温度を下げるにはペットボトルを扇風機の前に置いて電気代を節約!

家づくり

夏の暑い時期になると、気になるのはエアコンを使用している時の電気代ですよね。

私もこのところの電気代が10000円を超えてしまっており、このままでは家計をかなり圧迫してしまうと頭を悩ませています。

エアコンを使わずに部屋の温度を下げるには凍ったペットボトルを扇風機の前に置くことがおすすめです!

ペットボトルとはなんとも原始的な方法ではありますが、少しでも電気代を節約するためにできることはやってみましょう!

我が家では2匹の子猫を飼っており、夏の暑い時期や冬の寒い時期、どうしてもエアコンを切ることができないのです。

電気代を抑えつつ、部屋の温度を下げる方法はないのかにゃ?

この記事では、ペットボトルと扇風機を使用した部屋の温度を下げる方法、電気代の節約方法をご紹介します♪

温度を下げるにはペットボトルを扇風機の前に置こう

扇風機は暑い時にすぐに風を送ることができて便利ですが、部屋の温度が下がっていないとあまり涼しく感じないということがありますよね。

凍らせたペットボトルを部屋に置き、扇風機をあてるだけで冷風となり、部屋の温度を下げる効果があります。

私はエアコンだと部屋が寒くなりすぎてしまうのが苦手なので、これは試す価値ありだなと思いました♪

準備するものも家にあるものなので手軽に試せるのが嬉しいですよね!

結露した水滴が部屋を除湿してくれるため涼しくなる

凍らせたペットボトルがおすすめの理由は、ペットボトルの水が溶けていく時に周りに結露した水滴が溜まることで、部屋の湿度を下げる効果があるためです。

湿度が下がると肌にまとわりついてくるべたつきがなくなるので、涼しく感じられるようになります。

冷えたペットボトルでも効果はありますが、部屋とペットボトルとの温度差があればあるほど、効果は高いですよ!

ペットボトルの周りについた水滴を拭き取ってあげることで効果は更に増します。

凍らせたペットボトルを置くだけで冷風機に早変わり

凍らせたペットボトルを準備する方法は簡単です。

ペットボトルの水が冷凍庫で凍るまでの時間は、500mLなら約4時間程度、2Lなら約10時間程度かかります。

  1. 空のペットボトルを用意する
  2. 満タンより少し少なめに水を入れる
  3. 冷凍庫で一晩凍らせる

夜のうちに冷やしておけば昼間の暑い時間帯に部屋の温度を下げる時に使えて便利ですね!

ポイント

ペットボトルに水を入れる時、満タンにしてしまうとペットボトルが破裂してしまう危険性がありますので、少し少なめに入れましょう。

冷凍庫に常備すれば保冷材代わりや電気代節約に!

我が家では、夏場はいつも冷凍庫に凍ったミネラルウォーターのペットボトルを常備するようにしています。

キャンプに行く際の保冷材としても使えたり、冷凍庫の隙間を埋めるため電気代の節約になったりといったメリットもあるのでおすすめです!

デメリットとしては、冷凍庫の中をかなり占領してしまうといったところでしょうか

ただのミネラルウォーターなので、冷凍食品を買い過ぎたら冷凍庫から追い出してしまえば解決できますよ!

凍ったペットボトルができたら、扇風機の前や後ろにペットボトルを置いて扇風機を回しましょう。

注意

ペットボトルの周りが結露して水滴が溜まってしまうので、洗面器や大きめのタオルなどを敷いてから置くようにしましょう。

温度を下げるには湿度を正しく調節することが大事!

同じ温度でも湿度によって体感温度が変わるため、部屋の温度を下げるには、湿度を下げることが有効です。

湿度が低いと汗が蒸発し、身体から熱を奪うため涼しく感じますが、湿度が高い環境では汗が蒸発しにくく、体温が下がりづらくなるため暑く感じるのです。

ここでは、夏の湿度が高い原因と、湿度が高いことにより起きる問題、部屋の湿度を下げる方法を紹介していきます。

日本の夏は湿度が高く汗が蒸発しにくいから暑い

日本の夏が暑く感じる理由は湿度が高く、汗が蒸発しにくいため、体温が下がりづらくなるからです。

湿度が高い理由は、太平洋高気圧の影響で西から東へ吹く偏西風がブロックされて、北へと向きを変えてしまい、乾いた風が遮断されるためです。

私は湿度が高いと髪の毛がものすごく広がってしまうので、特に梅雨の時期はどうしても憂鬱な気分になってしまいます。

その分お肌が潤ったし、髪の毛を束ねていつもと違うヘアアレンジをする気になった!と前向きに考えて過ごしています♪

また、近年問題視されている地球温暖化や都市開発によるヒートアイランド現象により、100年前と比べて東京の夏の気温は約2度上昇しているというデータもあります。

それは暑い訳だにゃ。

カビが生えてしまわないように快適な湿度に保とう

湿度が60%以上になると、ジメジメとして不快に感じたり、カビや雑菌が繁殖しやすくなったりします。

反対に湿度40%以下になると、皮膚やのどの乾燥を感じたり、ウイルスが活発になったりするので感染症を引き起こすリスクが高まります。

快適な湿度は夏と冬で変わり、湿度が高すぎても低すぎても身体によくないので、部屋を適度な湿度に保つことが大切です。

夏に室温が28度~30度の時の快適な湿度は50~60%と言われていますので、特に湿度が上がりやすい梅雨の時期は除湿が大切ですね。

乾燥しやすい冬は加湿、湿気が多い夏は除湿をして対策しましょう!

暑い部屋の湿度を適度に下げるための対策を7つ紹介

では部屋の湿度を下げるためにはどうすれば良いのでしょうか?

夏のベタベタしてしまう湿度を下げるためには、こまめな換気やエアコン、除湿機、サーキュレーターを使用するなどの対策があります。

部屋の湿気対策を7つご紹介します♪

  • こまめに換気をする
  • エアコンやサーキュレーターなどを使用する
  • 除湿機を使用する
  • 置くタイプの除湿剤を設置する
  • 靴箱の中に新聞紙を敷く
  • 窓の結露防止グッズを使用する
  • 家具の間隔を空けて配置する

湿度が高いと部屋のカビの原因になったり、熱中症になる可能性もあったりするので危険です。

私の家でも、サンルームに洗濯物を干しており、気づいたら壁紙がカビだらけということがありました。

こまめな換気は、道具がなくてもいますぐにできる対策として有効なので、積極的に行っていきたいですね!

温度を下げると電気代がかかるから自動運転で節約

エアコンは、部屋の気温が設定温度に達するまでの間が一番電気代がかかります。

部屋の温度を下げるためには、エアコンの自動運転モードと扇風機を併用することで、室内の温度が適正温度になるまでに時間がかからずに済みます。

その理由は、部屋の空気が循環することにより、温度が下がりやすくなるからです!

早く快適な温度になって、電気代も節約できるのね♪

ここでは、エアコンの適正な温度設定と、いますぐできる節電の方法を紹介していきます♪

エアコンの自動運転で部屋の温度は28度を保とう

暑いからと言って極端にエアコンの温度を上げ下げし過ぎると、電気代もかさんでしまいますし、地球にも優しくないので、室温が適温になったら自動運転にするなどの調節が必要です。

環境省によるとエアコンの設定温度ではなく部屋の温度の目安として、適正な室温設定の目安は夏が28度、冬は20度が推奨されています。

暑いとどうしても設定温度を下げる思考になっちゃうんだよね。

エアコンの温度設定を1度調節することにより、省エネ効果を期待でき、夏の冷房運転時には設定温度を27度から28度に上げるだけで、消費電力を約13%も減らすことができます。

冬場の暖房運転でも同じで、設定温度を1度下げることで約10%の消費電力を削減することができます。

消費する電力が減るということは、CO2の排出量も減らすことができるので、いま注目されている環境問題への対策としてエコにも繋がります。

エアコンの設定温度に迷ったら、「冷房温度は寝るとき28度以下でつけたままが正解!快眠と節電のコツ♪」が参考になりますよ♪

使わない家電はこまめにスイッチを切ることが大切

テレビは55型の液晶テレビだと1時間あたり約5円ほどの電気代がかかり、1日中つけっぱなしにすると約120円となりますので、なんとジュース1本分に相当します。

テレビを見ていないのについついつけっぱなしにしてしまうというあなたは、まずは節電のためにも見ていない時はきちんと消すようにしましょう。

私も家事などの作業中も音がないのがなんだか寂しくて、テレビを見ていないのにつけっぱなしにしてしまうことがありました。

しかし私は最近、作業中はテレビではなくスマートスピーカーで音楽をかけるようになったので、だいぶ電気代を抑えられるようになりました♪

また、使わない家電はコンセントを抜いておくというのも有効ですが、最近の家電は予約機能もあり、なかなかコンセントを抜くことができないことも多いですよね。

エアコンはオフシーズンだけコンセントを抜いておく、冷蔵庫は冬は設定温度を少し上げる、使っていない部屋の電気は消すなど、できることからやってみましょう!

無理な節電をして体調を崩さないようにしよう

近年、温暖化やヒートアイランド現象により、夏場に熱中症警戒アラートが出されるほどに暑くなることが多くなっています。

熱中症警戒アラートが出たら、節電よりもまずは身を守るべく、下記の行動をとりましょう。

  1. 急用以外の外出は控える
  2. エアコンを使用し、涼しく過ごす
  3. のどが渇く前に水分補給する

無理な節電をしてしまっては、熱中症になってしまったり脱水症状を起こしてしまったりする可能性があるので、エアコンなどの冷房器具を使うことが大切です。

エアコンを使用すると乾燥しやすく喉が痛くなることもあるため、「部屋が乾燥して喉が痛い!エアコン?それとも他に恐ろしい原因が!?」を読んで対策してみてくださいね。

まとめ

  • 部屋の温度を下げるには、凍らせたペットボトルを部屋に置き、扇風機をあてるだけで冷風となり、温度を下げることができる
  • ペットボトルの水が溶けていく時に周りに結露した水滴が溜まることで、部屋の湿度を下げる効果がある
  • ペットボトルの周りが結露して水滴が溜まってしまうので、洗面器や大きめのタオルなどを敷いてから置くようにすること
  • ペットボトルに水を入れる時、満タンにしてしまうとペットボトルが破裂してしまう危険性があるため、少し少なめに入れる方が良い
  • 湿度が低いと汗が蒸発し、身体から熱を奪うため涼しく感じるが、湿度が高い環境では汗が蒸発しにくく、体温が下がりづらくなるため暑く感じる
  • 夏のベタベタしてしまう湿度を下げるためには、こまめな換気やエアコン、除湿機、サーキュレーターを使用するなどの対策がある
  • 部屋の温度を下げるためには、エアコンの自動運転モードと扇風機を併用することで、室内の温度が適正温度になるまでに時間がかからずに済む
  • エアコンの設定温度ではなく部屋の温度の目安として、適正な室温設定の目安は夏が28度、冬は20度が推奨されている
  • エアコンはオフシーズンだけコンセントを抜いておくなど、使わない家電はこまめにスイッチを切ることで電気代を節約することができる
  • 熱中症になってしまったり、脱水症状を起こしてしまったりしないためにも、必要に応じてエアコンなどの冷房器具を使い、無理な節電をしないことが大切

今回は、ペットボトルと扇風機を使用した部屋の温度を下げる方法と電気代の節約方法をご紹介しました♪

電気代が上がっているいまだからこそ、少しでも節約しながら涼しく過ごせる対策をして、暑い夏を快適に乗り切っていきましょう!

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