綺麗な庭を作りたくても植物の手入れをこまめにするのは面倒、枯らしてしまったら嫌だなと思っていませんか?
手入れが不要な植物を選べば、庭に植えるだけで勝手に育ってくれるので初心者でも育てやすいですよ♪
実は以前育てようとした植物をうまく育てられなかった経験があり、手入れ不要な種類を庭に植えてみることから始めました。
その結果、私でも植物を元気に育てられて、だんだんとその他の植物の扱い方もわかるようになりました♪
手入れ不要な植物は生命力が強く、繁殖しやすい特性もあるので1つ植えるだけで一気にお庭が活気付くのです!
繁殖力が強すぎて雑草のようになる場合もあるので、どの植物を選ぶかは注意しましょう。
この記事では手入れ不要な植物の種類や植え方、注意点などを説明しており、すぐに実践できるようになります♪
クラピアという植物は成長速度が早く、踏まれても簡単には枯れないほど強い植物なので植物を育てたことがあまりない初心者でも簡単に育てられますよ!
横に広く育つので、もの寂しいお庭だとしても植えるだけであっという間に生き生きとした見た目にしてくれるのです。
葉が緻密に生い茂る緑のじゅうたんに憧れているあなたは、ぜひ一度試してみることをおすすめします♪
庭に手入れ不要な植物を植えるならグランドカバー!
庭に植える手入れ不要な植物を選ぶなら、グランドカバープランツと呼ばれる種類がおすすめです。
「何それ、初めて聞いた!」というあなたのために、まずはグランドカバーについてをわかりやすく説明しますね♪
植物を植えて、庭の一部など比較的広い範囲の地面を覆うこと
グランドカバーに使われるような広い範囲を覆ってくれる植物が、グランドプランツというわけです。
グランドプランツの多くは地面をはうように育っていくものが多く、ある程度踏まれても平気で丈夫なものが多いですよ!
ただし繁殖力が強すぎるものもあるので、植える種類には注意してくださいね。
庭の土をカバーするなら草やハーブ類がおすすめ
草やハーブなどの植物は、花がメインのものより育てやすくあまり高さもないので、グランドカバープランツとしてぴったりです!
グランドカバーにする植物は、できるだけ短期間で広範囲を覆えるように繁殖力が強い種類を選ぶのが一般的ですよ。
一面緑のじゅうたんになると、開放感のある美しい草原のようなお庭になるかもしれませんね♪
強度 | 繁殖力 | 冬 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
クラピア | ○ | とても強い | △ | ・白くて小さい花 ・日陰に弱い |
タマリュウ | × | 強い | ○ | ・こんもりした葉と青い実がなる ・日陰でもよく育つ |
タイム | ○ | 強い | ○ | ・ハーブ ・日陰でもそだつ ・料理に使える |
ローズマリー | × | 弱い | 室内なら育てられる | ・ハーブ ・比較的背が高い ・料理に使える |
ハーブ類を植えると良い香りがただようだけでなく料理に使えるので、ちょっとした家庭菜園も同時に楽しめます。
私はお肉料理を作るときにローズマリーと一緒に焼いて香り付けして使っており、ワンランク上のおしゃれな洋風料理にしたいあなたにおすすめです!
日本人にはあまり馴染みがありませんが、海外ではハーブを使った料理が多いですよね。
グランドカバープランツとして名高いクラピアは、地表をくまなく覆ってくれるので雑草の侵入も防いでくれます。
忙しくて手入れをする時間がない…、というあなたでもクラピアを植えれば、少ない労力ですっきりとしたおしゃれな庭を実現できますよ!
こちらのクラピアはマニュアルと肥料が2種類もセットになっているので、手軽に植物を育て始めることができるのです。
花を咲かせる植物もグランドカバーとして使える♪
どうせ植物を植えるなら、綺麗なお花で庭を鮮やかに飾りたいですよね。
花を咲かせる植物の中でも、多年草や花期の長い種類はグランドカバーとしての役割を果たすものがありますよ!
グランドカバーに向くお花は手入れが不要なだけでなく、長期間楽しめるものも多いので余裕を持って植物を愛でることができます。
花 | 繁殖力 | 冬 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
シバザクラ | ・小花が一面横に広がる ・白、ピンク、紫 | 強い | ○ | ・病虫害に強い ・寒さに強い ・日当たりの良い場所を好む |
アリッサム | ・小花が集まって咲く ・白、ピンク、紫、オレンジなど | 弱い | ○ | ・乾燥に強い |
アジュガ | ・小花が集まって上に伸びていく ・色の種類が豊富 | 普通 | ○ | ・寒さに強い ・花期が長い ・日陰でも育つ |
近所にシバザクラを植えている人をよく見かけるのですが、鮮やかな花があふれでてくるような見た目にいつも感動してしまいます♪
初心者でも十分豪華なお庭が作れますね!
多肉植物は水やりを忘れても枯れにくいから育てやすい
グリーンカバーほど広範囲を飾るわけではありませんが、初心者にとってとても育てやすいのが、分厚い葉が魅力の多肉植物です。
多肉植物は乾燥地帯の植物で、過酷な環境で生き残れる種類なので手入れ不要で育ってくれます。
私の植物を育てるのが上手な知り合いが、水やりを忘れるくらいでちょうど良い、と言っていたくらいなので、多肉植物の育てやすさは抜群です。
多肉植物は他の植物と少し違った独特なフォルムをしているので、普通の花に飽きたときや変わった植物を植えたいあなたにぴったりの品種ですよ♪
アジアンテイストな庭にしたい場合にも良いですね!
庭の手入れが大変になる管理しにくい植物は避けよう
植物によっては例え育ちやすく育てる上で手入れ不要でも、管理するのが大変で忙しい場合に植えるのは向いていない種類もあるのです。
結果的に手入れが大変になってしまう植物の特徴は主に2つあるので、紹介します。
- 繁殖力が強すぎる
- 虫がつきやすい
植物には虫がつきやすい種類とつきにくい種類があり、虫が苦手な場合は特に注意して植物を選ぶと良いですよ。
繁殖力が強すぎるから管理するのが難しい植物4選!
繁殖力が強すぎる植物を植えると、どんどん栄養を奪ってしまい周りの植物が枯れやすくなります。
一種類しか植えない、という場合でも増えるスピードが早すぎると雑草と同じように手に負えなくなってしまうかもしれません。
私は庭に植えたドクダミの繁殖力が強すぎて周りの花などが弱っていたので、処理するのにかなり時間がかかり大変な思いをしたことがあります。
せっかく手入れ不要な植物を育てたのに、すぐに広がってしまうので収めたい範囲に植物が収まらず、草抜きのほうに時間が取られてしまうのは残念ですよね。
近所の庭に、自分が植えた植物が侵入しないように注意しないといけないです。
死の原因になる危険な害虫がつきやすい植物5選
虫がつきやすい植物があると、葉がボロボロになったり、害虫の被害にあった場合病気になったりします。
虫がつきやすい植物を6種類紹介するので、お店で買うときは注意して見てみましょう!
- 桜
- ウメ
- 姫りんご
- サザンカ
- ハナミズキ
必ずしもこの植物が悪いわけではなく、日頃から植物の様子を確認していて、すぐに処理できるのであれば問題ありません。
もし害虫の被害にあってしまったらどうすればいいの?
植物が虫に侵されていたら、数が少なければついている虫を落としたり殺虫剤で殺したりするのが一般的な方法で、特別な道具は不要です。
虫がついてしまい、植物が枯れそうになったときに使えるアイテムを紹介しますね!
- ハッカスプレー:虫に噴射するか、植物にかけておく
- スプレー剤:虫に向かって噴射
- 液剤や乳剤:水に溶かして噴射
- 粒剤:土に混ぜる
ハッカスプレーは薬剤ではありませんが、虫が苦手とするにおいなので害虫対策になるだけでなく、スプレーをかけられた植物にもダメージが少ないです。
また殺虫剤や乳剤はホームセンターや100均に売っているので、すぐに購入できますよ!
庭仕事を楽にするために役立つ雑草対策グッズを紹介
適切な道具を使って雑草対策をすることで、今後の処理の負担を減らせますよ!
雑草の処理を怠ると美しい庭にはなりませんし、綺麗な植物を植えていても見栄えしなくなってしまいます。
先ほど紹介したグランドカバープランツは、土全体を覆ってくれるので雑草防止にも有効ですよ!
時々無心で草むしりするのは良いかもしれませんが、生えてくるたびに処理するのは大変なので、庭作りをする初めのうちに、対策をとっておきましょう!
庭の手入れが簡単にできる初心者向け実践方法を紹介
植物を購入して庭の土に植えれば、あとは様子を見ながら水をやったり定期的に確認したりするだけで、大変な作業は不要です。
植物を植える作業は子供でもできるくらい簡単なので、ぜひ楽しんで行ってくださいね♪
自然に触れるとリラックスします!
では、特別な道具が不要で簡単にできる植物の植え方を説明します。
必要な道具を用意したら実際に植物を植えてみよう!
植えたい植物と土、肥料、スコップを準備すれば植物を庭に植える作業が簡単に始められますよ!
私は毎年この作業をしていますが、一度始めると夢中になって結構腰を痛めるので、休み休み作業していってくださいね。
植物を庭に植える方法は、6ステップで完了します!
- 手順1土を耕す
雑草をとり、土を耕して柔らかくする
- 手順2腐葉土や肥料を混ぜる
植物にとって育ちやすい土を作る
- 手順3穴を掘る
植物を入れる穴なので、深めに掘る
- 手順4穴に植物を植える
向きに注意して植える
- 手順5土をかけて固める
手で土を強めに抑え、固定する
- 手順6水をかけて完成
庭の土だけでは栄養が足りず、植物がすぐに枯れてしまうかもしれないので、初めのうちに栄養がある土や肥料を混ぜておくのがおすすめです。
植物によって適切な栄養の種類が異なるので、植えたい植物はどんな肥料が良いかなどを事前にリサーチしておくと手入れの負担を軽減できます♪
鉢植えに植えるとすぐに移動させられるので扱いやすい
庭に植物を植えるとなると、直接土に埋める地植えを想像しがちですが、鉢の中に植物を植えると手入れが簡単な場合もあります。
私の家でもいくつかの植物は鉢植えにしており、玄関に置いたりぶら下げたりして家の外観を飾っています。
鉢植えのメリットを3つ紹介します。
- すぐに移動させられる
- 屋外、室内の両方で楽しめる
- 害虫や病気が発生しても広がらない
地植えは、一度植物を植えてしまうと移動が難しく、環境が植物に合わなかった場合対処が難しいなどのデメリットがあります。
特に初めて扱う植物はどこに置くのが良いかわからないので、簡単に移動させられる鉢植えで様子をみても良いかもしれません。
頻繁に植えた植物の場所を動かすとストレスとなって植物が枯れる原因になりますが、鉢植えに植えればその心配は不要です。
失敗したくない、という場合は買ってきた植物を大きめの鉢に移しておき、順調に育ってきたら地植えに変えるという方法もおすすめですよ。
まとめ
- 手入れ不要の植物を植えるなら、強い繁殖力と生命力で広範囲の土を覆うグランドカバープランツがおすすめ
- 庭に植えるグランドカバープランツは、背が低く横に広がりやすい特性のあるクラピアやタマリュウなどが育てやすくておすすめ
- タイムやローズマリーなどのハーブを植えると料理にも使うことができ、シバザクラやアリッサムなど鮮やかな花を咲かせるグランドカバープランツもある
- 多肉植物は乾燥地帯に生息している植物なので頻繁な水やりが不要で、生命力が極めて強いので初心者でも育てやすい
- 繁殖力が強すぎるドクダミやミントを植えると、栄養を奪ってしまったり管理が大変になったりするので注意が必要
- 桜やハナミズキなど虫がつきやすい植物は、定期的に手入れが必要で、点検を怠ると病気になってしまうリスクが高い
- 害虫対策にはスプレータイプの殺虫剤だけでなく、水に溶かして使う乳剤や土に混ぜて使う粒剤などがある
- 除草剤や防草シート、砂利などで事前に雑草対策をしておくと後に庭の手入れが楽になるのでおすすめ
- 鉢植えにすることで害虫などの被害があっても面倒な手入れが不要になったり、すぐに移動させられたりするので植物を枯らしにくいというメリットがある
手入れが不要な植物を植えることで、庭仕事に慣れていない初心者でも元気な植物を簡単に育てられることがわかりました!
植物と関わりを持つことで心もいされてストレスが軽減するので、ぜひ好きな植物を植えて理想の庭を目指してみてくださいね♪
こちらのクラピアはK7という種類で、従来のものより耐寒性、耐病性に優れているため特に注目されている新品種です。
多少ほったらかしにしてしまっても、気温や病気で枯れてしまうリスクが小さいので気軽に植えられますね!
白くて小さなお花まで咲かせてくれるので、人工芝より美観に優れているのも嬉しいポイントです♪
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