新築住宅を購入した際に失敗しがちなのは、ポストの設置です。
ポストにはさまざまな種類があるので、どれを選べばよいか分からなくなってしまうこともありますよね。
実は、新築ポストを選ぶうえで大切なのは「設置位置」「防犯性」「サイズ」です。
例えば「設置位置」を少し気を付けるだけで、雨の日に濡れながら郵便物を取りに行く必要がなくなるなど、日々のストレスを無くすことができます。
私も新築住宅を建てる際にポストの設置を後回しにしてしまい、日々のストレスからポストを再設置した経験があります。
私のようにポストで失敗することがないように、今から抑えておくべき2つの注意点と対策についてご紹介します!
ストレスのない快適なポストを使用するために、失敗例や代用品となるアイテムをぜひ参考にしてください。
新築のポストで失敗しないための3つのポイントを解説!
新築住宅のポストで失敗しないためには「設置位置」「防犯性」「サイズ」の3つに気を付けることが大切です。
ポストなんてどこに設置しても何を選んでも同じと思っていたら大間違いですよ!
新築での生活をイメージしながらポストについて考えると、日々のストレスがなくなり快適に暮らせます♪
この項目では、それぞれを起こりやすい失敗例と合わせてご紹介しますね。
ポストの位置によっては劣化や掃除頻度が増える
新築住宅のデザイン設計を考えるため、天気の良い日に土地の下見をする場合も多いのではないのでしょうか?
新築のポストで失敗しないためには、雨や雪などの天候も考慮することや、掃除頻度などもしっかり検討することが大切です!
「屋根がない位置」にポストを設置してしまうと雨の日が大変です。
屋根がないと、雨の日に濡れながら郵便物を取りにいかなければならなかったり、ポストの劣化が早まり掃除頻度が増えたりしてしまいます。
たまになら良いのですが、梅雨の時期は雨の日も多いため、毎日外に出て郵便物を取りに行くことが億劫になってしまいますよね。
せっかくの新築住宅なので、天気の良い日をイメージしてしまうことによって起きる失敗ですが、実は、私がつまずいてしまったのもここでした。
天気の良い日をイメージして新築住宅の検討を進めていたので、雨の日に起こりうることが何もイメージできていなかったのです。
1年は365日もあるので、毎日が快晴であるとは限りません。
ポストの位置をしっかり考えるだけで、雨に濡れたり頻繁に掃除したりする手間が省けて過ごしやすくなりますよ!
具体的な利用シーンをイメージしながら早めに設置位置を決めると良いでしょう。
防犯性を高めるためにはデジタル錠の鍵がおすすめ
人目につくからデザイン性重視でシンプルなポストを選んだけど防犯性は大丈夫かな…。
簡易的な鍵のポストだと、誰でも簡単に中身を取り出せて、郵便物が盗まれてしまう可能性が高まります。
大切な郵便物が盗まれてしまう事態を避けるためにも、必ず頑丈な鍵付きのポストを選ぶようにしましょう。
シンプルな設計を重視しすぎると、鍵のないポストや、デザイン性を重視した簡易的な鍵のポストを設置してしまいがちです。
大切な郵便物が誰かの手に簡単に渡ってしまう設計は、絶対に避けなければなりません。
フリマアプリなどの流行から、さまざまなサイズの郵便物がポストに投函されますが、手紙以外のやり取りが増えている昨今では、ポストの防犯性はとても重要です。
私がおすすめする鍵の種類はダイヤル錠です。
ダイヤル錠のメリットは、決まった数字に合わせないと解錠できないところです。
鍵を持ち歩く手間も省けますし、決まった人にしか解錠方法が分からないためセキュリティが高く、安心ですよ!
ダイヤル錠を使用する際は、番号を忘れてしまうと解錠できないため、番号は忘れずにメモを取っておきましょう。
ポストのサイズは多くの郵便物が届いた時を想定しよう
新築のポストで失敗しないために、多くの郵便物が届くことを想定したデザインを考えるようにしましょう。
ミニバッグやミニマリストの流行に合わせて、サイズの小さいポストを見かける機会も多くなっていますよね!
小さくてスタイリッシュなポストはデザイン性も高いですが、郵便物が入るか要チェックです!
最近は、手紙やはがき以外にも、洋服や食品などさまざまな郵便物が届きます。
ポストが小さいと大きな郵便物が入りきらず、再配達をするはめになってしまうことも…。忙しい毎日で、郵便物の再配達に合わせてスケジュールを調整するのは少し手間ですよね。
郵便物を一回で受け取れるようにポストの大きさを考えましょう。
フリマアプリでよく使われる、ポストに投函できる郵便物のサイズの目安をまとめました。
ご自身がどれくらい郵便物を受け取るかをイメージしながら、ぜひ参考にしてみてください。
大きさ | 厚さ | 重さ | |
---|---|---|---|
ゆうパケット | 3辺合計60㎝以内 | 3cm以内 | 1kg以下 |
ゆうパケットプラス | 24㎝幅×17㎝ | 7cm以下 | 2kg以下 |
レターパック | 34㎝幅×24.8㎝ | A4サイズ・重量4kg以内であれば、3cmを超えても利用可能 | 4kg以内 |
新築のポストにおすすめの3タイプを用途別に紹介♪
新築を立てる時にポストの設置位置が決まったら、どんなサイズや種類のポストにするかを具体的を決めていきます。
ポストのサイズや種類がとても豊富でなかなか決めきれないことも多いですが、ポストはほぼ毎日使用する大切な家具の1つです。
私もポストの種類には相当悩まされました…。
インターネットでネットショッピングをする機会も増えているため、郵便物を受け取りの頻度も増えていますよね。
昨今の郵便物はサイズや種類も豊富なため、ポストも用途に合わせて選ぶ必要があります。
こちらでは、代表的な3つのポストのタイプを1つずつ紹介していきます!
壁掛けタイプはデザインやサイズが豊富で簡単取り付け
ポストの設置位置を広く取れなかったり取りたくなかったりする場合は、壁掛けタイプがおすすめです。
壁掛けタイプのポストはデザインやサイズが豊富なため、自分が求めるポストの形に合わせやすいのが特長です。
幅を取らない作りのため、限られたスペースでも設置することができますよ。
簡単に取り付けられるため、初心者でも検討しやすいデザインですね♪
デメリットとして、玄関口まで配達員が入ってくることや、奥行きの浅いタイプが多いことに注意しましょう。
独立タイプは好きな位置に設置できて外観が華やかに!
独立型タイプのポストは、好きな位置に設置ができるため自由度がとても高いです。
新築の際は1つのインテリアとして、外観を華やかにしてくれるデザイン性が高いものも増えています。
比較的多くの郵便物の受取が可能なので、ネットショッピングをよく利用される場合や、家族が多く郵便物がたくさん届く場合などは、この独立型を選ぶとよいでしょう。
また、宅配ボックスと一体型のタイプも選べるので、宅配ボックスの設置を検討している場合にもおすすめです。
デメリットとして、ある程度の広い設置スペースを確保する必要があります。
他の種類のポストと比べて幅を取るため、幅の確保が難しい場合は気を付けて設置を検討しましょう。
雨にさらされる機会が多いため、掃除の手間がかかる点にも注意が必要です。
特に、玄関から離れた場所に独立型のポストの設置を検討されているなら、屋根の設置なども合わせて検討してみてくださいね。
玄関アプローチに屋根を設置したり防犯対策したりする場合は、「玄関のアプローチは敷石で洋風にアレンジ!おしゃれにDIYする方法」をご覧ください。
埋め込みタイプは雨でも濡れずに郵便物を受け取れる
埋め込みタイプのポストを設置する場合は、普段の郵便物の大きさを考えながらサイズを検討すると良いでしょう。
埋め込み型タイプのポストは、その名の通り、家の外壁や柱にはめ込んで使用します。
イメージとしては、賃貸住宅などのドアに付属しているポストのデザインに近いです。
郵便物が直接家の中に届くため、雨の日でも濡れることなく郵便物を受け取ることができます。
防犯性も高くコンパクトなデザインが多いので、スタイリッシュに見せたい場合や郵便物が少ない場合におすすめです。
また、他のタイプのポストと合わせて、埋め込みタイプのポストを設置している住宅も多いです。
デメリットとして、壁に直接穴をあける必要があるため後付けが難しい点や荷物のサイズによってはポストに入りきらないものもあるため注意が必要です。
さらに、冬などの寒い時期はポストの隙間から冷気が流れ込んでくる場合もあるため、寒さ対策が必要になるでしょう。
新築を建設中でポストの設置に悩んでいるなら、他のタイプのポストとの併用設置を検討しても良いかもしれませんね。
新築ポストの代用法品は?おすすめアイテム3選!
ポストは種類や形が豊富なため、どうしてもイメージと異なる作りになってしまう場合もあります。
しかし、今あるポストをいちから考え直したり、新しく設置したりするのは手間も費用もかかりますよね。
そんな時は焦らずに、まずは悩みの原因を分析し、代用方法を考えましょう。
こちらでは、新築のポストの代用品になる3つのアイテムとその特徴についてご紹介していきます♪
蓋つきのファイルケースを使って簡易ポストを作ろう
ポストのサイズが小さくて一時的に郵便物が受け取れきれない場合は、蓋つきのファイルケースがおすすめです。
実は、書類がたくさん入るファイルケースはポストの代用品にもってこいなのです。
100円ショップなどで簡単に購入できるので、大きな費用も発生しません。
壁に貼り付けて「簡易ポスト」として使用すれば、ポストがいっぱいになってしまった時でも郵便物の受け取りができるので安心ですね。
レターケースならポストの容量が足りない時にも便利
手紙や書類の分類に使用するレターケースですが、ポストの代用品としても使用できます。
レターケースは引き出し式のものが多く、手紙やはがきも入れやすいのが特長です。
また、風が強い日でも飛ばされる心配がないので安心して活用できます。
玄関の扉の横に置けば、大きな幅も取らずに郵便物の受取数を増やすことができますよ。
手紙やはがきなどのやり取りが多く、新築後に今ある郵便ポストでは容量が足りない場合などもぜひ検討してみてください。
ネット宅配ボックスは大きな荷物も入る便利アイテム
ネット通販ボックスはメール便などの大きな郵便物がたくさん入るため、再配達などの手間がかからないと話題のボックスです。
ネットショッピングの利用が多い場合には、大変おすすめのアイテムとなっています。
新築を立てたばかりの時は、何かと郵便物も増えがちです。
そんな時、置くタイプ郵便ポストとして一時的に代用すれば、大きな郵便物でも受け取ることができますし、届いた荷物を受け取り損ねずにすみますよね。
ポストはサイズや種類が豊富ですが、ほとんどの家庭では一家にひとつしか置かれません。そんな時、どうしても一時的に機能が不足してしまうことはよくあります。
そんな場合でも、焦らずに原因を考え、代用ポストを検討していくことが大切です。今回ご紹介した3つのアイテムを、ぜひ活用してみてください♪
まとめ
- 新築のポストは「設置位置」「防犯性」「サイズ」の3つに気を付けよることで、ストレスなく快適に使用することができる
- ポストの位置は、雨や雪などの天候条件に加え、清掃頻度がどれくらいになるかも検討が必要
- 簡易的なポストだと誰でも簡単に中身を取り出せて大切な郵便物が盗まれる可能性もあるため、頑丈な鍵付きのポストを選ぶと良い
- ポストが小さいと大きな郵便物が入りきらないため、多くの郵便物が届くことを想定してデザインを考えると良い
- 新築のポストは設置位置を優先的に決めることで、豊富なデザインがあるポストの中から最適なものを選ぶことができる
- 壁掛けタイプのポストは、ポストの設置位置を広く取れない場合や取りたくない時におすすめ
- 独立型タイプのポストは好きな位置に設置できて自由度が高いだけでなく、外観を華やかにしてくれるためデザイン性が高いのも魅力
- 埋め込みタイプのポストを設置する場合は、普段の郵便物の大きさを考えながらサイズを検討すると良い
- ポストがイメージと異なってしまった場合でも、まずは原因を分析し、代用ポストを検討する
- 新築ポストの代用品として使えるものとして、ファイルケースやレターケース、ネット通販ボックスなどがある
新築住宅を購入した際に見落としがちなポストの設置ですが、気を付けるべき項目をしっかりと理解していれば、ストレスなく使用することができます。
本記事をぜひ参考にして、快適に新築住宅のポストをご利用ください!
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