玄関のアプローチは敷石で洋風にアレンジ!おしゃれにDIYする方法

玄関

長く住む家なのだからもっと洋風でおしゃれな玄関アプローチにして気分を上げたい、美しい家だと思われたい、など玄関アプローチについて悩んでいませんか?

玄関アプローチは地面に敷く敷石を変えるだけでおしゃれに印象が変わり、自分でDIYできるのです!

私もタイルの敷石を購入して敷いていますが、歩きやすくなり掃除も簡単なので玄関が綺麗になりました♪

玄関アプローチの印象が悪いと犯罪に巻き込まれるリスクが増加して、近所からの印象も悪くなってしまいます。

この記事では洋風な玄関アプローチになる敷石の種類やDIY方法、費用などをご紹介します。

洋風な玄関アプローチにデザインすることでおしゃれな雰囲気になり、敷石が変われば周りの植物も映えるのでガーデニングも楽しめますよ。

玄関アプローチの敷石を洋風にするなら自然素材

玄関アプローチを洋風に見せるポイントは、敷石の素材をできるだけ自然なものにするということです。

洋風の玄関を調べると、どの地域も共通してレンガやテラコッタ、木でできた枕木など古代から変わらず使われている素材が多用されています。

自然素材の敷石は高額でメンテナンスが必要になることもありますが、コンクリートなど人工物の敷石は比較的安くて扱いやすいです。

しかし人工物ではモダンな印象になったり、味気なく見えたりすることもありますよね。

コンクリートなど人工的な素材を使いつつも、外見はまるで本物の自然素材に見えるよう加工した手頃な商品があるので、お気に入りを探してみましょう♪

レンガは腐りにくく劣化しないので敷石にピッタリ

洋風な玄関アプローチで最もポピュラーな素材はレンガです。

赤褐色で210×100のレンガが標準の大きさですが、長さや幅が半分に加工されたレンガもあるので、あなたのイメージに合わせて好きなものを選んでみてください。

レンガのメリット
  • 腐りにくい
  • 色褪せない
  • ガーデニングに相性抜群

ヨーロッパには昔ながらのレンガの家があるくらいですから、その耐久力は計り知れません。

カビやコケが発生せず紫外線にも強くて劣化しにくいので、一度敷いてしまえばメンテナンス不要です。

レンガのデメリット
  • 並べるのに時間がかかる

1つ1つのレンガは決してサイズが大きいとは言えないので、敷き詰めるのに数と手間がかかります。

狭い範囲なら頑張れそうですが、広い範囲になると途方もない作業で腰が痛くなってしまいますよね。

業者に依頼する手もありますが、どちらにしても手作業なので時間がかかる点はデメリットでしょう。

古くから使われているテラコッタは洋風アレンジに最適

テラコッタとは、粘土を乾燥させ素焼きしてできる茶色がかったオレンジ色の素材です。

本場はイタリアで、古くから使われていることもありアンティークな雰囲気が出せますよ。

テラコッタタイルのメリット
  • 吸水性が高くて乾きが早い
  • 厚みがあって丈夫
  • 素朴で温かみがある

テラコッタタイルは表面に空気孔があることで吸水性が高く、雨が降ってもすぐに乾きます。

また、厚さが2~3㎝あって色むらやざらざらとした質感がナチュラルな雰囲気を醸し出してくれますよ♪

テラコッタタイルのデメリット
  • 吸水性が高いことで汚れやすい
  • 掃除やメンテナンスが必要
  • 高額

吸水性が高いことはメリットですが、その反面汚れやすいので布やタワシで擦って掃除してあげましょう。

さらに、本物のテラコッタタイルは通常のタイルより値段が高いので工事費用が高額になってしまう点に気を付けましょう。

選択肢が多いタイルは手頃に好きなデザインを選べる

タイルには豊富なバリエーションがあり、自然素材の質感を模した商品からデザイン性に優れたものもあります。

本物の自然素材を使った敷石よりも手軽なものを望んでおり、個性を出したいと考えているあなたにぴったりです。

タイルのメリット
  • 耐水性がある
  • 傷つきにくい
  • 価格が手頃

タイルは凹凸が少なく、汚れてもすぐに拭き取れるのでメンテナンスが簡単です。

例えばテラコッタタイルのような見た目のタイルもありますが、本物より安価で軽いので扱いやすく、自分でDIYする時にはおすすめですよ!

モザイクガラスのようなカラフルなタイルもあるので、好みのデザインを選んでアレンジしてみましょう♪

タイルのデメリット
  • 滑りやすい
  • 負荷に弱い

雨に濡れると滑りやすくなってしまいますが、中には滑り止め加工が施されている物もあるので購入する際に確認しておくと良いでしょう。

ただし、重いものに対する耐久力がないので駐車場には不向きな素材です。

枕木を敷くだけで玄関アプローチが一気に洋風になる

枕木とは鉄道のレールの下に敷いてある木の板のことですが、庭のデザインにもよく使われています。

全面に敷くというよりは玄関から門までの道の所々に置いたり他の敷石と組み合わせたりして、レイアウトしていくものです。

枕木を置くだけで玄関アプローチにアクセントがつき、一気におしゃれになりますよ!

枕木のメリット
  • 重いものに強くて丈夫
  • 価格が手頃
  • コンクリート製なら腐らない

レンガやタイルと比べて大量に買うものではないため、あまり費用はかさみません。

また通常枕木はその名の通り木でできていますが、メンテナンスに手間がかかるなどデメリットをなくすためにコンクリート製のものも存在しています。

枕木のデメリット
  • 木製だと劣化する
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • シロアリの発生源となりうる

木でできているので腐ったり虫害にあったりすることもあり、メンテナンスや板の交換が必要です。

耐久力は木の種類にもより、ソフトウッドはハードウッドと比べて弱く、頻繁にお手入れしなければいけない点もデメリットになるでしょう。

化粧砂利は多様な色や形がありバリエーション豊富

普通思い浮かべるグレーの砂利は使い方によって和風な見た目になってしまいますが、色鮮やかな化粧砂利を使えばその心配はありません。

ホワイトやレッドなど豊富なカラーバリエーションに加え、角があるタイプや丸いタイプなど形も選べます。

化粧砂利は目立つカラーも多いので、アクセントとして玄関アプローチの一部に敷いてもかっこいいですね♪

化粧砂利のメリット
  • 好きな色を選べる
  • 防犯になる
  • 自分で敷ける

色で統一感を出すのは重要なポイントなので、家の色に合わせたり周りの雰囲気を見たりして慎重に選びましょう。

また砂利は歩くと音がすることからメジャーな防犯対策の一つですよね。

化粧砂利のデメリット
  • 明るい色は特に汚れやすい
  • 雑草が生えてくる
  • 掃除がしにくい

白色の砂利は特に汚れが目立ちますが、一度汚れてしまうと綺麗にするのには手間がかかります。

タイルなどと違って重くないので雑草が生えやすく、防草シートを敷いてから砂利を敷いたほうが良いかもしれませんね。

また落ち葉が砂利の上に落ちると集めにくいので、雪かきをしようとすると砂利を敷いた範囲には気を使わなくてはなりません。

玄関アプローチをDIYする時の流れと注意点

玄関アプローチの改装を業者にお願いするとかなり費用がかかりますが、自分でDIYすれば基本的に材料費だけで済むので安く済みますよ。

DIYを始める前に、今後も長く使いやすい玄関アプローチを維持するためのポイントをいくつかお伝えします。

快適な玄関アプローチにするポイント
  • 水はけの良さ
  • 滑りにくさ
  • 雑草の生えにくさ
  • 下地の丈夫さ

雨が降ると地面が滑りやすくなって危険なので、できるだけ滑りにくい敷石を選びましょう。

場合によってはすぐに雑草が生えてきてしまうので、下地の時点で防草シートを敷くなど工夫すると良いですね。

私は夏になると、少し面倒ですがタイルの隙間から生えたコケをとる作業をしていますよ。

特に雪が降る寒い地域では、下地がしっかりできていないと敷石が浮いてしまい、頻繁にメンテナンスが必要となります。

洋風アプローチにするためのレイアウトを決める

自分が思い描く洋風の玄関アプローチを作るのに最も重要なプロセスが、レイアウトを決めることです。

ネットで検索すればさまざまな洋風玄関アプローチの画像が出てきますが、迷ってしまいどうしたら良いか分からなくなっていませんか?

そんなあなたのためにいくつか定番のレイアウトをまとめてご紹介しますので、考える時の参考にしてくださいね♪

  • 全面同じ素材(タイルやレンガ)
  • 枕木×芝生or砂利orレンガ
  • 異素材を組み合わせて道を作る

おしゃれなヨーロッパの玄関アプローチは塀やたくさんの植栽があるので、シンプルに自然素材の敷石を全体に敷いているものが多いです。

しかし塀や植物などの装飾がない、日本の普通の家に洋風を再現するのには物足りない、と感じる場合もあるでしょう。

そのような時は、複数の敷石を組み合わせて玄関から歩道に出るまでの道のりをデザインすると良いですよ!

道は直線ではなくカーブをつけると玄関アプローチ広く見えたり、家の中が見えにくくなるので犯罪対策になったりもします。

枕木はさまざまな素材と相性がよく、簡単におしゃれになるのでおすすめです。

丈夫で長持ちできるように砂利で平らな下地を作る

下地作りは敷石の耐久力や今後のメンテナンスの負担を左右する重要な作業で、今回のDIYの中でおそらく最も難しいプロセスです。

とにかく平らにすることが重要なので、道具を使って正確になるよう工夫しましょう。

下地作りの手順
  1. 基準となる敷石を両端に設置し、モルタルなどで固定する
  2. 敷石の厚みプラス2~3㎝くらい地面を掘る
  3. 砂利を2~3㎝敷く
  4. 転圧タンパーなどを使って全体を平らにする

基準となる敷石の高さがそろっていなければ出来上がった時に斜めになってしまうので、同じ高さになるように注意しましょう。

土台になる砂利は、転圧すると厚みが減ることを見越して多めに敷くことをおすすめします。

高さを微調整しながら敷石を仮置きして決めていく

下地ができたらいよいよ敷石を置きますが、一度仮置きして高さやレイアウトが大丈夫か確認して微調整を行います。

周りのタイルより浮いている、または沈んでいる場所が出てきた時は、一度その場所の敷石を取って砂利の量を増やしたり減らしたりしてみましょう。

少し面倒ですが、丁寧に行うとやり直しやメンテナンスする手間が減りますよ。

珪砂やドライモルタルなどの目地材で隙間を埋める

敷石を敷き詰めたら目地材で隙間を埋め、余分な目地材をブラシなどで掃いて綺麗にし、水をかけて固めたら完成です。

目地材は種類によって特徴が異なるので、敷石の状態を見て何を使うか決めるようにしましょう。

隙間に流し込むだけで簡単に敷石を固定できる目地砂は手間がかからないので、短時間で誰でも挑戦できますよ!

目地材の種類
  • 珪砂けいしゃ:2〜3mmの狭い隙間なら可能
  • ドライモルタル:水でセメントのように固まるので大きな隙間でも可能

作りたては不安定かもしれませんが、一週間ほどで完全に固定されるので心配いりません。

玄関アプローチの敷石にかかる費用を材料別に紹介

敷石の費用は玄関アプローチの広さにもよりますが、人工物であるほど安く天然物であるほど高くなる傾向があります。

また劣化に対して維持費がかかる場合もあるので、敷いた後に負担しる必要のある費用まで見越して検討すると良いですよ。

敷石の値段は1平米あたりに必要な数がセットで売られていることが多いので、1平米あたりの値段で比べていきます。

自分で敷石をDIYすれば費用を抑えつつおしゃれに

DIYで玄関アプローチの敷石を敷く場合にかかる費用は敷石自体の費用がメインとなり、当然人件費などがかからないので業者に依頼するより安く済みます。

自分で作業していくので自由に好きなレイアウトを実現させられるのも魅力ですね。

上記の項目で紹介したさまざまな種類の敷石の値段を中心にみていきましょう。

素材費用
レンガ2,000〜4,500円
テラコッタ10,000〜13,000円
タイル4,000〜7,000円
枕木2,500〜9,000円(1枚あたり)
化粧砂利3,000〜6,000円
1平米あたり

枕木はホームセンターなどで安く購入できるものから本当に電車の線路に使われていた一級品まであるので、値段の幅が広くなっています。

せっかく大量に買って敷石を敷いても、自力のDIYだと長持ちせずすぐに壊れてしまい、結局業者を呼ばなければならなくなるリスクがあります。

下地作りやメンテナンスを丁寧にしていけば大抵は大丈夫でしょうが、自信がなければ業者に依頼して安心して長く使える敷石を敷いてもらいましょう。

敷石を業者に敷いてもらえば複雑な改装も丈夫にできる

玄関アプローチをDIYするより費用はかかりますが、業者に依頼すると平らで丈夫な敷石を敷いてもらえますよ。

素人には難しい複雑な作業も任せられるので、大きめの改装を予定しているのであれば業者に依頼するのが無難です。

素材業者に依頼した時の費用
レンガ20,000円
テラコッタ30,000〜50,000円
タイル20,000〜30,000円
枕木15,000円
化粧砂利5,000〜10,000円
1平米あたり

業者とのやりとりや契約、作業時間など自分でDIYするより時間や手間がかかるので面倒に感じることもあるかもしれません。

しかし、おしゃれで実用的なデザインの玄関アプローチにするためには、プロに相談してアイデアやアドバイスを受けたほうがあとから後悔することもなくなります。

ネットで希望を入力するだけなので、空いた時間でもできますね♪

ネットで無料見積もりができるサイトなら、費用の相談だけでなく具体的なプランも紹介してくれるので活用してみてくださいね!

玄関アプローチのおしゃれ度をUPさせるオプション

玄関アプローチをさらに洋風に、おしゃれにするために敷石に加えて門扉や塀を設置すると本場の玄関アプローチさながらの完成度になります。

階段や塀などを敷石に合わせて作ることでより統一感のある、洋風でおしゃれな玄関アプローチにできますよ。

玄関アプローチを犯罪対策やバリアフリーにしたい場合などにもおすすめです♪

狭い玄関アプローチでも段差や植栽でおしゃれに見える

一般的な玄関アプローチの適当な幅は1.2mと言われており、これなら少し大きな荷物を持っていたり誰かとすれ違ったりしても窮屈さを感じません。

私の家は幅が狭いし、玄関から道路までの距離が短いわ。

玄関アプローチのスペースが狭くても、工夫しておしゃれにするポイントをご紹介します!

  • 段差をつける
  • 植物を飾る
  • 敷石にアクセントをつける

玄関の前に少し階段など段差があったり、敷石が異素材の組み合わせで遊び心が感じられたりするような玄関アプローチだと、奥行きが感じられておしゃれになります。

また植物があれば一気に華やかになりますから、花壇ほど立派なものが設置できなくてもシンプルな鉢に好きな花などを植えて置いておくと良いですよ。

狭いからこそ少し派手な玄関アプローチにしても統一感が損なわれにくく、アレンジもしやすいことは大きなメリットです♪

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門柱やフェンスをつけてプライバシー確保や犯罪対策に

目隠しになるフェンスや門柱を設置すればおしゃれなだけでなく、防犯やプライバシーの確保につながりますよ。

デザインは基本的に家の色に合わせていけば失敗しませんが、地中海風に白塗りの塀にしたり木の門柱でナチュラル感を演出したりしてみても楽しめます。

  • 門柱
  • フェンス
  • シンボルツリー

私の家にはシンボルツリーがあるのですが、木が成長してきて車を車庫から出す際に視界の邪魔になってしまうことがありました。

シンボルツリーなら枝をカットすればなんとかなりますが、門柱や塀なども日常生活の邪魔にならない位置に設置するようにしましょう。

場合によっては塀などが死角となり、犯罪者がそれを利用してしまう可能性もあるので注意してください。

素材感を適切に選んでおしゃれなバリアフリーを実現

小さなお子さんや高齢者と住んでいる場合やあなたが生涯住むつもりの家なら、スロープや手すりなどをつけてバリアフリーにするのがおすすめです。

しかしバリアフリーと聞くとあまりおしゃれじゃないようなイメージがあって、あまり気が乗らないと思っていませんか?

家を長く大切に使えるよう、おしゃれなバリアフリー化するコツをご紹介します!

  • アイアン製の手すりで南欧風になる
  • スロープの色を敷石とそろえる
  • 屋根があるだけで家は映える

スロープの手すりがおしゃれだとまるでお城の入り口のように見えて気分も上がりますよ♪

屋根があると家が立体的になって見栄えがするだけでなく、雨天時でも外で作業ができたり濡れずに車まで移動できたりとかなり快適になります。

夜に家の前を移動する際暗くて心配な場合は、花壇や塀のそばにライトを設けると安全確保に加えてホテルライクな外観になるのです。

まとめ

  • 洋風な玄関アプローチにするなら、木や粘土など自然な素材から作られた敷石にするとナチュラルアンティークな雰囲気になる
  • 雑草の生えやすさや劣化、負荷の強さは素材によって異なるのでそれぞれの特徴を知って自分が扱いやすい素材を検討する
  • 枕木と砂利など異素材の敷石を組み合わせることでデザイン性や奥行きが感じられて、ワンランク上の玄関アプローチになる
  • 敷石は1つ1つ丁寧に敷いていく必要があり手間はかかるが、比較的低価格で自由にアレンジできる
  • 自分でDIYするなら下地をしっかりと作り、平らな地面にしないとすぐに敷石が浮いたり壊れたりしてしまう可能性がある
  • 業者に玄関アプローチの敷石を敷いてもらうと10万円~50万円ほどかかるが、広範囲や複雑な工事に向いている
  • 敷石に加えて塀や門柱を設置するとより洋風な演出ができて、犯罪対策にもつながるため一石二鳥
  • バリアフリーにするための手すりやスロープもさまざまなデザインがあるので、快適さと洋風なおしゃれさを両立させられる

家の顔である玄関がおしゃれになれば、まるで新しい家になったかのようなワクワクを感じ、家がより一層愛おしくなりますね。

長く住んでいるといつかメンテナンスが必要になるものですから、思い切って豪華な玄関アプローチに改装しておしゃれな玄関を楽しみましょう♪

\ おしゃれな玄関作り /

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