外側の焦げは、重曹をペースト状にしたり鍋を沸騰させたりする簡単な落とし方があるので、強く擦らずにきれいなまま使い続けられますよ!
毎日の料理で鍋は欠かせませんが調理中に汁や油汚れなどが焦げ、洗っても落ちない状態になってしまいますよね。
私もうっかり鍋をあふれさせてしまい、強くこすらなければ落ちないほどの焦げを付けてしまい大変でした。
しかし弱アルカリ性の重曹があれば、食器用洗剤では落ちなくなった外側の焦げも、きれいに落としてくれるので気持ちよく鍋を使えますよ♪
毎日料理に使う鍋がきれいだと、料理もはかどるわ!
中には重曹を使えない素材の鍋や、なかなか落ちない頑固な焦げもあるため状況に応じて正しく使いましょう。
この記事では重曹を使った鍋の外側の焦げを落とす方法と、焦げてしまう原因と予防法を紹介します。
IHコンロは、汚れているとその汚れが鍋に移って焦げの原因となっていしまうので、きれいにしておきたいですよね。
もちろん逆の場合もあるので、なかなか落ちない油汚れや焦げができたときには、IHコンロ用の焦げ落としで簡単に掃除でき、気持ちにもゆとりがもてますよ!
鍋の外側の焦げは重曹ペーストと沸騰重曹水が効果的!
鍋の外側に付いた焦げを落としたいときには、重曹を混ぜたお湯や重曹ペーストを使うときれいに掃除できますよ!
焦げが付いても、鍋を使うときには困らないことが大半なので、ついつい放置してしまいがちですよね。
外側が多少焦げているくらいだと、洗うことが面倒で後回しにしているわ。
鍋の焦げを放置するとさらに落ちにくくなるので、早めに掃除することが大切ですよ!
少しの焦げに気が付いたときは重曹ペーストを使って落とし、広範囲にできたときは重曹を混ぜたお湯に浸すなど使い分けて洗いましょう♪
ピンポイントで汚れが落とせる重曹ペーストの作り方
さまざまな掃除の役に立つ万能な重曹ペーストは、簡単に作れて小さな範囲の焦げにも使いやすく便利です♪
重曹は、お風呂やシンクの水垢や皮脂汚れなどのたんぱく質汚れだけでなく、油汚れなどの酸性の汚れにも活躍してくれます。
ペーストを作ればそのまま粉の状態で使うよりも、落としたいところにピンポイントに密着してくれて落ちやすくなるのでおすすめです。
重曹2:水(お湯)1 を容器に入れて混ぜる
重曹ペーストは上記の分量で作ると、滑り落ちずに焦げに密着して浸透し、落としやすくしてくれますよ♪
次に重曹ペーストを使った鍋の外側についた焦げの落とし方の手順を紹介します。
重曹は汚れや焦げを浮かせるだけでなく、研磨作用があるので1時間放置したあとはメラミンスポンジで擦ると良く落ちてきれいになります。
簡単に作れて、塗って1時間放置して擦るだけなら簡単にできそうね!
重曹は白い跡が残りやすいので、しっかりと洗い流すようにしましょう。
広範囲になると、その分重曹ペーストの量が必要になりますので、その場合は以下で紹介する沸騰重曹水につけるといいですよ♪
沸騰重曹水はアルカリ性が強化されて焦げが落ちやすい
重曹を混ぜた水を沸騰させて作る沸騰重曹水を作れば、含まれるアルカリ性が高まるため、より焦げが落としやすくなります!
重曹ペーストの作り方はとても簡単ですが、範囲が広がるとたくさん作って塗って擦る作業もその分増えて大変ですよね。
広範囲にできた焦げは、大きな鍋やビニール袋を使って沸騰させた重曹水でつけ置きすると、洗浄力の高まるうえに効率よく掃除できますよ♪
重曹水は沸騰させるといいのね。知らなかったわ。
重曹を混ぜた水を沸騰させると、二酸化炭素が強いアルカリ性の炭酸ナトリウムに変化して、酸性である鍋の外側の焦げが落ちやすくなります。
でも、焦げた鍋が入るほど大きな鍋がないわ。
焦げが浸かるほどの大きな鍋やフライパンがなくてもポリ袋で代用できますよ♪
大きめの鍋やポリ袋を使って、焦げを落とすには沸騰重曹水にしっかりと浸す必要があるので、たっぷりのお湯と重曹を使いましょう。
- step1大きめの鍋に焦げを落としたい鍋の必要な部分が浸かるくらいの水を入れる
鍋に焦げた鍋を入れる場合は最初に入れておく
- step2水1Lに対し重曹を大さじ5杯入れる
沸騰させてからだと発泡してあふれるので必ず最初に入れる
- step3中火にかけ、沸騰したら10分ほど煮沸させる
- step4火を止め、数時間冷ます
ポリ袋に入れる場合は少し冷ましてから入れて、袋を縛り数時間置く
- step5数時間経って冷めたらスポンジで焦げを落としたい部分を擦る
- step6鍋に付いた重曹をしっかり洗い流す
お湯が沸騰してから投入すると、重曹が一気に発砲して鍋からお湯があふれる可能性があるので、最初に水に溶かして火にかけてください。
焦げた鍋が入るビニール袋に沸騰重曹水を入れて口を縛れば、しっかりと浸せるので、大きな鍋がなくても簡単にできる落とし方です♪
数時間浸せばスポンジで擦るときも、力を入れなくても簡単に落ちるので、鍋を傷つけることなく長持ちさせられますよ。
重曹は焦げ落としに効果的ですが、素材によっては化学反応を起こして変色してしまったり、腐食したりして使えなくなってしまいます。
使えない素材には、重曹を使わない焦げの落とし方が必要なので、次章で紹介していきます!
鍋の外側は焦げの落とし方に注意!重曹以外の方法
鍋によって重曹を使えないものもあり、その場合は重曹を使わずに酢や水など素材にあった方法で焦げを落とすと鍋が傷みませんよ!
前章でご紹介した焦げの落とし方は、以下のような素材でできている鍋であれば重曹を使えるので確認してみましょう。
これらの素材であれば焦げを重曹で落とせますが、以下の素材でできた鍋は、アルカリによって黒ずみや腐食の原因となる可能性があるので使えません。
これらの素材の場合、鍋を長持ちさせるためにそれぞれ重曹を使わず、酢や水で焦げを落とすようにしましょう。
この章では、重曹が使えないものを含め、それぞれの素材にあった鍋の外側にできた焦げの落とし方を紹介します!
アルミ製と銅製は重曹が使えない!酢の使い方を紹介
重曹が使えないアルミ製や銅製の鍋にできた焦げを簡単に落とすには、酢と中性洗剤を混ぜたものが一番効果的ですよ♪
アルミ製の鍋は、熱が通りやすく軽い素材で、使いやすさから重宝されている調理器具ですが、お定例には注意が必要です。
アルミは重曹に含まれるアルカリ性や酸性の洗剤に弱く、それらで洗うと黒ずんでしまい使いずらくなっていしまいます。
たしかに黒ずんだ鍋は使いたくないかも。
またおしゃれな銅製の鍋は、プロも愛用している熱伝導率が高く人気がありますが、繊細な素材なのでこまめな手入れが必要です。
アルミや銅の鍋を洗うときには、酢を重曹と同じように過熱して使うと、黒ずみを作らずに焦げを落とせますよ♪
- step1大きめの鍋に焦げを落としたい鍋の必要な部分が浸かるくらいの水を入れる
その鍋に焦げた鍋を入れる場合は最初に入れておく
- step2水1Lに対し酢を大さじ5杯入れる
落ちにくそうな焦げにはこのタイミングで中性洗剤を入れる
- step3中火にかけ、沸騰したら分ほど20分煮沸させる
- step4火を止め、数時間冷ます
ポリ袋に入れる場合は少し冷ましてから入れて、袋を縛り数時間置く
- step5数時間経って冷めたらスポンジで焦げを落としたい部分を擦る
- step6鍋をしっかり洗い流す
酢を使って鍋の焦げを落とす方法は、基本的に重曹のときと変わりませんが、より落ちやすくするためには中性洗剤を一緒に混ぜるといいですよ。
酢に含まれる酢酸と界面活性剤が汚れをしっかり流してくれるので、焦げもよく落ちますよ!
手間はかかりますが、使いなじみのある鍋を長持ちさせるためには酢を使って、アルミや銅の鍋にできた焦げを落としてみてください。
テフロンは重曹の使い方を工夫!おすすめの落とし方♪
焦げ付きにくい加工がされているテフロン素材の鍋は、強く擦るとコーティングが剥がれるので重曹はペーストではなく沸騰重曹水を使いましょう!
テフロンとは金属の上に、フッ素樹脂にさまざまに鉱物やダイヤモンドを混ぜたコーティングを施して、水や汚れをはじきます。
油をひかずに焼けるなどメリットも多い鍋ですよね。
しかし、コーティングが剥がれしまうと焦げやすくなるため、剥がれないようにしなくてはなりません。
外側が焦げたときは、コーティングが剥がれないように重曹ペーストではなく、沸騰重曹水でふやかして落とすことをおすすめします。
沸騰重曹水にしばらくつけて焦げを擦るときにも、やわらかいスポンジやゴムへらなどを使い、強く擦らないことがポイントですよ♪
この方法で鍋の外側に出来た焦げを落とせば、内側のテフロン加工も剥がれにくくなるので、長く使えます。
ステンレスやホーローなどの鍋は重曹で焦げを落とせる
ステンレスやホーローなど上記に紹介した以外の素材でできた鍋は耐久性も強く、重曹が外側の焦げ落としに役に立ちます。
耐久性に優れているこれらの鍋は擦っても傷がつきにくく、アルカリ性で化学反応を起こさずに、安心して重曹を使えます。
外側が焦げてしまい、なかなか落ちないからとあきらめていた鍋も、重曹を上手にペーストと沸騰重曹水に分けて使えば落ちます。
重曹はさまざまな料理に使えるので、常備しておくといいですよ♪
あなたが使っている鍋が、どのような素材かしっかり確認して、重曹が使える場合と使えない場合で落とし方を変えて長く使えるようにしましょう。
鍋の外側が焦げる原因は汚れの拭き残し!予防法を確認
調理をしているとどうしても、汁が垂れたり油が飛んだりした汚れをそのままにしておくと、外側の焦げの原因になりますよ!
直接火にあたる底の部分はもちろん、鍋の側面にも調理をしていると汁や油など汚れがたくさんつきますよね。
気が付いた汚れは拭き取ったり洗ったりしているわ。
汚れを拭いたり洗ったりしたときに、拭き残しや洗い残しがあると、汚れが火や鍋に残った余熱によって焦げ付いてしまう原因となります。
外側が焦げ付いてしまっても重曹や酢で落とせますが、できれば焦がさずにきれいに使い続けたいですよね。
この項では、鍋の外側が焦げる原因と気を付けておきたい予防方法を紹介します!
汚れがついた鍋の放置は厳禁!拭き残しがないよう注意
調理中の汁飛びや油跳ねだけでなく、コンロ汚れが鍋に移りそのまま気が付かずに調理をしていると焦げ付いてしまいますよ。
2000年代にIHコンロが普及し、コンロ周りの掃除も簡単になりましたが、ヒーターの部分が平らなので鍋の底の接地面はガスコンロよりも広くなりました。
鍋の底が触れる場所が汚れているとその汚れが鍋に移って、火にかけることで焦げ付いてしまうのです。
ガスコンロやIHコンロは黒いものが多く汚れが見えにくいので、拭き残しがないように気を付けて掃除をしましょう。
また水滴も拭き残しがあると、鍋に熱が通る前に水分を蒸発させようと熱が水滴に集中してしまい、その部分が焦げてしまいます。
洗ってすぐに使う場合も、キッチンペーパーなどでしっかりと水滴を拭いてから使うようにすれば、焦げを防げるだけでなく、調理の効率も上がります。
調理の火力は弱火から中火で!温度が高いと焦げやすい
火力が高い状態で調理をすると、鍋は焦げやすくなったり汁や油が飛びやすくなったりするので、弱火~中火で調理をするようにするといいですよ!
調理の工程によっては強火が必要な場合もありますが、調理を早くしたいからと強火にするなどは避け、できるだけ火力を抑えて調理しましょう。
忙しいときには、つい強火で一気に鍋を熱したこともあったわ。
また銅など熱伝導が高い素材は、鍋の温度が上がるのも早いため、気を付けておかなければ焦げやすくなってしまいます。
IHコンロはガスコンロに比べて、温度が高くなるので注意が必要です。
必要なときは目を離さないようにして強火を使い、主に弱火~中火で調理を心がけるようにすれば鍋の外側の焦げを防げますね♪
出しっぱなしは焦げのもと!収納すれば気分もスッキリ
調理が終わった鍋は、早めに洗い片づけると外側が汚れることを防ぐだけでなく、キッチンがスッキリして効率アップにもつながりますよ♪
あなたは調理が終わってから、いつまでもコンロに鍋を置きっぱなしにしていませんか?
汚れがひどいものは、落ち着いてから洗おうとコンロに置いたままにしてしまうわ。
鍋をいつまでもコンロの上に置いておくと、他の調理の汁や油が飛んで汚れてしまうのですぐに洗って片づけることが外側を焦がさないポイントです。
キッチンをきれいに保つことで、鍋に汚れが付かず焦げを防げるので快適に調理ができますね。
こちらのIHコンロ専用クリーナーは特殊なジェルがしっかり密着して、年代物のしつこい油汚れも擦らずきれいに落とせる優れものです!
研磨剤やスクラブ剤を使っておらずIHコンロを傷つけないので、汚れが付きにくくなる効果もあり、鍋の外側の汚れも防げますよ♪
まとめ
- 鍋の外側の焦げ落としに使うアルカリ性の重曹は、水に混ぜて沸騰させた沸騰重曹水や重曹ペーストを作って洗うときれいになる
- 掃除によく使われる万能な重曹ペーストは、簡単に作れて小さな範囲の鍋の焦げにも使いやすくて便利
- 重曹を水に混ぜ沸騰させてアルカリ性を高めた沸騰重曹水に浸しておくと、焦げが落ちやすくなる
- アルミ製や銅製の鍋は重曹が使えないため、酢と中性洗剤を沸騰させて浸すと焦げを落としやすくなる
- テフロンの鍋の場合は、重曹ペーストで擦らず沸騰重曹水で洗えば、コーティングが剥がれにくくなる
- ステンレスやホーローなどの素材は耐久性が強く、重曹を使ったりスポンジで優しく擦ったりして鍋の外側の焦げも落とせる
- 調理中の汁や油が飛び散った汚れが、火や余熱で焦げてしまうため、洗い残しや拭き残しのないようにする
- 火力が強い状態で調理をすると、焦げやすかったり汁や油が飛びやすくなったりするため、弱火~強火に抑えるようにする
- いつまでも鍋を片付けないでいると、他の調理の汁や油が飛んで汚れてしまうので、すぐに洗って収納すると焦げを防げる
鍋の外側にできてしまった焦げには、重曹や酢を使い落とせますが、汁や油などの汚れを残さないように洗うと予防できます。
毎日使う鍋だからこそ焦げを落としてきれいにしておくと、気持ちよく使えて家事のモチベーションも上がりますよ。
落ちないからとあきらめた焦げやしつこい油汚れも、この専用クリーナーがあれば簡単に落とせるので汚れても安心です!
汁垂れや油飛びを気にせずに済み、鍋もきれいに保てるので、快適なキッチンで料理も楽しくなりますね♪
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