二世帯住宅の間取りは部分共有や完全分離だとプライバシーが守れる♪

家づくり

二世帯住宅にすることになったけど、間取りはどうしよう…。

両親が一人で暮らしていたり高齢になったりすると、離れて暮らすのが心配ですよね

親の老後に気を遣いながら、経済面や育児などの子育て面でのサポートを期待して、二世帯住宅を選ぶ場合もあるようです。

二世帯住宅の間取りに悩んでいるなら、プライバシーを守りながらコミュニケーションも取りやすい「部分共有」がおすすめです。

部分共有は、キッチンやリビングなどあなたの生活スタイルに合わせて共有スペースをアレンジすれば、同居でもストレスを減らせますよ!

しかし、家族との関係性や費用によっておすすめの間取りは異なるので、「完全同居」や「完全分離」も確認してみましょう。

二世帯住宅の間取りには部分共有を含めて3つのタイプがあるので、それぞれの注意点やおすすめする理由について詳しく紹介していきますね♪

二世帯住宅の間取りを部分共有にすると距離感を保てる

二世帯住宅の部分共有タイプは、玄関やお風呂など一部の生活スペースを共有するスタイルです。

1階と2階で生活スペースを分ける間取りが一般的で、適度な距離間を保ちながら生活できるでしょう。

一人の時間や夫婦水入らずの時間が欲しいなと思った時、プライベートな空間があるのは嬉しいですよね!

コミュニケーションを取りやすいというメリットを残しつつ、お互いの生活を邪魔しない部分共有タイプについて紹介していきます♪

\ 部分共有で快適な暮らしを /

部分共有タイプは生活スペースの使い方を決めておこう

キッチンや玄関共有など、どこの生活スペースを共有するかで注意する点は異なります。

二世帯住宅の間取りを部分共有タイプにする時は、どのようなことに注意する必要があるのか詳しく見ていきましょう!

部分共有タイプのデメリット
  • 共有スペースを使う時間は分ける必要がある
  • 玄関を出入りする音が気になる可能性がある
  • 友人を自宅に連れてくるのに気を遣う

まずは、キッチンやお風呂を使う時間など、お互いの生活リズムに合わせて使う時間を工夫する必要がありますよね。

家族が多いと、最後にお風呂を使う人は時間が遅くなってしまいますよね。

4人家族で同じお風呂を使うとしたら、食事が終わって20時頃に入浴し始めると、22時を超える可能性があります。

最初に入る人は食事前にお風呂に入るようにしたり、お風呂に入る時間を早めたりして工夫すると良いですよ。

玄関共有だと出入りや友人を連れてくる時、家族に気を遣う…。

寝る時間や仕事から帰宅する時間が違って睡眠の妨げになるなら、寝室の位置を玄関から遠ざけるなど間取りを考える時に工夫しましょう。

さらに、自宅に友達を連れてくる機会が多いと、家族に気を遣わなければならないことも考えられます。

家族と友達が顔を合わせなくて済むように、玄関の近くにゲストルームを設けると良いかもしれませんね!

玄関など部分的に共有するとプライバシーが守られる

部分共有タイプのメリットは、生活リズムに合わせて共有スペースを組み合わせることができる点です。

全てのスペースを共有するわけではないので自分の時間を確保しやすく、コミュニケーションも取りやすいのは魅力的ですよね♪

その他にも、二世帯住宅にする時の参考にしてほしい、部分共有タイプのメリットを3つ紹介していきます。

部分共有タイプのメリット
  • 共有スペースが多いほど建設費用を抑えられる
  • 好みの生活リズムに合わせて共有スペースを調整できる
  • 玄関共有なら広々とした玄関にすることができる

お風呂やリビングなどの共有する生活スペースが多いほど、建設費用を抑えることができてお得になりますよ。

どのスペースを共有しようかな…。

生活リズムを思い浮かべて、どこを共有スペースにするか考えてみましょう。

好きなテレビを見たい時や、家族のことを気にせずゆっくりお風呂に入りたい場合は、リビングやお風呂を別々にしておくと楽ですよ。

また、キッチンを共有すれば、一緒にご飯を食べてコミュニケーションを取る機会も増えますよね。

食事の好みや就寝時間が違うなら、玄関共有のみという手段もあります。

玄関共有しておくと広々とした玄関を作ることができたり、宅配の受け取りを任せたりすることができるのでおすすめです!

二世帯住宅の間取りを完全分離にしてストレスを軽減♪

完全分離タイプは、同じ家にいながら生活スペースを完全に分けるタイプです。

玄関やキッチン、お風呂などすべて別々にすることで、お互いのプライバシーを守ることができますよ。

同居と言っても生活スペースは別々なので、用事がある時だけ気軽に行き来できて、普段の生活にストレスを感じることはないでしょう。

生活スペースを左右で分けたり、1階と2階で分けたりするパターンが多くなっています。

それでは、二世帯住宅の間取りを完全分離タイプにする時の注意点やメリットについて説明していきます♪

\ 完全分離でストレス軽減 /

完全分離は設備費用や光熱費など金銭的な負担が大きい

二世帯住宅の間取りを完全分離タイプにすると、設備費用や光熱費が高くなるといった、コスト面に注意が必要です。

ここからは、完全分離タイプのデメリットを紹介していきます。

完全分離タイプのデメリット
  • 二世帯分の設備費用が必要
  • 電気代などの光熱費が高くなる
  • コミュニケーションを取りにくい

最大のデメリットは、生活スペースを共有しないため設備が二世帯分必要となり、建設費用の負担が大きくなる点です。

キッチンやお風呂をそれぞれに設置するとなると、かなりの費用が必要になると想像できますよね。

エアコンやテレビなども別々で使うため、電気代などの光熱費も高くなります。

さらに、リビングやキッチンなどを別々にすると、コミュニケーションが取りやすいという同居のメリットはなくなってしまうでしょう。

週末や時間がある時は、みんなで集まって食事をすると良いかもしれませんね!

デメリットはあるものの、世帯ごとのプライベートが守られるので、敷地面積や経済的に余裕がある場合は完全分離タイプの間取りを検討してみてくださいね♪

完全分離にリフォームをしたくても予算的に厳しいという場合は、ローンや補助金の利用も検討してみましょう。

最もトラブルが発生しにくい完全分離のメリットを紹介

二世帯住宅を完全分離タイプにすると、生活リズムが違っても気を遣わなくて済むので、ストレスもたまりにくいですよ♪

その他にも、完全分離タイプのメリットを紹介していきます。

完全分離タイプのメリット
  • 世帯ごとのプライバシーが守られる
  • 生活リズムが違っても気を遣わなくて済む
  • 光熱費を把握しやすい

完全分離タイプを選ぶ最大のメリットは、プライバシーが守られることです。

生活リズムや価値観の違いに悩む必要がないので、最もトラブルが発生しにくいタイプとなっています。

食事の好みや見たいテレビが違うけど、言いにくいわ…。

食事の好みや時間を合わせる必要がないので、食べたい時間に食べたいものを食べることができますよね!

お風呂に入る時間も気にしなくて良いので、入浴剤を入れたり動画を見ながら入ったりゆっくりできるでしょう。

自分の時間を確保しやすく、干渉されることも少ないのは嬉しいですよね。

さらに、生活空間を分けているものの、近い距離にいることで困った時にはすぐに対応できるため安心です!

それぞれの空間を使って生活することで、光熱費も把握しやすくなり、支払いで揉める心配もありませんよ♪

二世帯住宅の間取りが3階建てだと完全同居でも快適!?

完全同居タイプは、全ての生活空間を共有するスタイルです。

玄関やキッチン、お風呂など全てを共有するため、家族の干渉を受けやすくストレスがたまるかもしれませんね。

しかし、3階建てにすれば狭い土地でもスペースを確保しやすく、完全同居でもプライバシーを確保しやすいでしょう。

もともと家族の仲が良くみんなでワイワイ暮らすのが好きな場合にはおすすめです!

私も完全同居タイプですが、一緒にご飯を食べたりリビングでテレビを見たりと、楽しい時間を過ごすことができています♪

ここからは、二世帯住宅の間取りを完全同居タイプにする時の注意点や、おすすめの理由を紹介していくので、参考にしてみてくださいね!

\ 完全同居で家族との時間を楽しむ /

完全同居は生活リズムや価値観が違うとストレスの原因

完全同居タイプの間取りを選ぶなら、一緒に暮らす家族との相性が大切になります。

生活リズムや価値観が合わない相手と暮らさなければならないと、お互いにストレスを感じますよね。

その他にも、完全同居タイプに決める前に押さえておきたい注意点を紹介していきます。

完全同居タイプのデメリット
  • 生活リズムが合わないとストレスが大きい
  • プライベートな時間を確保しにくい
  • 光熱費を完全に共有するため把握しにくい

二世帯住宅の間取りを完全共同タイプにするとプライベートな時間も確保しにくく、義父母と暮らす場合は気を遣って疲れてしまう可能性もあります。

食事やお風呂の時間、就寝時間などを合わせるのはストレスですよね。

私も、家にいると義父母にあれこれ頼まれて、自分の時間を作りにくいと感じる時がありました。

同じ空間で生活していても、無理なことはきちんと断るなど、適度な距離間を保って接すると良い関係を築くことができますよ。

3階建てだと共有スペース以外の空間を確保しやすいので、自分の部屋を作るなどゆっくりできる場所を作ると良いかもしれませんね。

また、電気やガスなど光熱費も完全に共有するため、支払いについて話し合っておくと後から揉めることもないですよ。

基本的には折半で問題ありませんが、収入や使い方に応じて変えるのも一つの手です。

費用を抑えやすく家族でにぎやかな生活が楽しめる♪

二世帯住宅の間取りを完全同居タイプにするメリットは、設備投資にかかる費用を抑えられる点です。

また、3階建てだと間取りの選択肢も増えるのでライフスタイルに合わせて工夫しやすく、世帯ごとで過ごす空間も作りやすいですよ♪

完全同居タイプをおすすめする理由を詳しく紹介していきます。

完全同居タイプのメリット
  • 設備投資が必要最低限で済む
  • 光熱費を節約できる
  • 何かあった時にすぐに対応できる

完全同居タイプの二世帯住宅ならキッチンやお風呂など設備投資が最低限で済むため、費用を押さえることができるのです!

同じ空間を利用するため、エアコンの電気代やお風呂の水道代なども節約できるなど、家計に優しい点も完全同居タイプをおすすめする理由です。

さらに、顔を合わせる機会が多くなるため、コミュニケーションを取りやすい点もメリットですね。

両親に何かあった時でもすぐに気が付けるため、安心ですよ。

私も完全同居タイプですが、子供が出来てからは、両親が面倒を見てくれるためとても助かっています。

私が忙しい時は食事やお風呂の準備をしてくれるため、家事の負担を軽減させることができていますよ。

家族みんなでワイワイできてにぎやかな生活を送りたい場合には、完全同居タイプを検討してみると良いですよ♪

まとめ

  • 二世帯住宅の間取りを部分共有タイプにするなら、共有スペースの利用時間をあらかじめ相談しておくと、使い時に使えないということを防げる
  • 部分共有の中でも玄関を共有するタイプだと、広々とした玄関を作ることができて宅配の受け取りを任せることも可能
  • 完全分離タイプは世帯ごとのプライバシーが守られるため、最もトラブルが発生しにくいタイプである
  • 二世帯住宅の間取りを完全分離タイプにするなら、設備費用や光熱費が高くなるだけでなく、コミュニケーションも取りにくくなる
  • 二世帯住宅の間取りを完全同居タイプにするなら、生活リズムや価値観の違いがあるとストレスを感じる可能性があるため注意しよう
  • 完全同居タイプはコミュニケーションを取りやすいだけでなく、設備投資が最低限で済むためコスト面でもおすすめ
  • 子供が出来た時も面倒を見てもらいやすいので、育児や家事を手伝ってもらえる可能性がある
  • 完全同居でも3階建てにすると生活スペースを分けやすく、適度な距離間を保てるためお互いの生活を邪魔することなく快適に暮らせる
  • 世帯ごとのプライバシーを守りながらお互いの生活を尊重しつつ、困った時にすぐ対応できる距離にいられる点がおすすめ

二世帯住宅の間取りについて3つのタイプを紹介しましたが、家族との関係性や生活リズムを考えながら、どれが最適か考えてみてください。

必要に応じて行き来できる部分共有タイプは、どの部分を共有するかを相談した上で間取りを考えると快適な暮らしができるはずですよ。

それぞれの間取りに注意点やおすすめの理由があるので、二世帯住宅の間取りで悩んでいる場合は、参考にしてくださいね♪

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