寝室をおしゃれなホテルライクに!設計からインテリア選びまでを解説!

家づくり

高級感があるホテルライクな寝室に憧れがあっても、部屋をコーディネートする方法が分からないですよね。

新築やリノベーションでは設計段階からこだわることができますが、模様替えでホテルライクな寝室づくりをする場合はおしゃれなインテリアを使うことが重要です

範囲の広い壁紙や床材、寝室の顔であるベッドや寝具は、ホテルライクな雰囲気づくりの大切なアイテムです。

「寝るだけだから」とつくった我が家の寝室はおしゃれとは言えず、ホテルライクだったらもっと特別な空間になっていたと感じています。

この記事では、ホテルライクをテイスト別に紹介し、新築やリノベーション、模様替えの場合の寝室づくりを詳しく解説しています。

日常生活を送る自宅に、非日常生活を感じる癒やしの空間をつくってみませんか?

寝室をおしゃれなホテルライクに♪4つのタイプを紹介!

寝室は寝るだけの場所ではありますが、その日の疲れを癒やし明日への英気を養う場所でもあり、一日の三分の一を過ごす場です。

自宅の寝室をホテルライクな空間にすることで、日常を過ごす家でありながらも、非日常を味わえる特別な場にすることができますよ。

ホテルライクにもさまざまなスタイルがあるので、自分の好みのタイプを見つけることでよりリラックスできる寝室になります♪

寝室をホテルライクな空間にすることのメリットや、ホテルライクのテイストについて詳しく解説します。

ホテルライクな空間の特徴は高級感と統一感があること

ホテルライクな空間とは、「ホテルのような」という意味で清潔感やスッキリとした統一感、高級感を兼ね備えたリラックスできる空間のことです。

一般的なホテルの部屋をイメージすると、部屋の真ん中にベッドがあり、その周りにテーブルやチェア、間接照明などのインテリアがあります。

ベッドが部屋の顔とも言えるので、家でホテルライクな空間をつくりたい場合、寝室をホテルライクにするのが一番簡単です。

ホテルライクな空間の特徴
  • 生活感がない
  • 統一性がある
  • 高級感とデザイン性がある
  • くつろげる

モデルルームのように無駄なものがなく清潔な状態は、非日常的な空間を演出するので、そこでの生活を感じさせない効果があります。

家具の色と配置に統一感があることが大切で、直線状、左右対称、対角線上など、規則的なルールに沿って家具を配置するとスッキリとした印象を与えますよ。

部屋のコンセプトやテーマカラーがあると、家具や小物を揃えやすいので自分が好きなテイストを知っておくことが必要です。

「ラグジュアリー感」は、メインとなるベッドだけでなく、家具やカーテン、小物などの細かいところまで上質なデザインの物を取り入れてつくりだしています。

ホテルの部屋は照明、家具のカラーや寝具の素材にこだわることでくつろぎの空間をつくりだしているので、寝室における照明、家具、寝具選びは重要になってきます。

寝室をおしゃれでくつろげるホテルライクな空間にできると、家に帰るのが楽しみになりそうですよね♪

おしゃれだけではない!ホテルライクな寝室のメリット

ホテルライクな寝室は、おしゃれなだけでなく、機能的でお手入れがしやすいというメリットもあります。

ホテルライクな寝室のメリット
  • ホテルにいるような非日常を味わいながらリラックスができる
  • おしゃれでデザイン性が感じる部屋に気分が満たされる
  • 部屋がシンプルにまとまっているので機能的で掃除がしやすい

ホテルの部屋は生活感がないのに居心地が良く、間接照明で落ち着く空間を演出したり、美しいインテリアで人をリラックスさせたりしています。

デザイン性が高い家具や小物に囲まれた生活は、「自分は今おしゃれな部屋にいる」という心の満足感も与えてくれるのです。

余計な物がないのは掃除をする場所も減るので、ホテルライクな部屋はお手入れや掃除がしやすいというメリットもあります。

おしゃれなのに、お手入れや掃除がしやすいのは理想だわ♪

重厚感を感じられる家具や上質なインテリアなどは高価な物が多いので、こだわり過ぎると費用が掛かるというデメリットもあるので注意が必要です。

タイプ別にホテルライクを解説!家具の素材と色に着目!

高級ホテルの客室をイメージしても「リゾートホテル」「デザイナーズホテル」「高級旅館」では部屋の雰囲気が全く異なりますよね。

「モダン」「和モダン」「リゾート」「ラグジュアリー」の4つのタイプについて、それぞれの特徴と演出するためのコツについて解説します。

モダンスタイル

すっきりしたインテリアで都会的で上品な雰囲気。見た目がカッコいい。

シンプルなデザインのアイテムを中心にコーディネートして、部屋全体を飾り気の少ないデザインに統一するとスッキリした印象になります。

和モダンスタイル

落ち着きのある癒やしの「和」とスタイリッシュな「モダン」の融合

布団をイメージさせる背の低いシンプルなベッドに、好みのテイストの小物を合わせてコーディネートします。

フローリングには和風の小物、畳には洋風の小物というように、和と洋を組み合わせることがポイントです。

ビーチリゾートスタイル

開放感とリラックス感が味わえる。爽やかで涼し気な雰囲気。

背の低い家具を置き、できるだけ床に物を置かないことで開放感を演出し、ビーチを連想するアートや観葉植物で、海沿いの爽やかさをコーディネートします。

ラグジュアリースタイル

上品で落ち着いた印象。贅沢な気分を味わえる。

照明にこだわり、間接照明を使い部屋の一部をふんわりと照らし、ベッド周りは光沢感のあるリネンを使うことで高級感アップさせることができます。

理想のホテルライクスタイルが決まったら、インテリアの素材やカラーにこだわると雰囲気づくりができますよ。

家具や小物の素材カラー
モダンガラス、金属、プラスチックなどの無機質な素材白、黒、グレー
アクセントカラーを入れるとおしゃれ
和モダン木材、畳、障子、和紙、竹、陶器など和風の自然素材ベージュ、ブラウン
日本伝統色などくすみのある自然の色
ビーチリゾート木、麻、とう(ヤシ科のつる)などの自然派の素材ブルーやグリーン
自然をイメージする色
ラグジュアリーダークブラウン系の木目調
ウォールナットやオークがおすすめ
シルバーやゴールドをアクセントカラーに入れて高級感を出す

気になるテイストはありましたか?

自分がイメージする「ホテル」のデザインや、理想とする雰囲気を決めてから部屋づくりを始めるようにするとスムーズに行えます。

寝室をおしゃれにレイアウト!ホテルライクな部屋の設計術

新居やリノベ―ジョンでホテルライクな寝室づくりをする場合は、部屋の設計段階からこだわることをおすすめします。

後からは簡単には変えられない、部屋の広さや天井の高さ、床材、窓の位置などのレイアウトをこだわることで、自分の理想の雰囲気づくりができます。

私は新居の設計をする時に「収納力」「費用を抑える」を重視した寝室づくりをしたので、使い勝手は良いですが特徴はありません。

もう少しおしゃれな空間づくりにもこだわればよかったわ。

自分のイメージを詳しく設計士に伝えられるように、ホテルライクな寝室づくりの設計時にこだわるポイントを解説します。

部屋の広さはゆとり設計を!ポイントは人数とベッド数

ホテルのようなゆったりとした広さや空間が欲しいので、1人なら6畳以上、2人以上で使用するなら8畳以上が理想の広さです。

部屋の真ん中にベッドを置くとホテルライクな雰囲気を作れますが、意外と圧迫感が出るので、6畳と8畳にベッドを1台置いた時の部屋のゆとり感をまとめました。

部屋の広さシングルセミダブルダブルクイーンキング
6畳××
8畳

我が家の寝室はクローゼット付きの7畳ですが、使える範囲は実質6畳、クイーンとシングル4人で寝ているのでインテリアを置く余裕はありません。

使うベッドの台数やサイズによっても部屋の広さの使い勝手は変わってきますので、使う人数を決めてから設計できるといいです。

寝室にはなるべく物を置かないように、建付けのクローゼットやファミリークローゼットを付けるなど、スッキリした空間をレイアウトしましょう。

魅力的な天井は天井高と勾配天井!ホテルライクな空間

部屋の広さが十分に取れない場合は天井を高くしたり、傾斜を付けて勾配天井にしたりすると、開放感をつくり出すことができます。

天井は壁や床と違って家具で隠れる部分がない上に、寝室では寝転がることが多いため意外と視線の中に入ってきます。

この写真は私の家のリビングで、開放感が欲しかったので勾配天井にしたのですが、実際よりも広く感じるのでおすすめです!

真ん中に構造上必要で梁1本出ていますが、天井にデザイン性が出たので気に入っています。

思わず見上げるような魅力的な天井にすると、他の部屋とは異なる特別感な印象になります。

天井を高くしたいけれど叶わない場合は、「床を濃い色にして壁や天井を薄い色」反対に、「床を薄く壁や天井を濃く」すると、天井を高く見せる効果もありますよ♪

床材は足触りにこだわって選ぶ!絨毯と無垢床とタイル

床材は直接肌に触れる機会が多いので、見た目だけではなく足触りでも選ぶと快適な部屋づくりができます。

床材といっても素材やカラーがたくさんありますが、ホテルライクな雰囲気をつくりたい場合、絨毯、無垢床、タイルや石材がおすすめです。

先日乗った豪華なクルーザーの床材がすべて明るいベージュの絨毯で、ふかふかな触り心地にセレブ気分を味わうことができました。

床材メリットデメリット
絨毯足触りがよい
冬は足元の冷え防止になる
汚れが溜まりやすい
無垢床本物の木質感と香りを感じる
調室機能がある
水に弱くメンテナンスに少し手間がかかる
タイル・石材高級感がありモダンなテイスト
耐久性がありメンテナンスが楽
施工費が他の床材より高い

絨毯は汚れが気になる場合がありますが、防ダニ効果、抗菌消臭効果、ハウスダストを防ぐ効果のある商品もありますよ♪

無垢材やタイルを採用してベッドサイドにカーペットやラグを敷くという方法もあります!

我が家の床材は無垢床ですが、足触りがとてもよく、素足で過ごすと気持ちが良いので家族みんなで気に入っています。

外の景色もインテリアのひとつに♪窓のサイズと位置

寝室における窓の役割は、適度に室内を明るくすることと、十分に換気できることで、隣家や道路から覗かれにくい高さにレイアウトすることもポイントです。

ベッドに寝転がりながら景色を楽しむのはホテルの醍醐味ですが、それが家の寝室でもできたら嬉しいですよね。

窓の種類は豊富で、約23種類もあります!

我が家は引き違い窓が一番多いですが、採光だけで開かないフィックス窓や、窓が外へ向かって開く縦すべり出し窓も採用しました。

窓枠の色も選ぶことができ、壁紙に近い色にすれば窓枠の存在を消すことができますし、額のように目立たせたい場合は壁紙と異なる色にすると良いでしょう。

窓枠を額縁にして、外の景色をインテリアの一つとして使うことができれば、素敵な空間になりますよね♪

見上げた時に眩しくない位置に照明をレイアウトしよう

寝室の照明で最も大切なことは、ベッドに寝転がった時に眩しくない位置に照明をレイアウトすることです。

ホテルの部屋が明るすぎず落ち着ける雰囲気になっているのは、間接照明を使いながら部屋を照らしているからです。

部屋の照明に使われている代表的な4つの照明の照らし方や特徴をまとめました。

照明の種類照らし方特徴
シーリングライト部屋全体を均一に照らし出す照明部屋のメインとして使われる
ダウンライト天井に埋め込み型で、照らす範囲に限りがある空間をすっきりスタイリッシュに
スポットライト狭い範囲を集中的に照らすインテリアを照らすなどポイント使いする
ペンダントライトアクセントとして使われる吊り下げ型の照明インテリア性が高い

寝室ではこれらの照明やスタンドライトなどを使うことを念頭に置いて、照明器具の位置や数を決定しましょう。

ベッドの位置を決めておけると、照明の場所レイアウトしやすくなります。

寝室におしゃれなインテリア♪壁紙ベッド照明の選び方

家具類は自分で選ぶという方法もありますが、私の経験上的確なアドバイスをしてくれるので、インテリアコーディネーターに相談することをおすすめします。

特に壁紙は部屋全体のイメージを左右するのに、種類が多く小さな見本では実際に施工した雰囲気が想像できないため専門家の意見が必要です。

部屋の雰囲気の伝え方は、自分たちの理想の寝室の画像をインテリアコーディネーターに見せるのが一番伝わりやすいです。

自分たちのイメージに合った物を何点か選んでくれるので、効率的にインテリア選びができますよ♪

壁紙のアクセントクロスにはエコカラットもおすすめ!

全体にベーシックな色を使い、家のデザインに合わせて、一部の壁の色や素材を変えるアクセントクロスを使うと雰囲気を変えられます。

内装の中でも壁の占める面積はとても大きいので、壁紙をこだわるだけでもホテルライクな雰囲気づくりに一気に近づくのです!

寝室の壁紙選びの詳しい解説は「寝室の壁紙で失敗しないコツを伝授!色やアクセントの選び方が重要」を参考にすると、壁紙選びで後悔しないで済みますよ。

我が家の寝室は全て明るいグレーの壁紙を選びましたが、キッチンやトイレに採用したアクセントクロスには視線が行くので部屋の雰囲気作りになると実感しています。

アクセントクロスは、調湿、脱臭、掃除が楽なエコカラットにするのもおすすめですよ。

エコカラットを採用したいと考えたあなたは「エコカラット玄関で失敗しないコツ!種類やアレンジ方法まで徹底解説!」も参考になるので読んでみてくださいね♪

ベッドはゆったりサイズでリラックス!贅沢な空間を

サイズは少しゆとりを感じられる大きさが良いですが、寝室に入った時に圧迫感のない台数やサイズにすることが大切です。

ベッドの種類横幅
セミシングル80cm
シングル90~100cm
セミダブル120cm
ダブル140cm
クイーン160cm
キング180~200cm

一人で寝る場合はシングルよりもセミダブルの方がゆったりと体を休めることができます。

ダブルは二人用ではありますが、一人分は70cmでセミシングルよりも狭い計算になるので、二人で寝る場合はクイーンサイズがおすすめです。

ベッドなどの大物の家具もインテリアコーディネーターに相談できますよ♪

収納付きのデザインよりも足つきのベッドフレームの方が、シンプルでスタイリッシュな雰囲気になります。

ベッドは部屋全体の印象を決める家具なので、重厚感を感じられるものにすると一気にホテルライクになります!

光を立体的に灯そう!くつろぎ空間は照明計画でつくる

天井に埋め込んであるダウンライトは、スタイリッシュでおしゃれですが、下から見上げるととても眩しいので、ベッドの上に設置するのはやめましょう!

我が家のリビングは電球色のダウンライトを採用しましたが、光を絞っても直接目に入ると眩しいです。

くつろぎ空間をつくる照明計画
  • 明るさが必要な所と、必要がない所で明暗の差をつくる
  • 低い位置にも光を配置する
  • 眩しさをおさえた暖色の電球を使う

明るさを調整できる照明や、スポットライト、ダウンライト、スタンドライトをバランスよく使って部屋に明暗のコントラストをつくるようにします。

ベッドの両サイドに左右対称になるように間接照明を置くことで、ベッドが両脇から照らされて特別な空間を演出できます。

光の重心を下げると人はやすらぎを覚えるので、ベッドの足元を照らすなど、照明の高さにもこだわりましょう。

複数の明かりを分散させて照らすことで、部屋全体を淡い光で包み込むことができます。

寝室におしゃれアイテムを♪模様替えでホテルライクに

ホテルライクな部屋は、おしゃれなインテリアを使うことが重要ポイントなので、模様替えをするだけでも今の寝室をホテルライクに変えられますよ。

実は、寝室は人の目に触れないため最もホテルライクなインテリアを試しやすい部屋といわれており、自分好みの贅沢な空間づくりができます。

おしゃれやインテリアに自信がない場合でも、ホテルライクな寝室づくりができるように詳しく解説していきますので安心してくださいね♪

上質なリネンの選び方!おしゃれなベッドグッズを紹介!

寝室の中で一番重要なアイテムはベッドで、上質なリネンやベッドの雰囲気をつくるアイテムを使うことで、さらにラグジュアリーなくつろぎ空間をつくることができます。

ホテルライクな寝室のベッドは寝る場所だけでなく、リラックスする場所でもあり、部屋全体のインテリアとしての役割が大きいです。

寝具のカラーはホワイト、グレー、ベージュなどの落ち着いた色やモスグリーンやブルーなどのアースカラーがおすすめで、無地やサテンストライプなどのあまり目立たない柄が良いです。

素材は、スーピマコットン、シルク、麻が高級感があり肌触りも良いので、心地よい布団をつくり上げることができます。

肌触り特徴
スーピマコットン
しなやかでなめらかな肌触り
希少性の高い最高級綿
丈夫で高い耐久性
シルク美しい光沢となめらかな肌触りシワになりにくい
夏涼しく冬暖かい
さらっとした肌触りで蒸れにくい洗うたびに柔らかくなる
すぐに乾く

ネット通販で購入できますが、寝具は実際の肌触りを体感して購入することをおすすめします。

リネン選びができたら、さらにラグジュアリーなベッド空間をつくるために、これから紹介するアイテムをつかってみてはいかがですか?

ベッドアイテム特徴
ベッドスローベッドの足元にかけられている帯状の布のこと
色をシーツと変えればアクセントカラーになる
細長い布なので手作りも可能
ベッドスカートベッドの足元を隠してくれるスカート状になっている布
フレーム取り付けタイプとベッドカバーと一体タイプがある
ラグジュアリーなイメージで引き出し収納など生活感があるものを隠す
ベッドスプレッドベッド全体を覆いかぶすベッドカバー
シーツや毛布、ベッドの足元を隠すので、生活感のない空間を演出する
大きな一枚布で、畳み方やかけ方を工夫することで、印象を変えられる

本来土足でベッドに上がる習慣がある海外のものではありますが、ベッドスローがかけてあることでホテルライクな感じがします。

ベッドスカートやベッドスプレッドを使えば、ベッドの下にほこりが溜まるのを防いでくれるので掃除も楽です♪

おしゃれアイテムを置いてホテルライクを引き立てる!

上質な寝具やベッドアイテムでベッドでのおしゃれな空間づくりができたら、最後は小さなおしゃれアイテムを使って、部屋全体の雰囲気をさらに引き立てましょう。

クッションやアート、チェアやサイドテーブルを飾り、香りも使うことでおしゃれでホテルライクな雰囲気を引き立ててくれます。

おしゃれアイテム
  • クッションや小さな枕
  • アートや写真
  • チェアやサイドテーブル
  • ディフューザー

ベッドの上に大きさや素材の異なるクッションや枕を置いて、空間に立体感を出して華やかな雰囲気つくる方法を紹介します。

枕やクッションの並べ方効果
スタンディング枕やクッションをベッド側から順に立てて重ねるボリューム感で豪華さを演出
スタッキング枕を寝かせたまま重ね、その手前にクッションを立たせるシンプルでスッキリした印象

色やデザインは統一感を持たせると落ち着いた印象になりますが、カバーはお手頃に手に入るので、季節や気分によって変えるのも楽しみのひとつになります。

アートや写真の飾り方
  • お気に入りの大きな一枚を飾る
  • 大小サイズの違うアートや写真をバランス良く飾る
  • ゴールドの額縁を選ぶとゴージャスな感じがアップ

枕元にアートや写真を飾ることで、部屋に入ったときに視線がアートに集中するのでアーティスティックな雰囲気を演出できます。

たくさん飾るとごちゃごちゃした印象になるので、インテリアに合わせて厳選したアイテムに絞りましょう。

チェアやサイドテーブルの置き方
  • おしゃれなチェアやお気に入りのサイドテーブルなどを組み合わせて置く
  • 上に置く物は時計やスタンドライトなど必要最低限にして、すっきりさせる

ベッド横にサイドテーブルを置くとホテルのベッドのイメージに近づき、寝る時に必要な物を置く場所としての役割もあります。

小物は上質な物を購入してもベッド程高くないので、チャレンジしやすいです。

最後は香りを楽しむリラックスアイテムで、お気に入りの香りのディフューザーを置く方法です。

種類特徴
リードディフューザースティックやストーンにアロマを垂らして吸い上げることで香りを拡散
置くだけで手軽に香りを楽しむことができる
アロマディフューザー電気を使って蒸気でアロマを拡散させる
加湿機能やライト付きなど種類が豊富

置くだけのリードディフューザーはお手軽に試せますし、アロマディフューザーは蒸気を見ているだけでも癒されそうです。

場所によって香りを変えることで、寝室の香り=リラックスと感じられるようになり、自分だけの特別な癒やし空間がつくり上げられますよ♪

まとめ

  • ホテルライクな寝室とは、清潔感やスッキリとした統一感、高級感を兼ね備えたリラックスできる空間のことで、お手入れがしやすいというメリットがある
  • 代表的なホテルライクなテイストには「モダン」「和モダン」「リゾート」「ラグジュアリー」があり、タイプに合った素材やカラーのインテリアを選ぶことがポイント
  • 後からは簡単には変えられない、寝室の広さや天井の高さ、床材、窓の位置などのレイアウトを詳しく設計士に伝えるとホテルライクな雰囲気を演出できる
  • 部屋の広さは使う人数とベッド数に合わせてゆとりをもったレイアウトにし、天井を高くしたりおしゃれな勾配天井にしたりして開放感をつくり出す
  • 床材は足触りにこだわり、外の景色をインテリアのひとつにできるように窓を設置し、眩しくない位置に照明をレイアウトする
  • 壁紙、ベッド、照明のデザインはインテリアコーディネーターに相談することで、自分のイメージに合ったアイテムを紹介してくれるため、効率よく決められる
  • 壁紙は全体にベーシックな色を使い、家のデザインに合わせて一部の壁の色や素材を変えるアクセントクロスを使うと雰囲気を変えられる
  • ベッドをゆとりある大きさにしてリラックスできるようにしたり、光を立体的に灯すことでくつろぎ空間をつくったりする
  • 重要なアイテムのベッドは、上質で肌触りの良い素材のリネンを選び、さらにベッドスローやベッドスカートを使ったり複数のクッションを並べたりして雰囲気づくりができる
  • アートやチェアやサイドテーブルなどのアイテムを飾り、香りを使うことで、おしゃれでホテルライクな自分だけの癒やしの空間を演出できる

ホテルライクな寝室が完成したら、清潔な空間を保つためにこまめに掃除をしたり、美しいベッドメイキングを心掛けたりすることで、いつでも落ち着ける空間になります。

日常生活を送る自宅に、非日常を味わえるおしゃれな空間、ゆっくりリラックスできるホテルライクな寝室があれば、毎日の暮らしがもっと素敵になりますね♪

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