から落ちてくる雪にぶつかって怪我をさせる
最悪の場合、死亡事故につながるかもしれない

隣家の雪は雨どいや窓にぶつかって壊れてしまうという被害のほかに、植木鉢なども気を付けたいポイントです。

もし、高価な盆栽などであればその価値を査定して損害賠償を求めることができますし、高価でなくても慰謝料を請求できる可能性があります。

実際、令和1年12月に落雪により隣家のフェンスを壊した事例では、損害賠償の支払い義務があるという判決になりました。

この場合、十分な雪対策を行っていなかった点も、責任を問われたポイントのようです。

物損は賠償金を支払うことで問題を解決できる場合が多いですが、家族へ危害が及んだ場合はその後の付き合い方にも影響しますよね。

隣家からの雪が落ちてきそうになっているのを確認した場合、対策してもらえるように相談すると良いかもしれませんよ。

隣家の屋根から雪が落ちてくると敷地内を占拠される

隣家の屋根から雪が落ちてきて、駐車場や玄関などに雪が積もっていることがあります。

そのまま放置して溶けてくれるなら良いのですが、寒い日が続くとなかなか溶けてくれないので、敷地を長時間選挙されてしまいます。

自宅から落ちた雪ではないのにあなたが雪かきをしなければいけないとなると、嫌な気持ちになりますよね。

何か壊れたり誰かが怪我をしたりする以外でも、トラブルの原因になることを覚えておきましょう。

また、屋根から自然に雪が落ちてくる以外にも、隣家の人が雪下ろしをする際に、あなたの敷地内に雪を捨ててくるというトラブルもあります。

隣家の人が、うちの敷地に雪を捨ててくる…。

揉めないためにも、低姿勢で交渉しに行くのが良いでしょう。

イライラして文句を言いに行きたくなるかもしれませんが、相手の性格によっては刺激しすぎない方が良いでしょう。

直談判に行ったり警察に介入してもらったりすると、留守の間になにかされるかもしれないと不安になる場合もありますよね。

その場合、あなた自身でもう一度雪をどかすか、「ここに雪を捨てないで」とお願いの立札を立てておくという手もありますよ。

落雪によるトラブルを防ぐためには相手との交渉が大切

隣家の屋根から雪が落ちそうになっている場合、雪下ろしをしてもらうように頼んでみましょう。

もしくは、トラブルを防ぐために落雪対策をしてもらうのも一つの手です。

隣家の屋根に雪止めがなければ、設置してもらえると安心ですよね。

ただし、対策は強制できないので、事故が発生した時のリスクや落雪対策の重要性を交えて話してみると、受け入れてもらえるかもしれませんね。

トラブルが起きる前だと提案しづらいかもしれませんが、雪が落ちてきそうな写真を見せながら話すと、危険なことが伝わるでしょう。

具体的な落雪対策については、次の項目で紹介するので確認してみてくださいね。

隣家の雪はフェンスで防げる!!3つの対策と費用を紹介

隣家からの落雪を防ぐためには、雪止めフェンスやネットなどを設置する方法が効果的です。

今回は、落雪対策について3つの方法を紹介していきますね!

落雪対策をしよう
  • 雪止めフェンス:費用70万円~110万円
  • 雪止めネット:費用30万円~80万円
  • 雪止め金具:費用15~20万円

雪止めフェンスを設置すれば、隣家からの落石被害を予防できるだけでなく、あなたの家から隣家に雪が落ちることも防げます。

隣家の屋根から雪が落ちそうになっていたら、雪止めネットや雪止め金具の設置など、落雪対策について提案してみても良いかもしれませんね♪

雪止めフェンスを設置して隣家からの落雪を予防しよう

隣家からの落雪被害だけでなく、あなたの自宅から雪が落ちて怪我をさせたり、何か壊したりするという可能性も考えられますよね。

トラブルを避けるためには、「雪止めフェンス」の設置がおすすめです。

隣家から雪が入ってこないようにできるだけでなく、あなたの自宅の屋根に積もった雪が隣家に落ちるのも防いでくれますよ♪

雪止めフェンスを設置する場合の費用は70万円~110万円程度ですが、複数の業者に見積もりを依頼することで予算を抑えられる可能性があります。

設置するフェンスの高さや材料費によって異なるので、業者に確認してみましょう。

どこの業者に頼んでも同じだと思うかもしれませんが、業者ごとの見積もりの差は大きいため、比較して損はないですよ。

無料見積もりで数十万円の差が出るなら、試す価値はありますよね。

しかし、設置費用が安ければ良いというものでもなく、安すぎる場合は悪質な業者の可能性があるので注意してください。

強度が十分でなかったり適切な工事が行われなかったりする危険性がありますよ。

タウンライフリフォームなら厳選な審査を通過した企業だけが登録されているので、悪徳業者に引っかかることもないためおすすめです。

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屋根に雪止めネットを設置すると落雪を防止できる!!

落雪対策として雪止めネットを設置する方法もあり、金属でできたネットを屋根の一部に固定して落雪を防ぎます。

落雪を防ぐことで雨どいなどが破損することを防ぎ、自宅を守る効果もありますよ。

ただし、きちんと工事されていないと雪止めネットが落下してしまう可能性もあるので、実績を積んだ業者であることを確認しましょうね。

雪解けネットを取り付ける費用は、雪止めネットの高さや長さにもよりますが、30万円~80万円程度です。

一般的には、40万円程度を目安として考えておきましょう。

ただし、大量に雪が降った場合は、雪止めネットを超えて落雪する場合もあるため、設置したから安心というわけではないことに注意しましょう。

雪止め金具を屋根に着けると雪が滑り落ちにくくなる

雪止め金具を屋根に設置すると屋根から雪が滑り落ちにくくなるため、落雪対策になりますよ。

L字型や扇形などいろいろな形をした金具があり、これらを複数取り付けることで屋根の雪が滑り落ちにくくなるのです。

雪止め金具の設置にかかる費用は、一般的に15~20万円程度とされています。

ただし、屋根から雪が落ちにくくなるだけなので、完全に落ちてこないようにすることはできません。

雪が屋根に残ったままだと雪の重みで家が潰れる可能性もあるため、雪下ろしをしなくても良いというわけではないので気を付けましょう。

雪止め金具はネットでも購入できますが、高所での作業になるのでプロの業者に任せた方が安全ですよ。

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まとめ

  • 隣家からの雪で雨どいやカーポート、窓などが壊れた場合は、隣家に損害賠償を請求できる可能性がある
  • 万が一、隣家からの雪が原因で被害を受けた場合、証拠となる写真を撮っておくと、あとから有利になる可能性がある
  • ただし、落雪対策を十分に取っていたにも関わらず予期せぬ大雪などが原因で被害を受けた場合は、隣家に責任を問えない場合もある
  • 隣家に損害賠償を求められない場合は、あなたが加入している火災保険の補償で修理するという方法もある
  • 落雪によるトラブルは、物損や人身などいろいろなケースが考えられるため、屋根から雪が落ちないように対策をとる必要がある
  • 隣家の屋根から雪が落ちてきたり、隣家の人があなたの敷地内に雪を捨ててきたりする場合は、相手の様子を見て慎重に交渉した方が良い
  • 隣家の雪が今にも落ちてきそうな場合、雪下ろしをしてもらうように提案したり、落雪対策をお願いするのも一つの手である
  • 雪止めフェンスを設置すると、隣家からの落雪被害を防止できて、あなたの家から隣家に雪が落ちることも防げる
  • 雪止めフェンス以外にも、雪止めネットや雪止め金具について知っておくと、隣家に落雪対策を交渉する場合に役立つ

近年、予想外の大雪に見舞われることも多く、どれだけ対策をしていても雪の被害に遭う可能性はあります。

今回はあなたが被害を受ける側だったのかもしれませんが、対策が不十分だと危害を加える側になることもありますよね。

この機会に、落雪対策や火災保険の見直しをしておくと、トラブルが発生した時も安心できますよ♪

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