キッチンの壁には油はねや汚れを毎回掃除しなくてすむように汚れ防止シートを貼りましょう。
お料理したあとは洗い物や片付けで精一杯で壁の拭き掃除まではなかなかできないものですよね。
しかし炒め物や揚げ物のあとは壁に油が飛びはねてかなりの汚れが付き、毎回拭かないときれいにするのに時間も手間もがかかってしまいす。
私も壁までは手が届かず、気が付くと白いはずの壁が油はねでベトベトしてうっすら黄色くなっていることも…。
そこで油汚れ防止シートをキッチンの壁に貼って掃除の時間と手間の悩みを解決しました!
また染みついてしまった汚れは台所洗剤や重曹を使えばすっきりと落とせますよ。
いつもピカピカなキッチンを保つために汚れ防止シートの貼り方や選び方、油を飛ばさずに料理できるレンジガードなどいろいろと紹介していきます。
キッチンの壁の油はねはシートを貼って汚れ防止
キッチンの壁は汚れ防止シートを貼って油はねや油汚れから保護しましょう。
ガスコンロで揚げ物をすると、目に見える油はねだけでなく空気中に細かな油が舞い散ります。
さらに換気扇を付けながらの作業なので、油は上に舞いあがり、キッチン中に飛び空中のほこりと合体してあちこちに付着して、これが厄介な油汚れになるのです。
キッチンのガスコンロまわりだけでなく、キッチン横の壁紙やカウンター、採光窓があればそこにも油は付着しベタベタとした汚れになってしまいます。
私も毎日料理はしますが、なかなか細部まで掃除するのは面倒ですよね。
ガスコンロの回りには汚れ防止シートを貼っておくと掃除の頻度が少なくなりぐんと楽になりますよ。
汚れ防止シートにはいろいろなタイプがあるので用途別にご紹介します。
油汚れから壁を守りながら景観を損なわない透明シート
キッチンの壁を汚れから守るにはシートを貼るのがおすすめですが、透明タイプなら今の雰囲気をそのまま活かせて視界を邪魔せず目立たないメリットがありますね。
3層構造のシートは汚れが目立ったらはがして捨てることができ、さらにそれを繰り返すことができるため経済的ですシーね。
シートを貼る手間がかからなくなりとても便利で、よくできた製品だと感心しています。
またどのシートも表面が油汚れが落ちやすいように加工されていて、台所仕事のあとにさっと拭くだけできれいになるのもメリットです。
特にキッチンの壁がタイルの場合は目地に油汚れが溜まりがちですが、汚れ防止シートをはることで表面がスムースになりお掃除も楽になりますよ。
キッチンのイメチェンならリメイクシートがおすすめ
今のキッチンはちょっと殺風景だから明るくしたいな。
汚れを防止しながら雰囲気を変えてみようかな。
そんな時は素敵な模様のついたリメイクシートがおすすめです。
リメイクシートといっても家具に貼るものから水回りOKのタイプまでいろいろありますので、その中から油汚れを防止しつつキッチンにぴったりのおしゃれに見えるシートを厳選して紹介します。
コンロ前の壁だけをアクセントにしても素敵ですし、キッチンの壁全体に貼れば雰囲気がガラリと変わって気分も上がること間違いなしですよ!!
>> 「キッチンカウンターの汚れ防止は保護シート!掃除や収納方法も紹介」
コンロの横や近くの壁紙も汚れ防止シートで守ろう
IHヒーターやガスコンロの横やそばの壁紙もシートを貼って汚れから守りましょう。
キッチンの壁と言ってもガスコンロやIHヒーターのまわりだけでなく、横の壁紙は汚れているはずです。
私の家のキッチンもコンロまわりの壁はツルツルしているので台布巾などでついでに掃除できますが、横の壁紙の汚さはどうにかしたいと常々思っています。
油汚れだけでなく調味料が飛んでいて意外と汚れていることに気が付かないふりをしているのは私だけでしょうか…?
コンロ近くの壁は火口まわりの壁と違い、ざらついていることもあるので壁紙専用の透明なシートを選んで貼り付け汚れから守りましょう。
どの製品も壁紙に貼ってはがせるタイプですが、特に防熱や防水に優れているわけではありませんのでガスコンロやIHヒーターの熱が届くところには貼らないようにしましょう。
私のキッチン横の壁にはストライプの壁紙なのですが、油汚れもありますが調味料の汚れがひどいので保護シートを貼って解決しました。
何より、壁紙は汚れが落ちづらいのですが、保護シートはつるつるしているのでさっと拭くだけで汚れが落ちるのでとてもストレスフリーで気分上々です。
>> 「コンロ掃除はつけ置きで時短家事!毎日の簡単お手入れでピッカピカ!!」
キッチンの壁に汚れ防止シートをきれいに貼ろう
汚れ防止シートは幅が多きなタイプや手頃な大きさで扱いやすいものもありますが、どんなシートでも空気を抜いてしわが入らないように貼ることが肝心です。
またキッチン全体にシートを貼るなら壁のサイズをしっかり測ってカバーできるようなシートを選ぶのも重要ですね。
自分できれいに貼れるかしら…?
自分でシートを貼るのは難易度が高そうですが思っているより簡単にきれいに貼ることができますよ♪
シートによっては裏にサイズが図れるように升目が印刷してある製品もありますし、紙で型を取ってからシートを切ればぴったりサイズに貼れますね。
カッター、定規、軍手、タオルなどがあると作業しやすくなりますよ♪
はがせるシートなどは何回貼っても粘着するので安心ですが、物によってはしわが入ったらそのままになってしまうシートもありますので貼り付ける時は気を付けましょう。
レンジガードで油を飛ばさずきれいな壁を保とう
キッチンの壁に油汚れが付かないようするにはまず、ガスコンロやIHヒーターを使う時にレンジガードを使って油が飛び散らないようにするといいですね。
レンジガードとはコンロを囲むように置き、フライパンや鍋から直接油が壁に届かないようにガードするパネルです。
実際に私は揚げ物をする時だけですが、これを使って明らかに油汚れが壁やコンロにつかなくなり、とてもストレスフリーになりました。
しっかりとした据え置きタイプからたたんでしまえるコンパクトなものまで揃っていますよ。
そのほか、揚げ物をしている時に鍋の上に置いて油を飛ばない網状の油はねガードも人気で、蒸気は通り抜けるので水滴が油に入ることなく快適に揚げ物ができます。
キッチンの壁やガスコンロを汚さないだけでなく、ぱちぱちと飛ぶ油が怖い、苦手な時の救世主ですね。
電気コンロの場合は揚げ物の時新聞紙でもかぶせておけば大丈夫です。コンロトップは熱くならないので紙を被せれば油も飛ばず安心ですよ。
キッチン壁の油はねシートは100均でお得に試そう!
キッチンの壁を汚れや油はねからガードしようと思ったら、とりあえず近くの100均をのぞいてみてはいかがでしょう。
キッチン用品と掃除用品のコーナーにはキッチンの壁のお掃除を楽にしてくれるアイテムが揃っていて、しかも100円ちょっとなのでお試しに買ってみるのもいいですね。
ただし、サイズが選べなかったり強度不足だったりするデメリットもあるので、100均アイテムで試してからホームセンターでしっかりした製品を買うのも一つの方法です。
ダイソーでは実用的な製品が多種多様販売されていますし、セリアでは他ではみられないデザイン性の優れたキッチン用品が買えますよ。
セリアでは猫ちゃんをモチーフにしたグッズがたくさんあるにゃ!
ダイソーで買える壁を汚れから守るおすすめ商品6選
ダイソーの商品でキッチンの壁を油汚れから防止してみましょう。キッチンの壁用のシートを始め、レンジガードや油汚れ拭きシートまでそろっていますよ。
私もダイソーに行くとついついキッチンやお掃除用品に目が行ってしまいます♪
ダイソーはなんといっても毎月新製品が登場するので目が離せないところが魅力ですよね。
2層式透明クリアシートは汚れたら一度はがせるタイプで私はこれを使っていますが、さっと汚れを拭き取れるのでしばらくの間は張り替えなくて良いでしょう。
一方で、透明クリーンシートは厚めの仕上がりでタイル地の壁などに向いていて、いずれも100円とは思えない品質なので用途に合わせて試してみてください!
油はね防止ガードは330円ですが、しっかりと鍋の表面を覆ってくれて油の飛び散りを防いでくれますし、油汚れクリーナーはデイユースできる品質と価格でいちおしです。
油汚れクリーナーは、メッシュ加工シートをセスキ液で含ませた優れものです。
セリアのおしゃれなキッチンの油汚れ防止商品3選
セリアはなんといってもデザインが他の100均を抜いてダントツの人気ですね♪もちろんキッチンの油汚れ防止グッズもそろっていますよ。
どれも地味な感じではなくおしゃれでスタイリッシュな柄なのでキッチンによく映え、セリアらしいアイテムです。
お手軽、おしゃれにキッチンをまとめたいならセリアで汚れ防止アイテムを選んでみましょう。
また人気のニトリにはガスコンロ用アルミパネル(ワイド、コンパクト)が販売されています。
キッチンの壁の油汚れには重曹やセスキがおすすめ♪
キッチンの壁はこまめな拭き掃除や汚れ防止シートを貼ることできれいな状態を保てますが、ちょっと気を抜いてお掃除をサボってしまうと油汚れがついてべたべたしてしまいます。
しかし重曹やセスキ、台所洗剤を使えばキッチンのべたついた油汚れは簡単に落とせますので安心してくださいね。
またこれから汚れ防止シートを貼ろうという場合も壁の油汚れ落としは大切ですのでしっかり汚れ落としの方法を知りましょう。
軽い汚れや毎日のお手入れには台所洗剤や重曹で
油が飛んだだけの汚れなら雑巾で水拭きしたり、薄めた洗剤を洗剤でしめらせたスポンジで軽くこすって落としたりすれば簡単にツルツルピカピカな壁を保つことができますよ。
しばらく時間が経って白い壁に黄色い油汚れが目立つようになったり、触った時にべたべたしたりするなら、水拭きや洗剤で落とすのはなかなか難しくなってきています。
そうなったら重曹やセスキが効果的です!
重曹スプレー
お湯300mlに重曹大さじ1をよく溶かし、スプレーし10分ほどおいてからスポンジでこすり落とす。
セスキスプレー
水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1溶かしたものを吹き付けて布巾で拭きとる。アルカリ性が強く軽度の油汚れに有効。
私は実際に重曹スプレーを手作りして常備していますが、仕事が続き台所の掃除がおろそかになっても一週間分くらいの油汚れは重曹スプレーで十分落とせますよ。
また横の壁紙も半信半疑で重曹スプレーを吹き付けたあとウエスで拭いてみたら、とてもきれいに汚れが落ちて驚きました。
このあと早速汚れ防止シートを貼り付けようと考えています。
最初のころ失敗したのは、重曹をお湯で溶かさずに水と合わせたものをスプレーボトルに入れてしまったため、重曹がうまく溶けなくてスプレーできなかったことです。
重曹はお湯で溶かすのがポイントですが、重曹スプレーやセスキスプレーはそのまま商品としてホームセンターや100均に売っていますのでさらにお手軽ですね。
また重曹スプレーもセスキスプレーもそのままにしておくと白い跡が残ってしまうので必ず水拭きしましょう。
年季の入った汚れは強力洗剤やアルカリ電解水で落とす
油汚れをそのままにしておくと固まってしまい洗剤では落ちなくなりますし、油とほこりが混ざるとなかなか手ごわい汚れになってしまいます。
そんな場合は重曹やセスキよりもより強力な洗剤でさっぱりきれいに落としましょう。
マジックリン
油汚れ専用の洗剤で頑固な油汚れを落とす。
オキシクリーン
油汚れを分解し漂白する粉状の洗剤。40℃くらいの湯250mlにオキシクリーンを15g溶かし布にしみこませて頑固な油汚れを拭き取る。
アルカリ電解水
強アルカリ性で頑固な油汚れを手軽に落とす。水100%でできているので二度拭きもいらずキッチンでも安心して使える。
アルカリ電解水なら水100%なので素手でも扱えますが、マジックリンやオキシクリーンは強力な洗浄力を持つ洗剤なので扱う時は手袋をつけて直接手に触れないよう気をつけましょう。
まとめ
- キッチンの壁は油汚れ防止シートを貼っておくと油はねを防ぎ、掃除が楽できれいな壁を保つことができる
- 壁の模様や雰囲気をそのまま活かしたいなら透明な汚れ防止シートがおすすめで、3層構造になっているシートもあり何度か剥がして使えて便利
- キッチンをイメチェンしたいならリメイクシートがおすすめだが、防水性、防熱性のあるものを選ぶといいし、貼り直しができるタイプなら賃貸住宅でも貼れる
- ガスコンロやIHヒーター横やそばの壁紙は思いのほか油はねや調味料で汚れていることが多いので、壁紙ようの汚れ防止シートを貼るといい
- 汚れ防止シートは壁をきれいにしてから寸法をしっかりはかり、スポンジやタオルで空気を押し出しながらしわの入らないように貼るのがポイント
- コンロまわりに立てるレンジガードを使えば揚げ物や炒め物の油がはねないため、汚れも少なくなるし網タイプのかぶせるレンジガードなら油はねを防げて安心
- キッチンの壁の汚れ防止グッズはダイソーやセリアなど100均にもたくさんあるので一度試してみよう
- キッチンの壁を毎日お手入れするなら水拭きや中性洗剤で十分だが、ベトベトしてきたら重曹やセスキをスプレーするとスッキリ落ちる
- 頑固な油汚れにはより強力な洗剤が効果的だが、アルカリ電解水は水100%なので安心して使える
キッチンの壁は料理しようと立つ時に一番目に入ってしまうところですし、そこがきれいだとテンションも上がりますよね。
なかなかまめに掃除できないようなら汚れ防止シートを貼って油汚れからガードするのがおすすめで、シートの表面も油が付きづらいようになっているのでさっと拭けば大丈夫です。
それでなくても家事は掃除や料理だけでなくすべきことはたくさん!キッチンの壁くらいはシートを貼ってお掃除の頻度を減らしながらきれいを保ちましょう。
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