自宅の庭にウッドデッキを検討しているあなたは、彩木という人工木材が良さそうだけどデメリットはないのかと悩んでいませんか?
彩木はアルミとウレタン樹脂の強度を持ち合わせたハイブリッドな人工木材で、天然木材や人工木材のデメリットを克服したすぐれものです。
天然木材や人工木材のメリットを生かし、デメリットを克服した素晴らしい素材ですよ♪
私はウッドデッキのある生活に憧れていますが、木材ならいずれ劣化し見た目が悪くなると思うと嫌で設置をあきらめていました。
しかし彩木ウッドデッキなら長く美しい状態で維持できて、ささくれが生じずお手入れも簡単なので設置してもいいと思います。
この記事では彩木ウッドデッキのデメリットやメリットと豊富な色、DIYするなら便利なキットの紹介をするので参考になれば幸いです。
彩木ウッドデッキのデメリットは他の素材より価格が高い
彩木は人工木材でありながら職人も見間違う質感や手触りで木のぬくもりを感じられ、手入れのしやすさも抜群ですが他の素材と比較すると価格が高いです。
これから紹介していくメリットを見ていただくと分かるように知れば知るほど魅力的な素材です。
これだけの手間をかけて作られ、メリットがあるなら価格が高いのも納得です。
お手入れが簡単で安全、しかも腐らずカビない状態を維持して20〜30年使い続けられるなら、長い目でみればコストパフォーマンスは悪くないと思います。
では次に価格について具体的に紹介します。
彩木ウッドデッキは魅力的な素材だからこそ価格は高い
価格はエクスショップというネット販売サイトで見積もりのシミュレーションをすると、具体的な金額が分かります。
金額がわかればメリットと照らし合わせて、それだけの価値があるのか検討して購入するかどうかを選択できますよね。
私がウッドデッキを設置するなら子どもがプール遊びできる大きさとして、2.65m×2.4mほど必要なのでそのサイズでいくつかシミュレーションしてみました。
商品名 | 合計工事費込み | 1平米あたり |
---|---|---|
彩木 | 370,400円 | 58,158円 |
ひとと木2 | 265,600円 | 37,514円 |
マージウッドデッキ | 173,700円 | 26,847円 |
リウッドデッキ200 | 206,700円 | 28,277円 |
天然木 | 392,500円 | 55,540円 |
確かに人工木材の中では彩木が一番高いことが分かりました。価格が高いのでそれだけの価値があるかどうかで検討するのが大事だと思います。
大きさで価格も変動しますのでウッドデッキの用途を明確にし、そのために必要なサイズを選びましょう。
高価なのはウッドデッキの弱点を克服した新素材だから
なぜ彩木が他の素材に比べて高価なのかというと、ウレタン樹脂とアルミ芯材で作られた新素材なので安全性や耐久性・耐候性に優れており、長く美しい状態を維持できるからです。
2つの素材が組み合わさってできた彩木だから、天然木材や人工木材のデメリットを克服できたんですね。
硬質低発泡ウレタン樹脂+アルミ芯材は腐ったりカビたりせず、アルミの強度がウレタンの伸縮を抑えるため割れないので天然木材のような管理が不要です。
ウレタンは中のアルミに熱を通しにくいので、天然木材や人工木材のように夏場はウッドデッキが熱くて裸足で歩けないという悩みも解決しますよ♪
人工木材なら見た目は本物の木には見えないのが気になります。
彩木は職人が見間違えるほど天然木材のような美しい仕上がりが特徴です。
この理由は天然木から型取りしているので木目が美しく、ワイピング塗装で2度塗りすることで自然な色むらになるのです。
他の素材なら悩むことを解消してくれるから少し価格が高いんだね!
天然木材や人工木材には以下のようなデメリットがありますが、これらの問題を解決する優秀な素材が彩木ということです♪
次からは具体的に彩木のメリットについて説明します。
彩木ウッドデッキのメリットは夏も裸足で歩けて快適
彩木は熱容量と熱伝導率が小さい発泡樹脂でできているため、冷たさや熱さを感じにくい構造で夏場に裸足でも歩けます。
ウッドデッキに限らずどんな素材でも、真夏の直射日光に晒されると熱くなりすぎて裸足で歩くのは不可能です。
真夏はウッドデッキが熱いので子どもやペットがやけどしないかヒヤヒヤします。
しかし彩木ウッドデッキならやけどするような熱さにならないので子どももペットも安心して思いきり遊べます。
それでも彩木ウッドデッキが熱いと感じることがあれば、サッと水を撒くとすぐに温度が下がるので快適です♪
彩木ウッドデッキは優れた耐水性で腐らずカビない!
彩木は水などの液体が内部に浸透せず、ゴミや菌が入りこまないため腐らずカビないので水浸しになっても大丈夫です。
天然木であれば風雨にさらされるといずれは腐り、カビも発生するので見た目の美しさも損なわれ劣化します。
散歩中ウッドデッキのある家を見かけますが、だいぶ黒ずんでいるなと感じるお宅もありますよね。
腐らずカビないならきれいな状態が維持できて嬉しいですね♪
耐水性と防汚機能が標準仕様の彩木はお手入れが簡単
特殊塗装で親水性の緻密な塗膜を形成しているので塗膜表面に汚れが付着しにくく、水拭きで汚れが簡単に落ちます。
普段の掃除は水でサッと拭くだけで簡単に汚れが落ちますが、汚れがひどいときは中性洗剤を薄めた液で洗浄するといいですよ。
ただしブラシや高圧洗浄機は素材を傷めて、耐候性も落ちるので使用しないでください。
天然木のウッドデッキであればささくれやカビなどを気にかけてこまめにメンテナンスが必要ですよね。
そういった管理がきちんとできる場合は天然木を楽しめますが、こまめなメンテナンスが苦手ならお手入れが簡単な彩木はおすすめです♪
子どもが小さいのでお手入れが簡単なのは大きなメリットです♪
ささくれがなく滑りにくいので家族が安全に過ごせる
天然木と違って彩木ウッドデッキはささくれや割れがないので、怪我の心配をせずに裸足で過ごせます。
私はささくれや割れがないかをこまめにチェックできそうにないですし、きっと「痛い」と感じてからささくれや割れに気づくタイプです。
自分の身体ならそれでも構わないですが、子どもたちには痛い思いをさせたくないですよね。
ささくれや割れのない彩木なら、そんな心配もしなくていいのでノンストレスですよ♪
また雨の日のウッドデッキは滑りやすいですが、彩木は木目に凹凸があるので靴底と表面が線状の接触となり摩擦抵抗が大きいため滑りにくいのがメリットです。
彩木ウッドデッキなら子どもや高齢者、ペットも安心して過ごせますね♪
雨風や紫外線に強く劣化しにくいため長く使用できる
彩木は紫外線による樹脂の劣化を防ぐ光安定剤を、樹脂の骨格に組み込んだ特殊塗料を使用しているため、20年〜30年後も使い続けられます。
通常ウッドデッキは屋外で使用するため気候の影響を受けやすく、特に雨風や紫外線は劣化の原因になります。
しかし彩木は優れた耐候性と耐久性を持つため、30年分の紫外線を浴びた場合でも美しい外観を維持できるのは大きなメリットです。
長く使い続けられるだけでなく、美しい状態で維持できるのが嬉しいです。
彩木ウッドデッキの色は6種類で好みに応じて選べる
彩木は天然の木から木目を型取りし、丁寧な塗装で自然な色むらを再現しており色は6種類から選べます。
また表面に2色のウレタン塗料と高耐候性のトップコートを塗布しているので紫外線による退色に強く色褪せしにくいです。
これまで4色だった彩木シリーズに新色2色が加わり、6色の中から好みや家の外観に合わせて選べる楽しさがありますよ♪
色の種類 | 色の特徴 | 特徴 |
---|---|---|
唐茶 | 赤みの入った茶色 | ・ウッドデッキではポピュラーな色 ・和風・洋風を問わずデザインにマッチ |
桧皮 | 深い黒っぽい赤褐色 | ・上品な風合いで庭の緑とも相性が良い |
古木 | 深みと上質感のある黒色 | ・年月を重ねたような深みを表現 |
白茶 | 薄く明るい白に近い茶色 | ・カジュアルや軽快さがある |
シルバーグレー | 銀色やグレーを意識した色 | ・明るくカジュアルな庭を作るのに適している ・明るめの床材と色味が近く相性が良い |
グレージュ | グレーと茶色の中間色 | ・主張が少ないので多様な色に合わせやすい ・さまざまなデザインの住宅にマッチする |
真夏でも熱さを感じにくい彩木ですが、白茶は特に表面温度が上昇しにくい色なのでより熱さをおさえたい場合おすすめします。
彩木は汚れが付着しにくいコーティングがしてあり、水拭きで簡単に汚れが落とせるので白色でも安心ですね。
ウッドデッキは茶色のイメージでしたが、いろいろな色から選べるのが嬉しいです♪
彩木ウッドデッキはDIYで組み立てられる商品がある
彩木ガーデンデッキDIYキットは、オーダーした寸法に材料をカットした状態で届くのでウッドデッキ作りが初めてでも簡単にDIYできます。
材料を電動工具でカットする手間がなくドライバーと六角レンチで組み立てるだけで、デッキ材から土台の部材まで揃えた便利なセット商品です。
DIYを楽しみたい人が、初めてでも1日あれば完成できるように設計されています。
ウッドデッキをDIYする場合設置したい大きさを決めて注文すると、後日その寸法に合わせてカットされたデッキ材と、束や根太などの土台の材料が届きますよ。
説明書はもちろん、使用するビスや基礎部と束柱を固定する接着剤も同梱済みなので安心ですね。
基本的なDIYの工具を準備すれば組み立てられる
彩木ガーデンデッキDIYキットは基本的な工具があれば初心者でも簡単に組み立てられるので便利です。
準備するものは以下の通りです。
準備物品 | 主な用途 |
---|---|
インパクトドライバー | ビスなどの取り付けに用いる |
コーキングガン | 接着剤を用いるときに使う |
六角レンチ | 六角穴つきボルトの固定、ネジの着脱に使う |
水平器 | 水平かを確認する |
メジャー | 長さを測定する |
軍手 | 手の保護 |
カッター | 荷ほどきに用いる |
物品の準備が揃ったら次はウッドデッキを設置する場所を確認しましょう。
ウッドデッキを設置する前に注意したいポイント
ウッドデッキは一度設置したら簡単に動かせないので、注意すべきポイントを意識して設置すれば後悔しません。
設置した後で後悔しないように、避けた方がいい場所や必要な対策は事前にしておきたいですよね。
もう少し詳しく説明します。
①水栓の位置を確認
庭にある水栓とウッドデッキとの位置関係を確認し、庭の手入れがしやすいかのシュミレーションをしましょう。
庭の水やりや、ウッドデッキの水遊びの際に使い勝手が良いかどうかは大切なポイントです。
②室外にある住まいの設備を避ける
室外機や上下水道の点検口などがウッドデッキの設置場所と干渉しませんか?
ウッドデッキの位置を避けられない場合はウッドデッキの一部を切り取ったり、ウッドデッキに細工したりして蓋を作る方法があります。
③壁の水切りとサッシに注意
ウッドデッキの高さを決める際に、住宅の土台と壁の接合点に設けられた水切りにウッドデッキが当たらないよう注意が必要です。
また室内との段差解消を目的にウッドデッキを設置する際は、サッシの端の下にウッドデッキの天面が来るようにします。
④ウッドデッキの下の雑草対策をする
ウッドデッキの下が雑草だらけになると狭い場所なので処理が大変ですし、隙間から雑草が伸びてくるのも困ります。
設置前に下地として防草シートで対策すると雑草が生えないので見た目もきれいですし、衛生的です。
彩木ガーデンデッキDIYキットを組み立てる手順の紹介
彩木ガーデンデッキDIYキットは、取り扱い説明書と図面に従って組み立てるとDIY初心者でも1日で完成できます。
組み立ての手順を簡単に紹介しますね。
- 手順①地面を平らにし、必要なら防草シートを設置
- 手順②基礎を組み立てる
ウッドデッキを設置する場所を計測し、束石を設置し部材をのせて水平を確認
- 手順③調整束を置きその上に大引材を乗せる
束石の中央に調整束を仮置きし、調整ネジを六角レンチでゆるめた状態で大引をのせ高さを調整して仮に固定する
- 手順④大引材の上に根太材を仮置きし水平を確認する
大引エンドキャップを取り付け、六角レンチで束柱も固定する
- 手順⑤大引き材の上に置いた根太を固定する
- 手順⑥天板を敷き始める側の根太にスライドスタートをネジ止めする
- 手順⑦天板を敷きスライドクリップで固定する
天板5列ごと、最後の列の天板手前のスライドクリップはネジで固定する
- 手順⑧最後の列の天板をはめる
- 手順⑨幕板を取り付ける
幕板は下穴加工がされていないので、取り付け金具と幕板は自分で穴を空けてネジで固定する
組み立てる際に説明書だけでは不安な場合、動画にアップされているので参考になりますよ。
W3600×D2000mmのサイズでおよそ5時間で女性でも簡単にウッドデッキが完成するとありますが、私には難しく感じました。
シミュレーションでは工事費が47,000円前後だったので、私は工事を依頼しようと思います。
DIYが好きで基本工具もある場合、彩木ガーデンデッキDIYキットで組み立てるとウッドデッキにいっそう愛着が湧きそうです。
まとめ
- 彩木はアルミとウレタン樹脂の強度を持ち合わせたハイブリッドな人工木材で、天然木材や人工木材のデメリットを克服したすぐれもの
- 彩木のデメリットは価格が高いことだが、人工木材でありながら職人も見間違う質感や手触りで、手入れのしやすさも抜群であるため価値がある
- 価格はエクスショップというネット販売サイトで見積もりのシミュレーションをすると、具体的な金額が分かる
- 彩木は熱容量と熱伝導率が小さい発泡樹脂でできているため、冷たさや熱さを感じにくく夏場に裸足で歩ける
- ゴミや菌が入りこまないため、水浸しになっても腐らずカビにくい
- 特殊塗装で親水性の緻密な塗膜を形成しているので塗膜表面に汚れが付着しにくく、水拭きで汚れが簡単に落ちる
- 天然木のようにささくれや割れの発生がないので、彩木ウッドデッキは子どももペットも安心して遊べる
- 彩木は紫外線による樹脂の劣化を防ぐ光安定剤を、樹脂の骨格に組み込んだ特殊塗料を使用しているため、20年〜30年後も使い続けられる
- 彩木は天然の木から木目を型取りし、丁寧な塗装で自然な色むらを再現しており色は6種類から選べる
- 彩木ガーデンデッキDIYキットは、オーダーした寸法に材料をカットした状態で届くのでウッドデッキ作りが初めてでも簡単にDIYできる
彩木ウッドデッキは天然木材のウッドデッキのように大変なお手入れが不要で、他の人工木材のように夏に暑くて裸足で歩けないというデメリットがありません。
魅力いっぱいの彩木ウッドデッキで水遊びやバーベキューに夕涼みなど、いろいろな楽しみ方で家族団らんの時間を過ごせたら素敵ですね。
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