ペットを飼っている方や今後飼いたいと思っている方で注文住宅を建てる予定があれば、ペット用の部屋を作ってあげたいですよね。
2階建ての家なら、階段下のスペースをペット部屋として活用するのがおすすめです。
リビングにケージを置いても良いのですが、そうすると部屋が狭くなってしまいますよね。
我が家は猫を飼っていますが、ケージは大きくて邪魔です…。
犬は留守番の時間も含めると人間よりも長い時間家にいる可能性があるため、快適に過ごせる環境を用意してあげたいものです。
基本的に犬は人が大好きですが、階段下に一人で過ごせるスペースを確保してあげることでストレス軽減にもつながりますよ。
ペットだけでなく人も楽しく暮らせる階段下スペースを活用した部屋作りアイデアをお教えします♪
ペットスペースにトイレを置くなら使いやすいだけでなく、掃除もしやすいトイレトレーが良いですよね。
こちらのトイレトレーは撥水性素材で汚れにくく、壁と土台の間に継ぎ目がないので掃除もしやすくなっています。
ワンちゃんが足を上げておしっこをしても、外に飛び散らないので周りの床をいちいち掃除せずにすみますよ!
階段下をペットスペースにすれば犬もストレスフリー!
犬は人と触れ合うのが大好きな動物で、基本的には大好きな飼い主と一緒に過ごしたいと思っています。
寂しがり屋で、一人ぼっちが嫌いです。
ですが、犬も人間と同じように皆でいたいときもあれば、一人でいたいときもあります。
階段下にペットスペースを作ってあげることで犬が一人で過ごしたいときにゆっくりでき、ストレスのない暮らしが実現できますよ。
ずっと誰かといるのも、ずっと一人なのもストレスを感じるワン!
ペットがストレスで病気にならないためにも、リラックスできる場所にスペースをとってあげたいですね。
犬の特徴と習性を知ってペットと楽しく暮らす家を作る
自宅にペットスペースを作る前に、犬の特徴と習性を理解しておきましょう。
犬の特徴を知っておけば、ワンちゃんが伸び伸び過ごせるストレスフリーな家が建てられますね。
- 人と触れ合うのが大好き
- ずっと一人ぼっちはストレス
- 外を眺めるのが好き
- 壁に寄りかかって寝るのが好き
- 暑さが苦手
- 散歩など運動が大好き
犬は先祖が穴を掘ってその中で暮らしていたことから、本能的に暗くて狭い場所の方が落ち着くと言われています。
広い場所にいると常に周囲を警戒しなければいけなくなり、犬も疲れてしまいます。
そのためメインで過ごす部屋がリビングの場合、サークルやケージを置いてパーソナルスペースを作ってあげることが必要になります。
リビングの間取りや形によってはケージに部屋のスペースが割かれ、生活が不便になる場合もあるため注意が必要です。
いくらペットのためでも、日常生活に支障が出ると困ってしまいますね。
小さくても1㎡前後はスペースがほしいワン!
人間も一人になれる場所がほしいときもありますね。
ただ、甘えん坊でずっと飼い主と一緒にいたいタイプの子、一匹狼で一人の時間を大事にしている子など犬にも性格や個体差があります。
飼っているワンちゃんがどういった性格でどういった場所が好きなのかよく観察してあげてくださいね。
階段下をペットスペースにすれば犬も人も快適になる
家の中で狭くて落ち着ける場所を探すのは一苦労ですし、リビングにケージなどを置くには広いスペースが必要です。
ペットスペースを作る悩みを解決するおすすめの場所が階段下のスペースです。
階段下をペットスペースにする利点を下記にまとめてみました。
階段の位置にもよりますが、階段がリビングに併設している場合は家族が集まる場所の横にペットスペースがあるので寂しさを感じることもなくなります。
普段は家族と一緒に過ごし、一人になりたくなったら自分だけのプライベート空間に行ってのんびりできるのはワンちゃんにとってもストレスがなく快適です。
天井が斜めになっている場合や、奥行きはあるけど入り口が狭いなど階段の形状によって使い道に困る階段下ですが、ワンちゃんの部屋にすることで有効活用できるのは嬉しいですね。
デッドスペースが使えるのは助かります!
また奥行きが広いなどスペースに余裕がある場合は、戸棚を付けて餌やトイレシートなどペット用品を収納することもできます。
消耗品のストックなどを入れておいても良いですし、使い勝手が良い収納場所になりますね。
ペット用のグッズって意外とかさばるから嬉しいです。
リビングにケージを置かなくて済むので、雰囲気を損ねず統一感のあるリビングにできるのもメリットです。
階段下にペットトイレを置くと犬も安心して使用できる
ペット用のトイレを設置する場所として、リビングに置く家庭が多いのが現状です。
ですが、普段の生活の中心になるリビングにトイレがあると、見た目や臭いの問題などで抵抗を感じることもありますね。
家に小さい子どもがいる場合は不用意にトイレを触ってしまう可能性もあり、なにより人がいるリビングではワンちゃんも落ち着いてトイレが使用できません。
階段下のスペースにトイレを置けば、ペットも安心して用を足せるようになります。
リビングにトイレがあるとお客さんが来たときに特に気を使います…。
ワンちゃん専用のスペースがあれば幼児が家にいても対策ができますし、来客時にも安心ですね。
また、万が一汚れた場合もリビングに臭いが侵入してくる心配がなく、気兼ねなく快適に過ごすことができますよ。
トイレ設置時に気を付けるべきポイントは臭い対策!
階段下のスペースにペットトイレを置く場合に一番気を付けたいポイントは臭い対策です。
その他、ペットトイレを設置する際に気を付けるべきポイントをお伝えします。
- 階段下スペースに換気扇や小窓を付ける
→臭いがこもらず快適なトイレ空間になる
- 床材やクロスを消臭効果や傷に強い加工の素材にする
→簡単に掃除ができ、取り換えが楽になるものがおすすめ
- 床や壁を動物病院と同じ施工にする
→傷防止の腰壁を付ける、汚れが目立つようにあえて白い床にする
- スペースの天井を高めにする
→中に入って掃除がしやすくなる
- コンセントを設置する
→空気清浄機や脱臭機、見守りカメラが置ける
我が家は賃貸マンションのためリフォームなどはできないので、猫トイレの横に空気清浄機を置いて消臭しています。
でもやっぱり臭いは気になります…。
犬や猫は人間よりも何倍も嗅覚が良いですし、トイレを清潔に保つことができれば人もペットも嬉しいですね!
設計段階からトイレを置く位置を考えておけば、事前に臭いや汚れ対策ができ便利になります。
掃除の手間が減るのは嬉しいですね!
注文住宅であれば後から増設するよりも、最初に作ってしまうほうがお得にもなります。
ハウスメーカーとの間取りや設計の相談時にペットのいる家の設計に詳しい人の話が聞けると参考になりますよ♪
ペットがトイレの上に敷いたシートで遊んで、破けてしまい交換しなければいけなくなった、という経験はありませんか?
こちらのトイレトレーはシート上にメッシュカバーがついているので、シートがめくれたり破れたりする心配がありません♪
シートの交換自体も楽な上に、おしっこの飛び散りが気になるときはクリップで壁にもシートを取り付けられますよ!
置く前に確認しよう!ペットトイレのNG設置場所3選
マンションやアパートで家の中に階段自体がない場合や、階段下スペースの使い道がすでに決まっている場合もあると思います。
その場合、ペットトイレをどこに置いたら良いのか悩んでしまいますよね。
家の間取りにもよりますが、トイレを設置しないほうが良い場所が3カ所あります。
もしこの場所にトイレを置こうと考えていたら、一度立ち止まって再検討をおすすめします。
トイレ中に人が玄関や部屋から出てきてペットが驚いてしまい、飛び出して床や壁を汚してしまう可能性があります。
人がよく通る玄関や廊下では、ペットが安心して用を足せないんですね。
キッチンは食べ物を扱う場所のため、排せつ物の臭いや衛生面に不安がありますね。
また、料理中に誤って落とした食材などを犬が口に入れ食べてしまう可能性もあります。
犬だけでなく猫にとってもキッチンは危険がいっぱいなので、「猫のキッチンカウンター対策は収納が大事!しつけや侵入防止策を紹介」を確認したはやめの対策をおすすめします!
きれいにしていても嫌な臭いが残ってしまい、飼い主が気になってしまう恐れがあります。
寝具が汚れてしまった場合、クリーニング代や買い替え費用がかかるかもしれません。
犬や猫は一度トイレの場所を覚えると同じ場所で用を足そうとする習性があります。
トイレトレーを設置に不向きな場所に置いてしまうと後から不都合が出てしまい、途中で場所を変更しなければならなくなる可能性もあります。
せっかくトイレトレーニングをしてトイレの位置を覚えさせたのに、もう一度やり直しになるのはお互いにストレスです。
飼い主にとってもペットにとっても困らない場所にトイレを設置したいですね。
階段下はペットのための間取り!動線と距離を確保する
せっかく注文住宅を建てるなら、人間だけでなくペットも快適に暮らせる家にしたいですよね。
犬と楽しく暮らせる家にするために、階段下のスペースを有効活用するのはもちろん間取りもしっかり考えたいですね。
家作りに欠かせない間取りのポイントや、注意点をお伝えします。
犬と暮らす家の間取りなら走れる動線を確保すると良い
犬は運動が大好きですので、思いっきり遊ばせられる動線を確保してあげることが重要です。
庭にドッグランを作ってあげると、運動不足の解消やストレス発散にもなりおすすめです。
塀や囲いなど脱走防止対策は万全にしてほしいワン!
植物を植える場合、万が一犬が食べても大丈夫な種類にしましょう。
家の中に入る際にすぐに足や体の汚れを落とせるよう、庭から洗面室までの動線を考えておくのもおすすめです。
泥だらけで遊んだ後も玄関を通らずにきれいに汚れが洗い流せると嬉しいですよね。
また、室内にも運動できるスペースを確保してあげましょう。
天気が悪い日や、留守番の最中に室内で走り回れるようにリビングや廊下の間取りと配置を考えておきたいですね。
大型犬と暮らすなら広いリビングが必要ですね。
階段下にペットスペースを作る予定であれば、そこからリビングまで自由に動ける動線が必要です。
どんな階段を採用するかによって間取りや広さが変わってくるので、忘れずにチェックしてくださいね。
階段下スペースを犬部屋にする場合、広すぎても狭すぎても使いつらくなってしまいます。
長い時間家の中にいる犬にとって、飽きることのない嬉しい動線を考えてあげましょう♪
階段下のペットスペースは玄関との距離に注意して作る
注文住宅は自由に間取りを決められるのが最大の利点ですが、ペットスペースを作る場合に気を付けてほしいことがあります。
階段下にペットスペースを作る場合、玄関との距離に注意してください。
リビングに階段を設置予定の場合は玄関との間にドアがあることが多いですが、玄関近くの階段の場合はワンちゃんがペットスペースから突然外へ飛び出してしまうかもしれません。
特に来訪客に飛び付く癖や、吠える癖がある犬の場合は気を付けてください。
注意しておかないと思わぬ事故につながりかねません。
ペットスペースにゲートを設置したり扉を付けたりするなど、飛び出しが防止できるよう工夫が必要です。
ゲートを設置する場合、市販のものを買うのか造作してもらうのかあらかじめ決めてきましょう。
市販のものはサイズが限られているため、ペットゲートを購入したのにサイズが合わなくて使えない、なんてことがないよう設計時から検討して決めておくことをおすすめします。
ゲートや扉を付けると犬がかわいそうだと思うこともあるかもしれませんが、トラブルが起こってしまってからでは遅いのです。
自由に設計できる注文住宅だからこそ、大切な家族であるワンちゃんが安全に暮らせるようにしてあげたいですね。
まとめ
- 階段がある家の場合、階段下をペットスペースとして活用すると人も犬も楽しく暮らせる部屋作りが可能になる。
- 階段下のペットスペースは犬が一人で過ごしたいときにゆっくりできて、ストレスのない暮らしができる場所である
- 犬は人と触れ合うのが好きだがゆっくり一人で過ごせる時間も必要で、もともと狭い場所が落ち着く習性がある
- 形状によって使い道に困る階段下にペットスペースを作ることでデッドスペースが利用でき、収納場所としても利用できる
- 階段下スペースにトイレを置く場合、臭いや傷が付かないよう換気扇小窓をつけたり、床や壁を素材や施工を工夫したり対策しておくと良い
- ペットトイレは臭いや衛生面でのトラブルが起こる可能性があるため玄関や廊下、キッチン、寝室には設置しないほうが良い
- 注文住宅を建てる場合は犬が自由に動ける動線を確保した間取りにし、階段下スペースは玄関からの距離に注意する
階段下をペットスペースにすることで、人だけでなく、犬もストレスなく快適に暮らせるようになると嬉しいですね。
愛する家族の一員であるペットにとって優しい家を作っていきましょう。
ペットスペースにトイレを置くなら成長に合わせて長く使えるトイレが良いですよね。
こちらのトイレトレーは大きめの作りになっているので小型犬には少し大きいと感じるかもしれませんが、サイズを確認すれば大丈夫です。
ゆとりある大きさですのでペットが成長してからでも使用でき、わざわざトイレトレーを買い替える必要がなくなりますよ♪
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