すっきりとしておしゃれなトイレルームに憧れているあなたにおすすめなのは、タンクレストイレを選び、手洗い場はなしにすることです!
これから家を建てる、リフォームするとなると決めることはたくさんですが、窓の大きさや間取り、階段の位置など悩むポイントはさまざまで、トイレもそのひとつですね。
家族構成や一戸建てかマンションかでも変わってきますが、水回りやトイレルームの広さ、予算によって選ぶトイレのタイプも違うはずです。
トイレは家族全員が気持ちよく使えるスペースにしたいものですよね。
後悔しないようにトイレのタイプや手洗い場をなしにするのかどうかは慎重に考えましょう。
タンク式トイレとタンクレストイレ、それぞれの使い勝手のよさの違いや、手洗い場をなしにする間取りなど詳しく紹介します。
シンプルなデザインと掃除しやすいフォルムが魅力的なこのタンクレストイレは、自動で台所洗剤を使用し、泡で便器をきれいに洗浄するという夢のようなトイレ。
水道代もタンク式に比べて1/3の量で済み、電気代も節電性能が高くなるため以前のタンク式トイレに比べ約半分というとても経済的なタンクレストイレなのです。
トイレに手洗いなしのメリットは掃除の手間が減ること
トイレに手洗い場のないメリットは費用がかからない、掃除が楽、タオルと石鹸の準備が不要という3ポイントです。
トイレルームに手洗い場がないというのは一体どういう状況なの?
と疑問に思ったあなたに説明しておきましょう。
タンク式トイレは上水を一度タンクに貯める時に手洗い場をタンクの上に設置するよく見られるタイプのトイレで、現在ではまだタンク式が主流です。
タンク式トイレでも手洗いしづらいと感じる場合は手洗い場を付けないタイプも選べるので、そうすると手洗い場は別に用意しなければなりません。
タンクレストイレは水道と直結して水を流すため、タンク式のような手を洗う場所はありません。必要なら他に手洗い場として設置するか、洗面所を利用することになります。
手洗い場のスペースと費用が削減できることがメリット
手洗い場を思い切ってなしにすればトイレルームはより広々と使えますよ。
タンクレストイレを選択した場合、手洗い場は別に設置しなければなりませんが、もしこれをトイレを出た場所に洗面所があればそこで済ませることができますね。
また、トイレ内に手洗い場を設置しようとすると水道管や手洗い場の設置工事で40~50万円ほど費用が掛かりますし、ある程度のスペースも必要です。
一体トイレの広さは平均的にどれくらいの広さなのでしょうか。
トイレの広さ | 視覚的、体感的な広さ |
---|---|
1㎡ | 平均的な広さで、手洗い場を別に付けるには狭すぎる |
2㎡(1畳) | 少し余裕のある広さになるが、収納を置くといっぱいな感じ |
2.5㎡(1畳半) | 手洗い場を付けても全く狭くなく余裕がある広さ |
手洗い場をトイレ内につけるなら1畳半ほどの広さが必要になるわけで、それよりも狭い場合は手洗い場は付けないことをおすすめします。
手洗い場をトイレの外、例えば洗面所などに設定すれば、そのスペースは収納などに使えるためそのぶん経費は浮きますね。
ただでさえ狭いトイレルームは収納と消臭剤、サニタリーボックスを優先したいものです。
手洗い場がないと水が飛び散らず掃除の手間が減る
トイレに手洗い場がないと掃除のひと手間がショートカットできますよ♪
私の家はタンク式トイレなのでいつも掃除のときはタンクに流れる手洗いの所から掃除をしていますが、水受けになっているタンク上部はいつも水垢が付きがちで悩みの種です。
また手洗いの水が周りに飛び散って床や壁が濡れてしまうのもちょっとしたストレスですよね。
掃除しづらいけれどどうしても一番目に付くところなのが、手洗い場掃除の悩みどころかもしれません。
手洗い場をトイレルームからなしにしてしまえば、トイレ掃除は便器と床くらいで済むのでぐんと楽になりますよ。
石鹸や手拭き用のタオルが不要だからさらに手間なし!
私の家のトイレもそうですが、トイレ用のタオルと石鹸プラス洗面所にも同じくタオルと石鹸のセットがあり、いつも二か所の補充に気を使っています。
もし近くに洗面所や手洗い場があり、そこで手洗いを済ませることができればこの二重の手間もなくなりますよね。
石鹸やハンドソープとタオルの用意をトイレと洗面所の両方いつもケアするのは何気に苦労しますよね。
手を洗う場所はトイレの後も外出の後も一か所と決めてしまうと、タオルと石鹸の用意は洗面所だけで解決です。
トイレの後気になるなら除菌アイテムで対応しよう♪
大腸菌はトイレットペーパーを36枚重ねてやっと手に届かなくなるというデータもあり、トイレの後はしっかり手を洗いたいですよね。
トイレを済ませた後、いくら洗面所が近いからといってもその手を使ってトイレのドアノブを触るのに抵抗があるのなら除菌スプレーやウェットティッシュを置きましょう。
水だけでちょろっと洗うよりも実際にアルコールやウェットティッシュでしっかり除菌するほうが大腸菌対策には効果的です。
幼少時から水と石鹸でトイレの後しっかり手洗いしていたのに、トイレルームに手洗い場がなくて違和感があるのならこのような対策が適切です。
ただ、アルコールが皮膚に触れると荒れる場合や、どうしても石鹸でしっかり洗いたい場合は手洗い場をトイレルーム内に付けたほうが良いでしょう。
トイレに手洗いなしで後悔しないようタイプを選ぼう
トイレにはタンク式とタンクレスの2種類があると紹介しましたが、もちろんどちらにも良い所と欠点があるんですよ。
どっちが良いのか悩んじゃうな!
あなたが新しく家を建てる時、間取りやトイレルームの広さ、費用を考慮してどんなタイプが一番合っているのかを知ったうえでトイレを選びましょう。
果たして手洗い場は必要なのか、タンク式トイレとタンクレストイレの違いとメリット、デメリットを紹介していきます。
タンク式トイレは省スペースだが節水できず掃除が大変
まずは現在一番普及しているタンク式トイレからその特徴を説明していきましょう。
タンク式トイレは上水を一度タンクに貯め、それを使って一気に流す方法で、上水をタンクに貯める際に手洗いを可能にしています。
トイレルームが狭い、トイレルームの中で水を使ってしっかり手洗いしたい場合はタンク式トイレがおすすめです。
そのほかにもメリットはたくさんあるので、確認してみましょう!
シンプルで使いやすい構造だからこそこうやって世間に普及しているわけですね。しかしタンク式トイレにもデメリットはもちろんあります。
言われてみればタンク式のトイレではちゃんと手を洗いづらいかもしれませんね。
別に手洗い場があるのならそこでちゃんと洗いたい!
タンクレストイレはおしゃれで節水効果抜群
一方タンクレストイレは節水できるうえ静かで自動洗浄機能が付けられるのがおすすめポイントですよ。
おしゃれなホテルやデパートで目にすることもあるタンクレストイレですが、こちらは電気センサーで制御しながら直接上水で流すタイプのトイレです。
節水できるのは魅力的ですね。技術は日々進化しているのですが、まだデメリット的な課題もあります。
タンクレストイレはまだ進化、普及の途中なので、対応できる業者が限られていたり、修理に時間やコストどうしてももかかったりします。
ただ節電、節水の面からもこれからはタンクレスの時代になりつつあるため、デメリットでうたわれた課題は将来的には解決していくことになるでしょう。
毎日使うトイレは気に入ったものを購入したいものですね。私の友人は夫と息子との4人ぐらしで男ばかりのため、迷わずタンクレストイレの全自動掃除機能のついた最新型を設置していました。
毎回飛び散りなどの掃除などのストレスがなくなったと活き活きした笑顔を思い出します。
こちらのパナソニック製タンクトイレは自動洗浄機能付きで掃除の手間が省け、水面に泡でコーティングすることで水や尿が床に飛び散らないという効果もあります。
タンクレストイレにしてはお手頃価格で配管もついているためトイレを丸ごと交換したい、リフォームなど考えているという場合にぜひおすすめしたい商品です。
トイレに手洗いなしはタンクレスでおしゃれな空間に
毎日使うトイレはシンプルでおしゃれな空間にすればテンションも上がりますし、さらに掃除の手間を減らす工夫を考えると手洗い場はなしにすることがおすすめです。
タンクレストイレなら節水効果もあるうえコンパクトで設置面積も小さいのため、これから新築やリフォームでトイレの設計に悩んでいるあなたにおすすめですよ。
課題のトイレを使った後どこで手を洗うのかという問題は、洗面所が近ければ解決できますね。
いろいろなパターンがありますが、家族の人数や敷地面積などを考えてトイレに手洗い場を作らなくて良いような設計や間取りを考えてみましょう。
トイレルーム内に手洗い場なしで済む間取りはこちら!
- トイレと洗面所、脱衣場と繋がっている
水回りがひとまとめになった間取りならトイレルーム内に手洗い場は必要はなし
- 洗面台を廊下に設置
トイレの近くの廊下に設置するとすぐに手が洗えること、帰宅時に洗面所まで行かなくても手洗いうがいがしやすいことがおすすめポイント
- アメリカンセパレートタイプ
トイレと洗面台が一体化したホテルライクな空間で、収納スペースが多いわりに敷地面積が少なくて済む。最近人気上昇中
アメリカンセパレートは敷地面積が少ないわりに広々としたトイレと洗面台セットになっていて、とてもおしゃれ。マンションなどでポピュラーになりつつあります。
ただ水回りが一体化した場合と同様、家族が多い場合は洗面所を一人が独占してしまうため、朝の準備時などは大混乱になりそうですね。
廊下に洗面台というのは意外にも盲点で、考えてみればトイレの後も、家に帰ってきたときもどこも触らず手を洗えるというメリットがありますね。
設計の段階で考慮に入れてみてはいかがでしょう。
もし今のトイレをタンクレスにと考えている場合は?
- かかる日数は大体1~3日間
- 費用はタンクレストイレ本体の料金+出張費+前のトイレの撤去費+取付工事費で40∼50万円ほど
リフォーム会社の比較見積サイトなどで見積もりを取り、納得のいくリフォームを実現させましょう。
トイレに手洗い場をなしにすること、タンクレストイレにすることであなたのトイレルームもきっと素敵でおしゃれな空間になりますよ。
まとめ
- トイレに手洗い場をなしにするメリットは経費削減とその分のスペースがなくなるのですっきりすることで、手洗い場をつけるには1畳半ほどの大きさがないと狭く感じてしまう
- トイレ内に手洗い場なしにすると掃除は便器と壁、床くらいで済むのがメリットであり、タンク式のトイレは水が飛び跳ねるので掃除が面倒
- 洗面所で手を洗うことにすれば、石鹸やタオルなどは1か所準備すれば良いため手間がかからず経済的なのがメリット
- トイレ内で手洗いできないことに抵抗があるなら除菌用アルコールスプレーやウェットティッシュを置くと、適当に手洗いするよりも大腸菌対策に効果的
- トイレはタンク式とタンクレスがあり、それぞれメリットとデメリットがあるためしっかり吟味して選ぶと良い
- タンク式トイレはお手入れが楽でタンク上に手洗いがついている場合が多いため手洗い場がなしでもOK。停電時でも水が流せるのも安心だが、水を大量に使うのがデメリット
- タンクレストイレは費用がかかるが、タンク式に比べて1/3の水量で済むうえ、コンパクトでおしゃれなデザインが多い
- トイレ内に手洗い場を設けないことですっきりとしておしゃれな空間になり、水回りをまとめたり廊下に洗面台を設置することがポイントである
思い切ってトイレのあと手を洗う所と外出先から帰ったあとの手洗い場を1つにすれば掃除も楽になり、トイレをすっきり広々と使えるなどメリットがたくさんあります。
トイレに手洗い場をなしにするという選択をして後悔しないように、トイレのタイプや手をすぐに洗えるような環境を考えたうえで間取りを考えると良いですね。
水道から直接水を流すタンクレストイレなら、節水効果のほかすっきりと無駄のないデザインでトイレルームを広々と使えますよ。
タンクレストイレには様々な特徴がありますが、自動洗浄機能を付けられるというのもそのひとつです。
こちらのトイレは泡で便器を自動洗浄するほか、汚れが付きづらいコーティング効果で面倒なトイレ掃除から解放されますよ。
そのうえ使われる水量がタンク式と比べて減るので、水道代が安くなるため言うことなしですね。
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