自宅のインターネット環境が悪く光回線に不満を感じていても、契約先がわからないと解約連絡ができませんよね。
光回線の契約先がわからない場合は契約書類を見るのが最も確実ですが、毎月の支払明細やWi-Fiの接続先、回線機器などからも回線業者の確認ができます。
インターネットを利用している場合、光回線業者とプロバイダ業者双方との契約が必須なため、インターネット環境を見直す際はプロバイダの確認も必要です。
動画配信が止まるのがストレスで乗り換えた経験があります。
現在の契約状況が把握できると、自分にふさわしいプランや業者など品質の良いインターネットサービスが受けられるようになります。
この記事では光回線やプロバイダの確認方法を多数解説しているので、わからないと困っているあなたの契約先も必ず判明しますよ♪
光回線の契約先がわからないままだと損しているかも!?
自宅のインターネット環境が整っていないとストレスを感じるもので、リモートワークやオンライン授業など、私たちの生活に良質なインターネット環境は欠かせない存在になっています。
光回線を変更したい場合、新たな契約先とサービスの比較をするために、まずは現在利用しているインターネットの契約先や契約内容をしっかりと把握しましょう。
あなたがインターネットを利用するには「回線を提供する光回線事業者」と「接続サービスを提供するプロバイダ業者」の2社と契約を結ぶ必要があります。
「光コラボ」といって一体型の契約ができる会社もあります。
それぞれの業者のサービス内容や主要な会社名を紹介しているので、名前を見るだけで自分が過去に契約した相手を特定できるかもしれません。
良質なサービスを受けるために契約内容は知っておこう
自分が利用しているインターネットサービスの詳細をしっかり理解するのは、安く良質なサービスを受けるために重要なポイントです。
プロバイダ―の乗り換えや、引っ越しで解約やプラン変更する場合に今の契約内容をもとに手続きを進めるため、自分がどの会社とどんな契約をしているか把握しておく必要があります。
契約先に問い合わせるケースは割とあり、「インターネットに繋がらない!」などのトラブルの際はどこに問い合わせれば良いかわからないと困ってしまいますよね。
契約がかなり前だったり、契約手続きをしたのが家族の誰かだったりすると、現在使っている光回線やプロバイダの業者がわからないことは結構あるものです。
インターネットの利用は光回線回線事業者とプロバイダの2つと契約する必要がありますが、最近はそれらを合わせてひとつのサービスとして提供している光回線が多いです。
光回線事業者はインターネットをするための道を提供
光回線事業者とは、光ファイバーケーブルを宅内に通し、インターネットをするための「道」を提供している会社のことです。
物理的な設備を利用者に提供してるのが回線事業者で、ルーターなどの機器やネット利用に必要な回線工事も行っています。
光回線という言葉はよく聞くけれど、目に見えないのでイメージできないわ。
光回線の回線事業者は、全国に提供するフレッツ光、NTTの予備回線を使う独自回線、各地域の電力会社の3つ種類があります。
回線種類 | 主なサービス名 |
---|---|
フレッツ回線 | フレッツ光、ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど |
独自回線 | NURO光、auひかり |
電力系独自回線 | コミュファ光、eo光、メガエッグ、BBIQ |
NTTのフレッツ光は別でプロバイダとも契約が必要なサービスのため、利用している場合はプロバイダとの契約内容も把握しましょう。
インターネットに接続するにはプロバイダ契約が必要
プロバイダはパソコンをインターネットに接続するためのサービスを提供している事業者のことで、同じ回線を利用する場合でもプロバイダによって料金が異なります。
インターネット接続以外にも、メールアドレス、IP電話やひかり電話、セキュリティ、コンテンツの配信などの独自のサービスも提供している業者です。
プロバイダの種類は2つあり、サービスだけの提供と、回線とサービスをセットで提供する光コラボレーション(光コラボ)があります。
プロバイダは日本全国で1,000以上もありますよ。
光コラボはプロバイダと光回線事業者の契約が一体型になっていて、ほどんどの場合プロバイダを選べないため契約先の特定はそんなに難しくないです。
フレッツ光の場合はプロバイダの契約先が無数にあるため「フレッツ光」を利用していることがわかるだけではプロバイダの特定はできません。
自宅のインターネットが光回線とサービスが一体型なのか、別で契約しているのかプロバイダのしくみを知る必要があります。
次の章では、光回線事業者やプロバイダの契約先の特定方法について解説するので自分に合った確認方法を見つけましょう。
光回線の契約先を確認する方法は書類が確実!調べ方5選
光回線の契約先を確認するなら契約時の書類を見るのが1番確実ですが、紛失してしまった場合毎月の支払明細を見れば契約先がわかりますよ。
自宅に設置されている端末を見る方法や、賃貸の場合は管理会社や大家さんに聞く方法など、光回線の契約先の確認方法を解説します。
最も確実な方法は契約書類や支払明細を見ること
1番確実なのは光回線契約時の書類を見ることで、詳しいサービス内容が記載されているため契約内容が把握でき、連絡先に問い合わせることで契約状況が確認できます。
契約者向けサイトにログインするためのIDやパスワードも一緒に届いているはずなので、自宅の書類が保管されている場所を探してみましょう。
IDとパスワードがわかればweb上でも詳しい契約内容が見れますよ。
肝心な光回線の契約書をなくしてしまった場合は、毎月の利用料金の支払明細を見てみましょう。
インターネットの利用料金を支払っているクレジットカードの利用明細や口座の通帳でも契約先の事業者名の確定ができるのです。
光回線の種類とまではいかないかもしれませんが、回線事業者名は記載されていることが多いので、カスタマーセンターに問い合わせて契約情報の確認ができます。
携帯電話や固定電話とまとめた請求や、請求代行業者からの請求の場合は契約先の光回線事業者が特定できないこともあるので他の方法で調べると良いです。
自宅に設置されているインターネット端末を調べよう
自宅に設置されている回線終端装置などのインターネット端末機器を調べると端末に業者名が書かれている場合もありますよ。
端末機器なら必ず家にあるため、契約書類を探すよりも簡単な方も中にはいるでしょう。
この端末装置に「ADSL」と書かれていればADSL回線、「ONO」か「VDSL」と書かれていれば光回線ということがわかります。
「NTT」のロゴ印刷されている場合は注意が必要で、必ずしもNTTの回線を意味しているわけではありません。
光コラボ業者が回線ごとレンタルして自社回線としている場合もあり、フレッツ光回線ということは判断でても、契約先の回線業者までは判断できないのです。
我が家の端末機器には、残念ながら機器に会社名は書いてありませんでした。
クローゼットの天井に近い位置に設置されており、ラックによじ登りましたが文字を読み取るのに苦労したため、場所によっては安全に気を付けて調べてくださいね。
また、機器に書いてある名前を見ても良くわからない場合は、型番名を検索すると業者名が判明する場合もあります。
いずれの場合も、契約先の回線業者名が書かれていたらラッキーくらいな感じで確認してみると良いでしょう。
スマホやパソコンでWi-Fiの接続項目を検索しても判明!
スマホやパソコンが自宅のインターネット回線にWi-Fiで接続されている場合は、Wi-Fi項目を検索すると契約先の回線がわかりますよ。
iPhoneの場合は、「設定→Wi-Fi」で現在繋がっている接続先が表示されるので、その項目をコピーして検索してみましょう。
NSD1Kから始まるものですが、検索にかけたらNUROと出てきました。
パソコンからはネットワーク設定を開くと接続先のインターネット回線が確認できます。
自宅のインターネット接続にトラブルがある場合は使えない方法ですが、スマホやパソコン1つで光回線の契約先がわかるのは楽だと言えます。
賃貸は一括契約かも!?管理会社や大家さんに聞いてみる
賃貸の場合はマンション一括型の契約になっていることがあるため、自分でインターネット契約をした覚えがない場合は入居時の書類をチェックしましょう。
書類に記載されていない場合は、管理会社や大家さんに問い合わせれば教えてもらえます。
インターネット回線工事を行う際にも、取付工事の関係から管理会社や大家さんへの確認は必ず必要になってくるので、現状確認の段階で一度問い合わせましょう。
私は以前住んでいた一軒家の賃貸で光回線工事をしましたが、管理会社に連絡をして大家さんの了承を得てから工事を行いましたよ。
マンション一括型の契約の場合、個人で光回線の契約先を変更できない可能性もあるので注意が必要です。
プロバイダに問い合わせて光回線業者を教えてもらう
現在契約しているプロバイダに問い合わせることで、光回線業者や回線の種類を教えてもらう方法があります。
自宅のインターネットがつながっている状態なら、「確認くん+(plus)」というサイトにアクセスすれば一発で自分が契約しているプロバイダが確認できますよ♪
光回線業者とプロバイダは別業者ですが、回線と利用者をつなぐ役割をしているプロバイダは、どのような回線サービスに加入しているのか把握しているからです。
別の業者に問い合わせるのは少し抵抗があるのですが…
こうした問い合わせに応じるのもプロバイダの仕事なので大丈夫ですよ。
それでもわからない場合は、電話料金などをインターネット料金と合わせて請求する「料金回収代行」のサービスを提供している「NTTファイナンス」に問い合わせる方法もあります。
「NTTファイナンス」に加盟する光回線事業者や光コラボ事業者も多いため、問い合わせて請求の対象になっていないかを確認すれば契約先を特定できる可能性があるのです。
光回線の契約先とプロバイダが別なら両方確認をする
プロバイダの契約先がわからない場合でも、いずれかの方法で契約先が判明するので安心してくださいね。
光回線と同じように契約書類を見るのが確実ですが、メールアドレスを見る、webサイトにアクセスして確認する方法もありますよ。
1契約書類や支払明細、2管理会社や大家は光回線業者を調べるときと同じなので、ここでの説明は省き、3以降について詳しく解説します。
契約先の光回線事業者に連絡してプロバイダを確認する
契約している光回線事業者がどこかわかっている場合は、回線事業者のカスタマーセンターに問い合わせてプロバイダの契約先を教えてもらいましょう。
特に、プロバイダと光回線事業者の契約が一体型になっているところならすぐに教えてもらえる場合が多いです。
フレッツ光でも「プロバイダパック」という一体型の契約をしていれば、光回線事業者側でどこのプロバイダを利用しているか把握しています。
光回線事業者のサイトに、プロバイダ情報が記載されている場合もあります。
アドレスのドメインを見ればわかる契約先のプロバイダ
プロバイダが提供しているメールアドレスを利用している場合は、メールアドレスの「@」より後ろの部分でプロバイダ業者が確認できます。
この「@」より後ろの部分をドメイン名と言いますが、ドメイン名がわかったらインターネットで検索してみましょう。
ほとんどの場合、検索でヒットしたプロバイダが契約先です。
プロバイダ | メールアドレス (ドメイン名) |
---|---|
OCN | @xxxx.ocn.ne.jp |
Yahoo!BB | @ybb.ne.jp |
@nifty | @nifty.com |
AsahiNet | @asahineto.jp |
BBexcite | @xxx.bbexcite.jp |
BIGLOBE | @xxx.biglobe.ne.jp |
DIT | @xxx.dti.ne.jp |
hi-ho | @xxx.hi-ho.ne.jp |
plala | @xxx.plala.or.jp |
So-net | @xxx.sonet.ne.jp |
プロバイダのメールアドレス以外にも、誰でも無料で作れるフリーアドレスもあるので間違えないようにしましょう。
自分が利用しているメールアドレス以外に、契約先の光回線業者やプロバイダからのメールを見ても「@」以降のドメインから業者が特定可能です。
契約先のプロバイダからのメールが届いている可能性もあるため、普段利用しているメールアドレスの受信ボックスを一度確認しましょう。
確認webサイトにアクセスすればワンクリックでわかる!
ここまで紹介した方法でプロバイダ名がわからない場合、確認できるwebサイトにアクセスして契約先のプロバイダを確認しましょう。
インターネットでプロバイダの契約先を確認できるサイトは複数ありますが、最も簡単にチェックできるサイトが「確認くん+(plus)」です。
使い方はとても簡単で、インターネットで「確認くん+」と検索して出てきたサイトをクリックするだけで、自分が使っているプロバイダを教えてくれます。
実際に使ってみましたが、ワンクリックするだけで私の情報が瞬時に表示されたので、びっくりしました。
この画像は私の結果で、プロバイダは実際に利用しているNUROと表示されていますし、これ以外にも使っているOSやブラウザ、画面の解像度なども教えてくれます。
「お使いのプロバイダ」と表示されているのでとてもわかりやすいです!
この確認方法はインターネットへの接続が前提で、インターネット回線にトラブルが発生している場合は利用できないのでご注意ください。
光回線の契約変更で費用発生!?連絡先変更は事前連絡を
新たなインターネット環境に乗り換える際は、時期によって解約金や撤去費用がかかる場合があり、メールアドレスや電話番号が変わる場合もあるため注意しましょう。
実際にそれまでの契約先の解約手続きをしないまま新たなインターネット環境の利用を始めるケースも少なくはなく、無駄な料金がかかってしまします。
代理店の勧誘やセールスで、解約の件を案内されないパターンもあります。
光回線やプロバイダの契約変更で現在使っているメールアドレスや電話番号が変わってしまう可能性もあるので、解約手続きを進める前に契約先に確認しましょう。
自宅のインターネットが利用できない期間をつくらない契約変更の流れも解説しているので乗り換えの参考になりますよ♪
契約変更の流れ解説!解約は乗り換え日が決まってから
光回線やプロバイダの契約先を他社に乗り換える際には、電話やネットで今の契約を解約できますが、乗り換え日が決まってから解約手続きをしましょう。
実家の光回線の解約手続きは電話で解約できましたよ。
解約の連絡をすると引き留められるのかなと思っていたのですが、そんなこともなく、想像よりもサラっと解約できました。
光回線とプロバイダがセットになっている場合は一度の連絡で解約できますが、別の場合は連絡忘れに注意してくださいね。
- 手順①新しいプロバイダに申し込む
プロバイダが現在利用している光回線に対応しているか確認
- 天順②接続に必要なIDやパスワード、機器が送られてくる
送られてくるまで数日かかり、その後利用日が決まることもある
- 手順③今契約しているプロバイダに解約の連絡をする
新しいプロバイダの利用開始日が決まってからが良い
- 手順④利用開始日に接続の設定を変更する
送られてきたIDとパスワードを入力する
- 手順⑤前のプロバイダからレンタルしていた機器を返却する
解約手続きの際に指定される方法で返却する
新しいプロバイダに乗り換える日が決まってから、今のプロバイダの解約手続きに取り掛かることで、インターネットが使えない期間が発生するのを防げます。
今のプロバイダからの契約変更が完了するまでは、両方の利用料金が発生する期間が出てきてしまうことを頭に入れておきましょう。
解約には費用がかかる場合も!乗り換え時の注意点
自宅の光回線やプロバイダを新たな業者に乗り換える際、タイミングによって解約金や撤去費用がかかったりオプションの解約忘れで利用料金が発生したりします。
実際に解約手続きをしないまま新たなインターネット環境の利用を始めてしまうケースもあるため、契約変更手続きで損をしないように気を付けましょう。
それまで利用していたインターネット環境を解約する場合、契約内容によっては更新月以外は解約金がかかる場合や、光回線を撤去するのに費用がかかる場合があります。
実家の光回線の更新月は3月だったので2月に連絡しましたが、撤去工事ができたのは5月で解約金は不要でしたが2カ月分の利用料金は支払いました。
更新月の設定はプロバイダによって異なるので、契約変更手続きを進める前に費用を確認して余裕を持ったスケジュール調整すると、余計なお金を払わなくて済みますね。
乗り換え先のプロバイダが、解約金の相当額をキャッシュバックしてくれる場合もあります♪
光回線事業者とプロバイダがセット契約の場合、一度の連絡でに両方解約できでもオプションは個別で契約変更手続きが必要な場合があります。
使わないのに請求され続けたということがないように、プロバイダには一度連絡して確認をしておいたほうが安心です。
フリーメールと番号ポータビリティで連絡先変更なし♪
回線やプロバイダを乗り換えると、メールアドレスや電話番号が変わってしまい連絡先の変更で相手に迷惑をかけてしまう場合があります。
連絡先の変更でトラブルを起こさないためにも、メールアドレスや電話番号を変えない工夫をしましょう。
フリーメールのアドレスは変更の必要がなくずっと使い続けられるので、普段使いのアドレスにおすすめです。
プロバイダのメールアドレスを日常的に使っている場合は、事前に連絡相手へメールアドレスの変更を伝えておくとトラブルが防げますよ。
Webサイトなどの会員登録にプロバイダのメールアドレスを利用している場合は再登録が必要で、数が多い場合は結構な労力になると思います。
光電話は解約と同時に同じ電話番号が利用できなくなる恐れもあります。
「番号ポータビリティ制度」を利用すれば電話番号を変えずに契約会社を乗り換えられるので、利用できるか契約先に確認しておきましょう。
会員登録の再登録もフリーメールにしたほうが良いです。
まとめ
- 自分が利用しているインターネットの契約先や契約内容がわからないとトラブル時に困るだけでなく、安く良質なインターネットサービスが受けられない
- 宅内に光回線を通しインターネットの「道」を提供する光回線業者、パソコンとインターネットを繋ぐ接続サービスを提供するプロバイダの2つと契約している
- 光回線やプロバイダの契約先がわからない場合契約時の書類を見るのが1番確実だが、毎月の支払明細や通帳の履歴からも契約先はわかる
- 賃貸の場合はマンション一括型の契約になっていることがあるため、自分でインターネット契約をした覚えがない場合は入居時の書類をチェック
- 現在契約している光回線かプロバイダのどちらか一方がわかっている場合は、カスタマーセンターに問い合わせることで、もう一方の契約先を教えてもらえる
- Wi-Fi接続されているならWi-Fi項目の検索から光回線の接続先が確認でき、インターネット端末機器に業者名が書いてある場合もあるので一度確認すると良い
- プロバイダが提供しているメールアドレスを利用している場合は、アドレスの「@」より後ろの部分をインターネット検索にかけるとプロバイダ業者が判明する
- 自宅のインターネット回線にトラブルがなければ、スマホやパソコンから「確認くん+(plus)」サイトにアクセスするとワンクリックでプロバイダが確認できる
- 新たなインターネット環境に乗り換える際は、時期によって解約金や撤去費用がかかる場合があり、アドレスや電話番号が変更する場合もあるため注意が必要
光回線やプロバイダの契約先がわからない場合でも、いずれかの方法で契約先が確認できるため安心できましたね。
私たちの生活にインターネット環境は欠かせられないため、現在の契約をしっかり理解して良質なインターネットサービスを選びましょう♪
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