毎日毎日、朝から結露でびっしょりの窓を拭くのはもうイヤ!
冬の朝、冷え込んだ窓際で身を縮ませながらせっせと窓拭きするのはつらいですよね。
そんな状況からさようならしたいあなたに、「珪藻土」がおすすめです。
窓の結露は湿気を減らすことで防止できるため、湿度を一定に保つ働きがある「珪藻土」を使えば結露を防止できるのです。
この記事では、珪藻土の効果や窓の結露を防止するための対策やグッズ、結露によって生えてしまったカビの対処や予防についてもお伝えしていきます。
結露を防止できれば寒い窓際で窓拭きする必要もありませんし、カビが生えて悩むこともなくなります。
快適な生活を送るためには、窓の結露を防止して湿気知らずのカラリとした空間を作りましょう。
調湿・脱臭機能を持ったこちらの壁材「エコカラット」なら、自分で簡単に取付けられてお部屋をワンランク上のおしゃれ空間にできますよ。
高機能アートで、心も体も晴れやかな毎日にしませんか♪
窓の結露防止に珪藻土は効果がある対策のひとつ!
窓の結露防止に、珪藻土を使うのは効果的な対策のひとつです。
珪藻土は室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、湿度が低くなると湿気を放出するという特徴があり、調湿力が高いので窓の結露を防止してくれるのです。
珪藻土は、海や湖の底に生えている藻類の一種である「珪藻」が生み出す、微細な殻が長い年月堆積して化石となった土壌のことを指します。
細かい孔がたくさん開いており、その孔が湿気を吸ったり吐いたり調湿してくれ、室内の温度を快適に保ってくれるのです。
珪藻土素材の物を置くことや壁材を珪藻土にすることで、窓からの湿気を吸収し結露を防止してくれますよ。
自然素材で環境に優しいのもうれしいわ♪
珪藻土は調湿力の高さのほかに嬉しい特徴が4つある♪
珪藻土は優れた調湿力の他にも、脱臭効果、防カビ効果、防火性にも優れ、施工が比較的簡単という嬉しい4つの特徴があります。
私の家は珪藻土ではないのですが、リビングとトイレの壁を漆喰壁にDIYしています。
漆喰も珪藻土も、塗り方次第でニュアンスのあるおしゃれな壁になりますよ♪
漆喰のおかげか、ここ数年は結露をほぼ見ていません。
私は電気代節約のために室内を20~21℃に設定して重ね着して過ごしているため、室内と外気の温度差を抑えることにつながり結露を防止できているのかもしれませんね。
そんな漆喰よりも珪藻土の方が120%も湿気を吸収する力があるので、私も珪藻土にかなり期待しています。
珪藻土が良いのはわかったけど、壁のリフォームみたいな大がかりな方法しかないの?
窓の結露防止に手軽な珪藻土グッズを試してみよう
壁のような広い面積で珪藻土を使用するのに比べれば効果は落ちますが、手軽に試せる珪藻土グッズもありますよ。
窓ガラスに貼ったホルダーにタブレットやバータイプの珪藻土をセットするもので、「結露とりタイル」「吸水ホルダー」などとも言われています。
商品名 | 商品情報 |
---|---|
アネスティ株式会社 「珪藻土 結露吸水ホルダー」 | 窓ガラスに塩ビ製ホルダーを設置して、タブレット型の珪藻土バーを差し込む。珪藻土バーは結露を吸水してくれて、自然乾燥なのでお手入れ不要。 |
なのらぼ 「珪藻土の結露とりタイル」 | 塩ビ製のレールを窓ガラスに設置。珪藻土プレートのタイルを差し込めば結露を吸水、速乾してくれる。 |
その他にも、珪藻土でつくられた珪藻土ペーパーを使用した珪藻土アートパネルなどもありますよ♪
湿度調整と脱臭をしてくれ、おしゃれでナチュラルなインテリアとして気軽に飾って楽しめます。
へえ~!
じゃあ、珪藻土の他に対策はあるの?
それでは、珪藻土以外にも窓の結露防止に効果のある対策やグッズをご紹介します。
窓の結露防止におすすめの対策やグッズをご紹介
窓の結露防止対策は、窓の周りの断熱性の向上や換気の改善など総合的に行いましょう。
湿度を調整することの他に空気の流れを良くすることも大切なので、億劫でも窓を開けて換気するようにしてくださいね。
寒くても我慢よね~。
特に朝や夜、室内外の温度差が大きくなるときに換気することが大切ですよ!
室内の湿気を減らして窓の結露を防止しよう
換気をしっかり行い、湿気がこもらないようにすることで結露を防止できます。
結露の原因のひとつは室内の湿度が高いことなので、湿度計を使って室内の湿度を40~60%以内に抑えましょう。
また、湿気を減らすために以下のことをしてみてくださいね!
窓を開けて室内の空気を入れ替えたり、サーキュレーターで空気を循環させたりすると、湿度と温度を均一に保てるため湿気を減らせます。
除湿器やエアコンの除湿運転機能を使えば、室内の湿気を効果的に減らせますよ!
珪藻土や漆喰をはじめとした多孔質の壁材は、調湿力に優れているため湿度を減らすこともできるのです。
珪藻土のさらに上をいく調湿力を期待できるのがリクシルの「エコカラット」で、その吸放湿量は珪藻土の約6倍もあるのです!
多孔質である珪藻土よりも、孔の大きさと数がはるかに上回っているからこそ出せる数字ですね。
下図はLIXIL社の試験による各壁材の吸放湿量です。
エコカラットには、調湿・脱臭機能があり簡単に自分で取り付けられる「エコカラットセルフ壁材DIYキット」という壁材もありますよ。
まるでアートのように室内のインテリアとしてなじみながら、バッチリ調湿・脱臭をしてくれます♪
マグネットで取付け・取り外しが簡単にできるので、気分で飾る場所を変えたりデザインを変えたりもできますよ。
断熱性の高い窓は内と外の温度差を抑えて省エネ効果も
窓や壁の断熱性を高めることで室内の温度を適切な温度に安定させ、結露を防止できます。
結露は室内と外気の温度差が大きい場所で発生しやすいため、断熱性を高めることで窓の表面温度を上げることができます。
ガラスの間に真空層が挟まれた特殊な造りの2枚ガラスや、既存の窓枠内側に新たな枠をはめ込む複層ガラスに交換すれば、空気の層を挟むことにより断熱性が高まります。
頻繁に開閉しない個室や寝室では、既存の窓内側に結露しにくい樹脂製の窓枠で内窓を設置、二重窓にして断熱性を高める対策がおすすめです。
窓ガラスに断熱効果のあるフィルムやシートを貼ると、簡単に表面の温度差を抑えられますよ♪
これらは全て、窓の断熱性を高めることにより結露を防止する対策です。
断熱性の高い窓にすると、結露の防止だけでなく省エネにもなり電気代の節約にもつながります!
上記の他にも安価で簡易的に断熱性を高めることができるので、試してみてくださいね♪
【断熱性を高めるための簡単な方法】
- プチプチを貼る
- プラスチック段ボールで二重窓のようにする
それはちょっと見た目が恥ずかしいわ…。
断熱性を高めるリフォームは費用がかかりますが、今年は窓の断熱性を高めるリフォーム支援に国から補助金が出るので検討してみても良いですね。
断熱カーテンや隙間テープで窓からの冷気をブロック
物理的に窓からの冷気をブロックするために、断熱カーテンや隙間テープなどの対策をしましょう。
窓からの冷気をシャットアウトすることは、結露防止対策としてだけでなく電気代の節約にもとても重要です。
断熱カーテンは窓から入りこむ冷気をシャットアウトするだけでなく、室内の暖気を外に逃がさない効果もあるので電気代の節約にもつながります。
また、空気を遮断するので防音の効果もありますよ!
隙間テープなら100均で買えるわね♪
なるべくコストかけずに結露防止ができないものか、そんな気持ちになったことはありませんか?
100均では隙間テープの他にも、窓の結露防止対策グッズが見つかりますよ。
窓からの冷気を防ぐ対策は、「窓の隙間風対策は100均でできる♪電気代を節約する5つの方法を紹介」を参考にしてください。
窓の結露防止に100均グッズも使ってみよう!
プチプライスでかわいく結露対策ができる100均グッズですが、深刻な結露の場合には100均グッズだけだと十分ではないでしょう。
100均グッズ単独よりも、他の結露防止対策と合わせて使うことをおすすめします。
私が100均のダイソーで見つけた結露グッズはこちら↓です
100均の結露グッズを見てみると、結露を防止するグッズよりも発生した結露の水滴を吸水するグッズが多いようです。
かわいい柄物の吸水テープがたくさんありましたよ!
100均グッズで水滴を吸水すれば窓拭きの回数は減るわ♪
しかし、吸水テープなども吸水したまま放置しておいた場合には、カビが生えそうで心配ですよね。
こまめなチェックは欠かせませんね♪
結露防止グッズではありませんが、私が「これはいいな!」と思った商品はダイソーで見つけた下記の結露とりワイパーです。
窓にできた水滴を拭き取ると、持ち手部分のタンクに溜まるのが見えます。
うんざりする窓拭き作業に少~しだけ達成感を覚えませんか?
窓の結露でカビが生えたときの対処方法と予防
やだ、カビが生えちゃった!
窓の結露によってカビが生えると、健康にも悪影響を与えるため、早急に対処することが大切です。
窓の結露でカビが生えたときは、以下の手順で対処しましょう。
窓を開けて換気したり除湿器を使って室内の湿気を減らしたりすると、カビが生える原因である湿気を減らせますよ!
生えたカビは見つけ次第、中性洗剤やカビ取り剤などで除去しましょう。
その際に手袋やマスクを着用することで、カビの胞子が飛散するのを防ぎます。
おすすめは塩素を使わない酸素系カビ取り剤です。
酸素系のカビ取り剤は、塩素系のようなツーンとした臭いや刺激がほとんどなく、塩素ガスが発生する危険がありません。
環境にも、家族やペットにも優しくて安心です。
カビを除去したら今後二度と発生しないように、カビが生えにくい環境を作ることが大切です。
カビが好む環境とは、湿気が高く60%以上、温度は中くらいの20~30℃、ほこりや皮脂などのカビのエサとなる栄養分が豊富で、風通しが悪い環境です。
カビが生えないように、下記の3つに気をつけてみてくださいね。
これらに気をつければ、カビが生えにくい環境を作れます。
ここまで紹介したように窓の結露対策を行って、常に窓の周りを清潔にすればカビを防止できますよ。
まとめ
- 珪藻土は調湿力が高く、窓の結露防止に効果がある対策のひとつで、脱臭効果、防カビ効果、防火性も高く、自然素材で人にも環境にも優しい
- 結露は室内と外気の温度差が大きいと発生しやすいが、外からの冷気をシャットアウトして窓や壁の断熱性を高め、室温を適切な温度に安定させれば防止できる
- 窓を開けて換気をしっかり行い、室内に湿気がこもらないようにすれば結露は防止できる
- 室内の湿度が高いと結露の原因になるので、湿度計を使って湿度を40~60%以内に抑えると良い
- 除湿器やエアコンで除湿する、調湿力のある珪藻土などの壁材や壁紙にする、サーキュレーターで空気を循環させるなどで湿度を調整すれば結露は防止できる
- 窓ガラスを断熱性が高いものや複層ガラスに交換したり、内窓を設置したり、断熱のフィルムやシートを貼るなど、窓の断熱性を高くすれば結露は防止できる
- 断熱カーテンや隙間テープ、窓用ヒーターの設置など、窓からの冷気をブロックすることで結露は防止できる
- 100均の結露対策グッズは深刻な結露の場合には他の結露防止対策と合わせて使うのが良い
- カビは湿気60%以上・温度20~30℃ で生えやすく、エサとなるゴミやほこりが多く風通しの悪い環境を好むため、窓の周りを清潔にすることが大切
珪藻土をはじめとした窓の結露を防止するさまざまな対策やおすすめグッズ、結露によって生えてしまったカビの対処と予防についてご紹介しました。
窓の結露を防止して、カラリとしてすがすがしい湿気知らずの快適生活を送ってくださいね。
調湿・脱臭が備わった上にインテリア性も抜群のおしゃれな壁材「エコカラット」は簡単に取り付けられますよ。
高機能アートでお部屋をワンランクアップさせちゃいましょう♪
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