サンルームにカーテンが必要かと迷ったら遮光と断熱を意識しよう!

家づくり

洗濯物を干したり、ペットや子どもの遊び場にしたりと便利なサンルームですが、夏は暑過ぎると悩んでいませんか?

サンルームにカーテンが必要かどうかと悩んだら、どのように使用するのかに応じて決めるのがおすすめです。

たもちゃんズ
たもちゃんズ

洗濯物を干すにはレースカーテンが必要かもにゃ!

防犯の観点やいつでも洗濯物が干せる利便性から、ベランダがない代わりにサンルーム付きの賃貸も増えているようです。

私の住むぺット可のアパートにもサンルームがついており、夜に洗濯物を干すことができますし、飼い猫が窓から外を見ている姿はとてもかわいいですよ。

たもちゃんズ
たもちゃんズ

外は鳥が飛んでいたり、人が歩いていたり、楽しいにゃ!

この記事ではサンルームにカーテンが必要か迷ったあなたに、おすすめのサンルーム使用方法とカーテンを紹介していきます!

サンルームにカーテンは必要かどうかは用途で決まる

サンルームは洗濯物を干したり、植物を飾ったり、ペットや子どもの遊び場としても使えて、その用途は無限大です。

サンルームにカーテンが必要か迷ったら、部屋の中が見えてもいいのか、見えないようにしたいのかによるので、用途に応じて決めると後悔がないですよ。

サンルームは、大きく分けて床納まりと土間納まりの2つの種類がありますので、あなたの家にあった活用方法を決めましょう。

床納まりタイプのサンルームの特徴
  • 部屋からつながっている
  • 靴やサンダルを履かずに行き来できる
  • 子どもやペットの遊び場になる
  • 日向ぼっこしながら読書もおすすめ
土間納まりタイプのサンルームの特徴
  • 土間部分に屋根と側面パネルで囲った屋根付きの庭のよう
  • 靴やサンダルを履く必要がある
  • テーブルセットを置いてくつろぐこともできる
  • ガーデニング用品やアウトドア用品、タイヤの収納としても使える

例えば自転車置き場にしたり、布団を干したりするのみなら、中が見えてしまっても問題ないので、部屋にのみカーテンを付けるのでもOKですよね。

まずは、サンルームを何に使いたいかをよく考えてから、カーテンが必要か検討するといいですよ!

洗濯物を干すならレースカーテンで目隠ししよう

私の住んでいるアパートは、日当たりも良く、サンルームに洗濯物を干せるよう室内物干しの棒がついているので、洗濯物はそこに干しています♪

サンルームに洗濯物を干すなら、日光が当たるようにしつつ、レースカーテンを付けて目隠しをすると安心です。

私も最初はサンルームにカーテンが必要かどうかと迷っていたので、ひとまず部屋にのみカーテンを付けていました。

その自分の下着はお風呂場に干していたのですが、いちいち毎回分けるのは手間だなと思い始めました。

下着はさすがに外から見えてほしくないですよね…。

そこでやっとサンルームに遮光カーテンと遮光レースカーテンを付けることにしました。

洗濯物だけではなく、部屋のカーテンを開けっぱなしにしていたら中が丸見えという事態も防げるようになったので付けて良かったです。

冷え過ぎないサンルームを温室として植物を育てよう

日当たりが良い場所に設置されているサンルームは、外のように冷え過ぎないので、植物を育てるための温室として使うのも良いですよ!

中でも多肉植物は、水やりの回数が少なくても大丈夫なので、初心者の方でも比較的育てやすいです♪

多肉植物は品種によって春秋型、夏型、冬型の3つに分けられ、それぞれの生育時期に合った環境があります。

お住まいの地域の気候や室温など、育てる環境に合わせて選ぶと育てやすいですよ!

サンルームを温室として使うときの注意
  • 温度の影響を受けやすい真夏や真冬は窓を開けて風通しを良くする
  • 植物をリビングに移動してあげる

植物を置いておくだけで、なんだかちょっと健康的な気分になれるので良いですよね!

サンルームの用途はさまざま!勉強部屋にしてもOK

サンルームは、小部屋のようなものでもあるので、天気が良く、室温もちょうど良い日は勉強部屋として使うという手もありますよ♪

我が家のサンルームは、広さが2.5畳あり、ランドリールーム兼猫の遊び場になっています。

そこに低いカラーボックスの上に板を置いただけのちょっとした作業机を作ってあるので、たまに夫が資格取得の勉強をしています。

ちょっと狭い空間が落ち着くし、つい勉強もはかどる気がするなぁ。

作業机の反対側には、パーソナルチェアも置いていて、ちょっと日向ぼっこしたり、読書したりするのにも快適です。

極端に暑い日や、雨の日の洗濯物が乾く前は湿気が溜まってしまい、おすすめできません。

しかし、春や秋など気温がちょうど良い季節のよく晴れた日には、暖かくて気持ちが良いですよ。

たもちゃんズ
たもちゃんズ

一緒に日向ぼっこしようにゃ~♪

サンルームの用途はさまざまです。広めのサンルームをお持ちなら、ぜひ勉強部屋やくつろぎの空間にしてみてはいかがでしょうか♪

サンルームのカーテンにおすすめは遮光タイプがベスト

なにかと便利なサンルームですが、残念ながら夏場の暑い時期は、室内がまるでサウナのように暑くなってしまいます。

サンルームを快適な室温に保つためには、断熱性の高い遮光カーテンを付けて対策をするのがおすすめです♪

遮光カーテンとは、その名の通り普通のカーテンよりも光を通しにくく、熱も軽減してくれる効果があります!

普通のカーテンでもある程度の遮光性はありますが、遮光カーテンは生地に黒い糸が織り込まれており、より遮光性が高いのが特徴です。

夏の暑い日は遮光カーテンをしめて、乗り切りましょう!

遮光カーテンにすれば断熱効果で快適に過ごせる

遮光カーテンのメリットはさまざまあり、遮光性だけではなく断熱性もあるので、暑い夏や寒い冬の電気代を節約できます!

最近の電気代はとにかく高いので、少しでも節約できたらありがたいですよね♪

遮光カーテンのメリット
  • 遮熱、断熱性があり、光だけでなく熱もさえぎることができる
  • 夏や冬などの冷房や暖房などの効きが良くなる
  • 電気代の節約ができて、エコである

私も必要かどうかと迷っていたカーテンが、実はエコにもつながるとは知らなかったので、今ではもっと早く付ければよかったと思っています。

遮光2級の遮光カーテンなら暗過ぎなくてちょうど良い

カーテンの中でもっとも人気の遮光カーテンですが、選ぶカーテンによっては部屋が暗くなり過ぎてしまうというデメリットもあります。

サンルームに遮光カーテンを付ける場合は、明るさレベルに注意し、遮光レベル2級くらいを選ぶなど、暗くなり過ぎないようにしましょう。

下記に遮光カーテンの明るさレベルをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね♪

種類遮光率特徴
3級遮光遮光率99.40%以上寝ていて朝が来たのがわかる遮光性
2級遮光遮光率99.80%以上朝日がさしても光をさえぎり、快眠できるくらいの遮光性
1級遮光遮光率99.99%以上夜でも外に明かりが漏れないくらいの遮光性
完全遮光遮光率100%完全に光をさえぎる遮光性

各遮光レベルを数字にすると、1%も違いがないということに驚かれたのではないのでしょうか。

数字だけで見ると、大差なく思えますが、実際に目で見るとかなり差があります。

私の家では、3級だと少し明る過ぎてしまう、1級だと暗過ぎてしまう、と感じたので遮光2級を付けていて、とてもちょうど良い明るさです。

昼間は猫がお留守番しているので暗くないようにレースカーテンのみにしており、夕方帰宅したら部屋の中が見えないように外側のカーテンを閉めています。

夏の暑い日や冬の寒い日は部屋側のカーテンも閉めることで、エアコンの効きも違います!

カーテンレールをDIYするなら突っ張り棒が楽ちん♪

ここまでは、サンルームにおすすめの遮光カーテンを紹介してきましたが、肝心のカーテンレールがない場合もありますよね。

カーテンレールをDIYするなら、100均やホームセンターでも販売されており、気軽に手に入る突っ張り棒が楽ちんでおすすめです!

注意したい点としては、掃き出し窓の場合はカーテンの重みで突っ張り棒にたわみが生じてしまうので、やめておいた方がいいかもしれません。

腰高窓くらいの大きさならよっぽど重いカーテンでなければ耐えられます。

突っ張り棒でカーテンレールをDIYするときに用意するもの
  • メジャー…横幅やカーテンの必要な長さを測る
  • 突っ張り棒…必要な長さがあり、カーテンの重みに耐えられる物を選ぶ
  • リングランナー…フック付きカーテンを取り付けることができるアイテム

それでは、お好みのカーテンを用意したうえで、さっそくカーテンを付けていきましょう。

突っ張り棒でカーテンレールをDIYする方法
  • STEP1
    カーテンにフックを付ける

    カーテンにカーテンフックを付ける

  • STEP2
    リングランナーにカーテンを付ける

    カーテンフックを付けたカーテンを更にリングランナーに通す

  • STEP3
    リングランナーを突っ張り棒に通す

    カーテンのついたリングランナーを突っ張り棒に通していく

  • STEP4
    ポールを伸ばす

    突っ張り棒のポールを付けたい長さより1cmくらい長めに伸ばす

  • STEP5
    ポールを壁に取り付ける

    突っ張り棒を壁に押し付け、ポールを少しずつ縮めながら水平に取り付ける

  • STEP6
    突っ張り棒が落ちないか確認

    カーテンを開け閉めしても突っ張り棒が落ちないか確認する

突っ張り棒の他にも、ホームセンターや通販サイトでは便利な突っ張り式のカーテンレールも販売されていますので、そちらを使ってみるのも良いですよ!

突っ張り棒でカーテンレールをDIYするときの注意

カーテンを付けるときは高所での作業になりやすいので、足元に十分注意して作業するようにしましょう。

サンルームのカーテンはカビが生えないよう対策が必要

サンルームは、外気の影響を受けやすく、夏場は高温になり、冬場は冷え込みます。

サンルーム内部と外気の温度差で湿気が溜まりやすくなるため、サンルーム内が高温多湿になり、カビが生えやすくなります。

カビが生えるのはとてもやっかいね…。

せっかく便利なサンルームとカーテンがカビだらけになってしまう前にしっかりと湿気対策を行うことが大切です。

サンルームにカビが生えるのは湿気と結露が原因

サンルームは、外気との温度差が発生しやすいので、結露し、窓とカーテンは特にカビが生えやすいです。

まずは、カビが生えてしまう原因を知っておきましょう!

サンルームにカビが生える原因
  • サンルーム内の湿度が高い
  • 結露している
  • 掃除が行き届いていない
  • 換気が不十分である
  • 物を置き過ぎている

私の家では、サンルームに洗濯物を干しているので、その湿気から壁の上部にうっすらと黒いカビが生えてしまったことがあります。

すぐに気づいたので落とせましたが、気づかない部分に生えたらカビがしみついてしまっていたかも知れないと思うとゾッとします。

今では、洗濯物が乾くまではサーキュレーターを使用して、なるべく空気を循環させるようにと心がけていますよ!

たーちゃん♂
たーちゃん♂

室内にカビが生えにくくなるだけでなく、洗濯物の乾きも早いにゃ♪

カビ対策にはこまめな空気の入れ替えや掃除が大事

カビが生えてしまう原因は、湿気と結露ということがわかりましたね。

カビを生やさないためには、サンルームの窓を開けて換気をしたり、サーキュレーターで内部の空気を循環させたりするなどの対策をしましょう!

サンルームにカビを生やさないための対策
  • こまめに換気を行うことで、空気の入れ替えをする
  • 定期的に壁や窓の掃除、カーテンの洗濯を行う
  • 物を多く置き過ぎないようにする

私の家のサンルームは、2.5畳とわりと広めなので、洗濯部屋に!猫の遊び部屋に!勉強部屋に!とついつい物が増えてしまいがちです。

しかし、物を置き過ぎてしまうと、空気が循環しにくくなってしまうので、気を付けないといけないなと思っています…。

もーちゃん♀
もーちゃん♀

本当はキャットタワーも置きたいところだにゃ!

カビが生えたら早めに除去!上手な落とし方を紹介♪

万が一、サンルームやカーテンにカビが生えてしまったらどうすれば良いのでしょうか?

サンルームやカーテンにカビが生えていると気づいたら、後回しにせずに、なるべく早めに落とすようにしましょう。

カーテンの洗い方については、「カーテンを洗濯したことがないと汚れがやばい!頑固なカビの落とし方」の記事が参考になりますよ♪

ここでは、サンルーム内部のカビを除去する方法をご紹介していきます。

サンルームのカビを除去したいときに用意するもの
  • マスク、ゴム手袋、保護メガネ
  • カビ取り剤(塩素系)
  • キッチンペーパー
  • 歯ブラシ
  • ぞうきん

必要な用具が揃ったら、さっそくカビを除去していきましょう!

サンルームのカビを除去する方法
  • STEP1
    身支度する

    マスク、ゴム手袋、保護メガネ、汚れても良い長袖長ズボンを着用

  • STEP2
    汚れを落とす

    先にカビが生えている部分以外の汚れを落とす

  • STEP3
    カビ取り剤を浸透させる

    カビの部分にカビ取り剤を吹きかけ、上からキッチンペーパーを当てる
    15分くらい放置する

  • STEP4
    歯ブラシでこすり落とす

    15分置いたら、まだ落ちていないカビをこすり落とす

  • STEP5
    水拭きする

    カビが取れたら、ぞうきんでカビ取り剤を落とす

  • STEP6
    乾拭きする

    最後に乾いたぞうきんで拭く

面倒な掃除つい後回しにしがちですが、カビを放置してしまうと落ちなくなってしまう可能性があります。

日頃からカビが生えていないかチェックし、見つけた場合は早めに除去してしまいましょう!

まとめ

  • カーテンが必要か迷ったら、部屋の中が見えてもいいのか見えないようにしたいのかによるため、用途に応じて決めると良い
  • サンルームに洗濯物を干すときは日光が当たるようにしつつ、レースカーテンを付けて目隠しをしたほうが安心
  • 日当たりが良い場所に設置されているサンルームは、外のように冷え過ぎないため、植物を育てる温室としても使える
  • 小部屋のようなものでもあるサンルームは、天気が良く、室温もちょうど良い日は勉強部屋として使うという手もある
  • サンルームを快適な室温に保つためには、断熱性の高い遮光カーテンを付けて対策をするのがおすすめ
  • 遮光カーテンのメリットはさまざまあり、遮光性だけではなく断熱性もあるため、暑い夏や寒い冬の電気代を節約できる
  • カーテンレールをDIYするなら、100均やホームセンターでも販売されており、気軽に手に入る突っ張り棒が便利
  • サンルームは、内部と外気の温度差で湿気が溜まりやすくなるため、サンルーム内が高温多湿になり、カビが生えやすい
  • カビを生やさないためには、サンルームの窓を開けて換気をしたり、サーキュレーターで内部の空気を循環させたりするなどの対策が必要
  • サンルームやカーテンにカビが生えていると気づいたら、後回しにせずに、なるべく早めに落とすことが大事

今回はサンルームにカーテンが必要か迷っているあなたに、サンルームのおすすめの使用方法とカーテンを紹介しました!

夏は暑く冬は寒い…とならないためにも、カーテンが必要か迷ったら、断熱性の高い遮光カーテンを付けて、素敵なサンルームライフをお過ごしくださいね♪

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