どんどん高くなる電気代に、なんとかして対策したい!と思うあなたに朗報です。
二重窓を取り付けると部屋の温度が保たれるためエアコンなどの電気代が節約でき、光熱費を抑えられますよ♪
私は夏も冬もエアコンをフル稼働させていることもあり、請求書を見て光熱費の高さに驚きました。
二重窓を取り付けると電気代を安く抑えられるだけではなく、冬の結露防止や床の冷えを防止することもできるのです。
最近は二重窓diyキットも販売されていて、業者に注文するよりも格段に安く取り付けが可能です。
本格的に業者に頼まなくても二重窓をdiyで作成可能なら試してみたくなりますが、失敗する不安もありますね。
失敗はしたくない!あなたのために、diy失敗パターンの紹介や作業のポイントをお伝えします。
こちらの内窓は窓枠の色だけでなく、ガラスの種類やふかし枠の種類も選べて自宅の窓に合わせて購入が可能です!
購入前に採寸するだけでピッタリサイズの窓が届くため、diyはしたいけれどしっかりした二重窓が欲しいあなたにおすすめです。
二重窓をdiyするなら失敗例をチェックして対策しよう!
二重窓をdiyで取り付けるためには失敗例をあらかじめ知っておき、事前に対策しておくことが重要です。
二重窓は内窓や二重サッシとも呼ばれていますが、実際にどんなものかご存じですか?
私は単純に窓が2枚重なっているだけだと思っていました。
二重窓の基本構造は下記のようになっています。
引用 YKK AP
今ある窓の内側にもう一つ内窓と呼ばれる窓を取り付けることで窓が二重になり、窓と窓の間に空気層ができることで断熱性がアップします。
元の窓はそのまま残しますので、基本的には室内の壁や外壁の工事は不要です。
二重窓とペアガラスは別物ですよ。
ペアガラスは2枚のガラスの間に空気層があるガラスのことで、窓自体は1枚になります。
二重窓の設置は大がかりな工事が不要のため、事前に計測などを済ましておけば1つの窓につき約1時間ほどのdiy作業で取り付け可能になります。
二重窓を付けて後悔しないために5つの失敗例を紹介
せっかく自分でdiyをして二重窓を取り付けたのに、サイズを間違えたり設置方法を間違えたりして二重窓の効果がなくなってしまう場合があります。
初心者がやりがちなdiy失敗の代表例を5パターン紹介します。
逆勝手仕様というのは、通常の窓と逆側からスライドして開ける構造になっている窓のことです。
開閉のときに元々の窓に干渉してしまう場合などは逆勝手仕様の窓を付けるほうが適している場合もあります。
内窓は採寸がとても重要ですので、一番室内側の枠の長さを採寸すると測り間違いがなく、きれいに内窓をdiyできますよ♪
窓枠の色は好みでOK!おすすめは目立たないホワイト
新しく取り付ける内窓は外から見るとあまり目立ちませんが、部屋の中では選んだ色によって大分印象が変わってきます。
通常は窓枠と内窓の色を合わせることが多いですが、決まりなどはありませんのでインテリアの一部としてあえて別の色を選択するのもおしゃれですね。
窓枠の色は自分の好みで選んで問題ありませんが、どの色を選べばいいのかわからない!という場合にはホワイトがおすすめです。
ホワイトは内窓があまり目立たずすっきりします♪
茶色を選ぶと暖かい雰囲気になりますし、グレーの窓枠にするとクールで無機質な印象にもなりますので、部屋のイメージチェンジにも使えます。
断熱や防音の機能はもちろんですが、内窓はインテリアとしても重要な役割を持ちますので、妥協せずに自分好みの窓枠を選びたいですね。
二重窓をdiyしたら効果はどのくらいあるのか調査!
二重窓を取り付けるだけで本当に断熱効果や防音効果があるのか疑問に思いますが、実際に二重窓を自作したケースを見ると、diyした場合でも効果があることがわかりました。
安く済ませたいと思うのはもちろんですが効果がなければ意味がありませんので、嬉しいですね♪
やはり費用はかかりますが、リフォームで内窓を取り付けるほうが効果は高くなります。
二重窓のメリットやデメリット、実際にdiyで二重窓を取り付けた方の感想をまとめましたので参考にしてくださいね。
メリットは断熱性能と防音性能!熱を遮断して快適生活
二重窓の魅力はなんと言っても断熱効果と防音効果があることです。
二重窓にするだけで暮らしが快適になるなら、ぜひdiyしてみたいですね♪
二重窓にするとガラスの枚数が倍になりますので、熱を遮断してくれる効果が高まります。
また、サッシとサッシの中間に空気の層ができるため、断熱性能や防音性能を上げてくれます。
空気は熱を伝えづらい性質を持っています!
空気層があるおかげで外の冷たい気温の影響を受けづらくなり、室内の暖かい熱は逃げづらくなります。
窓は熱が出入りしやすい場所で、単板ガラスとアルミサッシ窓の場合は冬は52%の熱が逃げだしており、夏は74%もの熱が部屋に入り込みます。
つまり窓は部屋の温度に大きく影響するため、二重窓で断熱するだけで家全体がエコになると言えます。
デメリットは窓の掃除や開け閉めに手間がかかること
二重窓はとても魅力的ですが、窓が一枚増えてしまうため掃除の手間が倍になるなど、デメリットもあります。
サッシのレール部分はほこりが溜まりやすく、面積も大きいため掃除がしづらくなってしまいます。
窓の作りによっては内窓を全部開けきらないと外側の窓の鍵が開けられないなど、開け閉めが面倒になる可能性もあります。
気になる費用面ですが、業者に依頼して二重窓を取り付けた場合、1ヵ所につき5万円前後かかります。
diyする場合でも材料費は1万円くらいかかりますよ。
作業を進める前に実際に二重窓にしたい窓がどんな作りなのかしっかり確認してくださいね。
diy二重窓は効果を実感した声が多く付ける価値あり!
diyの二重窓でも断熱性能や防音性能には一定の効果があり、快適になったと多くの声が上がっています。
結露がほとんどなくなってエアコンの効きが良くなりました!
二重窓を付けている部屋と付いていない部屋では明らかにエアコンの効きが違い、エアコンを切っても温かさが続いている実感があるという感想がありました。
就寝時間にエアコンを付けておくかどうかは悩む部分ですので、寒い時期にエアコンを切っても温かさがキープできるのは嬉しいですね。
まったく聞こえなくなるわけではないですが、防音効果は感じます。
diyで作成した二重窓では完全に防音できるわけではないようですが窓が二重になっていますので、元々の状態よりは音漏れも少なく効果を実感したとのことでした。
しかし完全に防音ではないので、近隣の迷惑にならないよう大きな音は出さないよう注意したいですね。
窓が二重なのですりガラスのようになって目隠しになっています。
カーテンを開けて太陽の光を取り入れたいですが、プライバシーは守りたいですし、窓が2枚あるだけで防犯効果がかなり高くなるのは嬉しい点です。
diyで期待した効果を得られない場合もあるので要注意
diyの二重窓では期待していた効果が得られなかったという意見もありました。
本格的な二重窓の効果を求めている場合、diyした二重窓では物足りないと感じてしまいます。
本気で冬の極寒をしのぐのは難しそうです…。
diyした二重窓でも効果がまったくないわけではありませんが、強い寒波などが来た場合は冷気が部屋に入ってきてしまいます。
お住いの地域によりますが、しっかり対策したいなら既製品のほうがいいかもしれません。
窓が大きく、diyで作ったポリカーボネート板がたわんでしまっています。
窓が大きいためリフォームではなくdiyした結果、ポリカーボネート板がたわんでしまいまっすぐに立たなくなってしまいました。
板がたわんでいると隙間ができ、本来の断熱効果よりも弱くなるため効果を実感できませんでした。
取り付けが難しく、やめておけばよかった…。
窓1枚につき約1~2時間程度でdiyが可能ですが、慣れるまではなかなか作業が大変です。
diyが好きであれば楽しい作業も、苦手な場合は労力を使うよりも購入した方がいいと感じる場合もあるかもしれませんね。
二重窓はdiyで簡単に!便利なキットや内窓もおすすめ
せっかくdiyで二重窓を作るなら部屋の雰囲気に合ったおしゃれな窓を作りたいですが、できるだけ簡単な作業で済ませたいですよね。
二重窓をdiyするには、大きく分類すると下記の2パターンがあります。
どちらの方法でdiyするかはあなた次第ですが、手間と金額が変わってきます。
リフォーム会社のショールームで実際の内窓を見学できますよ!
取り付けるだけで簡単に二重窓が作れるdiyキットはインターネットやホームセンターなどで販売されていますので、検索してみてくださいね。
インターネット販売されている二重窓キットは取り付けたい窓の採寸をして注文するだけでぴったりサイズの商品が届きますので、後はdiyで取り付けるだけで完成です♪
なるべく簡単にdiyしたいならサイズを正確に採寸する
二重窓をdiyするために一番重要なことは、取り付ける窓のサイズを正確に測っておくことです。
どれだけ好みのフレームにしても、サイズを間違えてしまうと別の板で補強が必要になったり内窓が室内側に落ちてしまったりする可能性もあります。
内窓を購入する前に、自己流ではなくきっちりルールに従って採寸しておくだけでその後の作業がぐっと簡単になりますよ。
- step1横幅寸法を測る
上段、中段、下段の3ヵ所を測る
※窓枠の内側までの寸法を測ること - step2高さ寸法を測る
左側、中央、右側の3ヵ所を測る
※下枠から窓枠内側までの寸法を測る - step3有効寸法を測る
窓サッシのアングル(窓サッシ)から窓枠の先端までを実測する
実測した有効寸法が内窓の取り付けに足りない場合、ふかし枠を窓枠の先端に取り付けることで有効寸法の延長が可能です。
ふかし枠は窓枠の奥行きを延長する部材です!
窓枠内に障害物があるときは、内窓の取り付けや開閉に支障のない位置から有効寸法を測ってくださいね。
内窓の材料を個別に集めて作成する場合、以下の材料をホームセンターなどで購入しましょう。
カッターナイフは窓枠レールやガラス代わりの板を窓のサイズに合わせてカットするために使いますので、大きめでしっかりしたものがおすすめです。
固いものを切るのに力が必要ですので、怪我には十分注意して作業を行ってくださいね。
内窓の素材は住む地域によって決めると効果がUPする
内窓を購入するならガラス部分の種類も複数ありますので、目的に合わせて素材を選びましょう。
日射量が少ない地域に住んでいる方は断熱を最優先に選びたいですし、暑い地域に住んでいる場合は夏の暑さ対策をメインにしたいですね。
内窓を自作する場合プラダンと呼ばれるプラスチックダンボールを使う場合も多いですが、プラダンは太陽光に弱く、長時間光に当たると劣化してしまいます。
私のおすすめはポリカーボネート板というプラスチック素材です。
耐久性や耐衝撃性に優れ透明度も高く、紫外線にも強いため太陽の光を取り入れる二重窓にも最適な素材です。
ポリカーボネート板はかなり大きいサイズで販売されているので、ホームセンターで購入する場合はカットサービスを利用すると希望のサイズにしてもらえます。
二重窓ならインプラス!と言われるくらい有名なこちらの商品はdiy初心者でも後片付け込みで1時間半で取り付け可能です。
diyに慣れていなくても思ったより簡単にしっかり二重窓ができた!と満足度が高く、自分で取り付けに挑戦したいならおすすめの商品です♪
賃貸ならマスキングテープを活用すると原状回復OK
賃貸でもマスキングテープを活用すれば二重窓をdiyすることは可能ですよ。
二重窓をdiyで付けたいけど賃貸マンションに住んでいるからできない!と嘆く必要はありません。
上記のような特性を利用し、二重窓を取り付ける壁や床にマスキングテープを貼り、上から二重窓を付けるためのレールなどを貼って二重窓をdiyで取り付けます。
壁に直接貼るより跡が残らなそうです♪
退去時には二重窓を外し、最後にマスキングテープをはがせば簡単に原状回復が可能になります。
マスキングテープの価格や品質はものにより、好みのマスキングテープを使ってOKですが、二重窓を使用している間はマスキングテープを貼りっぱなしになります。
テープの糊がきれいにはがせるかどうかは自己責任となりますので、注意してくださいね。
まとめ
- 二重窓を取り付けると部屋の温度が保たれるため、エアコンなどの使用頻度を抑えることができて光熱費の削減につながる
- diyで二重窓を取り付ける場合、失敗して効果がなくなる可能性があるため事前に失敗例をチェックし対策しておく
- 二重窓の一番のメリットはサッシとサッシの間に空気層ができることであり、断熱効果と防音効果が上がるため生活が快適になる
- 内窓を取り付けると窓が1枚増えるため、窓やサッシなど掃除の場所が増えて余計に手間がかかるデメリットがある
- 実際に二重窓をdiyで取り付けた場合、diyでも効果が実感できた反面、寒波には対応し切れずリフォームした方がいい場合もある
- 内窓を購入する前に取り付けたい窓のサイズをルールに従って正確に測っておくと、diy作業が簡単になる
- 内窓のガラスには種類があり断熱効果が異なるため、住んでいる地域や目的に合ったガラスを選ぶと良い
- マスキングテープを壁や床に貼ってからdiyするとはがすだけで原状回復ができ、賃貸でも二重窓をdiyすることが可能である
二重窓を失敗せずdiyで取り付けるためには正しく採寸することが一番重要です。
diyと言っても1からすべて自分で作成するのではなく、内窓本体は購入し、取り付けだけを自分で行う方法もありますので費用と効果のバランスを考えてすてきな二重窓を取り付けてださいね。
こちらの二重窓を取り付けると設置初日から断熱性と防音性の効果を実感するほど生活が変わります。
寒くなると毎朝タオルで拭いていた結露や年々上がっていく光熱費対策にもなり、窓に関する悩みが解消すること間違いなしです♪
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