マイホームの貯金目標はいくら?購入時の諸費用と残すべき金額を解説

家づくり

「マイホームがほしい」と思ったとき、何から始めればいいんだろう?と悩んでしまいますよね。

マイホームを購入するときは諸費用が掛かるため、物件価格の約1割くらいを目標に貯金できていると安心です。

周りに家を建てた人がいても、どこに建てたの?など当たり障りないことは聞けますが、貯金はいくらを目標に貯めたの?など、深く聞ける機会は少ないですよね。

私

私も最近、田舎に平屋を新築しましたが、右も左もわからない状態からのスタートでした。

マイホーム購入後に思いのほか諸費用が掛かってしまったり、貯金がなくなってしまったりなどの後悔しないためには、資金計画を明確にしておくことが必要です!

この記事では、マイホームを購入予定のあなたに、貯金目標やいくら残すと安心なのか、貯金できないときの節約方法も紹介します♪

この本は、これからマイホームを購入しようと考えているあなたに読んでほしい心構えや住宅ローンの組み方など、有益な情報が盛りだくさんです♪

著者の千日太郎さんは、公認会計士としてテレビ出演されており、ブログやYoutubeでも最新の住宅ローン事情を発信してくれています。

丁寧で読みやすい文章なので、人生最大の買い物になるマイホームの購入に向けて、知っておきたいお金の知識や考え方がスッと入ってきますよ!

マイホームの貯金目標は購入予定物件の1割が安心

マイホーム購入のための貯金目標は、購入予定物件の1割程度を目安に用意できていれば住み始めた後も安心です!

つまり3000万円の物件を購入する予定なら、約300万円を目標にしたいところですね。

貯金目標額を設定するためには、まずはいくらぐらいの物件を購入するのかを決める必要があります!

住みたいと希望する地域とその周辺の物件価格の相場を調べるとともに、自分と家族の生活をイメージして希望条件を明確にしていきましょう。

家族で土地や予算など希望の条件をピックアップしよう

マイホームを購入するときは、今後の家族計画や希望条件を家族でよく話し合ったうえで、物件選びをすると後悔がないですよ。

家族と安らげる場所がほしい、アパートだと家賃がもったいないなどマイホームがほしくなるきっかけは人によってさまざまですね。

夫

猫たちがのびのび暮らせる家がいいな。

私も最近、地方にマイホームを新築しました。

今までペット可のアパート暮らしをしており、家賃が高いと感じていたことや、ゆくゆく子どもができたときに1人1部屋確保してあげたいと思ったことなどが理由です。

後からやっぱりこうすれば良かったなどと後悔しないためは、予算は置いておいて、まずは希望を挙げられるだけ挙げておくことが大事です!

例えば「夫婦の職場の中間地点が良い」「子どもが2人いるから3LDKほしい」など、譲れない条件をピックアップしておきます。

「できれば老後も暮らしやすい平屋に住みたい」「来客時も困らないように駐車場3台ほしい」など、叶うとありがたい条件も含めて優先順位を考えておきましょう!

考えておくべき希望条件
  • 土地…職場や学校に通いやすいか、スーパーやコンビニがあるかなど。
  • 予算…アパート暮らしの家賃よりは出費を抑えたい、35年でローン完済したい、など。
  • 間取り…寝室の他に子ども部屋が2つほしいなど。

私は、夫と私の職場が車で1時間くらい離れているので、なるべく互いの中間地点で土地探しをしました。

私

希望の地域は土地価格が少し予算オーバーだったので、平屋を希望していた私は車で10分ほどの隣町に決めました。

通勤時間をかなり重視していたので、購入する前に実際にその土地から通勤してみましたが、特に混むこともなかったので安心して購入できました♪

また私と夫の職場は、車でしか通えない田舎町なので車2台以上の駐車場が必須でした!

一戸建てとマンションのメリットやデメリットを比較

また、マイホームを購入するなら一戸建てかマンションか、どちらがいいのかも悩むところですね。

利便性から、一戸建ては車を所有している人が郊外に建てることが多く、マンションは都会で駅の近くに住んでいる人が多い傾向にあります。

それぞれの特徴を把握して比較しましょう。

種類メリットデメリット
一戸建て・子どもに資産を残せる
・自分の庭が持てる
・駐車場が近く、台数も確保しやすい
・騒音問題が起きにくい
・庭や駐車場の掃除が必要
・家のメンテナンス費用がかかる
・町内会の行事参加の負担がある
マンション・立地によっては手放すときに価値が上がる
・駅が近いなど交通の便が良い
・セキュリティが安心
・比較的ゴミ出しがしやすい
・ご近所へ生活音の配慮が必要
・買い物した荷物を運ぶのが大変
・管理費や修繕積立費がかかる

平屋は2階建てより費用が掛かるが生活動線が楽になる

一戸建てにするなら、2階建てなのか平屋なのかどうかも、生活するうえで重要なポイントです。

土地や建物の予算に余裕があり、土地の日当たりの問題もなさそうなら、階段を上り下りする必要がない平屋がおすすめです♪

  • 平屋…2階建てよりも生活が楽。土地を多く必要とするため費用が掛かる。
  • 2階建て…老後は階段が億劫になるかも。平屋よりも土地や建物の費用を抑えられる。

私は平屋を建てた友人の家を見に行ってから平屋派でしたが、夫が費用の面でしぶっていたので、なんとか懸命に説得しました!

たもちゃんズ
たもちゃんズ

いっぱい走り回れるならどっちでもありだにゃ~。

都会はそもそも平屋を建てられるだけの土地がなかったり、あっても高かったりするので、平屋は田舎暮らしの特権かもしれませんね♪

最近では平屋ブームに感化されて、2階建てでも主寝室やクローゼットが1階にあり、1階で生活が完結できる間取りも流行っているようですね。

ハウスメーカーこだわりの設備がついている建売はお得

一戸建てで建売か注文か迷っている場合は、まず希望の地域の建売物件をチェックしてみましょう!

注文と決めてしまう前に、希望している地域で自分が生活しやすいと思える間取りや、設備のついた建売を見つけられたらお得です♪

  • 建売…間取りは変えられないが、実物を見て購入検討できる。建ててあるため、早く引っ越しが可能。ハウスメーカーこだわりの設備がついている場合がある。
  • 注文…費用は掛かるが、自分好みの家を自由に設計できる。完成するまでは、今の家の家賃が掛かる。

建売は、モデルハウス期間を経て売りに出されることが多く、注文より安く買えることが多いので自分好みの物件が見つかったら買いですね!

新築と中古物件のどちらを購入するか検討しよう

新築と中古物件のどちらを購入するのかによっても、掛かる費用はだいぶ変わってきます。

新築物件なら費用は掛かっても、きれいな家に住めますし、なんといっても注文住宅にすれば自分で好きな間取りにできることが魅力ですね。

予算と希望をすべて叶えることはなかなか難しいので、バランスを見ていずれかの妥協点を見つけることが大事です。

夫

僕も最初は予算的に中古物件が良いと思っていたけれど、いろいろな間取りを見ていたら、つい自分でこだわりたくなっちゃったんだよね。

中古物件でも費用を抑えて購入できるメリットは大きいですが、リフォーム代が掛かることもあります。

リフォーム済みで自分好みの中古物件を希望価格で見つけられたら、かなりお得ですね!

家計簿をつけて毎月の収入と出費を全て把握しよう

マイホームを購入するためには、家計簿をつけて毎月の収入と出費をしっかり把握したうえで、ローンを返済できる資金計画を立てることが大切です。

毎月の収入と出費を把握するためには、まずは家計簿をつけることが一番の近道です。

クレジットカードの利用明細や買い物のレシートなどをアプリやノートにまとめるとお金の出入りを管理でき、楽に家計簿をつけられるようになりますよ。

記入するタイミングは、時間が取れるときで大丈夫なので、お金を使った都度や1週間ごと、1カ月ごとなど、自分の続けやすいタイミングで継続しましょう。

私

資金計画を立てるにあたって、家計簿は数カ月〜1年分のデータが集められていると、より計画の精度も高くなります。

家計簿をつけ始めることで買い物するときに無駄買いを防ぐなど、日々の節約に対する意識が高まるなどの効果もあります。

こちらは30代のある夫婦の毎月の収支です。

  • A子 毎月手取り18万 年間ボーナス手取り 30万
  • B夫 毎月手取り18万 年間ボーナス手取り 100万
  • 毎月の2人合わせた毎月の総収入36万

ボーナスは基本的に貯金して、車検や車の購入、税金の支払いに充てようとしています。

出費金額
家賃約7万
水道光熱費約2万
食費約2万5千
日用雑貨費約2万
ペット費約2万
交通費約3万
医療費約5千
通信費約2万
保険費約2万
積立保険約2万
美容費約1万
娯楽費約4万

毎月の2人合わせた毎月の総収入36万に対して、出費は約31万なので、毎月約5万程度は貯金できる計算になります。

今の生活なら問題なさそうですが、子どもができたらボーナス以外貯金にまわせるお金は少ないかもしれません。

家族でしっかりと話し合い、将来の資金計画を立てておくことが大事です。

教育費や老後を見据えた資金計画を立てることが大事

資金計画を立てるときは、マイホーム購入以外にも思いつく限り、これからの人生で必要になるお金を全て入れこむことで、想定外の出費とならずに済みます。

子どもは何人ほしいか、大学に行かせるなら私立か公立か、車は何年に一度買い換えたいか、年に何度旅行に行きたいかなど、具体的な家族のライフプランを立てましょう。

たもちゃんズ
たもちゃんズ

僕たちのご飯代も入れてね~!

人生100年時代と言われていますし、「老後に備えて2000万の貯金が必要である」というニュースが話題になったこともあるので、老後の生活費も貯金したいところですよね。

少子高齢化して人口減少が進む中、自分たちの老後において本当に年金はもらえるのだろうかという不安もあります。

収めてきた金額は一人ひとり違うため、もらえる年金も人それぞれなので、自分でしっかり資金計画を立てておけば老後も安心ですよ。

自分で目標金額を計算するのは難しいという場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがおすすめです!

FPには、保険屋など金融商品を販売し利益を得る代わりに、無料で相談できる企業系FPと、相談料を支払って幅広い相談にのってもらえる独立系FPがいます。

私

私もマイホームの予算を決めるために、まずはFPに相談しましたよ♪

私は保険屋のFPに相談したのですが、無料でライフプランを作ってもらえて、医療保険以外にも教育費や老後に必要な資金を貯められる積立保険も紹介してもらえました!

いまの自分の収支や貯金額、家族構成などを踏まえたうえで、さまざまなリスクに備えるための必要な保険を教えてもらえるのでありがたかったです。

この本で紹介されている節税対策やマイホーム購入後にもらえる補助金を駆使すれば、500万円ほどのコストカットが可能ですよ!

こちらが発売されたのは少し前の2018年ですが、マイホームを買うときに考慮しなければならない基本的な考え方は参考になること間違いなしです。

タイトル通り、「お金で損をしたくない」あなたにぜひとも読んでもらいたい一冊です♪

マイホーム貯金はいくら残す?半年分の生活費を確保!

マイホームのローンがもし払えなくなったらどうしよう、いくら残すといいのかなと不安になってしまうとなかなか購入への決断ができないものですね。

マイホームの購入時は、購入費用の5~10%の諸費用のほかに、半年分の生活費は確保しておくようにしましょう!

マイホームを購入すると、住宅購入費の頭金、住宅の登記などの諸費用のほか、毎年固定資産税などの維持費が掛かります。

マイホーム購入のための貯金目標は、購入予定物件の1割程度を目安に確保しておくべきとお伝えしました。

いくら残す必要があるかは、まず必要な諸費用を把握するところから始めましょう。

私

私も約3000万円の家を建てたので、大体300万円くらいは確保していました。

細かい税金や手数料をすべて把握するのは難しいので、わからないことがあったら購入予定の不動産やハウスメーカーの方に聞いてみるのも大事です!

この章では、その1割の中のマイホーム購入に掛かる諸費用について解説していきます。

マイホーム購入の際に掛かる諸費用を把握しておこう

マイホームを購入の際に掛かる費用は、住宅取得のための税金などの諸費用に加え、ローンを組む際に支払う手数料や保険料などがあります。

下記にマイホーム取得の際に掛かる諸費用の内訳をまとめてみました。

費用内容金額の相場
手付金売主に対して支払うお金物件金額の5~10%
仲介手数料不動産会社に支払うお金(本体価格×3%+6万円)×消費税が上限
印紙税物件の売買契約書に貼る印紙代約2万円
不動産所得税不動産を取得する際に掛かる税金物件金額の 4%
固定資産税毎年1月1日時点で不動産を所有している人に掛かる税金課税標準額×1.4%
登録免許税不動産登記の際に必要となる税金土地:課税標準額×2.0%
建物:課税標準額×0.4%
司法書士への報酬司法書士に登記を依頼する際に支払う手数料約5~10万
たもちゃんズ
たもちゃんズ

難しそうなことばっかりだにゃ〜。

難しい税金が多くて不安になってしまいますが、実際にかかる金額はハウスメーカーや不動産で算出してもらえるので自分で計算できなくても大丈夫です。

悪徳業者にお金をだまし取られてしまわないためにも、何の費用があるのか、相場はどれくらいなのかざっくりと把握しておきたいですね。

ローンを組む際の手数料や保険料も準備する必要がある

マイホームを購入するときは諸費用のほかに、ローンを組む際の手数料や、保険料も掛かります。

保険は、もしも家やローン返済をする人に万が一のことがあり、ローンが払えなくなってしまった場合も、家族が生活に困らないために必要不可欠です。

費用内容金額の相場
事務手数料ローン借り入れの際に支払う手数料約3~5万円
保証料ローンの返済ができなくなった場合に支払ってくれる保証会社に支払う費用借入額や返済期間による
印紙税ローン契約時に売買契約書に貼る印紙代約2~6万
登録免許税抵当権設定の際に必要な税金借り入れ金額×0.4%
団体信用生命保険ローン返済する人が死亡したときや高度障害になったときの保険ローンの金利に含まれていることが多い
特約を付加すると金利が上乗せになる
火災保険料住宅が火災・風災などで損害を受けた場合の保険住宅の種類や広さで変わる

団信、抵当権設定など、普段は聞きなれないさまざまな費用が掛かってきますね。

団体信用生命保険(団信)とは

住宅ローンの返済中に契約者に万が一のことがあったときに、住宅ローンの残高がゼロになる保険のことです。

団信は、基本的にローンを契約時に一緒に契約する必要があり、後からは借り換えのタイミング以外は入れないので、何の特約をつけるかもよく考えましょう。

私

私が18歳のときに両親が家を建てましたが、父の持病の関係で団信に入れなかったので、両親は高い生命保険に頼るしかありませんでした。

このことは、自分たちもなるべく若いうちにマイホームを建てた方が安心だなと思ったきっかけにもなっています。

抵当権とは

もしもローン返済できなくなった場合に、住宅を競売に掛けて、売れたお金を返済に充てる権利のことです。住宅ローンを使用するなら抵当権の設定が必須です。

マイホーム購入は高いローンを組むので、その分もしも払えなくなった場合のリスクを十分に考えておく必要がありますね。

また、引っ越しをすることになるので、今住んでいる家の退去の費用や引っ越し代も掛かりますし、家具を新調する場合はその予算も確保しておきましょう!

購入後も固定資産税や保険料などの維持費が掛かる

マイホームを購入すると、一度だけ支払う諸費用のほかに、購入後も固定資産税や保険料、家の修繕費などの維持費が掛かります。

知らずにマイホームを購入してしまうと、後から生活費が足らなくなったり、家の修繕が必要になっても直せなかったりしてしまいます。

何にどのくらいのお金が掛かるのか、いくら残す必要があるのか、維持費もしっかり把握して資金計画に入れ込んでおきましょう。

費用内容金額の相場
固定資産税家や土地などの固定資産に掛かる税金毎年約10~20万
築年数によって変動する
都市計画税道路や上下水道の整備を目的とした税金
「市街化地域」に該当する人のみ収める
毎年2~3万
家の修繕費外壁や屋根、水回りや壁紙などのメンテナンス費用
シロアリ対策は5年ごとに点検が必要
修繕カ所による
火災保険火災、落雷などの災害、家の破損などを補償
地震や家財の保証も追加できる
補償内容による
最長5年契約で長いほどお得になる

火災保険は、長く契約をすると一度の出費はかさんでしまいますが、その分割引が効くので保険料がお得になります。

以前までは最長10年での契約ができましたが、2022年10月からは最長5年契約までになり、割引率も下がってしまいました。

近年、地震や天災などの被害が多く、保険会社も収支の予測が立てにくくなってしまったことが原因です。

不測の事態に備えて半年分の生活費を残しておくと安心

マイホーム購入の諸費用を支払った後は、病気やケガなどで働けなくなるなどの不測の事態に備えて、手元に家族の半年分の生活費を残しておくと安心です!

絶対半年分が必要という訳ではありませんが、働けなくなってしまい、ローン返済ができなくなってしまうのは困りますよね。

手元にある程度のまとまったお金を残しておけば、もしものときも安心です。

頭金を少しでも多く入れたいけれど、実際に住んだ後の生活が心配と考えている場合はすべて入れてしまわずに半年分の生活費は残しておくようにしましょう。

私

私も住み始めて3カ月ほど経ち、ほとんど諸費用の支払いが終わりましたが、手元に半年分の生活費はあります。

頭金や諸費用は用意できたけれど、この予備費は用意できないという場合は、頼れるなら親から借りるのも手です。

貯金をしている間にもアパートの家賃は掛かりますし、物価やローンの金利も上がってしまう可能性があります。

欲しい土地や物件が売れてしまうこともあるかもしれないので、親にもしものときはお願いするかもしれないと相談してみるのもありかもしれません。

マイホームで貯金ができない!出費を見直し節約しよう

いざマイホームが手に入ったのに、その後の貯金ができないのは不安ですね。

マイホームのローンを返済しながら貯金を増やすためには、毎月の出費の内訳をしっかり把握したうえで貯金目標を立てることが大切です。

かくいう私も結婚する前、実家暮らしのときは毎月自分がいくら使っているのかという意識が不足していて、貯金ができないときもありました。

私

結婚して家計を任されたので、家計簿をつけるようになり、毎月の支出の内訳が把握できるようになりました!

マイホーム購入後も将来への備えは必要不可欠なので、ローン返済しつつ、しっかり貯金できる目標を立てましょう。

毎月の出費を見直して節約!固定費は効果が出やすい

マイホーム購入後に貯金ができないときは、毎月の出費で減らせる部分がないか、もう一度見直してみましょう。

毎月の出費を減らすためには、光熱費などの固定費を見直す、食費や趣味などの変動費を節約するなどの方法があります。

固定費は毎月掛かるものなので、抑えられた分を年単位で見ると節約効果が出やすいですよ!

例えば、固定費の見直しを例にすると下記があります。

固定費を抑える方法
  • ガスや電気の契約会社を変更:契約会社をまとめてセット割になるとお得
  • 保険の見直し:複数加入している場合、内容が被っているものや掛けすぎていることがある
  • 通信費を抑える:スマホを格安SIMにしたり、料金プランを見直したりする
  • 車の維持費を節約:保険は年払いにする、安いスタンドでクーポンを使用して給油

デメリットはやみくもに価格の安いところばかりを選んでいると、今度は生活の質が落ちてしまい、ストレスになる可能性もあるところです。

普段からネットの使用頻度が高い、リモートワークをしているなどの場合は、速度にこだわって通信会社を選ぶなど状況に応じて節約加減を調整しましょう。

私

特に車のローンはマイホームのローンよりも、利子が高いので可能ならなるべく現金で買うのがおすすめですよ!

日頃からストレスにならない範囲で変動費を抑えよう

日頃から食費や娯楽費などの変動費を抑えられるように意識することも大切です。

節約しすぎてもストレスがたまってしまい、続かなくなってしまうので、無理のない範囲で継続していくことが大事ですよ!

変動費を抑える方法
  • 食費:なるべく自炊する、マイボトルを持ち歩く、買い物に行く回数を減らすなど
  • 日用雑貨:大容量パックで購入する、決まったドラッグストアでポイントを貯めるなど
  • 服飾費:トレンドはファストファッションで取り入れるなど
  • 娯楽費:旅行に行ったあとは、少し外出を控えるなど使いすぎに注意する

私も仕事に行くときは、マイボトルに家で作った麦茶を入れて、持って行っています。

人気のカフェの新作が出たら気になってしまいますが、1人のときは行かず、友人と遊んだときに普段の節約のご褒美に飲んでいます♪

状況に応じて住宅ローンの借り換えを検討するのもあり

毎月のローン返済が苦しいなら、住宅ローンを借り換えることで金利を抑られて、結果的に全体の返済額を減らせることがあります。

ローン借り換えしたほうが良いかどうかの判断基準は次の通りです。

ローン借り換えすべきかの判断基準
  • 残りのローン返済期間が10年以上ある
  • ローンの残債が1000万円以上ある
  • 金利を1%下げられそうな場合
ローン会社の人
ローン会社の人

注意したい点としては、ローンの借り換えにも手数料が掛かってくるということです。

手数料を支払っても全体的な返済額が下げられるかどうか、複数のローン会社でシミュレーションしてもらうと良いですね。

年収が減ってしまっていたり、持病があったりすると、組み直しできるローンも限られてしまうので、先を見越して早めに行動しましょう!

まとめ

  • マイホームを購入するときは、諸費用が掛かるため、物件価格の約1割くらいを目標に貯金できていると良い
  • マイホーム購入の前に、今後の家族計画や希望条件を家族でよく話し合ったうえで、物件選びをすると後悔がない
  • 家計簿をつけて毎月の収入と出費をしっかり把握したうえで、ローンを返済できる資金計画を立てることが大切
  • 資金計画を立てるときは、マイホーム購入以外にも思いつく限り、これから必要になるお金を全て入れこむことで、想定外の出費とならずに済む
  • 諸費用は、住宅取得のための税金や手数料に加え、ローンを組む際に支払う手数料や保険料などがある
  • マイホーム購入後も固定資産税や保険料、家の修繕費などの維持費が掛かるので確保しておく必要がある
  • 病気やケガなどで働けなくなるなどの不測の事態に備えて、手元に家族の半年分の生活費を残しておくと安心
  • ローンを返済しながら貯金を増やすためには、毎月の出費の内訳をしっかり把握したうえで貯金目標を立てることが大切
  • 貯金ができないときは、毎月の出費で減らせる部分がないか、定期的に見直しをすると良い
  • ローン返済が苦しいなら、住宅ローンを借り換えることで金利を抑られて、全体の返済額を減らせることがある

今回は、マイホームを購入したいあなたに、気になる貯金目標やいくら残すと安心なのか、貯金できないときの節約方法を紹介しました♪

憧れのマイホームを購入したのにローン返済に追われてしまったり、日々の買い物や旅行に行くことができなかったりするとショックですよね。

マイホームは家族と将来のライフプランについて話し合い、事前にしっかり資金計画を練ってから購入するようにしましょう!

この本は、著者がマンション購入時に失敗した経験を踏まえて、失敗を未然に防ぐための方法を示してくれています。

マイホームの購入は、絶対に失敗したくないので、お金で損をしないためにも自分でしっかり知識を身に着ける必要があります。

住宅ローンの金利動向は、社会経済の状況や金融政策で大きく変わることがあるので、本と合わせて最新情報もチェックしましょう!

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