リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介 リビング

あなたはこれから、マイホームの新築やリフォームでリビングの床をタイルにするか検討中でしょうか?

でも、リビングの床がタイルって実際はどうなの?

リビングの床は費用が高かったり硬く冷たかったりとデメリットもありますが、メンテナンスが楽で耐久性に優れているなどメリットも豊富です。

この記事では、リビングの床をタイルにして後悔しないために知っておくべきデメリットやメリット、おしゃれなリビングの事例のヒントをご紹介します。

リビングの床をタイルにしたら、友人を招きたくなる憧れの美しいおしゃれ空間になって、きっと毎日ウキウキ♪

ただし、見た目のおしゃれさだけでリビングの床をタイルにすると、後悔する可能性があるので気を付けましょう。

賢い床選びをすることで、後悔しないリビング作りを叶えてみてくださいね♪

リビングの床をタイルにしても後悔しないための解決策

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

始めに、リビングの床をタイルにするデメリットや後悔しないためにできる対策をご紹介しましょう。

セラミック(陶磁器)素材なので固くて冷たかったり、初期費用が高かったりする点はデメリットですが、対策をとればデメリットを十分にカバーできます。

リビングの床をタイルにする4つのデメリット対策
  • セラミック(陶磁器)素材で硬いのでラグなどを敷く
  • 冬には冷たくて寒いので床暖房と組み合わせる
  • 目地の汚れが目立つので目地の色をグレーにする
  • 初期費用が他素材より高いので予算を決めておく

4つの特徴や対策を紹介するので、詳しく見ていきましょう。

セラミックや陶磁器は硬いのでラグを敷いておくと安心

セラミック(陶磁器)という素材ゆえの硬さがタイルのメリットであり、またデメリットでもあります。

  • モノを落としたら高確率で割れる
  • 足が疲れる
  • 音が大きく響く
  • 小さな子供が転んだら危険
  • タイル自体も割れることがある

物を落とすと、その硬さでかなりの割合で物が割れますし、タイル自体も割れることがあるかもしれません。

小さな子供のいるご家庭では、子供が転んでケガしないかとヒヤヒヤして心安らげないでしょう。

タイルで転んだら、子供じゃなくてもかなり痛いですよね。

リビングの床の一部をラグマットやカーペット、子供が遊べるプレイマットを敷いて、子供の安全を守るスペースを確保するなどの対策をしてみましょう。

冬には冷たくて寒いので床暖房と組み合わせる♪

冬は冷たくて裸足はだしで歩くには寒すぎるので、タイル」×床暖房」の組み合わせがマストの対策です!

夏ひんやりして素足でも心地よいタイルですが、当然冬には冷たいため心底寒々しく感じます。

床をタイルにして後悔しているケースを見ると、「冬は床暖房が無いと、とてもじゃないけど耐えられない」という声もあるほどです。

タイルは熱に強いため熱暖房用に開発されたものは特にありませんが、吸水率が低く裸足で歩いても問題ないものがおすすめですよ♪

汚れが目立たないように目地の色をグレーにする

汚れが目立ちにくいタイルでも、目地だけは汚れが目立つので、その都度きれいにしなくてはなりません。

特に目地の色が白の場合にはとても汚れが目立つため、後になって後悔することも多いでしょう。

少しでも目立ちにくくしたいなら、白い目地ではなくグレーの目地にすると良いですよ♪

タイルの色やデザインもさまざまなので、落ち着ける空間を作るためにも部屋の雰囲気や家具などの色に合わせて決めてみてくださいね。

初期費用が他の素材よりも高いので予算を決めておく

リビングの床をタイルにする時、一番頭の痛い問題はおそらく費用が高いことでしょう。

タイルの種類やどこの業者に頼むかによって費用は異なりますが、12畳ほどのリビングの場合だと約20万円~100万円程度かかってしまいます。

初期費用はどうしてもフローリングよりも高くなりますが、長い目で見ればコスパが良いので、ここは「エイや!」と腹をくくるしかありませんね。

事前に予算を決めて予算に合った材料費と工事費を見積もり、少しでもコストを抑える方法を検討しましょう。

無料見積もりサイトでは、あなたの希望や予算をネットで入力するだけで、プロが見積もりやプランを提案してくれますよ。

リビングの床をタイルにするメリットを4つ紹介♪

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

日本では一般的にフローリングが多いですが、おしゃれなリビングにしたいなら断然タイルです!

ネットサーフィンしていて見かける「素敵だなぁ、おしゃれだなぁ」と思う海外のお家は、たいていリビングの床がタイルです。

おしゃれなリビングに憧れつつも、床をタイルにするかフローリングにするか悩む場合も多いでしょう。

確かにおしゃれなリビングには憧れるけど、無難にフローリングのほうが良いかな?

ここからは、おしゃれなリビングに憧れて床をタイルにしようか悩んでいるあなたのために、タイルのメリットを紹介していきます。

リビングの床をタイルにする4つのメリット
  • 優れたデザイン性で憧れの美しくおしゃれなリビングになる♪
  • 高い耐久性で傷つきにくく美しさを保つのでコスパが良い
  • 掃除しやすく汚れも目立たずメンテナンスが楽
  • 熱伝導率・蓄熱性が高く機能性に優れている

リビングの床をタイルにするメリットは大きくわけて4つあります。詳しく見ていきましょう!

優れたデザイン性で美しくおしゃれな憧れのリビングに

リビングの床をタイルにする何より最大のメリットは見た目の美しさです。

  • 見た目が美しい
  • おしゃれな空間を演出できる
  • 大きさ・形・色もさまざまで種類が豊富

タイルはデザイン性に優れていて、大きさ・形・色・テイストもさまざまでバリエーション豊かなので、あなたらしく多彩な演出が可能です。

リビングの床をタイルにすれば、おしゃれでハイセンスな憧れのリビング夢を叶えられるはずですよ♪

高い耐久性で傷つきにくく美しさを保つのでコスパが良い

タイルは耐久性が高く傷つきにくいため、最初は費用がかかっても長い目でみるとコスパが良いのです。

  • 硬く強度がある
  • いつまでも長く美しさを保てる
  • 傷つきにくい
  • 色あせない
  • コスパが良い

ペットを飼っていても、爪跡やひっかき傷がつかないので、彼らにも寛容でいられてお互いが幸せ。

タイルの素材はセラミックなので硬くて傷がつきにくく、傷をつけないように気を使って暮らすようなストレスがありません。

仮にタイルが割れたとしても、1枚だけ貼り替れば良いので修復も簡単ですよ♪

掃除しやすく汚れも目立たずメンテナンスが楽!!

掃除しやすく汚れが目立たないため、メンテナンスが楽なのはタイルの嬉しいところですよね。

  • 掃除が格段に楽
  • 汚れが目立たない
  • 水をこぼしても大丈夫

フローリングの場合には、水をこぼすと染みができてしまいますから、急いで拭き取らなければいけませんが、タイルはその心配がいりません。

ちなみに我が家のリビングはフローリングなので、ワンコの粗相で浮き上がってめくれてしまっている所があります。

キレイを維持するため掃除ばかりに追われて日々過ごすのはしんどいものです。

ペットが粗相をしてもサッと拭くだけで匂いも染みも残らずきれいになるため、お手入れの負担も軽減されますよ♪

フローリングの傷にお困りの場合は、「床の傷の補修は100均グッズで簡単手軽に♪タイプ別DIY法をご紹介」を参考に補修してみてくださいね。

熱伝導率や蓄熱性が高く機能性に優れているので快適

タイルは、木材よりも熱伝導率が10倍、蓄熱性は2倍高く、輻射熱ふくしゃねつでじんわり温まります。

  • 熱伝導率が高く輻射熱も出し蓄熱性も高い
  • 床暖房との組み合わせで冬もポッカポカ♪
  • ペットの足に優しい
  • 夏はヒンヤリ冷たく気持ち良い

ただ、熱伝導率が良いと言われてもフローリングとどう違うのかわからないと思うので、以下の資料を参考にして比較してみましょう!

熱伝導率比較
引用: LIXIL
蓄熱性図
引用: LIXIL

タイルは熱を伝えやすく冷めにくいという特徴があるため、床暖房と組み合わせれば冬でも素足でポカポカ過ごせますよ♪

また、フローリングの床だとペットの足はツルツル滑りかなりの負担になるのですが、マット系のタイルなら滑りにくく、ペットの足にも優しいのです。

ペットが若いうちはさほど滑らないのですが、年を取って足腰の衰えたペットはフローリングの床では始終滑ってしまいます。

そのため、我が家の老犬は足裏の肉球に滑り止めシールを貼っていますよ♪

実は、タイルは心配するほど滑らない素材なのですよ!

ただし、光沢のあるツルツルした素材のタイルは、水に濡れるとやはり滑りやすくなるので、マット系のタイルをおすすめします。

ここまでリビングの床をタイルにするメリット・デメリットをご紹介しましたが、あなたもリビングの床をタイルにしたくなってきましたか?

ここからはリビングの床をタイルにした、おしゃれな事例をご紹介しましょう。あなたなら、どのスタイルにしますか?

リビングの床をタイルにしたおしゃれなスタイル事例

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

リビングの床をタイルにしておしゃれにしたいなら、家全体のテイスト、デザインやインテリアとも調和させることが大切です。

家族やゲストと一緒に長い時間を過ごす空間なので、明るめの色のタイルとの組み合わせが好まれます。

素材の質感や柄、色は暗い色にするか明るい色にするかなど、タイルの選び方ひとつでまったく違う印象の空間になりますよ。

今回は、おしゃれな空間にするための5つのスタイルについて紹介していきます。

タイルの床でおしゃれな空間を実現しよう
  • シンプル・シックスタイル
  • スタイリッシュ・モダンスタイル
  • ナチュラル&リラックススタイル
  • エレガント・ラグジュアリースタイル
  • バカンス・リゾートスタイル

あなたが理想とする空間を想像しながら、どのスタイルが良いか探してみてくださいね♪

ニュートラルで飽きないシンプルなシックスタイル

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

色味を3色に抑えているので甘くも辛くもない、シンプルでシックな落ち着いた空間になっています。

床のタイルの色を明るすぎず暗すぎないグレーに、スモーキーなピーコックグリーンのソファ、照明は主張しないアイボリー、小物類もスモーキーなグレーで統一。

派手さを抑えたい場合やシンプルな空間にしたい場合は、モノトーン系や薄いブルーやパープル系を取り入れてみましょう。

男性も落ち着くスタイリッシュなモダンスタイル

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

男性も疲れさせないメリハリの利いたスタイリッシュな空間にしたいなら、モダンスタイルがおすすめです。

光沢を抑えた品の良いマーブル模様のタイルに、壁面の1面だけをソファのネイビーと合わせれば洗練された素敵な空間に。

ビビッドな黄色のチェア、ドアや棚やデスクの小面積にビターな濃いブラウンで、スタイリッシュモダンな空間に仕立て上げています。

肩ひじ張らないナチュラルなリラックススタイル

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

温かい雰囲気のリビングにしたいなら、淡いトーンで自然を感じられる色味のリラックススタイルはいかかでしょうか。

床のタイルの淡いアースカラーとリビング全体のトーンがそろえられ、温かみがありながらもどこかあかぬけている空間になりますよ。

大人女性が憧れるエレガントでラグジュアリースタイル

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

高級感がありつつも落ち着いてくつろげる空間なら、ラグジュアリースタイルが良いですよ。

ホワイト×アイボリー×ゴールドの配色は繊細でどこまでも優雅に、そして大人女性に人気の上品なクラス感あふれるスタイルを実現してくれます。

ゆったりバカンス気分で癒やされるリゾートスタイル

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介

日常から離れてバカンス気分を味わえる癒やしの空間なら、リゾートスタイルがおすすめ。

温もりのあるテラコッタのタイルと、部屋のいたるところに目と心を癒やしてくれるグリーンを置くことで、バカンス気分にゆったりと浸れる空間になりますよ。

まとめ

リビングの床をタイルにすると後悔する?メリットとデメリットを紹介
  • リビングの床がタイルの場合、費用が高かったり硬く冷たかったりとデメリットもあるが、メンテナンスが楽で耐久性に優れているなどメリットも豊富
  • リビングの床をタイルにしたら友人を招きたくなる憧れの空間になるが、見た目のおしゃれさだけでリビングの床をタイルにすると後悔する可能性がある
  • 一般的な日本のリビングの床ではタイルは珍しくフローリングが主流だが、おしゃれでハイセンスな憧れのリビングを実現するのは断然タイル
  • 汚れが目立ちにくいタイルでも、目地だけは汚れが目立ちこまめにキレイにしなくてはならないので、少しでも目立ちにくくしたいならグレーの目地にする
  • 初期費用はどうしてもフローリングよりも高くなるが、タイルは耐久性が高く傷つきにくいため長い目で見ればコスパが良い
  • リビングの床をタイルにする場合は、事前に予算を決めて予算に合った材料費や工事費を見積もり、少しでもコストを抑える
  • タイルの素材はセラミックなので硬くて傷がつきにくく、傷をつけないように気を遣って暮らすストレスが軽減する
  • タイルは木材よりも熱伝導率が10倍、蓄熱性は2倍高く、輻射熱でじんわり温まるので、「タイル」×「床暖房」で寒さ対策をすれば冬でも素足でポカポカ過ごせる
  • タイルは心配するほどは滑らない素材だが、光沢のあるツルツルした素材のタイルは水に濡れると滑りやすくなるのでリビングの床のタイルはマット系がおすすめ

リビングの床をタイルにしようか検討中のあなたのために、リビングの床をタイルにして後悔しないように前もって知っておくべき「メリット」「デメリット」をお伝えしました。

おしゃれで落ち着く空間を実現に向けて、あなたがリビングの床をタイルにして後悔しないことを祈っています♪

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