猫は本当にかわいらしくて癒やされるペットですが、キッチンカウンターにのぼっていたずらをしてしまう…ということは多くあるのではないでしょうか。
猫がキッチンカウンターにのぼってしまうことをやめさせるのはなかなか難しいので、一番の対策はとにかく物を収納することです!
猫にとってキッチンはいつもご飯が出てくる場所と覚えられており、水が飲めたり、良い匂いがしたりと興味をそそることばかりです。
私も2匹のきょうだい猫を飼っており、そのかわいさに癒やされている毎日です。
愛する猫の安全面や衛生面を考えると、なるべくキッチンカウンターにのぼらないでほしいものですね。

何か良い対策はないのかしら?
この記事では、猫がキッチンカウンターにのぼってしまうときの対策と、キッチンへの侵入防止策をご紹介していきます♪
猫のキッチンカウンター対策に便利なグッズや収納方法

猫は、いつもおいしいものがでてくるキッチンカウンターに興味津々です。
猫にキッチンカウンターの上でいたずらせないためには、便利グッズなどを使ったり出しっぱなしにせず収納したりすることが大事です!
我が家の2匹の猫たちも、私が買い物から帰ってくると買ってきたものを冷蔵庫にしまう途中から、買い物袋の中に頭を突っ込んで主にパンなどをあさり始める始末です。
これは、私が悪いのですが、仕事用のかばんにパンを入れっぱなしにしてしまったことから、パンの味やビニールの素材など覚えてしまったことが原因だと思われます。

菓子パンはマーガリンも効いていておいしいにゃ♪
どうにも仕方がないのでいまは、買ってきたものをしまうまではゲージの中に入れて待っていてもらっています。

その他にも、排水溝のネットを引っ張り出してきたりアルミたわしを加えてどこかに行ったりと、やりたい放題です。
そこで、猫がいたずらできないようにするための対策を私が買っているかわいい猫のエピソードとともに紹介していきますね♪
パンの収納にはブレッドケースが便利ですっきり
ブレッドケースというものをご存じでしょうか?
最近では、おしゃれなキッチンカウンターにはよく置いてあるグッズのひとつで、その名の通りパンを保管するためのケースです。
ブレッドケースにパンや食べ終わっていないお菓子などを収納しておけば、中のものを食べられるという事態を防ぐことができます。
ブレッドケースには、さまざまな素材や仕様のものがあり、ふたを下から上へスライドさせるタイプやふたを被せるタイプのものもあります。
被せるタイプのものだと、猫は賢くふたを開けてしまうことがあるので、ふたを下から上へスライドさせるタイプがおすすめです♪

ブレッドケースを置けばキッチンの見た目もすっきりして、猫への対策もばっちりです!
調理器具は引き出しの中にしきりを使って整理
猫のいる家ではいたずら対策のため、調理器具は引き出しの中にしまい、しきりなどの便利グッズを使って整理しておくのがおすすめです!
おたまや菜箸、フライ返しなどの調理器具をスタンドに立てて収納しておくとすぐに使えて便利ですよね。
私の家でも、以前までは使い勝手重視でスタンドに立てて収納していましたが、猫が菜箸をくわえて持って行ってしまうようになってしまいました。

なぬっ。引き出しだといたずらできないにゃ…。
ただ引き出しの中に入れるだけだと、ついついごちゃごちゃしてしまいますよね。
最近では、シンデレラフィットという言葉も流行っていますね!
ダイソーやニトリ、無印良品などでも引き出し整理グッズが売っているので使ってみてはいかがでしょうか♪
キッチンカウンターの収納以外にも整理整頓したいなら、「物が多い家の片付けは順番が大切!全ての部屋を綺麗に保つ収納のコツ」が参考になりますよ!
キッチンにシンクカバーをしていたずらを防止!
猫がキッチンカウンターに乗ってしまっても、いたずらをしないことが大切です。
キッチンのシンクにシンクカバーやふたをしてしまい、猫がいたずらできないようにしてしまうのがおすすめです!
ホームセンターなどに売っている市販のシンクカバーなどのグッズを使っても良いですし、少々手間は掛かりますが100均などで売っている材料でDIYすることもできます。
私はキッチンのふきんを除菌するときに猫が誤ってハイター入りの水を飲んでしまわないか不安でしたが、除菌の間はシンクにふたをすることで解決しました♪

僕のことを考えてくれてありがとうなのにゃ。
以前はまな板をふた代わりにしていましたが、シンクカバーを買ったことで安心感が増しましたね!
かわいい愛猫が安全に暮らせるよう、常に危険がないか考えておくことが大事です!
シンクカバーやふたを購入する際は、キッチンのシンクのサイズを測っておきましょう。
排水溝ネットは枚数が入ってお得!調理後すぐに捨てる!
三角コーナーはすぐに生ごみが入れられて便利ですが、残飯や野菜くずなど猫に食べられてしまいやすく危険です。
生ごみは排水溝ネットをセットしておき、調理が終わったらすぐに捨ててしまえば猫に食べられる心配もなく、リセットしやすいのでおすすめです!

排水溝ネットは、100均のダイソーなどで約40枚入りで売っているので経済的ですよ。
調理中は包丁も使いますし、猫にいたずらされてしまうと危険なので、ゲージに入れておくのが安心ですが、いつもゲージはかわいそうなので我が家は猫の状況を見て対策しています。
皿洗いの際もふたたび排水溝ネットを設置して、洗い終わった後にまたリセットしておくことで猫に残飯を食べられる心配もありません♪
ほかにも、キッチンの収納にお困りの場合は、「キッチンカウンターの汚れ防止は保護シート!掃除や収納方法も紹介」が参考になりますよ。
猫のキッチンへの侵入防止はしつけできない?

ここまでは、猫がキッチンカウンターへ自由に出入りできる状況で対策をご紹介してきました。
猫のキッチンへの侵入防止はいたずら防止に霧吹きスプレーなどのしつけで対策することができる場合もあります。
そうなのです。うちの猫にはもう効かなくなってしまいましたが、まだキッチンに入り始めたばかりの猫には効く可能性もあるかもというご紹介です。

僕には効かないけど、他の猫には効くかもしれないにゃー。
大好きな猫に嫌われてしまっては困るので、しつけできる可能性もあるかもという軽い期待をもってやってみましょう!
猫がカウンターにのったら霧吹きスプレーで驚かす
猫がキッチンカウンターにのぼったら、しつけのためにすぐ、なるべくあなたがやったと見えないように霧吹きスプレーで水をかけましょう。
猫の祖先は乾燥した砂漠地帯にルーツがあり、ほとんどの猫は本能的に水をかけられることを嫌います。
こんなことしてかわいそうと胸が痛みますが、キッチンカウンターにのると嫌なことが起きるんだと学習してもらうことで、侵入防止のしつけをしてみましょう。
この時あなたが水をかけたと思われると、嫌なことをする人と見なされてしまい、嫌われてしまいかねませんので、注意が必要です。
ちなみに我が家の猫は最初はびっくりしていましたが、いまは物ともしなくなってしまったので、このしつけは失敗に終わってしまいました。
霧吹きスプレーで水をかけるときは、なるべくあなたがやったと見えないようにしましょう。
猫の嫌いな香りを置いてキッチンに近づけない
猫は、鋭い嗅覚を持っており、柑橘系などの酸っぱい匂いを嫌います。
柑橘系の芳香剤など、猫が嫌がる香りの物を置いてキッチンに近づきたくなくなるようにして侵入防止しましょう!
柑橘系以外にも、猫が嫌いな香りはいろいろあるので確認してみてくださいね。
- 柑橘系の香り
- メンソール系やハーブの香り
- コーヒーや茶葉の香り
- 唐辛子など香辛料の香り
- 酢の匂い
しかし、アロマや精油を誤って舐めてしまうと食欲がなくなったり体調を崩したりする可能性があるため注意が必要です。
さらに、ミント系の匂いはストレスや体調不良の原因になりかねないので、猫が頻繁に出入りする場所には置かないようにしたいですね。

以前、私がお世話になっている獣医さんには「ミント」や「レモン」がやばいと言われたことがあります。
猫が嫌いな香りを付けた「猫のしつけ専用スプレー」などもありますし、猫が舐めても害がない酢などで手作りスプレーを作るのもありですよ!

柑橘系の香りが苦手ってことは、食器用洗剤に種類にも注意しないとだめですね。
猫をキッチンカウンターの柵やケージで中に入れない

ここからは物理的にキッチンカウンターへの侵入を防止する方法を紹介します!
猫がキッチンカウンターに侵入しないようにするには、柵を設置するかケージに入れてしまうのが手っ取り早く安心です。
我が家では、私が仕事に行っている間と、一人で料理をしている間は基本的にケージで過ごしてもらうようにしています。

普段からケージに慣れておけば、病院など外出の際にもキャリーケースにすんなり入ってくれるようになるのでおすすめです。
キッチンには包丁やはさみが置いてあり危険がいっぱいなので、キッチンカウンターへの侵入を防いで猫の安全を守りましょう!
独立キッチンでは柵を設置して侵入防止しよう
近年、おしゃれな対面キッチンが増えてきていますよね。
対面キッチンなどで扉がない場合は通販で売られているハイタイプの柵を使うことによって、猫の侵入を防止することができます。
子猫の場合は市販のベビーフェンスなどで代用できる場合もあります。
しかし、猫は大きくなると自分の体調の5倍の高さまで飛ぶこともあるので、本当に侵入防止したいなら柵の高さは、1.5mは必要です。
猫を飼っている家には中に入りにくい独立型キッチンが安全なので、もし今後引っ越しや新築を検討されている場合は、どうしたら猫も人間も住みやすい家になるか考えてみると良いですね。
大きめのケージに入れて猫の安全を守ってあげよう
猫を室内で放し飼いにしていると、食べてはいけないものを口にしてしまったり大切なものを壊されてしまったりなど、いたずらされることも多くて困りますよね。
猫だけでお留守番の際や、いたずらされてしまったら困るものを扱う際は、猫をケージに入れて安全を確保してあげましょう。
一口にケージといっても、2段や3段のものなどいろいろあるため迷ってしまうかもしれませんね。
我が家では2匹の猫がおり、成長してからも長く使えるようにと、生後2カ月の子猫のころから2段タイプのケージを使用しています。
ただし、生後2カ月のころはまだ顔が小さくケージの隙間を通り抜けてしまうこともありました。

今ではすっかり大きくなったにゃ!
ホームセンターの園芸コーナーで売っている、プラスチックのメッシュネットをケージの周りに結束バンドで留めることで解決したので参考にしてください♪
部屋のサイズや猫の大きさ、多頭買いしている場合など、環境はさまざまなので、あなたの家の状況に合わせて選ぶことが大切です。
まとめ

- キッチンカウンターは水が飲めたり、良い匂いがしたりと猫の興味をそそることばかりだが、猫の安全面や衛生面を考えると危険が多い場所である
- 猫がキッチンカウンターにのぼってしまうことをやめさせるのはなかなか難しいので、一番の対策はとにかく物を収納すること
- ブレッドケースにパンや食べ終わっていないお菓子などを収納しておけば、中のものを食べられるという事態を防ぐことができる
- 猫のいる家ではいたずら対策のため、調理器具は引き出しの中にしまい、しきりなどの便利グッズを使って整理しておくのがおすすめ
- 猫がキッチンカウンターにのってしまってもいたずらをしないことが大事なので、キッチンのシンクにふたをしてしまい、猫がいたずらできないようにするとよい
- 生ごみは排水溝ネットをセットしておき、調理が終わったらすぐに捨ててしまえば猫に食べられる心配もなく、リセットしやすい
- 猫のキッチンへの侵入防止はいたずら防止に霧吹きスプレーなどのしつけや柑橘系の芳香剤をおくことで対策することができる場合もある
- 猫のしつけをするときは、猫に嫌われてしまわないようになるべく自分がやったと見えないようにすることが大事
- 対面キッチンなど扉がない場合は、通販で売られているハイタイプの柵を使うことによって、猫のキッチンへの侵入を防止することができる
- 猫だけでお留守番の際や、いたずらされてしまったら困るものを扱う際は、猫をケージに入れて安全を確保してあげることが大切
今回は、猫がキッチンカウンターにのぼってしまうときの対策とキッチンへの侵入防止策をご紹介しました♪
とってもかわいらしく癒やされるペットの猫ですが、キッチンカウンターにのぼられてしまうと、食べてはいけないものを口にしてしまったり、いたずらされしまったりと困ってしまいますよね。
かわいい猫を危険から守るためにも、互いにストレスなく仲良く暮らしていくためにも、猫の成長に合わせてしっかり対策を考えて実行していくことが大切です。
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