コンロ掃除はつけ置きで時短家事!毎日の簡単お手入れでピッカピカ!!

キッチン

コンロの掃除ってホントに面倒な家事ですよね!キッチンの中でもコンロは一番使用頻度が高く、掃除をサボるとすぐに汚れが溜まってしまいます。

揚げ物や炒めもの、煮物など料理をすればどうしても油はねや鍋の吹きこぼしなどでコンロはあっという間に汚れてしまいます。

そんな悩みを抱えている忙しい主婦のあなたに、面倒なコンロの掃除を簡単で手間いらずでできるつけ置き洗い方法を紹介します。

私も主婦歴20年以上経ちますが、コンロの掃除が大の苦手です。しかしこのつけ置き方法を知ってからは家事の時間も大幅に削減できました。

つけ置き洗いでは今、人気の「重曹」を使った方法と重曹以外のナチュラルアイテムなども紹介します。是非、参考にしてみてください。

コンロ掃除はつけ置きで放置♪重曹で楽々お掃除

基本的に、面倒なコンロの掃除はつけ置き洗いで放置しておくと手軽で綺麗になりますが、その前にコンロの汚れの原因を知っておきましょう

コンロの汚れの原因は、主に毎日の調理時に発生します。つい掃除をサボってしまうとすぐ固くなりベトベトでガンコな汚れになってしまいます。

ベトベト汚れは掃除が大変よね…何か良い方法はないかしら?

コンロのベトベト汚れは原因を知って上手に掃除しよう

コンロ汚れの原因を知ることで掃除アイテムも選択しやすくなり、汚れに応じて上手に掃除することができます。

◆油による汚れ
調理中には油を使うことが多く、コンロや五徳に油が付着することによりベトベト汚れの原因になります。

◆食品による汚れ
調味料やこぼれ落ちた食品が付着することによってできる汚れです。そのまま加熱したり放置したりすることで頑固な汚れの原因となります。

◆焦げ付きによる汚れ
もっとも頑固な汚れがこの焦げ付きによる汚れです。鍋からの吹きこぼれや、こぼれた食品、調味料などが熱することで焦げ付く原因となります。

このようにコンロの汚れにはいろいろな原因があるとわかりました。原因を知っておくと効率的に掃除することができますよ。

界面活性剤を使用しない重曹は安全なナチュラル洗剤

そんな頑固なベトベト汚れを解決してくれるのが重曹ですが、界面活性剤を使用しないナチュラルな成分からできているから安全です。

重曹の成分はpH8〜8.5程度の弱アルカリ性で、酸性のものを中和する働きをするのでベトベトで頑固な油汚れに効果を発揮します。

重曹は環境や人体に優しく安価で買いやすいので、使っている人が多くなってきています。

細かい粒子が特徴的で優しい研磨効果でクレンザー代わりにもなりますし、熱を加えると自然な発泡作用でつけ置き掃除に効果がありますよ♪

市販されている中性洗剤などに比べ、洗浄力が弱いと思われがちの重曹ですが、きちんと使いこなせば驚くほどの洗浄力を発揮します。

重曹の使い方
  • 粉をそのまま振りかけて使う
  • 重曹ペーストとして使う
  • お湯に溶かして使う

重曹は粉をそのまま振りかけてクレンザー代わりにしたり、水大さじ1、重曹大さじ2でペーストを作りトロッとせてから使ったりします。

お湯に溶かす場合は、スプレーボトルに重曹水(お湯100ミリリットルに対して重曹小1)を作り、ベタベタ汚れにスプレーしてから使いましょう!

重曹の注意点
  • アルミや銅素材に使うと黒ずんでしまう
  • 研磨作用で傷つくこともある
  • 手荒れをしやすい場合はゴム手袋をはめる
  • 重曹は食品用や薬用のものを使う(工業用はNG)

重曹は掃除以外にも消臭効果があったり、料理にも使えたり、たくさんの用途があります。1つ持っておくと大変便利に使えるアイテムです。

コンロ掃除は重曹のつけ置きでピカピカ手間いらず

コンロ汚れの原因を紹介しましたが、これらのベタベタで頑固な汚れは重曹を使ってつけ置きをするだけでとても綺麗になります。

中でも、焦げ付いた五徳や魚焼きグリルは本当に厄介ですよね。一度焦げ付いてしまうと、スポンジやたわしで擦ってもなかなか落ちません。

忙しくてなかなか掃除する時間がないわ…。

大丈夫です!忙しくて時間がない時は重曹でつけ置きをしましょう♪コツをつかめば、あとは放置するだけでピカピカになりますよ!

【用意するもの】
・重曹
・五徳や受け皿入る大きめの鍋またはポリ袋

準備をしたらいよいよつけ置き掃除を始めましょう♪とても簡単ですので是非トライしてみてください!

重曹のつけ置き掃除
  • 手順1
    重曹水を沸かす

    水1リットルに対して大さじ2杯の重曹を鍋に入れて沸騰させる。重曹を溶かすようによく混ぜる。

  • 手順2
    五徳、受け皿を入れる

    五徳や、受け皿を鍋の中に投入し5分ほど煮る。やけどに注意しましょう!

  • 手順3
    冷めるまで置いておく

    5分たったら火を消し、冷めるまでそのまま待つ。2時間ほど放置すると汚れが落ちやすくなります。

  • 手順4
    スポンジやブラシでこする

    五徳などを取り、スポンジやブラシでこする。

  • 手順5
    水で綺麗にすすいでよく水を切る

    流水で綺麗にすすいだら乾かし完了!

汚れの度合いによって落ちにくい時は重曹の量を増やしてみたり、煮沸する時間や放置時間を長くしたりすると効果がでます。いろいろ試してみてください。

大きな鍋がない場合は、ポリ袋にお湯を入れて汚れた五徳や受け皿を入れる方法もあります。その時はお湯1リットルに対して重曹大さじ4杯くらいです。

私はつけ置きしている間にスーパーへ買い物に行くことがあります♪つけ置き掃除なら時間を有効に使えるので便利な掃除テクニックですね。

コンロ掃除を重曹以外の洗剤でナチュラルクリーニング

コンロ掃除のつけ置き方法で重曹を取り上げてきましたが、重曹以外のナチュラル洗剤でも楽して綺麗に掃除できるアイテムがあります。

ドラッグストアなどには多くの掃除用洗剤があり魅力的ですが、私は肌が弱く手荒れの悩みがあるので肌に優しい洗剤を選んでいますよ。

重曹以外のナチュラル洗剤も、環境に優しく人体に無害なので、小さなお子さんやペットと一緒に暮らしている場合にも安心して使えると好評です。

ナチュラル洗剤の種類と特性を知って楽してピカピカ

天然成分のナチュラル洗剤は、幅広いバリエーションから選ぶことができドラッグストアやネットストアで購入できるので確認してみましょう。

ナチュラル洗剤
の種類
性質特性用途・注意点
クエン酸酸性・酸性なのでアルカリ性の汚れを中和して落とすのが得意・水回りの掃除と言えばクエン酸
・重曹と混ぜてつけ置き洗いをすると効果あり
セスキ炭酸ソーダアルカリ性・重曹よりも強いアルカリ性の性質を持つ
・水に溶けやすい
・水で薄めてスプレー水を作り、油汚れに吹きかけて布やキッチンペーパーで拭き取る
オキシクリーンアルカリ性・かなり強いアルカリ性の性質
・酸素系漂白剤
・頑固な油汚れにバッチリな「オキシ漬け」
・つけ置きに適している
・皮脂汚れにも強いので衣類にも使えて万能
アルカリ電解水アルカリ性・最も強力なアルカリ性
・100パーセント水からできている
・除菌効果もある
・強力なアルカリ性分なのでコンロ掃除に最適
・除菌効果もあるのでコンロを衛生的に保てる
・水が主成分なので引火の心配もなし
・手指が荒れるので手袋は必須

重曹以外のナチュラル洗剤にも、いろいろな種類があるので特性や用途で使い分ければコンロ掃除以外でも大活躍しそうですね♪

IHコンロの掃除にも重曹やセスキ炭酸ソーダは使えますよ!

コンロの超頑固な汚れはもっと強力な洗剤で掃除

重曹などナチュラルな洗剤も良いけど、もっと強力な洗剤のほうが良いというあなたにおすすめな洗剤があります。

それはドラッグストアやスーパーでもよく見かける「キッチンマジックリン」です。

キッチンマジックリンは、頑固なこびりつきや油汚れを60秒で分解してくれる強力分解タイプの洗剤です。コンロの五徳や、グリルなどに最適です。

しかし、とても刺激が強い成分なので使用する時には注意が必要です!

  • 目に液体や飛沫が入らないように注意する
  • 目より高いところはスポンジや布巾にかけてから使用する
  • 子どもの届かないところに保管する
  • 誤飲しないよう置き場所に注意する
  • 必ず換気をして、一度に大量に使わない
  • 使用時はキッチン用のゴム手袋などをする
  • 用途以外に使わない

ゴシゴシと強くこする必要もなく綺麗になるので楽に掃除ができるアイテムです。使い方に注意してコンロ以外もどんどん綺麗にしちゃいましょう。

コンロ掃除は毎日するのが良い?綺麗な状態を保つ方法

忙しくてなかなか時間が取れなくても、毎日お手入れすることが大切になりますがちょっとしたコツで家族の健康も守ることができます。

これまで頑固に汚れてしまったコンロの掃除方法やアイテムを紹介してきましたが、汚れがついてしまってからの掃除は時間もかかり大変ですよね。

特にコンロの汚れは油と水分ですが、水分はカビの栄養分となりコンロにカビが繁殖する可能性も。不衛生では食中毒の原因にもなりかねないのです。

毎日のお手入れを習慣に!すぐに汚れを拭き取ろう♪

綺麗を保つためには面倒ですが毎日のお手入れを習慣化してしまえば、忙しい年末の大掃除いらずです。

日々の汚れを放置してしまうとあっという間に汚れがこびりついて簡単には掃除ができない状態になってしまったことはないですか?

わかってはいるんだけど面倒なのよね〜。

ほぼ毎日使うコンロですが、お料理をした後の油はねや吹きこぼれなどはキッチンペーパーなどでチャチャッと拭いちゃいましょう♪

私もズボラでめんどくさがりの主婦なのですが、のちのちの面倒な掃除のことを考えて、揚げ物をする時はちょっとした工夫をしています。

コンロの周りにアルミホイルを長めに切って敷いてカバーをすると、揚げ物による油はねの汚れを最小限にできますよ!

汚さない工夫も忙しい主婦には必要よね!

もしくはホームセンターなどで売っている「油はね防止ネット」を使うことで、揚げ物をする時の油はねを少なくすることができます。

思い立ったら即実行!コンロ掃除を後回しにしないコツ

キッチンの見えるところにお掃除アイテムを置いておくことで、思い立ったらすぐにコンロ掃除ができるようになります。

掃除グッズをキッチンの収納スペースにしまっておくよりも、目についてすぐ手に届く場所にあればササッと掃除ができてしまいます。

作った重曹スプレーなどは、おしゃれな統一感のある入れ物に入れてキッチンの手の届くところに引っ掛けておけば見た目にも素敵ですね。

1週間ごとに1時間かけて掃除するよりも、毎日1〜2分でササッと拭き掃除をすれば劇的に楽になります。せっかくの休日も掃除で終わるってこともなくなりますよ!

まとめ

  • キッチンの中でもコンロは一番使用頻度が高く、掃除をサボるとすぐに汚れが溜まってしまい清潔ではなくなってしまう
  • 面倒なコンロ掃除は油や食品、焦げつきによる汚れが原因なので、つけ置きをするなど適切な掃除方法で洗剤や掃除グッズを選ぶことが時短家事にもなり大切
  • 重曹は界面活性剤を使用しないナチュラルな成分からできており、環境に優しく安全に使用できるアイテム
  • 重曹の成分は弱アルカリ性で、酸性のものを中和する働きをするのでベトベトで頑固な油汚れに効果を発揮する
  • つけ置きしても汚れの度合いによって落ちにくい時は重曹の量を増やしたり、煮沸する時間や放置時間を長くしたりすると効果がでる
  • 重曹以外のナチュラル洗剤でも綺麗に掃除できるアイテムがあるが、用途によって使い分けすることが大切
  • ナチュラル洗剤以外にも強力な洗浄効果のある洗剤も便利だが、安全に使用するためには換気しながら使ったり、ゴム手袋をつけたりするなど注意が必要
  • 掃除アイテムは見えるところに置き、すぐ手に届く場所にあれば後回しにすることなくいつでも簡単に掃除することができる
  • 毎日1〜2分でササッと拭き掃除をすれば劇的に楽になり、休日の大掃除も時短になるので家族との楽しい時間も増える

面倒なコンロ掃除も汚れの度合いや原因を知ることで、最適な洗剤を選択して簡単で手軽に掃除できることがわかりました。

重曹によるつけ置き掃除は環境にも優しく、忙しい主婦の味方です。これを機に使い方をマスターしてお掃除名人になりましょう♪

コメント