玄関ドアの錆落としや補修はDIYで簡単に♪予防法や交換業者も紹介

玄関

「いってきます!ただいま!」と、毎日家族が使う玄関のドアは家の顔とも言われるほど、第一印象を決める大切な役割をになっていますね。

その玄関ドアが錆で汚れてしまうのは見た目も悪くなるだけでなく気分もダウンしてしまいますし、そのままに放置しておくとドアの劣化を促してしまう恐れがあるのです。

ドアの錆汚れは早めに落としましょう。もし錆が玄関のアルミを腐食させ変形したり開閉しづらくなるとドアの交換を頼まなくてはならないことになってしまうことも。

実は玄関ドアの錆の原因は雨や海風、排気ガスなど普段私たちのまわりに普通にあるものばかりなのです。

錆で汚れた玄関にならないために普段どんな掃除をしたら良いのか、もし錆ができてしまった時の補修方法や最終的にドア交換になってしまった時の業者選びなどご紹介します。

こちらの錆落としはテレビや雑誌でも紹介されるほど人気商品、スプレーするだけで錆がみるみる浮き出します。

浴室や洗面台、自転車やヘアピンなどのもらい錆にも効果的なので、1本あると便利ですね♪

玄関ドアの錆の落とし方は簡単♪早めの対策と予防法

長いこと玄関扉やドアは木製や鉄でしたが、最近は軽くて錆びないアルミ製、ステンレス製が主流になってきました。

本来ステンレスやアルミは錆びにくい金属なのですが、万能ではなく環境によっては錆が発生することもあるのです。

外から帰ってきてふと玄関を見ると白い点々が!それは白錆と呼ばれるステンレスやアルミにつく錆なのです。

白錆はブラウンやブラック系、木目調のドアにはどうしても目立ってしまいますし、気が付くとびっくりするくらい増えてもう手に負えなくなることに!

そうなる前に自分で白錆を落として綺麗なドアを復活させましょう。

まだ初期の軽くて浅い白錆は雑巾で拭いて取り除こう!

あら、ドアの表面に白い粉状の汚れがついていはているわ…くらいの軽くて浅い錆の場合は気が付いた時はすぐに雑巾などで拭けば落とせるので安心してくださいね。

まずはドアの表面に薄くついただけの白錆の落とし方です。

  1. 乾いた布でほこりを拭いとる
  2. 濡れた布でしっかり白錆を取る
  3. また乾いた布で水分を拭き取る

水拭きだけで落ちないようなら中性洗剤を使うとスッキリ落ちます。

  1. 乾いた布でほこりや汚れを拭き取る
  2. 中性洗剤を薄めて布に含ませて白カビが発生している所にそっとこする
  3. 錆が取れたら水で洗い流すか、濡れた布で洗剤がしっかり取れるまで拭き取る
  4. 最後に乾いた布で水分を拭き取る

まだ初期段階の白錆ならこんな方法で簡単に落とせますし、ドアに傷をつけないため錆の発生の予防につながります。白錆に気が付いたらぜひやっていただきたい方法です。

どちらの方法にしても最後はしっかり水分を拭き取りカビを再発生させないことが大切です。

玄関のドアノブの緑色の錆には身近な物で綺麗に!

玄関だけではなくドアノブなど部分的に錆が気になる場合は、身近なものでも手軽に錆を落とせますよ。

まずは、クエン酸や重曹を使った方法から見ていきましょう。

<クエン酸を使って落とす方法>

  1. クエン酸小さじ1を水200mlで溶かしドアノブを3分間浸す
  2. よくすすいで乾いた布で水気をしっかり拭き取る
  3. クエン酸に長くつけると真鍮しんちゅうが溶けてしまうことがあるため3分間を限度にする

<重曹を使って落とす方法>

  1. 重曹と水を2:1の割合で混ぜてペースト状にする
  2. ①のペーストを布につけて錆をこすり落とす
  3. よくすすいだら乾いた布で水気を拭き取る

どちらの場合も錆を除去した後は塗装がはがれてしまっている状態でそのままにしておくとまた錆の発生を促してしまいます。

クリアラッカーなどを吹き付けてるとドアノブの表面が保護されて長持ちしますよ♪

また、どうしてもドアノブが外せない場合はクエン酸ならスプレーで吹きかけて、重曹は同じように布につけてこすり落とします。

その場合も補修後はしっかり溶剤を洗い流して水気を拭き取ってくださいね。

クエン酸や重曹がなくても、身近なもので錆の除去はできますよ!

ドアノブは普段家族全員が毎日手で触るところですし綺麗な状態に保ちたいですよね。実はあなたが毎日の生活で使っているものを使えば錆を落とせますよ♪

軽い錆は身近なもので落とそう
  • 歯磨き粉:使い古しの歯ブラシで優しくこすってカビを落とす
  • 塩とレモン:塩を錆のところに載せ、レモン汁をふりかけて2~3時間放置
  • 中性洗剤:ドアと同じように軽い初期のカビなら洗剤で洗い流す
  • コーラ:コーラを塗り布でこすって落とす

本当に身近なにあるものが役に立ちますね!しかし逆を言うとこれで落とせる錆はごく初期のものだけです。

いずれの場合もカビを除去した後は水で洗剤などを洗い流し乾いた布で水気をしっかり拭き取るのが基本ですよ♪

ドアノブをよく観察して緑状の錆が発生していたら、先ほど紹介したクエン酸や重曹で早いうちに除去することをおすすめします。

ざらざらしたり目に見えて塗装が剥がれそうなくらい錆がついたりしている場合は、ドアノブを玄関から外すと綺麗にしやすいですよ♪

また、ドアノブの素材は真鍮でできていることが多く、真鍮は特に水分に弱いうえ手の汗や雨水で腐食し緑色のカビが発生してしまいます。

これは「緑青りょくしょう」と言われ、人体に害はありませんが、衣類に色移りしてしまう欠点があるため見つけたら早めに除去しましょう。

玄関ドアに白錆を発生させないための簡単な防止対策

家の顔である玄関ドアをいつでも綺麗にしておくには、白錆が発生しないように普段からまめに掃除して水分や汚れを除去していく方法が一番です。

とても簡単な作業ですが、むやみにこするとアルミやステンレスに傷をつけてしまうのでご注意くださいね。その手順を説明します。

  1. 乾拭きして表面のほこりや見えない砂などを拭き取る
  2. 濡らした雑巾で拭く
  3. 最後に乾拭きしてドアの水気を完全に拭き取る

玄関を掃き掃除するついでにドアもさっと拭く習慣をつけると良いですね。

また濡れた雑巾と乾いた布を用意するのが大変ならウエス(いらなくなったTシャツなどを切っておく)を靴箱などに常備しておくと楽ですよ♪

白錆発生を予防するには2週間に一度の掃除がおすすめ

玄関の庇があるなしや、玄関のドアがどの向きなのかにもよりますが、おおよそ2週間に一度の掃除で白錆は防止できます。

また家が海沿いや海に近いなら週に1度の掃除がおすすめです。

私の家も海に近いため玄関のドアにも気を付けてマメに掃除しようと思います。

そして梅雨時期など雨が降った場合、雨が上がってから玄関の汚れをしっかり落とすようにしてください。

玄関ドアの錆を補修しよう!状態別の便利グッズを紹介!

雑巾や布でこすっても落ちないくらいしっかりついてしまった白錆やドアノブの錆はもうあきらめるしかないのでしょうか?

いいえそんなことはありません。まだまだ自分で補修できる方法がありますよ♪

玄関ドアにしっかりと白錆がついていて、雑巾でも取り除けない場合は次の3つの方法があるので、錆の状態によって試してみてください。

ではまず、白錆の状態を観察してみましょう。

白錆がしっかりついてしまったら…

◆白錆が所々にある場合
 ・マイナスドライバーやアイスピックを使ってピンポイントで落とす
 ・白錆の数が少なければ鋭利な器具を使って除去できる

◆広範囲に及んでいる場合
 ・紙ヤスリでこすり落とす
 ・表面の塗装が剥がれないように400番手の細かいヤスリがおすすめ

◆紙ヤスリでも取れないレベルの深い白錆
 ・錆取り剤を塗布するとさっぱり除去できる
 ・強力な洗剤なので取り扱いに注意する

いずれの場合も白錆を除去した後は表面が傷ついた状態なので保護しなくてはいけません。

クリアラッカーというスプレータイプの透明塗料で白錆除去後の傷を保護しておくとドアの腐食を防げて安心ですよ。

こちらの錆取り剤は、テレビや雑誌でも特集されたことのある最強の錆落としグッズです。

錆に直接スプレーして赤紫色に変色してきたら、約10分放置して水洗いするだけなので使い方も簡単ですし、手軽に錆を落とせます!

中性なので安心・安全で扱いやすいですが、まずは目立たないところで試してから使用してくださいね。

玄関ドアの白錆の原因は雨や洗剤残り!!排気ガスも影響

白錆がなぜ錆づらいといわれているステンレスやアルミ製の玄関のドアに発生してしまうのかその原因は4つあります。

原因を知ることで予防もできますね。

白錆はドアのコーティングや塗装に付着して大きくなるとその塗装をはがしてしまいます。

その傷からステンレスの腐食が広がる結果ドア全体が傷んでしまうので、その原因をしっかり知り予防することが大切です。

雨や海風が玄関ドアの塗装を溶かして白錆の原因に

玄関は家と外の間にある防波堤のような存在です。

外側は雨風にさらされてどうしても傷つきやすいのですが、そのために最近は腐食しにくいステンレス製のドアが主流になっています。

しかし、玄関ドアの白錆発生の原因第一位は雨によるものです。

雨が玄関の表面に付着してそのままにしておくと水分が腐食性水溶液という物質に変化し、ドアの表面の塗装を溶かしてしまい、その傷に白錆が発生してしまうわけです。

やっかいですね!

また海風は塩を含み、ドアの表面に着くと同じようにドアの塗装をとかしてしまうため、特に海に近くて潮風のあたる家は玄関の白錆に注意しましょう。

玄関に着いた汚れやほこりも白錆の原因になる

交通量の多い道路沿いの家や、玄関の向きでほこりがたまりやすい環境だと、どうしても玄関に汚れが付いてしまいます。

すぐに落とせば問題はありませんが、汚れが付いたまま長時間経つとドアの塗装を溶かしてしまい、白錆が発生しやすくなるのです。

潮風や雨のような強い影響をもたらすわけではありませんが、ドアの表面についた汚れは早めに取り除くと白錆の発生を抑えられますよ。

掃除で使った中性洗剤が残ると白錆を発生させることも

掃除好きなでまめに玄関ドアを洗っているのに白錆ができてしまう場合、実は中性洗剤の残りに汚れやほこりが付着してしまうのが原因なのです。

台所洗剤などで洗うのはしっかり汚れが取れておすすめですが、洗剤をしっかりと落とさないとその成分がドアに残り、そこから酸化して塗装を腐食てしまうこともあるので気をつけましょう。

しっかり水で洗い流してから水気を拭きとるのが基本です♪

玄関の白錆は排気ガスや給湯器の排気が影響している!

海に近いわけでも雨風に当たるところに玄関があるわけでもないのに、玄関に白錆が出来てしまう場合、もしかしたら排気ガスが原因かもしれません。

交通量の多い道沿いやガス給湯器が玄関の近くに設置してある場合、その排気に含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物という物質と雨水が混ざり、ドアの塗装を腐食させてしまいます。

本来錆に強い素材でできているので、排気ガスやガス給湯器の排気ですぐに白錆ができるわけではありませんが、汚れがついたままにしておくとじわじわと白錆の餌食になってしまいますよ。

家の顔ともいう玄関を錆から守るためには普段のお手入れが大事ですね。

このように玄関ドアの白錆は予防したりDIYで除去したりできますが、補修すればするほど塗装とドアのアルミを傷つけてしまうためどうしてもドアの劣化には歯止めをかけるこはできません。

玄関ドアが錆びたら交換して快適に♪業者選びも大切!

頻繁に白錆が発生してしまい自分で補修しても追い付かない場合は、いっそのことドアを交換しましょう。

白錆はドアの金属部分を少しずつ傷つけている状態であるため、そのまま放置しておくと増々ドアの腐食が進んでしまいます。

最終的には白錆がまだらな模様になってしまい見栄えが悪くなったり、ドアが変形して開閉する際の音が耳障りになるケースもあったりするので心配ですね。

また閉まりづらいドアの場合は何といっても防犯上に問題がありますよね。

ちなみに玄関ドアの錆が広範囲になって自分で補修できなくなった場合、錆落としを清掃業者に依頼すると3~7万円ほどかかります。

玄関のドアを交換するとこんなメリットがたくさん

白錆でまだらになってしまったドアは業者に頼んで交換してしまいましょう。

新しいドアは技術面でもたくさんのメリットがあり、外観だけでなく玄関内の印象もガラリと変わりますよ。その魅力的なポイントを紹介します。

玄関のドアを交換すると
  • 冬の玄関の寒さを緩和する
  • 採光ガラスを採用し明るい玄関に
  • メッシュ窓を入れて空気の流れを作り、カビなどの臭いがなくなり快適
  • カードキーシステムの導入で防犯性アップ

気になるのはその費用ですが、平均的には大体30万円くらいかかっており、統計では20~50万円がドア自体の価格と施行代に費やされているようです。

玄関のドアを交換するにはカバー工法がおすすめ

玄関のドアを交換するには元来壁を壊してドアの外枠を作り直してドアの交換、そのあと壁の補修と養生など時間と手間を要するものでした。

ドア交換を考えているなら壁を壊さず、ドアの外枠をそのまま利用するカバー工法がおすすめで費用を抑えられるうえ工事期間が短く人気のある施行方法です。

カバー工法の費用はドア本体と施行費用で20~40万円くらい。工事期間も一日で済む場合が多く壁を壊さないので音や粉じんでご近所に迷惑をかけることもありません。

一日で済むし、大きな工事にならないのが安心だわ!

ただし、ドアのサイズを大きくしたい、方開きから両開き、スライドドアにしたいなどという場合はこのカバー工法では希望を叶えることはできません。

あくまでもサイズはそのまま、ドアをまるごと交換したい時におすすめの施行法です。

業者にドアの交換を頼むなら見積もりを

ドアの交換を検討したい、交換したいがどこに頼んだら良いのかわからない場合はネットなどで複数の見積もりを比較してあなたにぴったりの業者を見つけましょう。

ドアの交換業者を選ぶ時はここを見よう
  • 実績がある:施行件数をホームページで確認
  • 見積書が明確:細かく部品代や工賃が記載されているか
  • 説明が丁寧:ドア交換の説明が明確か、期間限定など契約を迫っていないか
  • アフターサービスの充実:施工後の点検や保証期間などを確認

ドアの交換以外に頼みたい、相談したいリフォームがあるのならオールマイティーなリフォームショップが良いですね。

もしドアの交換のみを考えているなら、ドア専門の業者も多数あり、さすがに実績も多く専門知識も豊富で安心して依頼できます。

また、リクシルなどドアメーカーのリフォームショップは多様多種なドア提案とアイデアが豊富ですので、これといったドアが決まっていない場合は考えてみてはいかがでしょう。

どんなケースでも業者と相談して納得のいくドアにしたいですよね!

★玄関ドア専門の業者
 ・玄関ドアマイスター
 ・玄関jp.

★玄関以外全般のリフォームを頼める業者
 ・フレッシュハウス

★ドアメーカーのリフォームショップ
 ・リフォームコンタクト

どの業者も大手で実績が多く見積もりは無料なので、ドアの交換が気になっている場合は一度コンタクトしてみてくださいね。

まとめ

  • 玄関のドアに付いた白い点状のものは白錆で、放っておくとドアの腐食を促してしまうので注意する
  • まだ軽くて浅い白錆の場合は濡れた雑巾か、中性洗剤を含ませた布で拭き取ると綺麗になるが、最後は洗剤や水分が残らないようにしっかり乾拭きすること
  • 布で拭っても取れない場合はアイスピックや紙ヤスリなどで白錆を除去すると良いが、塗装が剝がれてしまうためクリアラッカーで保護すると腐食を防げる
  • 玄関ドアから白錆発生を予防するには普段のお手入れが大事で、水拭きして汚れを落としその後しっかり乾拭きするのが基本
  • 白錆の原因は雨や潮風、汚れ、中性洗剤の残り、排気ガスの4つ
  • 玄関のドアノブの緑色のカビは初期なら身近なもので除去できるが、落ちない場合はクエン酸や重曹で落とすと良い
  • カビを除去してもすぐに発生してしまう場合はドアの変形や腐食につながるので、思い切ってドアの交換する方法もある
  • 新しくドアを交換すると寒さ対策、玄関が明るくなる、メッシュ窓を導入することにより通気性がよくなる、カードキーシステムで防犯性アップ
  • ドア交換の業者はしっかり見積もりを取って複数比較して自分に合った所を探すと良い

毎日使う玄関ドアはいつでも綺麗に保ちたいですが、どうしても家の外側にあるため気が付かないうちに白錆の原因である雨や汚れ、排気ガスなどに晒されカビに腐食されてしまいます。

錆によって変形したり開閉が困難になったりすると自分で補修することは難しく、業者に頼んでドアを交換するしか方法はありません。

そうなる前に普段から雑巾で汚れを取り除き、錆を発生させないような環境を作ることが家の顔である玄関ドアの寿命が長続きしますのでぜひお試しください。

洗剤のプロ”茂木和哉”さんが開発したこちらの錆落としは、スプレーするだけで錆を落とせる優れものです。

垂れにくい粘度のある液体が錆に密着するため、こすらなくても錆がおもしろいように落ちると評判ですよ♪

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