ルンバは走行中に床を傷つける可能性がある、掃除機をかけたほうがきれいになりそうなどの理由で購入に踏み切れないとの話をよく耳にします。
正しい使い方を知り、気をつけるべきポイントを事前にカバーすることで、床に傷がつくこともなくゆとりのある時間を過ごせますよ。
我が家はルンバをお迎えしたことで、今までとは比べ物にならないほどの快適なお掃除ライフを手にいれました♪
ルンバと言っても種類はいろいろ値段もピンキリ、さらに「床に傷がつくかも」なんて話も聞くと、悩んでしまいますよね。
気にはなっているけど、高価なものだしなかなか決断できないわ。
この記事では、ルンバを使うときの注意点やコツ、また最新モデルの紹介もしていますので、日々の掃除時間の短縮ために参考にしてみてください!
正しく使えばルンバで床に傷がつくことはありませんが、実は正しい使い方をしてもルンバによって壁や家具に傷がつく可能性はあります。
その心配も、お手頃価格のこちらの「ルンババンパーガード」で簡単に解決することができますのでご安心ください。
ルンバで床に傷をつけないための注意点を知れば安心!
正しい使用方法で、注意点を守れば、ルンバを使用することで床に傷がつくことはありません!
実はかつてのルンバでは、「ある日突然床が傷だらけになっていた!」という悲劇があったようです。
数年使っていて、ルンバの裏側の吸い込み口にあるワイヤーが切れ、それが床を傷つけてしまったという事例です。
商品は改良され、現在発売されているルンバにはワイヤーは使用されておらず、正しく使用していれば床に傷がつく、なんてことはなくなったと言えるでしょう。
原因のワイヤー自体が使われていないなら安心ね。
商品は改良されましたが、正しい使い方をしなければ床を傷つけてしまう可能性もありますので、注意点も含め解説していきます。
また、床ではなく家具や壁、ルンバ自体に傷がついてしまうことはあるので、床以外の傷対策についても参考にしてみてください。
気をつけるべき点を守り、正しくルンバを使うことで、快適なお掃除ライフを手に入れましょう♪
床に傷をつける原因は絡まりやすいコードや小さな物
ルンバで床に傷がつくことが「あるか」「ないか」と聞かれた場合、残念ながら「ある」なのですが、傷をつけてしまうのはルンバ自体ではありません。
ルンバは車輪を回転させて自分で動き回って掃除をしてくれますが、その時に車輪にからまったりはさまったりした物が、床を傷つけてしまうのです。
つまり、ルンバに何かがからんでしまったり、何かがはさまったりせず、通常運転で掃除してくれれば、床に傷がつくことはありません。
傷をつけてしまう原因の中でも、特に注意しておかなければならないものがあります。
このような物が落ちていると、床を傷つけてしまうことがありますので、ルンバを動かすときには小さなものまでチェックすることが大切ですね!
しかし、対策をしていても、注意点をうっかり忘れて床や壁に傷がついてしまうこともあるかもしれませんよね。
気をつけてはいても、忘れてしまうこともありそうだわ。
ついてしまった傷を目立たなくする方法もいくつかご紹介します。
今回は床はフローリングとし、傷の種類はルンバでつく可能性のある「擦り傷」や「ひっかき傷」として、手軽に目立たなくする方法をご紹介します。
浅く細い傷ならハンドクリームを塗りこむと薄くなる!
ハンドクリームが削れてしまったワックスの代わりになることで、傷を目立たなくしてくれる効果があります。
軽い擦り傷やひっかき傷の場合、フローリングに傷がついたように見えても、実は表面のワックス部分が削れてしまっただけということもよくあるのです。
- STEP1水拭きをする
傷以外の汚れを落とす
- STEP2ハンドクリームを塗りこむ
乾いた布に少量のハンドクリームで優しくなでるように塗り込む
家にあるもので手軽に試せて簡単に傷が目立たなくなるなら嬉しいですね!
細かな傷を目立たなくできる100均にもある便利グッズ
フローリングの傷修復用として販売されている補修ペンや補修クレヨンなどを使用すれば、簡単に傷が目立たなくなりますよ。
ホームセンターなどはもちろん、100均でも売っていて手軽に購入することができるので試しやすいですね。
ただし、合う色でなければ逆に目立ってしまうこともありますので、目立たない所に試してみることが大切です。
- STEP1水拭きをする
傷以外の汚れを落とす
- STEP2傷の上を修復ペンでなぞる
フローリングの木目に沿ってなぞるように塗っていくのがポイント!
- STEP3インクをなじませる
乾いた布で優しくこすってインクをなじませる
我が家も子どもがミニカーでつけた細かい傷がたくさんありますが、気になるものは100均の補修ペンでササッとなぞって目立たなくしています♪
浅い擦り傷やひっかき傷なら上の方法で簡単に目立たなくすることができますので、ぜひ試してみてくださいね!
ルンバで壁や家具に傷をつけることもあるので要注意
実は、ルンバを使うことによってつく傷で心配なのは床だけではなく、壁や家具なども同様です。
ルンバが壁や家具にぶつかることで傷がつくので、掃除を始める前に簡単な対策をすれば解決することができます。
ルンバは壁の際や部屋の四隅、家具周りの隅々までキレイに掃除をしてくれる賢いお掃除ロボット。
しかし、製品のグレードにもよりますが、かなりの衝撃で壁や家具にぶつかりながら掃除をしているので、このときに傷がついてしまうことはよくあるのです。
持ち家、賃貸に限らず、大切な壁に傷がつくのも、お気に入りの家具に傷がついてしまうのも困りますよね。
でも大丈夫です。便利なグッズで簡単に対策ができますよ!
ルンバには壁を傷つけないために前面下側のバンパー部分の周囲はゴム製になっていますが、そのゴムと壁紙や柱の相性が悪いと、黒い跡がついてしまいます。
我が家の場合、リビングや廊下の壁は巾木にぶつかるので壁紙は大丈夫ですが、和室の巾木がない壁や柱は、バンパーのゴム部分が直接当たっていました。
壁の1番下についている7~8cmの木の部分ウサ
また、バンパーのゴム部分は下のほうなので、家具の形によってはルンバの上部が当たって、このままだと傷がついてしまいます。
【壁】
- 洋室や廊下はバンパーが巾木にぶつかる
- ルンバ自体は壁にぶつからない
- 巾木がない場所は傷がつきやすい
【家具】
- 家具の形によってバンパーが当たらない
- ルンバの上部が当たって傷がつく
壁や家具を取り換えることはできないし、我が家にルンバは無理かしら…
1000円以下の便利なグッズで簡単に対策できるので大丈夫ですよ!
ルンバが壁や家具にぶつかる衝撃をおさえればいいので、衝撃を緩和させるためのテープをルンバに貼りつけるだけで簡単に傷を予防することができます。
この商品は両面テープになっているので、適当な長さに切ってルンバのバンパー部分に貼りつけるだけなので簡単です。
壁や家具だけでなくルンバ自体の傷も防げるため、ルンバをお迎えしたら早めに貼っておくことをおすすめします!
ルンバは床に物があってもコツをつかめば何とかなる
「ルンバには憧れるけど、うちは物が多いから」「子どもたちがおもちゃを散らかすし、ルンバが動き回れる場所なんてない」など、私も同じように感じていました。
でも、物が多い部屋も子どもがいるご家庭も、コツをつかめば、そして習慣さえできれば、大丈夫なのです!
気がついたら、「片づけてルンバしよう!」から「ルンバのために片づけよう!」という意識に変わっていました。
だんだんルンバに愛着がわいてきて、かわいくなってくるのよね♪
子どもたちも「ルンバちゃんが動けなくなっちゃうよ!」と言いながらおもちゃやぬいぐるみを拾うようになってくれて、とても助かっています♪
とは言っても、ルンバは床をお掃除してくれるロボットですから、床に物ばかりあったらお掃除はできません。
ルンバが通りやすい工夫や、物を動かすときのコツがわかれば、そんなに大変なことではありませんので、やってみてください。
簡単に動かせる物はソファーに乗せて床を広々させよう
物にもいろいろありますが、簡単に動かせる軽い物や壊れにくいものなどは、ソファーやテーブルの上に上げてしまうのが一番手っ取り早いです。
クッションや子どものおもちゃ、ゴミ箱などはソファーやテーブルの上に乗せてしまえばすぐにスッキリ広々し、ルンバが掃除をしやすくなりますよ。
もっと細々したスリッパや洗濯もの、小さなおもちゃなどはかごにポイポイ入れて、かごごと上に上げればOKです。
繰り返していると床に物を置かない習慣がついて床がキレイを保てるようになってきますよ!
毎回がんばって全部上に上げようと思わないのがコツ!
ダイニングの椅子、空気清浄機、観葉植物など、動かそうと思えば動かせるけど重い物や大きい物は、毎回上に上げようと思わないことがコツです。
やったほうがいいことは分かっているけど、「大変だな」「面倒だな」と思うことを毎回一生懸命やるのは実はけっこう大変で、続かなくなる原因です。
私も初めは、やらなきゃいけないものだと思い、ダイニングの椅子や子どものトランポリンなどを全て上に上げてからルンバを動かしていました。
でもそれだと、テーブルの上やソファーの上もキレイに片づいていないと全てを上げることができないうえに、重くて面倒なのです。
結局、その作業が面倒で、ルンバがほこりをかぶっていた時期が長々とありました。
掃除を楽にするためにルンバを購入したのに、その準備が大変で使わないなんて本末転倒だわ。
自分の中で、毎回がんばらなくてもよい、というルールにしたら気持ちも楽になり、ルンバで掃除をすること自体がまた楽しく思えるようになりました♪
片づけにくい物、動かしにくい物、ペットの餌やトイレなどは物を置いてガードしたり、専用のバーチャルウォールを置いたりしてルンバの侵入を防ぐこともできます。
できる所だけルンバに掃除をしてもらうだけでも全体的にキレイになって、気持ちもスッキリするので、頑張りすぎないことが大切です♪
上位モデルのルンバj7+、ルンバj7では、カメラセンサーが物を感知し、落ちている物をよけながら隅々まで掃除してくれるという嬉しい機能がついています!
どんな機能がついているかをしっかり確認し、お値段と相談しながらご自宅に合った機種選びも大切ですね!
ルンバで床拭きもできる1台2役の優れものも登場!
ルンバと同じアイロボット製品で、床拭きをしてくれるお掃除ロボット「ブラーバ」もご存じかと思います。
フローリングの水拭きまで自動でしてくれるなんて素晴らしい時代になったものですが、だからと言って2台持つのは場所も取るしお値段もなかなかです。
そこでついに、床掃除と床拭きを同時にやってくれる、1台2役をこなすルンバコンボが登場しました!
自動でカーペット部分は掃除機仕様、フローリング部分は床拭き仕様になり、家中をキレイにしてくれる夢のようなロボット掃除機です♪
最新モデルのルンバコンボは床拭きもこなす優れもの!
最新のルンバコンボj9+、j9+SDは、ルンバ得意の床掃除はもちろん、ブラーバの床拭きまで自動でやってくれる1台2役のお掃除ロボットです。
全部自動でやってくれるなんてありがたい!欲しくなるわ!
ただ床掃除と床拭きをやってくれるだけではない、進化し続けているルンバの最新機種ルンバコンボのすごいポイントを紹介します!
引用ルンバ コンボ j9+ / j9+ SD|掃除機&床拭きロボット ルンバ コンボ | アイロボット公式サイト (irobot-jp.com)
- カーペットは念入りに。吸引力は2倍
- 人がするような丁寧な水拭きを再現
- 最大30日間給水不要ゴミ捨ても全自動(自動給水はj9+のみ)
- 安心して掃除を任せられる機能(ラグを認識すると自動でモップが持ち上がる)
- 障害物を認識して避けながら掃除
- 自動で部屋ごとに掃除方法を考える(自動で掃除する優先順位を判断して吸引力をあげたり、モップの水分量を調節したりする)
- アイロボット独自のクリーニングシステムでゴミのピックアップ率NO.1
- 省スペースでインテリアに馴染むデザイン
「進化を続ける賢さ」「能力が違う」と謳っているだけあって、本当にすごい能力で驚いてしまいますね!
我が家にはまだまだ先の話ですが、いつかルンバを買い替えることになったら、絶対これにしたい!と思ってしまうほど魅力的な製品です♪
専用洗剤のコスパの悪さは使い方を工夫して解決!
ルンバコンボやブラーバで使用する洗剤にはアイロボットから販売されている専用洗剤がありますが、口コミによるとこの洗剤はちょっとコスパが悪いのが欠点です。
代用の洗剤を使うという方法もありますが、今回は代用品は使わず、洗剤を使う頻度を減らして掃除をする方法を提案します。
純正の洗剤は、容量473mlで公式サイトでは税込み968円(約15~20回分)コスパがいいか悪いかは感じ方は人それぞれですが、決して安くはないですよね。
そこで、コスパの良い他の洗剤で代用することも考えられますが、洗剤の成分やpHが違う場合にルンバコンボやブラーバに不具合が起きてしまうのではないかと不安もあります。
純正洗剤を使用せずに故障した場合はメーカー保証の対象外となりますので、もし代用の洗剤を使用する場合は自己責任になります。
メーカーの保証がきかなくなるのは困るわ
そこで純正洗剤を工夫して賢く使う方法でコスパの悪さを解決してはどうでしょうか?
まず床の水拭き掃除は、どれくらいの頻度で、どんな掃除方法をするのが正しいのか確認していきましょう。
我が家は少ないのかもしれませんが、洗剤を使って床全体の拭き掃除をするのは大掃除と気が向いた時くらいで、汚れた時はその部分だけ水拭きをしています。
フローリングの種類によっても変わってきますが、水拭きの理想的な掃除方法や掃除頻度について説明します。
フローリングの種類にもよりますが、まずは床の水拭き掃除をどれくらいの頻度で、どんな掃除方法で行うことが正しいのかを確認しました。
掃除方法 | 無垢フローリング | 複合フローリング |
---|---|---|
掃除機 | 〇 | 〇 |
から拭き | 〇 | 〇 |
水拭き | × | 〇 |
洗剤 | × | △ 洗剤の種類や頻度に注意 |
これを見ても分かるように、無垢フローリングの場合は水拭きはNG、複合フローリングでも洗剤選びと頻度には注意が必要です。
次に掃除の理想的な頻度を見てみましょう。
掃除方法 | 無垢フローリング | 複合フローリング |
---|---|---|
掃除機・から拭き | 毎日OK | 毎日OK |
水拭き | × | 週に一度 |
洗剤で床拭き | × | 月に一度 |
意外と少なくていいんだと思いませんか?
特別汚れてしまった時や、子どもが小さくて汚れが気になる、など頻度もご家庭によって違いますが、毎日洗剤で床拭き掃除をする必要はなさそうです。
水分でフローリングを痛めてしまう場合もあるので水拭きも毎日する必要はありませんよ。
つまり、ルンバコンボやブラーバで床掃除をする時は、故障の心配をしながら代用品の洗剤を使うより、洗剤を使う頻度を減らしてみてはいかがでしょうか。
洗剤を使うのは3回に1回、あとは水拭きにするなど、使用頻度を工夫すれば、そんなにコスパも高く感じないですね。
まとめ
- 通常の使用でルンバが床を傷つけることはないが、コードや配線、小さな部品が挟まり床が傷つくことはあるので、掃除の前には床を確認することが大切
- 浅く細い傷ならハンドクリームを塗りこみ、擦り傷やひっかき傷は専用の補修ペンや補修クレヨンを使うと簡単に目立たなくなる
- ルンバ自体や壁や家具に傷がつくことはあるが、使用前にクッションの役割をする専用のテープを貼るだけで簡単に対策ができる
- 床に物が多い部屋でも、毎回頑張りすぎずにできるものだけソファーやテーブルの上に上ればルンバも活躍しやすくなる
- 床掃除だけでなく床拭きもしてくれる1台2役のルンバコンボは自動で床とラグを識別し、物が落ちていても避けて掃除をしてくれる最強アイテム!
- 純正の洗剤はご自宅の様子やフローリングの種類によって使用頻度を工夫して使うことで、コスパの悪さも気にならない
憧れの便利家電ルンバ、正しく使えばもちろん床に傷がつくことはなく、それどころか嬉しいことがたくさんあることがわかりました。
普段の掃除をルンバにしてもらうことで、忙しい毎日に少し余裕が生まれて、自分の時間や、お子さんと遊ぶ時間が生まれたら素敵ですよね♪
ルンバで素敵なお掃除ライフを手に入れてみてはいかがでしょうか。
ルンバをお迎えした際には、ルンバ自体の傷防止、また壁や家具などの傷を防止する「バンパーガード」を貼ることを忘れないようにしましょう。
両面テープで簡単に貼ることができますし古くなったら張り替えることで、ルンバにいつまでもきれいな状態で気持ちよく活躍してもらいましょう。
コメント