リビングのブラインドで後悔しない選び方を解説!デメリットや対策は?

リビング

オフィスなどでよく見るブラインドですが、日差しや外からの視線を遮る機能性の高さから、自宅のリビングにも取り入れる機会が増えています。

リビングのブラインドで後悔しないためには、種類や特徴をしっかり理解して、あなたが使いやすい最適なアイテムを選ぶことが大切です。

日本では窓にはカーテンを取り付けるのが主流のため、「リビングにブラインドを設置したくても選び方がわからず後悔しそう」など、悩むことも多いですよね。

この記事では、最適なブラインドを選べるようにするために、ブラインドの種類や選び方、よくある失敗例と対策もご紹介します。

種類や選び方をしっかり理解して、後悔しないブラインド選びを行いましょう♪

リビングのブラインドで後悔しないために種類を知ろう

リビングのブラインドで後悔しないためには、まずブラインドの種類を知ることが大切です。

ブラインドと聞くとオフィスにあるようなシンプルなデザインをイメージしがちですが、実はたくさんの種類があります。

カーテンだとイメージを持ちやすいですが、馴染みのないブラインドは種類が混在してどれを使って良いかわからなくなってしまいますよね。

私もリビングのブラインドに初挑戦した際、光の調整が思ったようにいかずに後悔したことがありました…。

ですが逆に言えば、ブラインドの代表的な種類をしっかり理解することでイメージする窓際のインテリアが明確になり、適切なブラインドを選べるようになります。

しっかり下調べをすることで、私のように設置で後悔することも無くなりますね!

ブラインドは見た目も機能もさまざまなので、窓際の印象をワンランク上のおしゃれな空間にアップデートすることができますよ!

ブラインドの代表的な種類は大きく分けて3つあるので、それぞれについて紹介していきます♪

オーソドックスで万能型の横型ブラインド

横型ブラインドは視線の遮りを調整しやすいために、プライバシーを守りたい窓にぴったりなデザインです。

私たちが普段の生活で最も目にするオーソドックスなブラインドで、別名でベネシャンブラインドとも呼ばれます。

「ベネシャン」はイタリアの地名であるベネチアが由来だそうです!

水平に配置された羽根(スラット)の角度を変えることで光を調整し、光の量と窓の外からの視線を同時にコントロールすることができます。

ブラインドの素材
  • アルミ素材
  • ウッド素材

ブラインドの素材は一般的に上記の2種類が主流ですが、最近はカラーバリエーションや素材(竹や樹脂など)も豊富になっているため、窓に合わせやすいのも特長です。

その豊富なデザインから、丸い窓や台形窓など変形型の窓にも対応ができます。

今どきなおしゃれインテリアの縦型ブラインド

縦型ブラインドは垂直に組まれ短冊状の羽根を左右に開閉して使用することから、窓の縦のラインをすっきり見せたい場合におすすめです。

縦型ブラインドはカーテンと同じ動きだとイメージしましょう!

別名ではバーチカルブラインドとも呼ばれ、横から差し込む光を遮りながら左右開閉ができます。

掃き出し窓や大きな窓に取り付けることで、縦型の大きなデザインを活用してスタイリッシュでおしゃれな窓に見せることができます。

また、取り付けられている羽根の素材は主に下記の3タイプです。

羽根の素材
  • ファブリック
  • アルミ
  • 木製

他にも柔らかい生地感のアイテムも人気があり、窓際に設置すればカーテンのような柔らかさとブラインドのすっきり感が合わさったおしゃれな印象を与えることができます。

間仕切りや収納の目隠しに使えるロールスクリーン

ロールスクリーンはリビングの窓以外にも、収納の目隠しや仕切りとしても使用できる人気の種類です。

その名の通り生地をクルッとロール状に巻くことでスクリーンを上げ下げして使用します。

シンプルなデザインと手軽さが大きな特徴ですが、ロールスクリーンは他の種類と比べて色や生地のバリエーションが多く、他のインテリアの印象に馴染みやすいようになっています。

生地の例としては、無地・プリント・レース・遮光・和風など、個性的でおしゃれなデザインが豊富に用意されています。

レースのデザインなんてとてもかわいいですね♪窓回りのインテリアにも合わせやすそう!

これらの豊富なデザインの他に遮熱性やUVカットなど生地機能も豊富であり、掃除が楽な洗濯可能なアイテムもあります。

子供向けのタイプもあって操作方法も簡単なので、お子供の手が届く場所に合わせて使用もできますね。

リビングのブラインドのデメリットは?対策も紹介!

リビングのブラインドのデメリットは、カーテンと異なる特徴的な羽根によって多少なり発生してしまいます。

デメリットはいくつかありますが、実はどれも簡単な対策で解決することが可能です。

3つのデメリットの例をご紹介するとともに、後悔しないブラインド設置のために必要な対策も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください♪

カタカタ音が気になる場合は羽根の角度を調整しよう

ブラインドは水平に配置された羽根(スラット)の角度を変えることで光を調整します。

この羽根にはカーテンのような柔軟性がないため、風などの影響でカタカタと音が鳴ってしまうことがあります。

カタカタ音が気にある場合は、羽根(スラット)の角度を水平に調整しましょう!

え、そんなこと?と思うかもしれませんが、意外と簡単に対策することができます。

羽根同士のぶつかりによって発生する音は羽根を水平にすることで風通しが良くなり、ある程度の音を防ぐことができるのです。

道具を使わなくても羽根の調整ができるので、リビングのブラインドからカタカタ音がして気になっているあなたでもすぐに実践できますよ!

さらに音を軽減したい場合は、ブラインドの下にあるバー(ボトムレール)が窓枠に当たっていないかを確認しましょう。

バーが窓枠に当たっているなら、窓枠内に収まるようにブラインドを調整してみてください。

ブラインドの取り付けを助ける「突っ張り棒」や、窓枠との隙間を埋めるシールなども販売されているので、これらのお助けアイテムを活用するのも良いでしょう。

掃除する時はハンディモップや軍手を使おう

ブラインドはアルミやウッド素材などで作られていてデリケートなため、水拭きや水洗いは基本的にできません。

無理に洗ってしまうと素材が変形したり変色のもとになったりするので、気を付けましょう。

デリケートなブラインドの掃除にはハンディモップや軍手を使うことで、素材を傷つけず長持ちさせることができます!

ハンディモップや軍手のような柔らかい素材は、ブラインドの羽根の隙間に溜まったほこりも優しく取ることができ、力をかけなくても掃除することが可能です。

水拭きが可能なタイプのブラインドを使用する場合は、雑巾などに軽く水を染み込ませて掃除をするようにしましょう。

最近は羽根を簡単に取り外して洗浄できるブラインドも登場しています!

家族で過ごすリビングはほこりもたまりやすいので、細かな洗浄をしたい場合はこのタイプのブラインドを選ぶと良いですね♪

防音性や遮光性はカーテンと併用して解消できる

ブラインドの最大の特徴は光の調節に優れている点ですが、光を通しやすい分、防音性や遮熱性が低くなってしまうデメリットがあります。

ブラインドの構造上、空いている羽根の隙間を埋めることが難しいため、どうしても隙間から音や光が入ってきやすくなってしまうのです。

カーテンと併用して使用することにより、ブラインドのメリットである光の調整と、カーテンのメリットである防音や断熱の機能をダブルで活用することができます。

日中はカーテンを開けて、ブラインドの光の調整機能を最大限に活用することも可能です。

ブラインドとカーテンの併用はインテリアとしてもワンランク上の上級者テクニックになるので、ぜひ参考にしてみてください♪

リビングではブラインドとカーテンどちらを選ぶべき?

日本では窓のインテリアとしてカーテンを取り付けることが主流のため、ブラインドとカーテンのどちらを選べば良いかわからなくなってしまうこともありますよね。

ブラインドは光や風の調整に優れており、さまざまな角度からリビングに光を入れるため、部屋の明るさや自然的な雰囲気を好む場合におすすめです。

それぞれの違いがわかりやすいようにブラインドとカーテンの特徴について解説し、選び方で気を付けるべきポイントを3つご紹介します。

今までご紹介したブラインドの特徴やデメリットに関する内容も踏まえて、ぜひ参考にしてみてください!

ブラインドの特徴は通気性が良くてスタイリッシュ

ブラインドは英語だと「盲目」という意味がありインテリア業界では「目隠し」を意味しますが、その名の通り外からの視線の遮りに活用されることが多いです。

カーテンとの大きな違いは、たくさんの羽根を動かすことにより、部屋に入ってくる光の量や入り方を調整することができることです。

光の量を調整するとともに部屋に入ってくる風の量も調整することができるため、通気性が良いことも特徴です。

細かい光や風の量を簡単な操作で調整することができてスタイリッシュなデザインのため、シンプルなインテリアを好んだり部屋をすっきりさせたいあなたにぴったりです♪

カーテンの特徴は優れた耐久性や機能性の高さ

カーテンの大きな特徴は、購入してからの持ちの良さと防音や遮光などの豊富な機能にあります。

日本で最もよく使用されているカーテンは窓際のインテリアとして馴染みのあるアイテムであり、主にカーテンレールにフックを吊り下げて使用します。

ここではブラインドとの比較のため、改めてカーテンの特徴についても紹介していきます。

カーテンは一般的には10年程度は使用できるといわれており、そう考えるとコストパフォーマンスがとても高いですよね。

カーテンの機能性
  • UVカット
  • 防音効果
  • 断熱効果

複数の特殊コーティングがかかっているカーテンも多く、機能性に応じて価格も振り分けられているため、求める機能に応じて予算の検討がしやすいです。

ブラインドとカーテンを選ぶ時に気を付けるべき3点!

ブラインドとカーテンそれぞれの特徴について紹介していきましたが、最後に気を付けるべき3つのポイントをまとめます。

光の調整や機能性のどちらを重視するか、カーテンにかける費用感などに応じたポイントのため、あなたがどこを重視しているのかを考えながら参考にしてみてください。

  • リビングに入る光や風の調節を最も重視するならブラインドがおすすめ
  • 防音や遮熱などの環境性能部分にあたる機能性を重視するならカーテンがおすすめ
  • カーテンの価格はさまざまなので、部屋の雰囲気と予算に応じて検討しよう

求める機能や特徴を確認してからブラインドとカーテンどちらにするかを選択すれば、イメージと違って後悔するということもありません。

例えばリビングに自然的な光や開放感を求めるあなたは、ぜひ窓際のインテリアにブラインドを検討してみてくださいね。

まとめ

  • リビングのブラインドは種類や特徴を適切に理解することで、自分に合ったデザインを見つけることができ後悔せずに使い続けられる
  • 横型ブラインド(ベネシャンブラインド)は周りからの視線を遮りやすいため、プライバシーを守りたい窓への使用がおすすめ
  • 縦型ブラインド(バーチカルブラインド)は、掃き出し窓や大きな窓に設置することで横からの光も左右に開閉ができる
  • ロールスクリーンはリビングの窓以外にも収納の目隠しや仕切りとして使用できる人気の種類で、色や記事のバリエーションが豊富でインテリアに合わせやすい
  • カタカタ音が気にある時は羽根(スラット)を水平にすることや、お助けアイテムの活用により防ぐことができる
  • ブラインドからカタカタと音がして気になる場合は、スラットと呼ばれる羽根の角度を水平にすると改善できる
  • ブラインドの掃除にハンディモップや軍手を使用すれば、素材を傷つけることなく長持ちさせられる
  • ブラインドの防音性や遮熱性が気になる場合は、カーテンと併用して使用することで防音や遮熱の高い機能性も取り入れることができる
  • ブラインドのカーテンとの違いは、たくさんの羽根を動かすことで部屋に入ってくる光の量や入り方を調整することができること

種類やデメリットを理解することで後悔しないブラインドを選べるようになり、ストレス無く快適に窓のインテリアを楽しむことができます。

ブラインドは繊細ですが、スタイリッシュで窓まわりをスッキリおしゃれな空間にしてくれるため、自宅のリビングへの設置に迷った時は後悔しないためにもぜひ本記事を参考にしてください♪

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