せっかくおいしい食パンを購入してもすぐに賞味期限が来て食べきれず、カビが生えたりまずくなってしまったりと食パンを無駄にしてしまった経験はありませんか?
食パンを冷凍しておけば食感や風味を保ったまま保存できますので、食べたいタイミングに電子レンジで温めればいつでもおいしい食パンが食べられます。
私は今まで電子レンジでトーストを作ったことがありませんでしたが、試してみるとふわふわでおいしいトーストが完成し、おどろきました。
トースターやレンジを使って上手に解凍する方法や正しい保存方法もお伝えしますので、食パンをよりおいしく味わえるようになりますよ。
食パンを冷凍するのは手間がかかり面倒な部分もありますが、味や日持ちの面でもメリットが多いですので、冷凍保存にぜひチャレンジしてくださいね。
食パンをおいしく冷凍保存するならアルミ3層構造とダブルチャックでパンの風味と水分を逃がさないこちらの保存袋がおすすめです!
入れるだけで空気や光、匂いまで遮断してくれるので、解凍してもパンの香りがそのまま楽しめてうれしいですね。
朝食に食パンを解凍しバターやジャムをぬって食べれば、パンの良い匂いに包まれて1日ががんばれますよ♪
食パンを冷凍してもレンジで20秒チンすればふんわり♪
たくさん買ったり消費期限内に食べきれなかったりしたときに冷凍した食パンを、どうやって解凍すればおいしく食べられるのか気になりますよね。
解凍に失敗するとパンの風味や本来の味が台無しになってしまう可能性がありますが、適した方法で解凍すれば美味しいパンが食べられます。
冷凍食パンを解凍するには主に3つの解凍方法があり、それぞれ特徴が異なります。
冷蔵庫での解凍は乾燥して食パンが固くなり、風味や食感が落ちてしまうため不向きですので、使用しないようにしてください。
基本は自然解凍が1番!トースターでそのまま焼いてもOK
冷凍食パンは基本的には自然解凍するのが1番良く、食べる時間の3~5時間前に冷凍庫から取り出して解凍するのがおすすめです。
解凍時間の目安は夏場で3~4時間、冬場は4~5時間ですので、就寝前に冷凍室から食パンを出しておけば朝食時に解凍されておいしく食べられます。
冷凍した袋に入れたまま自然解凍がおすすめよ!
トースターで解凍する場合、袋から取り出して冷凍のまま約1~2分温めれば完成しますので、そのまま好みの焼き具合まで焼いてトーストにするのもおすすめです。
食パンは断面が露出していてパサつきやすいので、霧吹きなどで水をかけてから焼くとふっくらしやすくなりますよ。
今すぐ食パンが食べたいなら電子レンジで20秒解凍!
時間があるなら冷凍食パンは常温での自然解凍がおすすめですが、時間がない場合や今すぐ食べたい場合、電子レンジで20秒~1分解凍するだけでふんわりした食パンになります。
食パンの大きさや厚みで加熱時間は調整してね。
水分が逃げると固くなってしまうためラップなどで包んだまま加熱すると、食パンの耳も含めて全体がふんわり解凍できますよ。
やわらかな食感の食パンを食べたいあなたにおすすめですし、電子レンジで解凍したあと軽くトースターで焼けば外側はかりっと中はふわっとしたトーストになります。
好みのトーストを作るなら家電の加熱方法をチェック
私は家でトーストを焼くときにオーブントースターを使用していますが、あなたはどうやってトーストを作っていますか?
オーブントースターのほか、電子レンジやオーブンレンジでもトーストが作れますが、それぞれ加熱方法が異なり、トーストのできあがりにも違いが出ます。
電子レンジ | オーブンレンジ | オーブントースター | グリル | |
---|---|---|---|---|
加熱方法 | マイクロ波で加熱する | 熱を対流させる | 放射熱を外から当てる | 対流加熱と直火 |
パンの状態 | 内側から温まりもっちり | むらなく焼ける | 焦げ目がつきかりっとする | 表面はかりっと中はじっくり |
オーブンレンジは温め機能を使用すると電子レンジのようなもちもちのトーストが作れますし、トースト機能を使えば焦げ目がついたトーストになります。
私はトースターで焼いたトーストが好きです!
家に電子レンジやオーブントースターがあるなら、気分によって焼き方を変えて食パンを楽しむのもいいですね♪
食パンを冷凍するなら解凍しやすいよう小分けにする
食パンを冷凍するときに面倒で買った状態のまま冷凍室に入れてしまいたくなりますが、食パンをおいしく食べたいなら1枚ずつ小分けに冷凍してください。
少し手間がかかりますが、小分けに冷凍した食パンは解凍も早く済みますし、そのまま保存したパンより食感や風味も良くなります。
私は今まで食パンを冷凍する際にラップを使用していましたが、いちいち包むのが面倒になり現在はフリーザーバッグに食パンを入れるようにしています。
フリーザーバッグは繰り返し使えるのでコスパが良く、いろいろなサイズが販売されており使い勝手が良い商品ですね。
1枚ずつラップに冷凍保存!薄切りならおいしく焼ける♪
食パンを冷凍保存するときは、なるべく均一の大きさに切り、1枚ずつ小分けにしてラップで包むのがポイントです。
厚切りよりも薄めに切ると解凍するときに短時間で済みますし、均等に熱が入りおいしく焼きあがりますよ。
表面積が大きいと早く冷凍でき解凍も早くなりますので、手間はかかりますがそのまま置いておかず、1枚ずつ切って冷凍するのがおいしく食パンを食べるコツです。
購入したときの袋をそのまま使用すると空気が入りやすく乾燥の原因となりますので、ラップやフリーザーバッグなどを使うようにしてくださいね。
熱伝導率の良い金属製のトレーに乗せたり、ラップや袋の上からアルミホイルで包んだりして冷凍すると、冷凍庫内の温度がパンに伝わりやすく早く冷凍できますよ。
こちらの商品は袋の中にパンを入れてそのまま冷凍庫に保存可能ですので、ラップで包むよりも簡単で手間なくおいしさを閉じ込められます。
1枚ずつパンを包む作業は正直言って面倒!なんて思っていたあなたもこの商品であれば簡単に冷凍できますので、たくさん買ったパンを無駄にせず、最後まで楽しめますね。
解凍時は水分がパンにつかないよう袋の口を開けよう
袋やラップに入れて冷凍した食パンを解凍するときは、必ず袋の口を開けて解凍時に出る水分がパンの皮の部分につかないように気を付けましょう。
パンの外側の固い皮の部分はクラストと言うのよ。
解凍時に袋が密閉されていると、蒸気が外に逃げられずクラストに水分がついてしまい、食感が悪くなってしまいます。
特に電子レンジで解凍する場合は水分が蒸発しやすいので、ラップの一部を開いておくなどクラストに蒸気がつかないよう工夫が必要です。
もしクラストがべたついてしまったら、トースターなどで軽く焼くと皮の水分が飛んで食パンの食感が戻りますよ。
菓子パンはレンジを使わない!タイプ別解凍方法を紹介
食パンだけではなく、惣菜パンや菓子パンを冷凍して保存したい!というあなたに、パンのタイプ別の解凍方法をお伝えします。
パンの種類によっておいしく食べられる解凍方法が異なりますので、覚えておけばいろいろなパンを冷凍して楽しめますね♪
パンの種類 | 惣菜パン | 惣菜パン | 菓子パン | デニッシュ | バケット |
---|---|---|---|---|---|
例 | カレーパン | ベーコンエピ | メロンパン | クロワッサン | フランスパン |
特徴 | 中に具がつまっている | 中に具がつまっていない | 温めに不向き | 砂糖が練り込まれている | 皮がぱりっとしている |
解凍方法 | 電子レンジで約30秒 半分にカット アルミホイルで覆う トースターで約1分 | 電子レンジで約30秒 アルミホイルで覆う トースターで約1分 | 自然解凍のみ | 電子レンジで約30秒 アルミホイルで覆う トースターで約1分 | 電子レンジで約30秒 好みの厚さにスライス トースターで約1 分 |
カレーパンなどの中に具がつまっている惣菜パンは中の具が冷たいままだとトースターで温まりにくく、外は焦げているのに中は冷たい状態になってしまいます。
先にレンジで温めてから半分にカットし、もしまだ中が冷たい場合は10秒ずつ再度レンジで温めてからトースターに入れるとおいしく解凍できますよ。
レンジで温めてパンが冷たくなくなったらトースターね!
バターや砂糖を多く使用しているデニッシュは焦げやすいため、トースターの熱が直接当たらないようアルミホイルで必ず覆うようにしてくださいね。
ほとんどの惣菜パンや菓子パンは冷凍可能ですが、ゆで卵やいも類など冷凍すると食感が変わる食材を使用している場合は注意が必要です。
生のフルーツや生クリームは解凍時に水分が分離し、食感が悪くなったり水っぽくなったりするため、できれば冷凍せずに食べきりたいですね。
食パンを冷凍すれば日持ちする!消費期限3日から1ヶ月に
食パンは湿気を含むと傷みやすい食材のため、常温だと消費期限が2~3日と短めです。
購入してすぐに食べきる場合は常温保存でも問題ありませんが、食パンを1斤購入したときや、他の食材との兼ね合いで消費期限内に食べきれない場合は早めに冷凍するのがおすすめです。
食パンを冷凍すると保存期間を2週間~1ヶ月まで延ばせますので、日持ちするようになり食パンが長く楽しめますよ。
菓子パンは食パンより日持ちしないから注意してね。
スーパーやコンビニで売られている個包装のパンは常温でも数日であれば保存可能ですが、パン屋で売られているパンは傷みやすいため、早めに冷凍しましょう。
冷凍してでんぷんの劣化を防ぐと長期保存できる!
食パンを冷凍する最大のメリットはでんぷんの劣化を防げ、長く保存しても食パンの食感や風味を保てる点です。
冷凍保存をおすすめする理由として、常温保存と冷蔵保存との違いを比較してみました。
常温 | 冷凍 | 冷蔵 | |
---|---|---|---|
消費期限 | 2~3日 | 2週間~1ヶ月 | なし |
特徴 | すぐに食べきるなら良い 切り口から水分が蒸発する | 冷凍のまま調理可能 でんぷんが劣化しない | 食パンの保存に不向き でんぷんの劣化が進みやすい |
おすすめ度 | △ | 〇 | × |
購入した翌日までに食べきるのであれば常温でも保存できますが、食パンの切り口から水分が蒸発しやすいため、保存袋やラップで密閉してください。
小麦粉に含まれるグルテンやでんぷんは水分が蒸発すると固くなるため、直射日光が当たらない涼しい場所に置くと乾燥を防げますよ。
冷蔵庫の温度は一般的には食材の鮮度を保ち保存期間を長くできますが、でんぷんの劣化が進みやすい温度になっているため食パンの保存には不向きです。
冷蔵庫は2~5℃に保たれているのよ。
食パンが日持ちするようになれば長い期間おいしく食べられますので、パン屋で気軽に食パンが購入できてうれしいですね。
賞味期限が切れたパンは冷凍状態でも劣化している
最近では初めから冷凍状態で販売されているパンもありとても便利ですが、冷凍パンでも賞味期限が切れていると健康を害する可能性があるため、食べないようにしてください。
冷凍した食パンは約1ヶ月日持ちしますが、冷凍状態でもパンは少しずつ劣化していき、風味や味も落ちていきます。
賞味期限は未開封で正しく保存されている状態が前提で、一度開封したものや保存状態が良くないものは早く劣化する可能性もありますのでできるだけ早めに食べるのがおすすめです。
冷凍パンのおいしく食べられる見極めポイントをお伝えしますので、冷凍保存したパンを無駄にしないためにも覚えて参考にしてください。
冷凍焼けとは、冷凍庫で保存していた食品の表面が変色したり白っぽくなったりした状態で、冷凍焼けしたパンは乾燥や酸化によって品質が低下しています。
冷凍焼けしたパンはぱさぱさしておいしくなかった…。
冷凍庫の開閉が多いと温度変化が大きいため冷凍焼けになりやすく、ラップや保存袋を二重にするなど対策すると冷凍焼けの進行が遅らせられます。
パンの袋や表面に霜や氷がついているとパンの水分が抜けてしまい生地が硬くなっている状態ですのでおいしさが損なわれています。
霜や氷も冷凍庫の開け閉めによって生じるため、パンを冷凍庫に入れる際にはできるだけ奥に入れるとおいしく食べられる期間が長くなりますよ。
まとめ
- 冷凍食パンは基本的には自然解凍するのが1番良く、食べる時間の3~5時間前に冷凍庫から取り出して解凍するのがおすすめ
- 時間がない場合や、今すぐ食べたい場合、電子レンジで20秒~1分解凍するだけでふんわりした食パンになる
- オーブントースターのほか電子レンジやオーブンレンジでもトーストが作れるが、それぞれ加熱方法が異なり、トーストのできあがりにも違いが出る
- 食パンを冷凍保存するときはなるべく均一の大きさに切り、1枚ずつ小分けにしてラップで包むと短時間で解凍でき、均等に熱が入るためおいしく焼きあがる
- 袋やラップに入れて冷凍した食パンを解凍するときは、必ず袋の口を開け、解凍時に出る水分がパンの皮の部分につかないように注意が必要
- 食パンを冷凍する最大のメリットはでんぷんの劣化を防げ、長く保存しても食パンの食感や風味を保てる点
- 冷凍パンでも徐々に劣化しており、賞味期限が切れていると健康を害する可能性があるため、食べないようにする
食パンを上手に冷凍保存しておけば、自然解凍やトースター、電子レンジを使っておいしく調理して食べられます。
冷凍した食パンを食べたいタイミングで食べられれば、毎日のあなたの朝食時間がより豊かで楽しいものになりますね♪
こちらの食パン保存袋は水で洗って乾かせば繰り返し使えますので、ラップを使って冷凍保存するよりもエコで環境にも優しい商品です。
食パンはもちろんバケットやカンパーニュなども入りますので買いすぎたパンを無駄にせず冷凍できますし、いろいろなパンが楽しめるのがうれしいですね!
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