サボテンの育て方や初心者が室内で水やりするときの注意点を伝授♪

暮らし

サボテンは過酷な環境でも水を蓄えられる多肉植物なので室内でも育てやすく、初心者におすすめです。

日当たりと風通しの良い屋外が栽培環境として適しているものの、室内でも置き場所を工夫してときどき外に出してあげると育ちやすくなります。

私も室内で花の咲くサボテンを育てましたがお手入れしやすく、とてもかわいかったので見るたびに癒やされましたよ。

しかし頻繁に水やりしなくて良い、育て方が簡単といわれるサボテンでも、初心者は枯らしてしまうのではないかと不安ですよね。

サボテンには生育期と休眠期があり、この特徴を理解した育て方をすれば枯らす可能性はぐんと減少します。

この記事ではサボテンの特徴に合わせた初心者が失敗しないための育て方と、おすすめのサボテンを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

私がおすすめするこの緋牡丹は、形が丸くてかわいく鮮やかなピンク色が目を惹くサボテンです。

種類が多くてどのサボテンを選んで良いか分からない初心者が、見た目のかわいさで選ぶのにピッタリですよ。

他にも黄色や赤色のカラーがあり、好きな色を選び一つお部屋に飾るだけで素敵なインテリアになること間違いなしです♪

サボテンの育て方は初心者でも室内で始めやすい

サボテンは毎日水やりする必要がないためほかの植物より育て方が簡単であり、日当たりの良い窓際に置いておけば初心者でも育てられます。

南米の砂漠やメキシコが原産の多肉植物であるサボテンは、過酷な環境でありながら少ない水分を上手に体に溜めて成長します。

このためサボテンは頻繁な水やりの必要がなく、環境に強く丈夫なところが初心者にとって育てやすいですよ。

室内で観葉植物を育てたいけど自信がないというあなたにおすすめです♪

植物のなかでは虫がつきにくいので初心者におすすめ

サボテンは他の植物に比べて虫がつきにくいので、虫の苦手な初心者が室内で育てるのに向いています。

私

私も虫は大嫌いで、育てる植物は虫がつきにくいという条件で選んでいます。

サボテンに虫がつきにくい理由は、水や肥料を与える頻度が少なく土が乾き気味で栄養も少ないからです。

しかしサボテンも生き物である以上虫がつくことはあり、新芽や若い株は注意が必要です。

害虫被害対策
カイガラムシ 
コナカイガラムシ
汁を吸うので株が弱る・歯ブラシでこすり落とす
・薬剤で駆除
ハダニ汁を吸うので株が弱る・シャワーなど勢いよく水をかける
ナメクジ削り取るように食べる・割り箸でとる
・薬剤で駆除

ナメクジは湿気が多い場所を好むので、サボテンにつきにくいですが近くに湿気が好きな植物を育てている場合は注意が必要です。

日頃からサボテンの様子を観察して、害虫が発生した場合早めに対処しましょう。

季節に合わせて置き場所を工夫すれば室内でも育つ

室内の置き場所は日当たりと風通しの良い場所を選び、夏や冬はエアコンの風が直接当たらないように注意しましょう。

夏も冬もエアコンの風が直接当たると乾燥したり、弱ってしまったりするので注意しましょう。

私

エアコンの風が直接当たると体に良くないのは、人間も植物も同じなんですね。

季節に合わせて置き場所をかえてあげると良いですよ。

季節置き場所
春・秋ガラス越しの日光があたるところ
風通し・日当たりの良いところ
窓から少し離れたところ

日光が大好きなサボテンですが直射日光は葉焼けをおこすので、日差しが強くなる午後は置く場所を移しましょう。

冬は外からの冷気でサボテンが弱るため、窓から少し離しはなれたところに置くことが大切です。

5℃以下や霜にあたると弱るので、冬は特に室内で育ててあげてください。

日光が入りにくい室内なら蛍光灯やLEDライトを使おう

日中でも室内に日光が入りにくい場合は、蛍光灯や観葉植物用のLEDライトで照らして日照不足を補うと良いです。

LEDライトはタイマー付きであれば、必要なときだけ照らしてくれるので便利で電気代の節約にもなりますよ。

蛍光灯やLEDライトで日光を補えますが、本物の日光にはかなわないので定期的に日光浴しましょう。

最低週1回以上は日当たりと風通しが良い場所に移動させてあげてくださいね♪

生育期と休眠期の特徴を理解して育てると失敗しない

良く成長する生育期と、成長が止まる休眠期の特徴に合わせて水やりや肥料を調整すれば失敗しません。

サボテン特有の特徴を理解しておくと、サボテンにとってベストな育て方ができますよ。

時期季節育て方
生育期春、秋・土の表面がしっかり乾いたらたっぷり水をやる
・適度に肥料をやる
休眠期真夏、冬・断水気味
・肥料は与えない

休眠期は根から水を吸い上げないため、水を与えると根腐れを起こす原因になるため断水気味にするのが基本です。

水やりや肥料の具体的な与え方については次の章で詳しく解説しますね。

初心者必見!サボテンが枯れる原因は葉焼けや根腐れ

サボテンが枯れるおもな原因は直射日光による葉焼けや、水の与えすぎによる根腐れが多いです。

砂漠で育つ植物なので直射日光に当てる、植物なので水をこまめにあげるなどの育て方をすると枯れます。

サボテンが枯れる原因を紹介します。

葉焼け
  • 原因:直射日光が当たり葉が変色する
  • 対策:日差しの強い午後は直射日光を避ける場所へ移動

サボテンは暑さに強い植物ですが、直射日光に長時間当たると表面が傷むので注意しましょう。

根腐れ
  • 原因:水やりが多い、鉢が大きい
  • 対策:土がしっかり乾いてから水をやる、適切なサイズの鉢を選ぶ

水やりが多いと根が腐り、水分や栄養が吸い上げられず枯れますし、大きすぎる鉢は土が多く乾きにくいので根腐れします。

水切れ
  • 原因:水やりを控えすぎて長期間忘れて枯れる
  • 対策:適度に水やりする

冬は月1回程度の水やりで良いともいわれるため忘れてしまうので、スマートフォンのカレンダー機能を利用して水やりするのもおすすめですよ。

こちらのサボテンは小型サイズなので置き場所に困らず、天気の良い日は日光浴させるにも移動が簡単です。

お子様やペットがいるご家庭は大きな観葉植物を置けずにあきらめることも多いですが、小型サイズなので手の届かないところに飾って楽しめます。

育てやすくお値段もお手頃なので、サボテンをはじめて選ぶあなたにぴったりですよ♪

サボテンの育て方は水やりが肝!季節や時間帯で調整

サボテンの育て方で水やりはとても重要で、生育期の春や秋は乾燥したらたっぷり与え、休眠期の真夏や冬は断水気味にするのがポイントです。

初心者がサボテンの育て方で失敗しやすいポイントが水やりなので、季節に合わせたサボテンにとってベストな育て方をしましょう。

サボテンの水やりを季節別に表にしました。

季節タイミング時間帯
春・秋土が乾いたらたっぷり午前中
土の表面が乾いて2〜3日してから夕方涼しくなったら
1カ月に1回程度昼間の気温が高い時間帯

サボテンは暑さには強いですが、実は湿気が多い日本の気候は苦手です。

上記の表にあるように水やりする時間帯も重要なので次に説明しますね。

水やりする時間帯も季節に合わせて調整するのが大切

サボテンの水やりは春と秋は午前中、夏は夕方以降、冬は日中と季節によって時間帯を調整することが重要です。

春と秋午前中に水をあげるのは、植物が光合成するときに水分が蒸発し、一番水を必要とするからです。

夏は気温が高い昼間に水をやると、株が蒸れて傷む原因になるため夕方の涼しい時間帯に水やりします。

冬は朝や夜など気温が低い時間帯に水やりすると、水を含んだ土が冷えて根を傷めてしまいます。

特に冬の冷たい水は根にダメージを与えるので、15℃くらいのぬるま湯にしましょう。

サボテンの水やりは季節や時間帯を考慮してあげることを理解すれば、初心者でも上手に育てられそうですね♪

私

サボテンの育て方で水やりはとても大切なことが分かりました。

休眠期に肥料を与えると枯れる原因になるので注意

肥料を与える場合は生育期の4月〜7月、9月〜10月とし、成長がストップしている休眠期は避けましょう。

初心者の場合肥料を与えておけば元気に育つだろうと思うかもしれませんが、肥料をやりすぎるとサボテンは枯れてしまいます。

基本的にサボテンはあまり肥料を必要としませんが、元気がないときや植え替え時には少量ずつ与えましょう。

サボテンの肥料
  • 緩効性化成肥料
  • 与えるのは生育期や植え替え時

緩効性化成肥料は数カ月にわたりゆっくりと栄養補給するのでサボテンに適しています。

サボテンの育て方は土や鉢を適切なものに植え替えよう

サボテンを購入したら、サボテン用の土と一回り大きな鉢を準備して植え替えましょう。

購入したときはプラスチックのポットやビニールカップに入れられていることが多く、サボテンにとって窮屈で水はけも良くないです。

これから成長するサボテンに適した環境づくりをしてあげましょう♪

サボテンに適した土とは
  • 水はけが良い
  • サボテン用の培養土

土は自分で配合するのは難しかったり、手間がかかったりするので初心者はサボテン用の培養土を選ぶと簡単です。

ホームセンターや園芸店で購入できますが、ネットで購入すると持ち運ばずにすむので楽ですよ。

鉢を選ぶポイント
  • 一回り大きいサイズ
  • 底穴が空いている
  • 深さが浅い
  • 素材や好みのカラー

鉢が大きすぎると、土がたくさん必要となり乾きにくく蒸れやすいため、サボテンの一回り大きなサイズを選びましょう。

サボテンの育て方で水はけが良いのは肝心なので、必ず底穴が空いていて、深さが浅い鉢を選ぶことが重要ですよ。

素材は黒のプラスチック鉢は水はけが良く、土の内部温度を高めに維持できるためサボテン愛好家でも人気があります。

私

お気に入りの鉢でサボテンを育てるのが楽しみです♪

サボテンの植え替えは生育期直前に行うのがおすすめ

サボテンの植え替えに適した時期は春なので、生育期直前の3月〜4月に行うと健康に育ちやすいです。

植物にはそれぞれ適した植え替え時期があり、サボテンは生育期の前が良いですよ。

目安は1〜2年に1回程度で植え替えのタイミングは以下の通りです。

植え替えのタイミング
  • 購入時
  • サボテンと鉢のサイズのバランスが悪くなったとき
  • 鉢の底から根が出てきたとき
  • 土が水を吸わなくなった

植え替えで必要なものを紹介します。

準備するもの
  • 一回り大きな鉢
  • サボテン用の培養土
  • 緩効性の粒状肥料
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石

鉢底ネットや、鉢底石は土の漏れを防ぎ、余分な水を排水するのでぜひ準備してくださいね。

サボテンの植え替え方
  • STEP①
    鉢穴に鉢底ネットを敷く
  • STEP②
    鉢底石を入れる

    鉢底が見えなくなる程度

  • STEP③
    鉢の8分目まで土を入れる
  • STEP④
    緩効性化成肥料を混ぜる
  • STEP⑤
    土の中央に穴を開けて、やさしくサボテンを植える
  • STEP⑥
    根がなじむまでガラス越しの日当たりの良い場所に置く

植え替え後の育て方を次に説明します。

根がなじむまで水やりや置き場所に十分注意しよう

植え替え後の育て方で大切なポイントは、1〜2週間は根がなじんでいないので直射日光を避け、水やりを控えることです。

植え替えは必要な作業ですが、サボテンにとっては負担が大きいので以下の点に注意しましょう。

植え替え後のサボテン注意点
株や根が弱っている直射日光を避け、柔らかい日差しのある場所に置く
水を吸う力が落ちている根腐れをおこすので水やりをしない

植え替え後サボテンは根を乾かす必要があるので水やりしないのがポイントです。

サボテンの育て方でおすすめはお気に入りを選ぶこと

サボテンは育て方が簡単なので初心者に向いていますが、種類が豊富なのでお気に入りを選ぶところから始めましょう。

園芸店に行ってサボテンをみると種類が豊富で、どれを選べば良いか迷って結局購入せずに帰るという経験がありました。

まずは自分が育ててみたい、ときめいたり、癒やされたりするようなお気に入りのサボテンを見つけることから始めてみましょう。

初心者が室内で育てやすいサボテンを紹介していきます。

タイプを掴めば自分のほしいサボテンを選びやすい

サボテンは種類が豊富なためサボテンのタイプを知り、好みやインテリアに合わせて選ぶのがポイントです。

2000種類以上もあるといわれるほど種類豊富なので、選ぶポイントが分からなければ迷ってしまいますよね。

サボテンを選ぶポイントは
  • サイズで選ぶ
  • トゲのタイプで選ぶ
  • 花が咲くかで選ぶ

サイズは小型・中型・大型の3つに分類されます。

サイズ置き場所特徴
小型・窓際やデスクなど
・狭い場所でも置きやすい
・複数並べてディスプレイ
・寄せ植えでアレンジしやすい
中型・棚やカウンター
・インテリアのアクセントになる
・大きくなりすぎない
・室内でも育てやすい
大型・リビング・インテリアのメインになる
・存在感がある

それぞれのサイズに魅力があるので、あなたが育てやすいサボテンを選ぶと良いですね。

トゲがない・柔らかい
  • 触り心地も見た目もソフト
  • 水やりや手入れのとき痛くない
  • 初心者・子どもやペットがいても安心

サボテンを育てたいけれどトゲが痛そうでためらっている場合、トゲがないか柔らかいタイプを選ぶのがおすすめです。

トゲが硬い
  • サボテンらしい力強さがある
  • トゲを強くするには育て方にコツが必要
  • 触れるとけがをするリスクがある

トゲが硬くて立派なタイプはサボテンらしさを求めている場合ぴったりですが、小さなこどもやペットがおられるご家庭は置き場所に注意が必要です。

花が咲く
  • 多くの種類で花が咲く
  • 開花時期が品種によりさまざま

多くの種類で花が咲きますが、毎年咲くとは限らず「咲くのは何十年後」や「サイズが〇〇cmになったら咲く」など開花時期に差があるため要チェックです。

初心者が育てやすくインテリア映えするサボテン8選

サイズ・トゲの有無・花が咲くかのポイントを念頭に置き、自分の好きなサボテンを選ぶのがおすすめです。

初心者でも育て方が簡単なおすすめのサボテンを紹介します。

名前形やトゲの特徴おすすめポイント
ウチワサボテン・トゲが柔らかいが刺さると抜けにくい
・うさぎの耳のような形で「バニーカクタス」
・寒さや乾燥に強い
・夏に黄色の花が咲く
バンザイサボテン・トゲがない
・バンザイしているようにみえる
・子どもやペットがいても安心
・縁起物でプレゼントにも良い
金晃丸・金色のトゲがきれい
・最初は球状で成長すると柱状
・上手に育つと花が咲く
・トゲが柔らかく扱いやすい
兜丸・丸い形がかわいい
・トゲはない
・春〜夏に黄色の花が咲く
明日香姫・花を咲かせたような白いトゲがかわいい
・雪をかぶっているようにも見える
・春になると黄色の花が咲く
緋牡丹・ロウソクに火がともったような姿
・赤・ピンク・黄色などカラフル
・インテリアや寄せ植えにOK
短毛丸 ・トゲが短い・きれいな花が咲く
象牙丸・象の牙のようなトゲが特徴
・硬そうな見た目だが柔らかい
・大きく鮮やかな花が咲く
私

散歩中、サボテンの花を見かけるのですが本当にきれいですよ♪

まとめ

  • サボテンは過酷な環境でも水を蓄えられる多肉植物であるため、毎日水やりする必要がなく育て方が簡単で初心者におすすめ
  • 他の植物に比べてサボテンは虫がつきにくいため、虫が苦手な初心者でも育てやすい
  • 室内の置き場所は日当たりと風通しの良い場所を選び、夏や冬はエアコンの風が直接当たらないように注意する
  • 良く成長する生育期と、成長が止まる休眠期の特徴に合わせて水やりや肥料を調整すれば失敗しない
  • サボテンの水やりは、生育期の春や秋は乾燥したらたっぷり与え、休眠期の真夏や冬は断水気味にするのがポイント
  • 水やりは春と秋は午前中、夏は夕方以降、冬は日中と季節によって時間帯を調整することが重要
  • 肥料を与える場合は生育期の4月〜7月、9月〜10月とし、成長がストップしている休眠期は避ける
  • サボテンの植え替えに適した時期は春で、植え替え後1〜2週間は根がなじんでいないので直射日光を避け、水やりを控えることが大切
  • サイズ・トゲの有無・花が咲くかのポイントを念頭に置き、自分の好きなサボテンを選ぶのがおすすめ

サボテンの育て方は室内なら日当たりと風通しが良い場所に置き、季節に合わせて水やりすれば初心者でも簡単ですね。

お部屋のインテリアや癒やしになる植物を探しているなら、育て方が簡単で種類豊富なサボテンがおすすめですよ♪

この商品には育て方や増やし方が書かれた取扱説明書が入っているので、初心者でも安心して育てられます。

花が咲くタイプのサボテンを探しているなら、緋牡丹は小さなかわいい花が咲くのでうってつけですよ。

仕事や家事で忙しく疲れていてもピンクのかわいい姿を目にすれば癒やされ、家の中も明るい雰囲気にしてくれるでしょう。

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