玄関の寒さ対策をしないと暖房をつけていてもなかなか室内が暖まらず、電気代が高くなってしまいます。
電気代も値上げされているし、これ以上電気代がかかると困るわ…。
玄関から隙間風が入るとリビングやキッチン・寝室など家の中全体が冷えるため、寒い冬を乗り越えるためには対策が必要です!
隙間風の侵入を防いで寒さ対策をするなら、断熱カーテンやテープを設置したり、ドアポストの隙間をふさいだりする方法があります。
隙間風の対策に便利なグッズは100均で購入できるものも多く、寒さ対策以外にもさまざまなメリットがありますよ。
少しの隙間なら大がかりなリフォームをしなくても、簡単に対策ができるので今回紹介する3つの方法を試してみてください♪
隙間風が室内まで入ってこないように玄関に断熱カーテンを設置すると、暖房効率も上がって暖かい空気を閉じ込めておけますよ。
暖房効率が上がると電気代の節約にもなるため、暖かさをキープするために断熱カーテンを設置してみてはいかがでしょうか♪
玄関の隙間風による寒さ対策は断熱カーテンがおすすめ
隙間風がどこから入ってきているか分からない場合は、広い面積で冷たい風の侵入を防ぐ断熱カーテンがおすすめです。
玄関は外の寒さで冷たくなりやすく、室内の暖かい空気が触れると結露が発生してカビの原因にもなります。
しかし、断熱カーテンを使えば室内の暖かい空気が玄関に触れないようにブロックしてくれるため、結露対策にもなるのです!
断熱カーテンの素材にはポリエステルやビニールが使われていますが、隙間風を防いで寒さ対策をするならビニールを選びましょう。
商品によってはビニールの独特なにおいがありますが、風をほとんど通さないため寒さ対策にはぴったりですよ♪
ポリエステルはカビに強くデザインも豊富ですが、生地が薄いので風を通しやすいです。
冷たい空気は下に溜まりやすいため、玄関のドアより一回り大きい断熱カーテンを設置すると隙間風対策に効果的ですよ!
冷気の侵入は防げるがカーテンを開閉する手間が増える
寒さ対策に効果的な断熱カーテンですが、断熱カーテンを設置することで開け閉めする手間が増えるため鬱陶しいと感じるかもしれません。
断熱カーテンを設置するとどのようなデメリットがあるのか把握しておくと、あとから後悔することもなくなりますよ!
《断熱カーテンのデメリット》
- カーテンを吊るすための道具が必要
- カーテンを開ける手間が増える
断熱カーテンを吊るすためにはカーテンレールが必要ですが、ほとんどの場合はついていません。
カーテンレールを設置する場合にしても、壁に穴を開けなければならないため賃貸では設置しにくいですよね。
穴を開けなくても簡単に設置できる突っ張り棒がおすすめです。
壁を傷つけずに設置できる一方で、雑に開け閉めすると落ちてくる可能性があるためしっかり固定しておきましょう。
滑り止めや耐震マットを挟んでから突っ張り棒を設置すると、落ちにくくなるので試してみてください♪
玄関に断熱カーテンを設置してドア全体の冷気を遮断!!
賃貸だと玄関からリビングまで仕切りなしの間取りも多いので、暖房をつけても部屋は寒いままで困っていませんか?
断熱カーテンを設置するメリットは隙間風の侵入を防ぐだけでなく、ドア全体の冷気も防いでくれることです。
外が寒いと玄関のドアも冷やされて冷たい空気が広がりやすくなるため、断熱カーテンの設置は寒さ対策におすすめですよ!
その他にも断熱カーテンを設置するメリットを紹介していきます。
《断熱カーテンのメリット》
- 隙間風がどこから入ってきていても防げる
- 断熱なので冷えた空気をシャットアウトする
- 室内の暖かい空気を遮断して玄関の結露を防ぐ
寒さ対策におすすめのビニール製の断熱カーテンですが、半透明のものやおしゃれな柄の商品など種類も豊富です。
隙間風を遮断する以外に玄関を開けた時の目隠しとしても効果的で、外からの視線を遮ることができますよ♪
私が一人暮らしをしていた時は玄関からリビングが丸見えだったので、断熱カーテンは寒さ対策だけでなく目隠しとしても重宝していました!
100均で売っているシャワーカーテンでも寒さ対策になるので、突っ張り棒と合わせて200円なら試してみる価値はありそうですよね。
こちらの断熱カーテンは冷気の侵入を防いで室内の温度を下がりにくくする、寒い冬に便利なアイテムです。
断熱カーテンを設置すると冷気を遮断して暖かい空気を閉じ込められるため、暖房効率が上がって節電にもなりますよ!
半透明でリーフ柄があしらわれているためビニール感がないのに、しっかりと隙間風を防いでくれる優秀なカーテンで寒さ対策をしてみましょう♪
玄関の隙間風はテープで防げる♪特徴や貼り方も紹介
玄関のどこから隙間風が入ってくるのか分かっている場合は、隙間テープを貼るだけで簡単に寒さ対策できますよ。
一般的に、建物のドアには隙間が少しできるようになっており、新鮮な空気を取り入れて室内の換気をする目的があります。
通気性を確保して快適な環境を維持するための隙間ですが、冬は冷たい風が入ってくるため寒さの原因となるのです。
隙間テープをドアが当たる戸当たり部分に貼ると冷気が侵入しにくくなるので、必要な長さを測りハサミで切っておきましょう。
テープを貼る前に玄関のホコリやゴミをしっかり掃除しておくと、剝がれにくくなりますよ。
隙間テープは両面テープになっているため、剥離紙を少しずつ外しながらヨレないように真っすぐ貼ってくださいね。
ただし、一日に何度も開け閉めする玄関は室内にあるドアより劣化しやすいため、隙間が生まれることで冷気が侵入してきます。
目に見えるほどの隙間は、テープだけでは対策が不十分なのでリフォームも視野に入れましょう。
隙間テープの劣化や結露が発生しやすい点はデメリット
隙間風を防ぐと室内の温度を暖かいまま保てるため外気との温度差が大きくなり、結露が発生しやすくなります。
玄関がジメジメしていると、カビが発生しやすくなるなど健康にもよくありません。
隙間テープを使用する時のデメリットと対策について紹介していきますね。
《隙間風テープのデメリット》
- 結露が発生しやすくなる
- 隙間テープの劣化
寒さ対策には効果的な隙間テープですが、結露やカビが発生しないように定期的に換気をして室内との温度差を小さくしましょう。
天気のいい日は玄関を開けて風を通してあげると、空気が循環してカビが発生しにくくなりますよ!
また、隙間テープは外気や日光にさらされることで、ひび割れや素材が固くなるなど劣化が目立つようになります。
通常は10年ほどもちますが、劣化した状態では本来の効果を発揮できず隙間風が流れ込みやすくなるため、定期的に張り替えると良いでしょう。
賃貸でも隙間テープを貼れば冷気や花粉を遮断できる
隙間テープにはスポンジ状のものや細長い毛が付いているものなどさまざまなタイプがあり、ピンポイントで隙間風の侵入を防げます。
隙間風が入ってくる場所がはっきちと分かっている場合や、簡単にできる方法を試したい場合は隙間テープがおすすめですよ。
《隙間風テープのメリット》
- 簡単で効率的に隙間風を防げる
- ホコリや花粉の侵入を防止
- 開閉の衝撃を和らげられる
隙間風の侵入を防ぐテープですが、ホコリや花粉の侵入を防いだりドアを開け閉めする時の衝撃を和らげたりとメリットが多いです。
私も賃貸に住んでいた頃は鉄製のドアだったため閉まる時の音がうるさく、近所迷惑にならないよう静かに閉めていました。
そこで、テープをドアの隙間に貼って衝撃を和らげることで家に大きな音が響かなくなり、寒さ対策もできたので一石二鳥です!
ただし、効果を高めたいからと言って分厚いテープを選ぶと、玄関を閉める時の邪魔になる可能性があります。
厚さ5㎜程度のテープを選べば、十分効果を感じられますよ。
隙間テープを購入するときは玄関の色に合わせて選ぶと見た目も損なわれずにすむので、何色か確認しておきましょう。
テープを貼るだけなので女性でも簡単にできますし、私の経験から見ても寒さを軽減できたので寒さ対策としてぜひ試してみてください♪
隙間テープを試してみたいなら、「窓の隙間風対策は100均でできる♪電気代を節約する5つの方法を紹介」も参考になりますよ。
玄関の隙間風はドアポストをテープで塞ぐと解決する!?
玄関ドアのポストに手をかざしたら、冷たい隙間風が入ってきてたわ…。
賃貸だと郵便ポストが玄関のドアについている場合が多く、差し込み口から冷気が侵入しやすくなっています。
集合ポストがある場合は、アルミシートやプチプチを使ってドアポストを塞ぐという手もありますよ!
実際に私が一人暮らしをしていたアパートでもドアポストから冷たい冷気が流れ込んでいたので、隙間風対策として100均のプチプチを貼っていました。
ガムテープでも隙間風を防げますが見た目も悪く、剥がす時に跡が残るかもしれないため賃貸にはおすすめしません。
また、玄関のドアは木製でもポストはアルミやステンレスなどの金属製になっていることが多いため、ポスト本体も冷えますよね。
ポスト本体が冷たいと、その隙間を通って侵入する風もさらに冷たくなります。
玄関のドアについているポストにも蓋はついていますが、密着していないため完全に冷気を防げず室内が暖まらないのです。
アルミシートやプチプチなら100均でも購入できますし、応急処置として家にある布やフェルトでポストをふさげば賃貸でも玄関からの隙間風を防げますよ♪
まとめ
- 隙間風が玄関のどこから入ってきているか分からない場合は、広い面積で冷たい風の侵入を防ぐ断熱カーテンがおすすめ
- 寒さ対策には効果的だが、カーテンを開け閉めする手間が増えるため朝など忙しい時間帯はうっとおしく感じるかもしれない
- 断熱カーテンを設置することで、隙間風だけでなくドア全体の冷気が室内に流れ込むことを防いでくれる
- 玄関のどこから隙間風が入ってくるのか分かっている場合は、戸当たり部分に隙間テープを貼るだけで寒さ対策ができる
- 玄関のドアは一日に何度も開け閉めするため劣化しやすく隙間が生まれやすいので、目に見えるほどの隙間ならリフォームも視野に入れたほうが良い
- 隙間テープで冷気の侵入を防ぐと、室内と外気の温度差が大きくなり結露が発生する原因となる
- 玄関の隙間にテープを貼ることで隙間風だけでなく、ホコリや花粉が家の中に入ってくるのも防げる
- 賃貸だと郵便ポストが玄関のドアについている場合が多く隙間風の原因となるため、アルミシートやプチプチを使ってポストを塞ぐ方法もある
玄関からの隙間風は部屋の奥まで流れ込んでくるため、いくら暖房をつけていても部屋が暖まりにくくなるのです。
寒さ対策をすると暖房効率が上がるため、快適な空間で過ごせるだけでなく電気代の節約にもなりますよ♪
賃貸でも気軽に試せる対策ばかりなので、寒い冬を乗り越えるためにぜひ参考にしてみてくださいね。
暖かい空気を室内に閉じ込めておくには、隙間風やドアからの冷たい冷気をブロックする断熱カーテンがおすすめです。
突っ張り棒を使えば賃貸でも設置できるため、暖房をつけていても暖かさを実感できない場合は試してみてください。
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