外壁の色見本と実際の塗装を同じに!失敗しない選び方や見方も紹介

外構

自宅の外壁塗装の色は見本を見て検討しますが、実際に塗ったときに考えていたイメージと同じになるのか気になりますよね。

色見本は見る場所やサンプル色の大きさなどで見え方が変わることもあるので、正しい使い方を把握することで、実際の外壁との色のギャップを減らせます。

私の自宅も数年前に外壁塗装をしたのですが、そのときは業者の方が親切に見方を教えてくれたので、イメージ通りの素敵な外壁を作れました!

外壁は外からの印象を決める大切な部分で範囲も広いため、実際のイメージと違う色を塗ってしまうと、簡単にやり直すことができません。

色見本といってもたくさん種類があるので、いつ、どの見本を見ればいいのかを理解するだけで、色選びが簡単に進みます

外壁塗装の失敗を防ぐためにも、色見本の役割や私が実際に得た知識をお伝えしますので、ぜひ自宅の外壁色選びに取り入れてみてください♪

DIYで外壁塗装をしたいときは、水性塗料が手軽で試しやすいのでおすすめです!

この塗料はつや消しタイプなので塗料のムラが目立ちにくいですし、ローラー式で簡単に塗れるので仕上がりを綺麗にできます。

カラー展開が10色とかなり豊富なので、その時の気分でさまざまな色に挑戦できるのも嬉しいです♪

外壁の色見本と実際の差を無くすには役割を理解しよう

外壁の塗装をする時に「どうやって色を決めたら良いか分からない」という疑問を持つことも多いと思います。

色彩感覚には個人差があるので、何も知らずに色見本を見て色を決めると、実際に塗ったときにイメージと違う外壁になってしまうことが多いです。

外壁の色見本を見るときは、種類や役割を理解すると見るべきポイントが分かるので、具体的なイメージを塗装業者に伝えやすく実際での失敗を減らせます♪

私は自宅の外壁をグレーにしたのですが、一言にグレーといっても種類は無限にあるので、用途に合わせた色見本を見て選ぶようにしました!

色見本の種類を「検討中」「最終確認」など確認のタイミングに合わせて選ぶと、粒度の高い色選びができて実際とのギャップをより減らせますよ♪

4種類の色見本の特徴を理解して万全な事前チェックを

「色見本」といっても、実はたくさんの種類があることをご存じでしょうか?

色見本は大きく分けて4種類あり、収録される色の数や特徴も異なるので、それぞれの役割を正しく理解することが正確な色選びの一歩につながります!

見本の種類と色数
  • 塗料メーカーカタログ:約40色
  • カラーシミュレーションの見本:約150色
  • 塗り板見本(色板見本):1枚の板に1色
  • 色見本帳:600色以上

わかりやすいように4種類の色見本と特徴を表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

メリットデメリット
塗料メーカーカタログ・無料で手に入る
・価格や機能の確認がしやすい
・実際の塗料と違う場合がある
カラーシュミレーション・家全体のイメージが作れる
・最終確認に使いやすい
・モニターごとに見え方が異なる
塗り板見本・イメージの最終確認に最適
・完成後の違和感が少ない
・作成に費用がかかる
・たくさんの色を入手しにくい
色見本帳・粒度が細かい
・こだわりの色を選べる
・個人では入手できない
・外壁向きではない色もある

カタログの種類によって、それぞれメリットとデメリットが違うことがよく分かりますよね。

用途に合わせて色見本を選ばないと、理想の色が見つけられなかったりこだわりを詰めきれなかったりして、納得のいく塗装ができないかもしれません。

各カタログの入手方法は自分で取り寄せたり施工業者に依頼したりとさまざまなので、ほしいカタログに合わせて確認するようにしましょう!

小さい色見本は面積効果の影響が出るので要注意

色見本を見るときは、見本の色の面積の大きさによって見え方が変わる「面積効果」に注意が必要です。

面積効果とは、同じ色であっても、面積が大きくなるにつれて彩度や明度が変わって見える現象のことを言います。

面積が大きくなると面積効果の影響で、明るめの色はより明るく鮮やかに、暗めの色はより暗く見えるんです!

小さなサンプルを見ているときは、実際の塗装ではもう1トーン明るく、もしくは暗くなるイメージを持つようにして、実際とのギャップを減らしましょう!

先ほど紹介した色見本の中でも、カタログ、カラーシュミレーション、色は見本帳は小さなサンプルなので、面積効果を意識して色を見るようにしましょう。

色見本と実際のギャップを無くす3つのコツを紹介

面積効果を理解すると色のギャップを少なくできますが、色の見え方のコツが分かるとより実際の外壁塗装とのギャップを無くせます。

理想の外壁塗装を作るために覚えてほしいコツが3つあるので、下記にまとめてみました♪

色見本と実際のギャップを無くすコツ
  • 色見本は屋外で見ると実際の色に近くなるので意識して見ると良い
  • 塗り板見本はツヤ感の参考に使うと良い
  • 色見本と施工事例を見比べるとサンプルとの違いが分かりやすい

色見本を見ていると忘れがちですが、実際の外壁は屋外にありますよね。

外壁は屋内と屋外で見ると色の見え方が変わるので、色見本は必ず、一度は屋外で色味を確認するようにしましょう。

また、実際の外壁は光沢がある場合が多いので、余裕があれば、塗り板見本を使って色とツヤ感を確認し、自宅のイメージに合っているかを最終確認すると良いですよ。

塗り板見本は一番大きくて実際の塗装の状態に近いので、より仕上がりに近いイメージを確認したいときにぴったりですね。

施工業者に事例画像やイメージを伝えるとより理想的な外壁が作れるので、自分の希望が正しく伝わるように事例もたくさん見てくださいね♪

外壁色で人気なのは薄く淡い色!家全体が暖かい印象に

外壁は家の外観の大半を占めるので、いざ塗装するとなると塗る色に悩んでしまいますよね。

家をどのような印象に見せたいかにもよりますが、外壁色は、家全体を温かくおしゃれな印象にしてくれる、薄くて淡い色味が人気です♪

私の自宅は外壁色で人気の高い淡いグレーにしましたが、汚れも目立たず管理しやすいうえに、スタイリッシュでおしゃれに見えるのでとても気に入っています!

私の経験も踏まえながら、最近の外壁で人気の色や失敗しないコツを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

汚れが目立たず管理しやすい色の外壁は人気が高い!

外壁は掃除するのが大変なので、汚れが目立たない色の人気が高く、多くの家庭に選ばれています。

外壁の色は天気が良い日をイメージして選びがちですが、雨が続くと壁の汚れもつきやすいので、そこを踏まえて選ばないと掃除頻度が増えて管理が大変です。

今回は、汚れが目立ちやすい色と目立ちにくい色を、分かりやすく一覧にまとめてみました。

汚れ特徴
目立ちやすい・白
・黒
・赤や青などの原色
・汚れの原因となる中間色が目立ってしまう
目立ちにくい・グレー
・アイボリー
・ブラウン
・ベージュ
・汚れの原因となる中間色と色の差が少ない

白や黒は選ばれやすい色ですが汚れも目立ちやすいので、選ぶ色には気を付ける必要があります。

汚れを目立たせず白系の色にしたければオフホワイトを、赤や青など個性的な色にしたければ淡いブルーなどを選ぶと、比較的汚れが目立たず管理しやすくなりますよ♪

複数の色を組み合わせるときは、薄さや淡さを取り入れると、汚れが目立たちにくく綺麗な状態を長く保てます!

淡い色の外壁でも家全体をパッと目立たせたいときは、屋根やドアの色と上手く組み合わせるとはっきりした印象になるのでおすすめです♪

周囲に人気の外壁を作る4つのポイントを押さえよう

外壁はできるだけ理想に近づけたいですが、自宅の周辺の雰囲気を削ぐようなデザインは、近所からの評判にも関わるのであまり良いとは言えません。

周囲から浮いたりトラブルになったりしない人気のある外壁を作るためには、家の周辺をよく見て外壁色を決めることが大切です。

外壁塗装で気を付けるべき4つのポイントをまとめたので見ていきましょう。

外壁塗装の注意点
  • 近隣の家や環境とのバランスに気を付ける
  • 市町村の景観ガイドラインを確認する
  • 外壁以外(屋根、サッシ、ドア)の色との相性をよく見る
  • 施工写真は影の具合を参考にしながら見る

私が自宅外壁を塗装したときは、昼と夜それぞれで家の周りをフラ~と歩いて周辺観察をしましたが意外と気分転換にもなったのでおすすめです!

自分の自宅だけに集中しがちなところをグッと抑えて、少しだけ周りに目を向けてあげると、周囲からの評判も高い素敵な家を作れますよ♪

外壁色の組み合わせはポイントを押さえて失敗を防ごう

最近の外壁塗装では、いろんな色を組み合わせておしゃれに見せるのが流行っているのをご存じですか?

外壁で複数の色を組み合わせるときは、なりたいイメージを具体的に持ち、組み合わせる場所と色を正しく意識することで失敗を防げます!

組み合わせ…といっても、屋根や窓など外から見えるパーツはいろいろあるので、外壁とのバランスを見て決めないと、全体的にごちゃっとした印象を持たれてしまいます。

よくあるパターンなど事例を見つつ、素敵な色の組み合わせを見つけていきましょう。

ちなみに、2色以上が使われている外壁は、家全体を一気におしゃれな印象にできるのでおすすめです♪

流行りのツートンカラー外壁は適切な割合でおしゃれに

最近では、簡単におしゃれに見せれるツートンカラーの外壁も人気が高く流行っています。

ツートンカラーやバイカラーの外壁は6:4か7:3の割合で塗り分けることで、全体的なバランスが良くおしゃれに見せられるのでぜひ覚えておきましょう♪!

どのようにして色分けをしたらいいか迷うこともあると思うので、良くある分け方をご紹介します。

ツートンカラー外壁の分け方
  • 階ごとに色を分ける
  • 縦軸で色を分ける
  • 家の凹凸に合わせて色を分ける
  • 壁の一部にワンポイントで色を分ける

色の塗り分けは深く考えてしまいがちですが、家の作りに合わせてシンプルに分けると綺麗にまとまった印象を作れます。

ツートンカラーの外壁にするときは、淡い色を1つ入れると騒がしくなく、メリハリのあるおしゃれな雰囲気になるので試してみてください♪

色の黄金比が分かると家の外観が一気におしゃれになる

家全体の色味を考える上で大切なのが「色の黄金比率」で、一般的には「7:2.5:0.5」と言われています。

色の黄金比率とは、どんな色でもこの配色にすればバランスが良く見えるという比率で、左から「ベースカラー」、「メインカラー」、「アクセントカラー」の比率をさします。

これは家の外観だけに限らず、インテリアやファッションに取り入れてもおしゃれでセンスがあるように見せれるので、ぜひ覚えてくださいね!

色の黄金比率について
  • 一番大きい部分を占める”ベースカラー”は70%
  • 配色で目を引き印象を決める”メインカラー”は25%
  • メインカラーの引き立て役の”アクセントカラー”は5%

色を組み合わせるときは、この黄金比率と同じ3色か2色で作ると綺麗にまとまります。

外壁塗装では「あの色もこの色も使いたい!」と多くの色味を使いたくなりがちですが、多すぎる色は落ち着かない印象になってしまうので気を付けましょう。

外壁塗装におすすめの色の組み合わせ4パターンを紹介

具体的な組み合わせの例があるとイメージしやすいと思うので、今回は取り入れやすい外壁色の組み合わせ例をいくつか紹介していきます。

色の組み合わせは「淡い色×それより濃い色」で作ると失敗しにくく、全体的にまとまったデザインになります!

2~3色の組み合わせ例と見え方の特徴を下記にまとめました。

組み合わせ印象メリット
オフホワイト×ベージュ温かく爽やかな印象・近所の環境に馴染みやすい
・汚れが目立ちにくい
黒×白高級でかっこいい印象・個性的なデザインにできる
・奇抜になりすぎない
ブラウン×緑伝統や拡張を感じさせる気高い印象・センス良く見せられる
・高級感が出る
白×青×グレー安心感のあるスタイリッシュな印象・清涼感がある
・青の色味で個性も出せる

組み合わせは無限大ですが、同系色でまとめたり、ワンポイントカラーで引き立たせたりとたくさん試して、自分の好みに合う組み合わせを見つけてみてください♪

この水性塗料は耐候性が高く防カビ効果もあるので、使用しても掃除が増えたり管理が大変になったりすることがありません。

自宅の外壁がワンカラーで飽きてしまったときでも気軽にカラーチェンジができますし、外壁範囲に応じて6サイズから選べるので、無駄なく必要な量を買えるのも魅力です♪

価格も2,000円~とかなりお買い得なので、初めてでも挑戦しやすくておすすめです。

まとめ

  • 外壁の色見本は種類を理解し、用途に合わせて正しく使うことで、実際とのギャップを無くせる
  • 色見本の種類は4種類あり、収録されている色数やメリットが異なるので、使う色見本に合わせて特徴を理解すると良い
  • 色見本を見るときは、色の面積の大きさによって見え方が変わる「面積効果」に注意が必要
  • 掃除頻度や管理を楽にする目的でグレーの外壁にする家庭が増えているが、人気があるのは家全体を温かくおしゃれな印象に見せてくれる「薄い色」や「淡い色」
  • 周囲から浮いたりトラブルになったりするのを防ぐため、外壁の色は自宅周辺の雰囲気を観察してから決めると良い
  • ツートンやバイカラーは6:4か7:3で塗り分けるとバランスが良く、複数色になる場合は外壁以外にも使える「色の黄金比率」を抑えておくことで失敗しにくい

外壁の色見本は種類も豊富で見方もさまざまなので、特徴やメリットを理解して見ると実際に失敗せずに理想の外壁を作れます!

人気の色やおしゃれな組み合わせを見つけて、周囲からも好印象で素敵な外壁を作って下さいね♪

この塗料は水性なのに塗膜が強いので持ちも良く、日本製なので安心して使えます!

実際に塗ってみると2時間程度ですぐに乾いてくれて、二度塗りしても短時間で作業できるところが、塗装初心者さんにもおすすめなポイントです♪

外壁以外にも使える塗料なので、もし余っても外壁以外のDIYに使えるので無駄なく試せます。

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