日当たりの良い部屋で赤ちゃんと過ごすのは気持ち良いですが、日差しが強い季節になってくると赤ちゃんの日焼けが気になりますね。
外出時は日焼け止めを塗ったり帽子を被せたりといろいろ対策しているママも多いと思いますが、室内でも紫外線の対策が必要です。
室内にいるからと油断していると窓からの日差しが原因で、赤ちゃんの肌が赤くなったり水ぶくれができたりと、肌トラブルが起こる可能性があります。
私の子供も肌が弱く、子供が小さい頃からもっと日差し対策をしておけばよかったと後悔中です。
室内に入ってくる紫外線をUVカットカーテンやフィルムで遮るだけで、大切な赤ちゃんを日差しから守れますよ。
赤ちゃん用の日焼け止めの選び方もお伝えしますので正しく対策をして、室内でも外でも楽しく過ごしたいですね♪
こちらのUVカットフィルムは水だけで貼れる窓ガラスフィルムですので、賃貸に住んでいるあなたでも使える嬉しい商品です♪
接着剤を使わないため簡単に貼り付けや貼り直しが可能で、DIY初心者でも1人で気軽にセルフリフォームができますよ。
赤ちゃんは室内で日差しに当たらないよう注意する
すべすべで柔らかい赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、皮膚の厚さは大人の約半分の厚さしかありません。
赤ちゃんは大人よりも肌が弱く、外だけでなく室内にいても窓からの日差しで日焼けしてしまうことがあります。
大人でも長時間日差しの下に立っていると日焼けをして、赤く腫れたり水ぶくれになったりする場合がありますよね。
日焼けは怪我でちゅか?
日焼けはやけどと同じです。
1998年以前は赤ちゃんに日光を身体に受けることを目的とした日光浴が推奨されていましたが、現在は新鮮な空気に触れさせることを目的とした外気浴が推奨されています。
母子手帳の「日光浴」の文言も今は「外気浴」に変更されています。
ですが室内でどう対策すれば良いのか正直わかりませんし、実際私はほとんど対策をしないまま赤ちゃんと毎日を過ごしていました。
今すぐできる室内での日差しの対策方法をお伝えしますので、赤ちゃんの肌を守るためにも参考にしてくださいね。
赤ちゃんに必要なのは日光浴よりも外気浴での刺激
室内では窓ガラスがあるから日差しを浴びても日焼けをしないのでは?と思っているあなたは大間違いです。
紫外線は窓ガラスを通過して部屋の中に降り注いでいます。
現在は日光浴で日差しを浴びるのではなく、ベランダや庭での外気浴を推奨しており、生後1ヶ月頃から5分程度の外気浴が可能です。
天気が良いから日光浴させたい!とベビーベッドを日の当たる場所に置いている場合、知らない内に赤ちゃんが日焼けしてしまっている可能性があります。
赤ちゃんの皮膚は紫外線に対する抵抗力が弱いため、なんの対策もせず無防備に紫外線を浴びると5分あれば日焼けしてしまいます。
大人よりも皮膚が薄い赤ちゃんは紫外線の影響を受けやすく、免疫力の低下や将来的に皮膚がんの原因となるケースが増えています。
また、骨の成長に必要なビタミンDを効率よく利用するために日光浴が必要とされていましたが、現在は飽食の時代でビタミンD不足はあまりないと言われています。
ですが、ずっと一定の温度の部屋で過ごしていると赤ちゃんの皮膚は外界の環境に適応できなくなり、自律神経の調整ができなくなってしまいます。
赤ちゃんの健康のためにもまったく日差しを浴びないのではなく、短時間の外出や外気浴をして皮膚に外気による刺激を与えることが重要です。
窓にUVカットフィルムを貼って強い日差しを遮ろう
一番理想の紫外線対策はすべての窓ガラスをUV加工のものにすることですが、お金もかかりますし賃貸物件に住んでいる場合難しいですよね。
市販されているUVカット商品を利用することで、賃貸でも日差し対策が可能になりますので安心してください♪
実際にどういった対策か一つずつ紹介していきます。
UV防止フィルム
窓ガラス本体を変えるのは難しいですが、UV防止フィルムを貼れば窓から入ってくる紫外線をカットできますよ。
UV防止フィルムは一度貼ってもはがすことができますので、賃貸物件でも安心して使用可能なのは嬉しいですね。
また、遮熱効果のあるUV防止フィルムも販売されていますので、それを貼ればエアコンの効率も上がり光熱費の削減にもつながりますよ。
ただ、効果に期限があり張り替えが必要になる製品もありますので、購入前にチェックしてください。
UVカット加工カーテン
紫外線を防止してくれるカーテンを付けておくだけで日差しから赤ちゃんを守ってくれますよ。
遮光カーテンは断熱効果や防音効果を兼ね備えたものが多く、カーテンを閉めるだけで紫外線はもちろん窓からの熱も防いでくれるのです!
ですが、1級遮光カーテンは光も防ぐため、隙間ができないように閉めると部屋が真っ暗になってしまいます。
レースのカーテンであれば光を通しますので、日中室内が暗くなることもなくおすすめですよ。
布用UVカットスプレー
UVカット加工のカーテンをおすすめしましたが、洗濯する度にUV防止効果は薄れていってしまいます。
頻繁に買い替えるのはもったいないですし、お気に入りのカーテンを取り付けている場合はUVカット効果があるカーテンと交換するのも悩みますよね。
そんなあなたは布用のUVカットスプレーを今あるカーテンにスプレーするだけで紫外線対策が可能になります。
カーテンにまんべんなくスプレーするだけでUVカット効果がありますので、UVカットフィルムのように貼る手間もなく簡単に試せますよ。
ベッドや遊ぶ位置を変える
赤ちゃんがお昼寝するベッドは窓から離し、プレイスペースも直接日差しが当たらない場所に変更しておくと安心です。
外気に当たることは赤ちゃんの成長にも必要ですので、窓を開けて空気を入れ替えたり外気浴をしたりするなど適度に外の空気を吸わせてあげたいですね。
寝返りやハイハイをするようになると気を付けていても自分で窓の近くに行ってしまう場合もありますが、紫外線に神経質になりすぎず対策していきましょう。
こちらのマジックミラーフィルムはカラーによりますが、紫外線カット率が最大97%もありますので、日差しを浴びる肌への負担を軽減してくれます。
価格もお手頃ですし、窓に貼るだけで女性や赤ちゃんが気になる肌トラブルの原因が減るなら一度試してみたくなりますね。
赤ちゃんは室内でも紫外線を浴びているので服装を工夫
私が小学生の頃は真っ黒に日焼けしている方が健康的で良いと言われていましたし、私自身小学生時代に日焼け止めを塗った記憶はありません。
現在は環境の変化もあり日焼けは免疫力の低下や皮膚がんのリスクが高まる傾向があるため、外出時だけでなく室内でも紫外線対策は必須になっています。
生まれてすぐから紫外線対策をしておけば将来的な肌トラブルも減るかもしれませんので、自分の子供にはしっかり対策してあげたいですね。
紫外線A波は窓ガラスを突き抜け肌の奥深くに到達する
紫外線には波長によって3種類に分けられており、紫外線A波であるUV-Aは窓ガラスを通過して室内まで届いていることがわかっています。
UV-Aは紫外線の90%以上を占めるため、室内でも外とほぼ変わらないくらいの紫外線を浴びていることになります。
紫外線A波(UV-A) | 紫外線B波(UV-B) | 紫外線C波(UV-C) | |
---|---|---|---|
特徴 | ・紫外線の90%を占める ・肌の奥深くに到達しDNAを傷つけ老化を引き起こす | ・日焼けの主な原因となる ・肌表面を傷つけ炎症を起こす | ・地球のオゾン層に阻まれ地上には届かない |
被害 | ・しわ ・たるみ | ・肌の表面が焼ける ・赤身 ・水ぶくれ | ・影響なし |
私たちが考える一般的な日焼けはUV-Bが原因ですが、UV-Aは長い時間をかけて肌に悪影響を及ぼしますのでどちらもしっかり対策しておきたいですね。
帽子や長袖を組み合わせると紫外線を防いで外出できる
日焼けを防ぐには日焼け止めを塗るのが有効的ですが、赤ちゃんが小さい内は日焼け止めを塗るのに抵抗がありますよね。
日焼け止め以外にも服装などで紫外線対策が可能ですので、組み合わせて対応できると赤ちゃんも安心です。
1日の内紫外線量は午前10時~午後2時までが一番高くなりますので、その時間帯を避けてお出かけしましょう。
昼間は室内で過ごしてお出かけは涼しい早朝や夕方がおすすめでちゅ!
帽子は日焼け対策だけではなく、熱中症対策にもなるため外に出かける時は必ず被せてあげてください。
首元に日除けが付いている帽子も売ってまちゅ!
長袖でも風を通す薄手の素材の服もありますので熱がこもらないような服装を選ぶと過ごしやすくなりますし、淡い色より濃い色の服の方が紫外線カット率が高くなります。
抱っこ紐で外出するときは日傘をさす、ベビーカーに乗せるときはサンシェードを広げるなど直接日光が当たらないようにし、保冷剤を挟むなど熱中症対策もしておきたいですね。
赤ちゃんに室内での日焼け止めは不要!外出時のみでOK
基本的には生後1ヶ月健診以降の赤ちゃんはお出かけができるようになりますので、その際は日焼け止めを塗ってから外出してください。
ですが室内でも窓から入った日差しから紫外線を浴びるのであれば、家の中でも日焼け止めを塗る方が良いのかと悩むと思います。
外出時だけでなく室内でも日焼け止めを使っていると赤ちゃんの肌への刺激が強すぎて負担になってしまうため、室内では日焼け止めは不要です。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートですので、おでかけする時だけ日焼け止めを塗り、帰ってきたらしっかり日焼け止めをオフして保湿してあげましょう。
ベビー用で低刺激な日焼け止めを2度塗りすると効果的
大人用の日焼け止めは赤ちゃんの肌には刺激が強すぎる成分が入っている可能性があるため、3歳までは必ずベビー用の日焼け止めを購入してください。
ベビー用の日焼け止めはベビー用品店やドラッグストアで販売していますが、選ぶ時は下記の条件のものを選ぶと赤ちゃんの肌への刺激が少なくなります。
- 紫外線吸収剤が入っていないもの
- ベビー専用で低刺激のもの
- SPFが高くないもの
ベビー用の日焼け止めであっても、赤ちゃんの体質や肌質によっては合わずに肌がかぶれてしまう場合もありますので、使う前には二の腕の内側など目立たない部分でパッチテストを行ってください。
普段は大丈夫なのに体調が悪いと日焼け止めでブツブツが出まちた!
赤ちゃんの肌は繊細なので体調に影響されることがあります。
日焼け止めは外出する前に説明書にある使用量を守りつつ、2度塗りをすると効果を十分に発揮します。
厚塗りはしなくて良いですが薄すぎると効果が低くなりますし、関節部分など1度塗っただけではムラができてしまうこともありますのでしっかり塗ってあげましょう。
日焼け止めを忘れやすい部位から塗るようにすると塗り忘れが防げ、うっかり日焼けをせずに済みますよ♪
ベビー用の日焼け止めはSPFが低く、効果が切れるのも早くなりますので2~3時間ごとに塗り直してあげると紫外線対策効果が高くなります。
ただ、日焼け止めを塗ったからといって長時間の外出はせず、長くても30分程度を目安にしてくださいね。
日焼けしてしまったときはしっかり冷やして保湿する
どれだけ気を付けていても夏の日差しを浴びて日焼けし、肌が赤くなったり焦げたりする場合もあります。
日焼けは一種のやけどと言われており、日焼けをした後の赤ちゃんの肌はとてもデリケートな状態ですので、しっかりアフターケアをしてあげましょう。
赤ちゃんが日焼けしてしまった場合、とにかく冷やしてほてりを鎮めることが重要になります。
冷たいタオルや保冷剤や氷のうをタオルで包んだものを当てたり、ぬるめのシャワーを弱い水圧でかけたりするなど、刺激が強くならないように冷やしてあげてください。
冷たすぎるのも肌への刺激になりますので注意してください。
日焼け部分を冷やした後は、いつもよりもたっぷりの保湿剤で赤ちゃんの肌を保湿してあげましょう。
日焼けした肌はとても乾燥しており、傷んでいる状態ですので普段よりも優しく塗り広げてあげてくださいね。
赤ちゃんの肌はぷりぷりなのに乾燥肌なんでちゅ!
日焼けをした後は、肌からも水分が失われており、体の水分も不足しがちになるため水分補給を忘れず行ってください。
赤ちゃんは自分で喉が渇いたと伝えることができませんので、脱水症状にならないよう注意してあげたいですね。
日差しを浴びたら疲れるのでぐっすり眠れまちゅ♪
もし日焼け後に発疹が出てきた場合や発熱した場合は様子を見てかかりつけの病院に行くようにしてください。
まとめ
- 赤ちゃんは大人よりも肌が弱く、室内にいても窓からの日差しで日焼けしてしまう場合があり現在日光浴より外気浴が推奨されている
- UVカットフィルムやUVカット加工のカーテンなどが市販されており、賃貸でも簡単に室内の日差し対策が可能である
- 日焼けは免疫力の低下や皮膚がんのリスクが高まる傾向があるため、赤ちゃんでも紫外線対策は必須になっている
- UV-Aは紫外線の90%以上を占めており窓ガラスを通過するため、室内でも外とほぼ変わらないくらいの紫外線を浴びている
- 日除け付き帽子や風通しの良い長袖などの服装や外出の時間帯をずらすことで紫外線対策と同時に熱中症対策も行う
- 室内では赤ちゃんの肌への負担になるため日焼け止めは使用せず、日差しが直接当たらないような場所で過ごす
- 3歳まではベビー用の日焼け止めを使用し、使用量を守りつつ2度塗りすると十分に効果を発揮する
- 日焼けした場合はまず冷やしてほてりを鎮めてからたっぷり保湿をし、赤ちゃんの水分補給を忘れずに行う
暑い季節になってくると日差しが強くなり、紫外線も強くなるため油断しているとすぐに日焼けしてしまいますね。
赤ちゃんのお肌を守ってあげられるのはあなただけですので、UVカットの製品や日焼け止めを使用して対策していきましょう♪
せっかくUVカットフィルムを貼るのであれば紫外線を防止するだけでなく、目隠しや耐熱効果もあると日々の暮らしが快適になりますね。
昼間にカーテンを開けていても外から室内が見えなければ赤ちゃんのおむつ替えや着替えもしやすく、のびのび過ごせるようになります。
気になる日焼けからもしっかり守れますので、ママのストレスも軽減すること間違いなしです♪
コメント