注文住宅を購入したいと考えているあなたは、一度住宅展示場に行ってみてはいかがでしょうか?
住宅展示場に足を運ぶことで各ハウスメーカーのモデルハウスを効率良く体感でき、自分の目で建てたい家のイメージを深められますよ!
これから家づくりをするあなたにぜひ活用してほしい住宅展示場ですが、予約なしで見学に行っていいのか気になりますよね。
住宅展示場は予約なしで行っても問題はありませんが、担当者から詳しい説明が受けられなかったり、予約特典がもらえなかったりする場合があります。
基本的には丁寧に対応してもらえますが、年収やマナーに問題があると営業担当者に相手にされない可能性もあり注意が必要です。
住宅展示場の見学を予約なしと予約ありどちらで行くべきか詳しく紹介し、実際に行く際の注意点もお伝えします。
住宅展示場は予約なしでも行けるが損する可能性あり!
住宅展示場に見学に行く際に、事前に予約をすべきなのか、予約なしで行っていいのか悩みますよね。
住宅展示場の見学は予約なしでも可能ですが、混んでいる場合に気になる住宅の見学ができなかったり、新人の営業担当者がつき専門の説明が受けられなかったりとデメリットがあります。
予約してから来ていただくと案内もスムーズです!
また、予約して行くと来場者プレゼントの特典がもらえるなどメリットもありますので、事前に行きたい住宅展示場が決まっている場合は事前予約をおすすめします。
予約ありなしそれぞれのメリットとデメリットを調べましたので、これから住宅展示場に行こうと考えているあなたは参考にしてくださいね。
住宅展示場は予約しないで見学OK!暇つぶしの人も多数
基本的に住宅展示場は事前に予約をしなくても見学可能ですので、難しく考えず足を運んでも問題ありません。
定休日以外は基本的に開場しており、急に時間が空いて暇つぶしをしたいときやちょっと覗いてみたいと思ったときに利用可能ですよ。
注文住宅に興味はあるけれどどこから家づくりを始めていいのか悩んでいる場合、まずは予約なしで住宅展示場に行って、モデルハウスを見学するのもいいですね。
ただし、予約なしで行くと自由に見学はできますが、担当者の説明を受けられなかったり、イベントなどで混雑している場合は入場できなかったりする可能性があります。
本格的に注文住宅を建てたいと考えているあなたは予約をして住宅展示場に行くのがおすすめです。
予約しないデメリットは専門家の説明が受けられない
もし迷っているハウスメーカーがあるなら、予約なしで住宅展示場に行くと担当者がおらず、しっかり専門家の説明が受けられない可能性があります。
具体的にハウスメーカーを比較したいときには、事前に予約して住宅展示場に行きましょう。
その他にも予約をしないで住宅展示場に行くデメリットがたくさんありますので、紹介します。
どのモデルハウスも営業業担当者の人数に限りがあり、土日やイベント開催時など混雑している時間帯は予約をしていないと後回しにされたり、入場ができなかったりする可能性があります。
また、住宅展示場自体が定休日で閉まっているかもしれませんので、事前に確認が必要です。
モデルハウスは追加料金が必要な上位グレードの仕様で作られていることが多く、予約なしで見学する場合、担当者の説明がなく標準仕様がわからないままになる場合があるため注意してください。
グレードアップの仕様を見すぎて理想が高くなってしまいました…。
事前予約なしで見学に行くと、経験が浅い新人営業やアルバイトが担当につく可能性が高くなり、スムーズな対応が期待できない場合があります。
せっかく見学に行ったのに知識不足で十分な説明を受けられなかったり、あなたの要望に対して効果的な提案をしてもらえなかったりすると困りますね。
個人差はありますが、新人では値引きなどの判断ができない場合があります。
展示場によっては託児サービスを利用できるところもありますが、来訪予約が必須となりますので、子どもを預けてじっくり見学したいときは事前予約が必須となりますよ。
具体的に話を聞きたいハウスメーカーがある場合は、予約をして住宅展示場に行くのをおすすめします。
見学予約すると特典や丁寧な接客を受けられるメリット
住宅展示場の見学を事前に予約すると、来場者プレゼントなどの特典や、ベテランの営業担当者が丁寧に接客してくれるメリットがあります。
有名店のお菓子やクオカードがもらえました!
特典目当てで見学するのを推奨するわけではありませんが、目当てのハウスメーカーがあるのなら予約して行くのがお得ですね。
予約をして住宅展示場に行くと、事前に準備をして営業担当者が対応してくれますので案内や説明もスムーズに受けられます。
予約時のアンケートの回答に沿ってあなたの希望に合った資料や提案をしてもらえるのはうれしいですね。
予約しておくと土日や祝日であっても優先的に見学が可能ですので、住宅性能や設備グレードなど気になる部分をしっかり解説してもらえますよ。
光熱費や住宅ローンの費用を算出してもらえる場合もあり、本気で注文住宅を考えているならぜひ予約して見学に行きたいですね。
住宅展示場に予約を入れると後日営業を受ける可能性も
予約をして住宅展示場に行くといろいろなメリットがあるとお伝えしましたが、デメリットがあるのか気になりますよね。
予約する際には氏名や住所のほか、電話番号などの個人情報を記入する必要があり、それを元に後日営業電話やダイレクトメールが届く可能性が高くなります。
もし電話や訪問で営業を受けたくない場合、備考欄などに「連絡は電話ではなくメールでお願いします」などと記載しておくと安心ですね。
事前に予約をするとスケジュールが固定されるため、仕事やプライベートが忙しく、スケジュールの変更が多いあなたにとってはデメリットになります。
また、見学予約をすると購買意欲が高いと思われハウスメーカーの担当者は熱心に対応してくれますので、1軒のモデルハウスの見学に時間がかかる可能性があります。
1軒の見学にかなり時間がかかって疲れました…。
1日で複数回る場合、余裕のあるスケジュールで予約してください!
熱心で丁寧な対応はうれしいですが人によっては強引な営業に感じますし、年収などの個人情報を聞かれることに抵抗を感じるかもしれません。
私自身予約をして住宅展示場に見学に行きましたが、とても丁寧な接客でそのハウスメーカーで注文住宅を建てたい気持ちが高まりました。
ですがその後の営業電話が多く、事前に電話連絡を断っておけば良かったと後悔しています。
ハウスメーカーの営業などを断りたいあなたは「ハウスメーカーを断るメールは意思表示が大事!長引かせないポイント」の記事を参考に、メールを送ってみてくださいね。
住宅展示場を予約するなら事前準備で希望をまとめる
予約せずに住宅展示場に行く場合も、予約して行く場合も、せっかく見学するなら実りある時間にしたいですね。
見学に行く前に家族でどんな家に住みたいのかを話し合い、注意して見るべきポイントを決めるなど、事前準備しておくとモデルハウスを無駄なく見学できますよ。
実際に予約する場合、住宅展示場とハウスメーカーどちらの公式サイトから予約するのかによって特典が異なる場合がありますので、注意が必要です。
事前に確認すべき内容と見学時のポイント、実際の住宅展示場の予約から見学までの流れも紹介します。
見学に行く前に家族で住みたい家の条件を確認する!
住宅展示場に見学に行く前に、あなたを含め家族がどんな家に住みたいのかをしっかり確認し、絶対に外せない条件を洗い出しておきましょう。
希望があやふやでは営業担当者も適切なアドバイスや提案ができませんので、家族で話し合って事前準備しておくと安心です。
予約して住宅展示場に行く場合でも時間には限りがありますので、知りたいことや気になることをまとめ、営業担当者にすぐ質問できるよう準備しておきましょう。
標準仕様との違いや、費用について知りたいです!
特殊な希望がある場合もご相談ください。
モデルハウスの見学は見るポイントも多く、1軒見学するだけで疲れてしまいますので、事前に検索して気になるハウスメーカーを多くても3社程度に絞るのがおすすめです。
あらかじめインターネットなどでハウスメーカーの特徴を調べ、見学したい会社やポイントを絞り込んでおくと質問もしやすくなりますよ。
見学時は工法や住宅性能をチェックするのがポイント
モデルハウスを見学する際に、どこのポイントを見たらいいのか悩みますよね。
ハウスメーカーにはそれぞれ工法や住宅の性能に特徴がありますので、どの工法を選べばあなたの希望の住宅を建てられるかしっかり確認すると、理想の家を建てられますよ。
短い時間内にすべてを見て回るのは難しいですので、チェックポイントや注意点を押さえて効率的に見学したいですね。
私が見学に行ったときは事前準備を怠ったため、モデルハウスをただ眺めているだけになってしまい、もったいない時間を過ごしてしまった!と後悔しています。
あなたが家事をするなら水回りの機能は便利な方がいいですし、窓の高さやコンセントの位置で掃除のしやすさも変わってきますので、しっかりチェックしましょう。
webから見学を予約し気になる物件を絞って再訪問する
実際に住宅展示場に見学に行く際は、まずインターネットから見学予約を入れ、当日見学後、気になるハウスメーカーに再訪問をするとスムーズです。
数回訪問すると本格的に家を建てる時期やローンについてなど、具体的な話に移りますので営業担当者と相談して注文住宅を作っていきましょう。
- STEP1Webサイトから来訪予約を行う
質問欄があれば、聞きたいポイントを記入しておくと当日スムーズ
- STEP2当日住宅展示場を見学する
1社あたり2~3時間が目安
- STEP3気になるハウスメーカーに再訪問の予約を行う
1~3社に絞り、再訪問して具体的に考えていく
見学したいハウスメーカーが決まっていれば公式サイトから予約ができますし、もしまだ決まっていない場合は近隣の住宅展示場を検索して、気になるモデルハウスを見つけるのもいいですね。
事前予約は住宅展示場の公式サイトまたはハウスメーカーの公式サイトのどちらからでも可能ですが、予約特典の内容が異なることがありますので注意が必要です。
両方受け取ることはできないため、どちらかあなたがほしい特典を選んで予約してください。
住宅展示場を予約して見学後は家族で意見を共有する
住宅展示場を見学して得た情報は、実際に注文住宅をたてるために生かせるよう情報を整理し、家族と意見や感想を共有しておくと今後に生かせます。
せっかく予約して見学したのであれば、気になるハウスメーカーのアンケートには積極的に回答し、新しい有益な情報があれば入手できるようしておきたいですね。
実際に住宅展示場へ行った人の口コミも賛否ありましたので、あなたが見学に行く際に参考にしてください。
展示内容について家族で感想を話し合い情報を整理する
展示内容から受ける印象は人によって大きく異なりますので、家族全員が納得できる家を建てるためにも住宅展示場の見学後は家族で意見や感想を共有しましょう。
あなただけでは見落としていたポイントに気が付いたり、妥協点や妥協できない点を見つけたりと家を建てる過程も大切な思い出となりますよ。
カタログやメモを整理して、気になる設備や間取り、担当者の印象などをまとめると情報が整理でき、本当にそのハウスメーカーでいいのか考える時間がもてます。
気になる部分があれば再予約をしてもう一度見学に行き、疑問を解消するのもいいですね。
家族で住む家なのでしっかり話し合いたいです!
早期契約すると特典がつくなどと営業担当者に言われた場合も、一生に一度の大きな買い物になりますので、即決するのは避けしっかり考えてから結論を出すのをおすすめします。
住宅展示場では営業の雰囲気や実際の設備が確認可能♪
住宅展示場のモデルハウスは価値観や得意なデザインを知るのに有効で、実際に取り入れたい設備を見られたので参考になったという口コミがありました。
良かった口コミと悪かった口コミをまとめましたので、見学の際の参考にしてくださいね。
営業マンの雰囲気や各ハウスメーカーの特徴がわかりました!
家に取り入れたいと思っている設備を見られました!
モデルハウスの外観や内装などの一部分を参考にでき、住宅展示場に行って良かった!という口コミです。
予約をすると、その見学時の営業担当が実際に注文住宅を作るときも担当となる場合が多いので、自分に合った担当者なのか見極められるのはうれしいですね。
モデルハウスは建てる家と違いすぎて参考にならない
各ハウスメーカーの最高グレード仕様のモデルハウスを見ただけでは、実際に建てたい家のイメージを膨らませるのは難しいという口コミがありました。
住宅展示場のモデルハウスは延床面積50~80坪で設計されているのですが、一般的な2階建ての住宅は30~40坪になります。
30~40坪の家が見たかったです。
実際の家のイメージとかけ離れていました。
モデルハウスの一部分を参考にしたいと思っても、見学に行くとつい家全体を見てしまい、なかなか自分の建てる家の参考にするのは難しいですよね。
そんなあなたは実際に建てた注文住宅を見学できる完成見学会に参加するのはいかがでしょうか?
完成見学会ではモデルハウスとは違った等身大の家づくりを体験でき、採用している住宅設備や部屋の動線などをしっかりチェックできます。
ハウスメーカーによってはモデルハウスへの宿泊体験ができる会社もありますので、契約前に体験するのもいいですね♪
住宅展示場で相手にされない原因は年収やマナー問題
住宅展示場では、予約ありの見学だけでなく予約がなくても誠意を込めて対応してもらえることが多いですが、見学者に問題があるときは営業担当者に相手にされない場合があります。
せっかく時間を取って住宅展示場に見学に行くのであれば、円業担当者にしっかり対応してもらいたいですよね。
あなたがいやな思いをして時間を無駄にしないようそれぞれなぜ問題があるのか、どうすればいいのかを紹介します。
混み合う日は予約がないと相手をしたくてもできない
土日や祝日、イベントが開催されている日など住宅展示場が混み合っている場合は、事前予約をして来訪した客の対応が優先となります。
住宅展示場の営業担当者も忙しく、予約をせずに見学しに来た客の相手をしたくてもできない状態になります。
現場の人数にも限界があるため申し訳ありません。
また、明らかにイベント目的で、モデルハウスにまったく興味がなさそうだと判断されると相手にされない場合があります。
イベントは楽しみたいがモデルハウスもしっかり見たい!と思っているあなたは、アンケートに答えたり積極的に見学時間を取ったりするなど、営業担当者に本気の気持ちが伝わるようにしましょう。
予算や年収が低いと本当に建てたいと思ってもらえない
住宅展示場で見学する際は、アンケートなどで予算や年収について答えることが一般的で、あまりにも予算や年収が低いと、建築自体が難しいと判断される場合があります。
大手のハウスメーカーになるほど年収が低いと家を建てるのは難しくなります。
年収300万円以下だと低所得者と見られ、相手にされない可能性が高くなってしまうため注意が必要です。
また、建築時期が不明瞭だったり、どんな質問に対しても返事があいまいだったりするなど、住宅を建てたい気持ちが伝わらないと営業担当者も提案や案内ができません。
事前に注文住宅の平均価格や費用相場をチェックし、ある程度予習してから住宅展示場に行くとあなたの本気が伝わりますよ。
見学時のマナーが悪いと今後のやり取りにも悪影響!
飲食しながら部屋を見学したり、子どもが家具を傷つけようとするのを注意しなかったりするなど、モデルハウスの見学時にマナーの悪い人がいます。
住宅展示場のモデルハウスはハウスメーカーにとって大切な商売道具ですので、マナーが悪い見学者の相手はしたくないのが営業担当者の本音です。
事前予約ですが、託児サービスもぜひご利用ください!
もしそのハウスメーカーと契約する場合、見学時の営業担当者とは長い付き合いになる可能性もあり、その後のやり取りにも悪影響となるため、マナーを守って見学してくださいね。
まとめ
- 定休日以外は住宅展示場は基本的に開場しており、暇つぶしや覗いてみるだけなど、事前予約なしでも見学が可能
- 迷っているハウスメーカーがある場合、予約なしで住宅展示場に行くと担当者がおらず、しっかり専門家の説明が受けられない可能性がある
- 住宅展示場の見学を事前に予約すると、来場者プレゼントなどの特典や、ベテランの営業担当者が丁寧に接客してくれるメリットあり
- 見学予約時に氏名や住所のほか、電話番号などの個人情報を記入する必要があり、それを元に後日営業電話やダイレクトメールが届く可能性が高くなる
- 住宅展示場に見学に行く前に、自分や家族がどんな家に住みたいのかをしっかり確認し、見学後に意見や感想を共有すると良い
- ハウスメーカーにはそれぞれ工法や住宅の性能に特徴があり、どの工法を選べば希望の住宅を建てられるかしっかり確認が必要
- 実際に住宅展示場に見学に行く際は、まずインターネットから見学予約を入れ、当日見学後、気になるハウスメーカーに再訪問する
- 各ハウスメーカーの最高グレード仕様のモデルハウスを見ただけでは、実際に建てたい家のイメージを膨らませるのは難しい
- 住宅展示場では予約がなくても誠意を込めて対応してもらえることが多いが、見学者の年収やマナーに問題があるときは営業担当者に相手にされない場合もある
まず一度自分の都合のいいタイミングで住宅展示場へ行ってみたい!各ハウスメーカーの印象を確認したい!と考えるあなたは予約なしで見学に行って、広く情報収集するのもおすすめです。
モデルハウスを隅々まで見て詳しく説明を聞きたい場合や、土地探しや資金計画の立て方など聞きたいことに目星がついている場合は、予約をして見学に行くとスムーズに疑問が解消できます。
住宅展示場はあなたの注文住宅を建てるお手伝いをしてくれる場所ですので、上手に使って理想の家づくりを実現してくださいね。
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