一日中ずっと家の中で生活している飼い猫は、ストレスが溜まったり、運動不足になったりすることがあります。
猫に余ったダンボールを使ってキャットタワーを手作りしてあげれば、費用も掛からず手軽に遊び場になって大喜びです!
キャットタワーを手作りというと大変そうと感じるかもしれません。
猫は狭い場所に入るのが大好きなので、余ったダンボールを何箱か組み合わせるだけで十分楽しんでくれますよ♪
私は通販で買い物をすることが多いのですが、ダンボールを開けるそばから猫が入って遊んでいます。
ダンボールの中にかくれんぼするのは楽しいにゃ♪
この記事では、猫にダンボールでキャットタワーを手作りする方法と、爪とぎ設置の必要性やおすすめのおもちゃの紹介をしていきます。
このキャットハウスは耐荷重量40kgの強化ダンボールでできているので持ちが良く、中も外も爪とぎできる部分がたくさんあるので猫も大喜びですよ♪
屋上付きの2階建てなので多頭飼いでも仲良く遊べますし、自由に上下運動ができて楽しんでくれること間違いなしです!
猫にダンボールでキャットタワーを手作りしてあげよう
猫に余ったダンボールでキャットタワーを手作りしてあげると、既製品を購入するよりも費用も抑えられますし、不要物も再利用できてエコですよ♪
自分で手作りすれば愛着も湧きますし、少し失敗してもまた手に入れやすいダンボールなら、やり直しもできるので安心ですね。
私も2匹のきょうだい猫を飼っているのですが、夫の大の猫好きが高じて、猫のためにと一軒家を新築してしまいました!
アパートで走り回れなかった分、たくさん遊んでほしいと思っているんだ!
造作の猫スペース、キャットウォークやキャットタワー、登れるテレビ台もあるので、来客にびっくりされるほど至れり尽くせりな状態です。
そんな我が家ですが、最近資源物の回収日を何度か逃していたら、不要なダンボールが溜まってきてしまいました。
せっかくなのでダンボールが大好きな猫たちのために、キャットタワーは少々大変なので、今回はキャットハウスを手作りしてみたいと思います。
時代はDIYが流行っていますし、猫に喜んでもらいたいあなたは一緒に挑戦してみてくださいね♪
猫がダンボールを好む理由は狭い場所が安心できるから
猫がダンボールを好む理由は、狭い場所が安心できる、保温性があって居心地が良いなどさまざまです。
ダンボールを見つけたそばからのぞき込んで中に入っていく姿は、かわいくて癒やされます♪
ダンボールからこっそりこちらをのぞいて様子を伺ってくるのも、狩猟本能からだったのですね!
ダンボールでキャットタワーを作るときは強度に注意
ダンボールでキャットタワーを作るときは、猫がケガをしてしまわないよう、高さや強度に十分注意しましょう!
子猫向けなのに高さが高すぎると着地に失敗してしまうかもしれませんし、大きい猫向けなのにダンボールの素材が薄いとすぐに壊れてしまうかもしれません。
大切な飼い猫がケガをしてしまわないためにも、サイズ感や組み立て方を猫に合わせて工夫しながら作るようにしましょう。
薄っぺらいダンボールには要注意なのですにゃ。
カッターを使用するときは猫の安全に配慮しよう
作業をする際にはカッターを使用するので、猫が寄ってきてケガをしないように、別の部屋で作業するなど安全にも気を配ることが大切です。
私は、玄関のシュークローゼット内にダンボールを保管していたのもあり、夏の昼間なのにうっかり玄関の暑いところで作業を始めてしまいました。
猫たちはエアコンの効いたリビングでくつろいでいますので、ものすごく猫ファーストな状況です。
エアコンは快適だにゃー。
玄関で倒れないように気を付けつつ、さっそくダンボールでキャットハウスを手作りしていきたいと思います♪
猫のダンボールハウスをおしゃれに手作りする方法
猫にダンボールハウスを手作りすると、自分でオリジナルのデザインにしておしゃれ感をプラスできますよ♪
市販されているダンボールハウスも猫型のモチーフや肉球のデザインがあしらわれているものなど、かわいいものが多くて魅力的ですね。
すぐに手に入れやすいダンボールなら、少し失敗しても何度でもやり直しが効くので挑戦しやすいのがありがたいですよね!
不器用な私ですが、大好きな猫たちのためにダンボールハウス作りに挑戦してみます♪
ダンボールハウスを手作りするときに用意するもの4つ
ダンボールのキャットハウスは、カッターやガムテープなどいつも家にある道具だけで簡単に作れます。
今回は、こちらの4つがあれば大丈夫ですよ♪
私は今回カッターが見つからなかったので、少し扱いにくかったですが、大きめのハサミで代用しました。
作業するときは、ケガをしないように注意しながらおこないましょう!
リメイクシートでダンボールハウスがおしゃれに大変身
おしゃれ感をプラスするなら、100均でも販売されている、部屋の壁紙に貼るリメイクシートをダンボールハウスに貼ってみるのもおすすめです。
リメイクシートはシールになっているので、イメージを変えたい部分に切って貼るだけで簡単におしゃれにアレンジできて便利ですよ♪
ダイソーで販売されているリメイクシートは、色柄やデザイン豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
定番商品になっている、一部の色柄を紹介します。
- 木目調
- レンガ調
- 大理石柄
我が家では以前までアパート暮らしだったので、部屋の壁中にリメイクシートを貼って、猫の爪とぎ対策をしていました!
簡単!猫にダンボールハウスを手作りする方法4STEP♪
不要になったダンボールが何箱か溜まっていれば、思い立ったときにいつでもキャットハウス作りに挑戦できます♪
それでは早速、かわいい猫のためにダンボールハウスを作っていきましょう!
STEP1.まずは不要になったダンボールを何箱か用意します。
ガムテープを貼る前にダンボールをどのように組み立てたら、猫が楽しく遊んでくれるか考えましょう!
たまたまダンボールハウスの階段になりそうなちょうどよいダンボールがあったので、さっそくこの3つを使っていこうと思います♪
STEP2.次にマジックペンで穴を開けたい場所に下書きをします。
高さも考慮しつつ、通れるサイズの穴をいくつか開けておくと、猫がひょっこり顔を出してくれたときにかわいいのでおすすめです!
STEP3.カッターで穴を開けます。
ダンボールを2つつなげるところは、両方同じように穴を開けましょう。
遊び心でちょっとしたおしゃれ感もプラスするべく、穴を猫型にくり抜いてみました♪
ここから顔を出してくれるのがとっても楽しみです。
STEP4.ダンボールをガムテープを貼って合体させます。
強度が心配な天板部分は、ダンボールを二重にして補強すると安心ですよ!
ついに完成です♪
製作時間は、材料をかき集める時間を含めても30分かかりませんでした。
さっそく猫たちに遊んでもらって、反応を見てみましょう!
本当に遊んでくれるのか否かドキドキの瞬間です。興味はあるようですね。
手作りのダンボールハウスにのぼってくれました!
少し見えにくいですが、猫型の穴からひょっこりもやってくれましたよ♪
見つめ合っていてかわいすぎます。親バカですみません。
普段から天井のキャットウォークをバタバタと走り回っている子たちなので、この後は物足りなかったのかすぐに飽きてしまいました。
しかし今回は、不器用ながらも自分で手作りしたダンボールハウスで遊んでもらえて、とても嬉しかったです。
これからも時間があるときに、猫たちに飽きられないようなキャットハウスやキャットタワー作りに挑戦してみたいと思います!
このキャットハウスは、休憩スペースとしてだけでなく登って遊べますし、爪とぎもできて多機能なのが嬉しいポイントです♪
かわいい猫モチーフや肉球デザインの穴など、見た目にもこだわっており、猫好きの心をくすぐる逸品ですよ!
猫はダンボールで爪とぎをするとストレス解消になる
猫は気分転換したいとき、ストレスを感じたときなど、ダンボールで爪とぎをすることでストレスを解消しています。
長期間爪とぎをしないままだと、古い爪がうまく剥がれ落ちずに残ってしまい、巻き爪になってしまうこともあります。
かわいい飼い猫がケガをしてしまわないためにも、手に入れやすいダンボールで猫が爪とぎしたいときにしやすい環境を整えてあげることが大切ですよ。
いつでもきれいな爪でいたいのにゃ♪
また、猫が一生懸命に爪とぎをしている姿はとてもかわいいですが、部屋の壁紙やソファなどにされてしまうとボロボロになってしまい、困りものですね。
この章では、爪とぎによる猫のしつけ方法とおすすめの爪とぎを紹介していきます♪
爪とぎする理由はさまざま!構ってほしいときもある
猫が爪とぎをする理由は、ストレス解消のためだけでなく、爪のケアや縄張り主張のマーキング、飼い主へ構ってほしいというアピールなどさまざまです。
なぜ爪とぎをしているのか理由がわかれば、その後の対応やしつけもしやすくなりますよ!
我が家の猫たちはケンカの後や寝起きはもちろん、遊んであげているときにも爪とぎをしていることが多いです。
飼い主に「見て見て!」という気持ちで爪とぎをしているとしたら、さらにかわいすぎますよね。
もっとたくさん遊んであげたくなります♪
爪とぎを置いてしつけをすれば部屋の壁紙を守れる
部屋の壁紙やソファを猫の爪とぎから守るためには、猫専用の爪とぎを置いてしつけをすることが大切です。
猫は本能的に爪とぎをすることをやめられない生き物なので、他にスペースを確保してあげることが一番の対策になりますよ。
爪とぎしたらダメな場所を教えるよりも、別の場所に爪とぎしたくなる場所を作ってあげましょう!
いつもソファで爪とぎしちゃってゴメンにゃー。
我が家のソファはかなり爪とぎされてしまいましたが、購入時にミックス柄のもの選んだので、意外とほつれが目立たなくて良かったです。
また、ダンボールの爪とぎを3カ所に設置しているのもあると思いますが、新居の壁紙は思ったより傷ついていないのでホッとしています。
子猫時代にまだアパート暮らしだったため、壁紙を絶対に傷つけまいと爪とぎ防止シートを貼っていたので、狙う隙がなかったのも大きいかもしれません。
爪とぎ防止シートは100均をハシゴして安く大量に手に入れましたよ!
猫の爪切りの方法も紹介している「猫がフローリングで滑るなら対策を!滑り止めマットで安全を確保♪」の記事も参考になさってくださいね!
お気に入りの爪とぎを使いやすい場所に設置しておこう
猫用の爪とぎには、一般的なダンボール製の他にもとぎカスが出にくい麻素材や木材などがあり、猫の好みによってお気に入りを見つけてあげることが大切です。
猫はなるべく子猫のうちからお気に入りの爪とぎをいつも使いやすい場所に設置してあげることで、他の場所で爪とぎされてしまうことを防げますよ。
爪とぎの代表的な素材の種類を紹介しますので、参考にしてみてください!
爪とぎの素材 | 特徴 |
---|---|
ダンボール製 | ・安価なのでボロボロになっても交換しやすい ・とぎカスが多く出る |
麻製 | ・丈夫でとぎカスが出ない |
木材 | ・強度が高く長持ちする ・とぎカスも出にくい |
カーペット | ・とぎカスが出ない ・誤って他のカーペットで爪とぎしてしまう恐れがある |
我が家の猫たちは子猫のときは、ゲージ内が汚れないよう麻製を使っていましたが、一度変えてみたらすっかりダンボール製が気に入ったようです。
ダンボール製は捨てるときも簡単ですし、専用の爪とぎケースにセットすれば表裏で使えて、フローリングに置いていても滑りにくいですいのでおすすめです!
ボロボロになってきたら新しいダンボールに変えてほしいにゃ!
素材だけでなく、形状も猫の好みに合わせて選びましょう。
爪とぎの形状 | 特徴 |
---|---|
平置き型 | ・置くだけなので設置が簡単 ・穴を掘るように爪とぎしたい猫におすすめ |
コーナー型 | ・壁や柱などに設置すれば部屋を傷から守れる ・立って爪とぎしたい猫におすすめ |
ポール型 | ・台座付きで安定性がある ・キャットタワーにも採用されており、登れるのも楽しい |
ベッド型 | ・インテリア性に優れている ・休憩スペースとしても活躍 |
我が家では2匹の猫がいるので、爪とぎもトイレも3つずつ設置しています♪
ダンボール製のベッド型の爪とぎも置いていますが、猫たちが取り合いするほど気に入っていますし、見た目もインテリア性があってかわいいです。
猫がダンボールをかじる場合の危険性や対処法を紹介!
猫がダンボールをかじると、そのまま飲み込んでしまい、消化不良や腸閉塞などの病気になるなどのリスクがあります。
かわいい猫がもしもダンボールをかじることで病気になってしまったらと思うと不安ですし、とても心配ですよね。
猫がダンボールをかじる原因はさまざまあるので、事前にしっかり対策をして長生きしてもらいましょう!
猫がダンボールをかじる理由は歯磨きのためや狩猟本能
猫がダンボールをかじる理由は、歯磨きのためや狩猟本能、ストレス解消のためなどさまざまです。
ダンボールをかじったり、嚙みちぎったりしている猫の姿を見ることはよくありますが、そのまま食べてしまわないかヒヤヒヤします。
猫がダンボールを食べてしまうと、消化不良のリスクもあるのでそのまま放っておくのは危険です。
我が家の猫たちも、生後半年くらいの頃は歯がかゆかったのかダンボールはもちろん、家中のコードをかじって断線させていました…。
スマホとスマートウォッチの充電ケーブルは、何度買い直したか思い出せないくらいです!
ダンボールをかじられないためにおもちゃを用意しよう
猫にダンボールをかじられないためには、噛んだりなめたりしても健康に問題がない、ほかのおもちゃを用意してあげることが大切です。
一日中、家の中で過ごしている猫は、何も遊び道具がないと退屈でストレスが溜まり、ダンボールを噛んでしまうことがあります。
猫の噛んで遊べるおもちゃは、歯磨きの機能も備わっているものもあり、遊びながらデンタルケアができるのも嬉しいですね♪
なめたりかじったりして唾液がついてしまっても、水洗いをして繰り返し衛生的に使える、お手入れしやすいものを選ぶと良いです!
私はエビのけりぐるみがお気に入りにゃん♪
お気に入りのおもちゃで遊べばストレス解消の効果あり
猫にお気に入りのおもちゃを用意して、一緒に遊んであげればストレス解消に効果的ですよ♪
猫は寝るのが好きですが、寝てばかりいると運動不足やストレスが溜まってしまうなど、健康に良くありません。
ペットショップには色とりどりでかわいい、たくさんの種類のおもちゃが販売されていますので、猫の好みに合わせて選んでみましょう!
我が家の猫にも一通りのおもちゃを試してみましたが、猫は気まぐれなので好みが変わることもあります。
前は興味を示さなかったのに今度は楽しく遊んでくれた、今度は遊ばなくなったなどのパターンもありますので、タイミングを変えていろいろと試してみてください♪
まとめ
- 猫に余ったダンボールを使ってキャットタワーを手作りしてあげれば、ちょうどよい遊び場が簡単にできる
- キャットタワーを手作りしてあげると既製品を購入するよりも費用も抑えられるうえ、不要物も再利用できてエコである
- ダンボールでキャットタワーを作るときは、猫がケガをしてしまわないように高さや強度に十分注意することが大事
- 猫にダンボールハウスを手作りするとき、猫型の穴を開けたりリメイクシートを貼ったりすることでおしゃれ感をプラスできる
- 猫が爪とぎをする理由は、ストレス解消のためだけでなく、爪のケアや縄張り主張のマーキング、飼い主へ構ってほしいというアピールなどがある
- 部屋の壁紙やソファを猫の爪とぎから守るためには、猫専用の爪とぎを置いてあげてしつけをすることが大切
- 猫用の爪とぎには、ダンボール製の他にもとぎカスが出にくい麻素材や木材などがあり、猫の好みによって選べる
- 猫がダンボールをかじるのは、歯磨きやストレス解消のためなどの理由があるが、消化不良や病気になるなどのリスクがあるので注意が必要
- ダンボールをかじられないためには、猫が噛んだりなめたりしても健康に問題がない、ほかのおもちゃを用意してあげると良い
今回は、猫にダンボールでキャットタワーを手作りする方法と、爪とぎ設置の必要性やおすすめのおもちゃを紹介しました♪
かわいい飼い猫が運動不足になったり、ストレスを溜めてしまったりせず、健康に長生きしてもらえるように家の中でも楽しく遊べる工夫をしてあげましょう!
このキャットハウスは、爪とぎとハウスの機能を両方兼ね備えているので、スペースや費用を節約できます♪
お気に入りの爪とぎがあれば、かわいい猫のストレス解消になり、部屋の壁紙や家具への爪とぎをしてしまうリスクも減りますよ!
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