ご自宅でカーテンを使用しているあなたはカーテンの洗濯をしたことがありますか?
そういえばカーテンの洗濯をしたことがないわ。
かさばるカーテンをどのように扱えば良いのかわからず、洗濯を後回しにしてしまいがちです。
カーテンは洗濯可能の表示があればご自宅で簡単に洗濯できるのです!
衣服の洗濯は日常的に見て育っているため自然と覚えますが、カーテンの洗濯方法は学ぶ機会がなかったため自立してから困ってしまいました。
ネットで検索して、カーテンの洗濯方法を一生懸命探した記憶がよみがえります。
はじめてカーテンを洗って干したときの充実感は今でも忘れられません!
今まで洗濯をしたことがない汚れたカーテンを洗濯して、綺麗で気持ちの良いお部屋で過ごしましょう♪
カーテンを洗濯したことがない場合のデメリット3選!
私たちは仕事や家事で忙しい中、キッチンやトイレ、浴室やお部屋などあらゆるところをくまなくお掃除していますね。しかしカーテンは洗濯したことがありますか?
私今までカーテンの洗濯をしたことがないわ!
カーテンを洗濯していなければ、他の場所をいくらきれいに掃除していても汚れたカーテンが部屋を不潔にしてしまうので台なしです。
私は床のほこりが目につくとストレスだったので、お掃除ロボットを駆使して清潔にしていたつもりでした。
しかしカーテンが汚れていたらどんなに他のところを綺麗に掃除していても、中途半端なんだと知りショックでした。
そこでカーテンを洗濯したことがない場合のデメリット3選ご紹介します。
カーテンはありとあらゆるもので驚くほど汚れている
カーテンってそんなに汚れているのかしら?
あまりカーテンをじっくり見ることもありませんが、普段からお手入れしにくいためとても汚れているのです。
カーテンは外からの空気と室内の空気が出入りする窓ぎわに吊るすのであらゆる汚れが付着し、日々蓄積します。
カーテンは布製品なので臭いがつきやすく、ペットの毛なども繊維の奥に入り込みやすい性質があります。
汚れたカーテンが原因で健康を害する恐れがある!
ハウスダストやほこり・花粉・黒カビなどが付着した汚れたカーテンを吊るしたお部屋で毎日過ごしているとどうなるでしょうか?
特にカーテンにポツポツとした斑点がついた黒カビは要注意です。
黒カビの胞子を体内に吸い込むことでアレルギー性鼻炎や喘息・肺炎などの深刻な病気を引き起こす恐れがあるのです。
カーテンは汚いだけが問題なのではなく健康を損なう恐れがあると知り、衝撃を受けました。私は一刻も早くカーテンを洗濯したい気持ちになりました。
カーテンの洗濯は自分自身と家族の健康を守るために必要ね!
何となく部屋が暗い?それはカーテンの汚れが原因かも
毎日見ているとカーテンの汚れに気づかないですね。
蓄積した汚れが黄ばみや黒ずみに変化し、部屋を薄暗くどんよりとした雰囲気にします。
お部屋の暗い雰囲気は知らず知らずのうちに、そこで生活する家族の気分にも影響しかねません。
私の使用しているカーテンは淡い黄色です。ずっと見ていると汚れに気づきませんが、洗濯して綺麗になると窓からの日差しが明るく感じます。
カーテンを洗濯して、部屋の印象をぱっと明るくすることで家族の笑顔も増えると良いですね!
カーテンの洗濯方法は手順とポイントを守れば簡単♪
カーテンを洗濯しようと思い立ったらまずすることは、カーテンの洗濯表示の確認です。
洗濯表示に従って洗濯機や手洗いで対応できますが、洗濯不可の場合はクリーニングに出したほうが安全です。
左のマークが洗濯表示になければ自宅で洗濯できます!
綿やレーヨン素材などカーテンの素材によっては、洗濯することで風合いを損ねたり色落ちしたりする恐れもあるので、ご自宅での洗濯は控えた方が良いでしょう。
また長年使用しているカーテンは紫外線の影響で劣化している可能性があり、洗濯することで破れてしまうこともあるので取り扱いに注意が必要です。
自宅の洗濯機でカーテンを失敗せずに洗う方法を紹介
洗濯機でカーテンの洗濯ができたら嬉しいわ!
洗濯機でカーテンを上手に洗濯するには3つのポイントがあります。
「汚れが落ちやすいように洗濯機に入れる」「脱水時間はできるだけ短く」「シワを防ぐためにすぐに吊り干しする」
実際の手順を説明します。
- 手順1フックを外す
生地を痛める可能性があるので外せるフックは外す
フックが汚れているなら洗っておく - 手順2カーテンのほこりを払い、目立つ汚れやカビは洗濯前にとり除く
中性洗剤やおしゃれ着用洗剤の原液を汚れ部分に塗布する
- 手順3カーテンを蛇腹折りにしてたたむ
後でシワになるのを避けるため丁寧にたたむ
- 手順4カーテンを洗濯ネットに入れる
洗濯ネットは大きめのものを選び、水流による生地の乱れを防ぐ
- 手順5洗濯機に入れてデリケート洗いで洗濯する
カーテンはデリケートなため洗濯機の弱い水流モードで洗う
洗剤は中性洗剤かおしゃれ着用の洗剤がおすすめ - 手順6カーテンを洗濯している間にカーテンレールや窓・サッシを掃除する
せっかくきれいに洗濯したカーテンに汚れが付着しないようにする
- 手順7洗濯終了後、脱水は短時間で
脱水は30秒程度にして、乾燥機の使用はNG
- 手順8脱水したらすぐにカーテンをカーテンレールに吊るす
干すときはカーテンレールに吊るして自然乾燥させるのが良い。吊るすことでカーテンの重みによってシワも伸びる。
洗濯ネットに入れるときはクシャクシャと丸めるのではなく丁寧に蛇腹折りにしてたたみ、吊るしてほすことでカーテンの重みによってシワも伸ばせます。
カーテンレールが傷まないように物干し竿を2本使用し、風通しのよい日陰にM字干しするのがおすすめですよ♪
カーテンを手洗いしたい場合の気をつけたいポイント
手洗いはカーテンを洗濯機よりも丁寧に扱うことができるという利点があります。
カーテンを手洗いする場合は、上記の洗濯方法に加えて気をつけるべき3つのポイントがあります。
カーテンを干す際に扇風機やサーキュレーターなどを使用すると、部屋に湿気がこもらず早く乾きますよ。
カーテンの洗濯頻度を知って定期的に清潔にしよう♪
カーテンの洗濯はどれぐらいの頻度ですれば良いのかしら?
カーテンの洗濯頻度はドレープカーテンは年に1回、レースカーテンなら年2~3回程度がベストです。
カーテンを洗濯しすぎるとかえって生地を傷めてしまいます。
ちなみにカーテンを洗濯するベストシーズンは「梅雨入り前」と「秋の行楽シーズン」です。
湿度が低くて爽やかな晴れの日には、カーテンが乾きやすいですよ。天気予報をチェックして快晴が続くタイミングで洗濯しましょう♪
カーテンを洗濯せずにカビを落とす方法と対策を紹介!!
もしもカーテンにカビがあれば、放置せずすぐに対処することが大切です。
正しいお手入れ方法でカビを落とさなければ、カビはカーテンの繊維の奥まで入り込み温床になります。
そしてカーテンのカビ胞子が浮遊し体内に入り込み健康を害したり、壁紙や家具までもカビが付着したりしてしまいます。
カビがカーテンに発生する原因とカビの落とし方、カビを発生させないための予防策をご紹介します。
湿気が原因となり汚れはカーテンのカビを成長させる
夏場や冬場の湿度が高い時期は、窓に結露が発生しやすくなります。その水分をカーテンが吸い、湿った状態が続くことで、カビができます。
湿気と、カーテンに付着したほこりや油汚れなどがカビ菌の栄養になり、カビはぐんぐん成長します!
また、加湿器を使用したり、洗濯物の部屋干しをしたりすることでさらに湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。
カーテンの汚れを落とし、湿気対策することがカーテンのカビ対策です。
カビの生えたカーテンを見つけたら洗濯前に落とそう
カーテンの素材によっては、洗濯や漂白ができないものがあるため、まずはカーテンの洗濯表示を確認しましょう!
カーテンのカビを落とすのに有効なものとしては消毒エタノール・中性洗剤・酸素系漂白剤・重曹・塩素系漂白剤などがあります。
カビの程度に合わせて使うアイテムを選択しましょう!
軽度のカビは消毒用エタノールか中性洗剤で落とせる
カビを早期に発見できれば、消毒用エタノールを使って拭くだけでカビを殺菌しつつ除菌が可能です。
拭くだけでは難しい場合もあるので、カーテンの裏側にタオルを当てて、表側から中性洗剤をつけた歯ブラシでカビを叩くようにします。
カビがタオル側に移れば成功なので、あとはカーテンをきれいに洗濯して乾かしましょう。
しつこいカビには酸素系漂白剤や重曹がおすすめ
カビが奥深くまで根付いていて、上記の方法では落とせないケースも多いです。
しつこいカビを落とすためには漂白剤や重曹が効果的なので、カーテンに付着したカビの様子を見ながら3つの方法を試してみてください。
まずは、カビの状況にあわせて何を準備すれば良いのか確認しておきましょう。
【酸素系漂白剤】
- 酸素系漂白剤
- 大きめの桶
- ゴム手袋
【重曹】
- 重曹
- 酸素系漂白剤
- ゴム手袋
【塩素系漂白剤】
- 塩素系漂白剤
- 大きめの桶
- ゴム手袋
漂白剤を素手で触ると肌荒れや皮膚がただれる原因にもなるので、必ずゴム手袋を着用してから作業するようにしてくださいね!
塩素系漂白剤を使用する場合のつけ置きは、浴槽を使用するとホーローなどの材質を傷める恐れがあるため、大きめの桶か洗濯機で行う方が良いです。
どの漂白剤を使用する場合も、必ず換気を忘れないでください。
カビを落とすための必要な道具がそろったら、さっそくカビを落としていきましょう!
酸素系漂白剤を使った方法
酸素系漂白剤は繊維へのダメージが少ないので、変色や脱色を防ぎつつカビを落としてくれる優れものです。
塩素のようにツーンとした嫌な臭いもないため、漂白剤特有の臭いが苦手は場合も使いやすくておすすめです。
- 手順1大きめの桶か浴槽に40℃のお湯を張り、酸素系漂白剤を溶かす
- 手順2その中にカーテンのカビ部分をつけて、1時間ほどおく
- 手順3つけ置きが終了したら、洗濯機か手洗いでカーテンを洗う
- 手順430秒ほど脱水する
- 手順5脱水終了後、カーテンをレールに吊り干しする
酸素系漂白剤は粉末タイプや液体タイプなどさまざまな種類がありますが、カビを落としやすいのは粉末タイプです。
重曹を使った方法
酸素系漂白剤だけではカビが落ちない場合があります。重曹を加えることで洗浄力がアップしますよ♪
酸素系漂白剤と重曹でペーストを作って塗るだけなので、ピンポイントでカビを除去したい場合におすすめです。
- 手順1酸素系漂白剤と重曹・ぬるま湯を混ぜて、ペースト状にする
すべての材料を1:1:1で混ぜ合わせる
- 手順2カーテンのカビにペーストを塗り、1時間置く
- 手順3ペーストを拭き取り、洗濯機か手洗いでカーテンを洗う
- 手順430秒ほど脱水をかける
- 手順5脱水終了後、カーテンを吊り干しする
重曹は使用用途が多く便利です。頑固なカビに悩んでいるなら、この機会に使用してみるのも良いでしょう。
塩素系漂白剤を使った方法
私も酸素系漂白剤や重曹を使用しましたが、カーテンのカビがなかなか落ちず苦労した経験があります。
最終手段として塩素系漂白剤を使用し、カビを落とすことに成功しましたが、カーテンのカビは落とすのが大変ということを身をもって体験しました。
塩素系漂白剤を直接カビ部分にスプレーする場合もありますが、ここではつけ置きする方法を説明します。
- 手順1大きめの桶にお湯を張り、塩素系漂白剤を入れかき混ぜる
大きめの桶か洗濯機につけ置きするのがおすすめ
- 手順2カーテンのカビ部分をつけ置きする
長時間のつけ置きは生地を傷める可能性があるため、時間を調整する
- 手順3洗濯機か手洗いでカーテンを洗濯する
- 手順430秒ほど脱水する
- 手順5脱水終了後、カーテンを吊り干しする
塩素系漂白剤は強力な洗浄力を持つため、つけ置きする際は浴槽やカーテンの生地を傷めないように使い方や時間を調整しましょう。
カーテンの素材によっては塩素系漂白剤が使えない場合もあるため、あらかじめ洗濯表示を確認しておいてくださいね。
使用できる場合も、カーテンの目立たないところで一度試して問題がないことを確認してから広範囲に使用してください。
そもそもカーテンにカビが生えないお手入れを知りたいな。
カーテンのカビ対策は日頃のお手入れの積み重ねが大切
カーテンに生えたカビの落とし方をご紹介しました。しかしカビが生えてから対処するのではなく、日頃からカビが生えないようにお手入れしましょう。
カーテンのカビ対策のポイントは換気・掃除・温度差です。
湿気がこもらないように換気することが重要であり、室内との温度差を小さくすることで結露の発生も防げます。
また、カーテンの汚れはカビの栄養源になるため、掃除機やハンディモップを活用してほこりを落とすことも大切です。
カーテンを開け閉めするだけでもほこりを落とせるので、意識的にカーテンを動かせると良いですね。
カーテンレールもほこりがたまりやすいので忘れずに掃除しましょう。
布製品用の防カビスプレーでカビの繁殖を抑えることもできますが、カーテンの素材によってはシミになる可能性もあるため、一度目立ちにくい場所で試してみてくださいね。
カビの原因になる結露対策には、結露防止シートや除湿器などもおすすめです!
カーテンのカビ対策には窓の結露対策がとても重要ですね。毎年冬になると結露に悩まされているという方は結露防止に有効な記事がありますのでご紹介します♪
まとめ
- カーテンは洗濯可能の表示があれば自宅で簡単に洗濯できる
- カーテンを洗濯していなければ、他の場所をいくらきれいに掃除していても汚れたカーテンが部屋を不潔にしてしまうので台なし
- カーテンは外からの空気と室内の空気が出入りする窓ぎわに吊るすので、あらゆる汚れが付着し日々蓄積する
- 黒カビの胞子を体内に吸い込むことでアレルギー性鼻炎や肺炎などの深刻な病気を引き起こす恐れがある
- カーテンに蓄積した汚れが黄ばみや黒ずみに変化し、部屋を薄暗くどんよりとした雰囲気にする
- 自宅の洗濯機でカーテンを上手に洗うポイントは、汚れが落ちやすいように洗濯機に入れ、脱水時間は短くして、すぐに吊り干しすること
- カーテンの洗濯頻度はドレープカーテンは年に1回、レースカーテンなら年2~3回程度がベスト
- 湿気と、カーテンに付着したほこりや油汚れなどがカビ菌の栄養になり、カビはぐんぐん成長する
- カーテンのカビを落とすためには消毒用エタノール・中性洗剤・酸素系漂白剤・重曹・塩素系漂白剤などが有効
- カーテンのカビ対策のポイントは換気・掃除・温度差であり、カビ防止スプレーや結露防止シートなどのグッズを活用するのも有効
カーテンがこんなに汚れているとは私も知らずに驚きました。家族や自分の健康を守るためにカーテンを清潔に保つことはとても重要ですね。
晴れの日が続くなら、それはカーテンの洗濯日和!カーテンの汚れをすっきり落として、お部屋も身体も快適に過ごしましょう♪
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