羽毛布団を収納するアイデアを紹介!正しいお手入れで長持ちさせよう

暮らし

寒い冬場の就寝時に大活躍する羽毛布団は、暖かくなると次のシーズンまで収納する必要がありますよね。

しかし、収納している間にカビが生えた羽毛が潰れたりといったトラブルに備えることも必要です。

正しい方法で羽毛布団を収納し、限られたスペースを有効活用するアイデアを知ることで、次のシーズンも快適に使えるようにしましょう。

ただ羽毛布団はボリュームのある寝具なので、収納スペースに困る場合も多いようです。

そこで羽毛布団の収納方法に悩んでいるあなたのために、コンパクトに収納する時のアイデアや注意点、収納前にした方が良いことをまとめました。

次のシーズンもふわふわの羽毛布団を保つために、今回紹介する収納アイデアを試してみてくださいね!

こちらの収納ケースはほこりや湿気から羽毛布団を守り、消臭効果もある優れものです!

中身が見える透明窓が付いているので、わざわざ中身を出さなくても見つけやすく探す手間が省けますよ

羽毛布団の収納アイデアやコンパクトなたたみ方を紹介

ふわふわで暖かい羽毛布団は冬には欠かせない必需品ですが、一度ケースから取り出してしまうと元通りに収納するのは難しいですよね。

しかし、正しいたたみ方が分かれば、どう頑張っても収納ケースに収まりきらなかったボリュームたっぷりの羽毛布団を簡単に収納できますよ!

羽毛布団をコンパクトにたたむための手順やうまくたたむためのコツ解説しているので、ぜひ実践してみてくださいね。

さらに、羽毛布団が入っていた収納ケースがなくなった場合に使えるアイデアも紹介しているので確認してみましょう。

羽毛布団をコンパクトに収納するたたみ方を解説

「買った時の袋に入らない…。」「押しつぶして羽毛が駄目にならないかな…?」などの疑問や不安を抱えている場合も多いでしょう。


羽毛布団には収納ケースにきちんと収まる正しいたたみ方があるので、参考にしてみてくださいね。

羽毛布団の上手なたたみ方
  • 手順1
    羽毛を均等に広げる

    カバーを取り外してきれいにした羽毛布団の端を持って全体に振ります。
    こうすることで、羽毛の偏りがなくなりたたみやすくなりますよ。
    この時、左右の手でつかむ位置は中央から均等な距離にしましょう。

  • 手順2
    縦に三つ折りにする

    続いて広げた羽毛布団を縦に三つ折りにしてください。
    縫い目に合わせて折ると、羽毛が偏ったりへたったりするのを防げます。
    布団を叩くと羽毛が痛むので、押さえるように空気を抜きましょう。

  • 手順3
    横に三つ折りにする

    縦に三つ折りした羽毛布団を、さらに横に三つ折りにします。
    片側を折ったら、その上に膝をのせて反対側を折りましょう。

実際にたたんでみると意外と大変で苦戦するかもしれませんが、横に三つ折りする時は膝で体重をかけながら折るとスムーズにできますよ!

羽毛布団の中には空気が溜まっているため、中に空気が入っている状態だとうまく収納できません。

そこで空気を抜きながら優しく押しつぶすようなイメージでたたんでいくと、中の空気が抜けてコンパクトにたためるというわけです♪

できれば1人より2人のほうが、効率よく簡単にたためますよ。

コンパクトな収納には羽毛布団専用の保存ケースが便利

湿気を十分に発散させた羽毛布団は専用の保存ケースに入れて収納すると、羽毛布団を傷めることなくコンパクトに収納できますよ。

羽毛布団用保存ケースは羽毛布団を購入した時に布団が入っていたケースのことですが、保存ケースが手元にない場合は羽毛布団を購入した寝具店に問い合わせてみましょう。

保存ケースはないから、何か代用できるアイデアがあれば知りたいわ

手軽に買える収納グッズや家にあるものでも羽毛布団を収納できるので、収納アイデアを紹介していきますね!

◆布製の収納袋
羽毛布団の収納に使える定番アイテム。特に不織布製の収納袋は通気性にすぐれており長期収納にも向いています。「ニトリ」や「IKEA」など量販店で購入可能です。


◆シーツ、風呂敷
通気性が良く、長期収納にも向いています。簡単に洗えて繰り返し使えることもメリットです。

羽毛布団の収納には自宅に眠っている古いシーツや大判の風呂敷なども活用できるので、押入れの中を探してみてください。

最近ではさまざまな模様の風呂敷が販売されており、レトロな味わいの模様など魅力的なデザインが豊富なのでかわいく収納できますよ♪

かさばる羽毛布団はコンパクトに収納できるケースを使えば、狭いスペースでも楽に片付けられますよ♪

通気性抜群で悪臭を吸収するシートが使われているので、次に使う時もカビ臭さやほこりっぽさがなく、ケースを開けた瞬間から気持ちよく使えます。

圧縮袋とは違って圧縮しすぎないため、次のシーズンもふわふわの羽毛布団を堪能できますよ。

羽毛布団の収納方法やカビを予防する湿気対策を紹介

羽毛布団は寒い冬には快適で軽くて便利なアイテムです。次のシーズンも快適に使いたいですよね。

次の冬もふわふわの羽毛布団を楽しむためにも、しっかりと手順を踏んで収納方法を学びましょう。

正しい方法で羽毛布団を収納しないとカビやダニが発生したり、羽毛がへたって保温力やふんわり感がなくなったりします。

羽毛布団の寿命を縮めてしまう原因になりかねないので、収納する前にこれから説明する4つのポイントを押さえておいてくださいね。

しっかり湿気を発散させてから羽毛布団を収納しよう

1番大切なことは、冬の間使った羽毛布団にこもっている湿気をしっかりと発散させることです。

天気のいい日に風通しの良い室内で羽毛布団の陰干しをして湿気を発散させましょう。

陰干しのやり方は室内で羽毛布団を広げるか、布団掛けラックなどに掛けて風があたるようにして湿気を発散させます。

  • 天気の良い乾燥した日に部屋の中で羽毛を広げる
  • ふとん掛けラックなどがあればふとん掛けラックに掛ける
  • サーキュレーターや扇風機で風を当てると早く湿気を取れる

長期間保管する場合、このようにしっかりと湿気を発散させてカビやダニを発生させないことが大切です。

カビはアレルギーの原因にもなるため、しっかり対策したいですね

羽毛布団を天日干しする時に気をつけるポイント!

羽毛布団は基本的に天日干しする必要はありませんが、どうしても日光に当てたい場合は生地が傷まないように注意しましょう。

羽毛布団を天日干しする時に気を付けてほしいポイントを紹介するので、確認しておいてくださいね。

  • 必ず布団カバーを付けたまま干す
  • 天気の良い日の日中10時から15時の間で片面30分程度干す

布団カバーを付けたまま干す理由は、日光による羽毛布団の側生地の劣化を防ぐためです。

生地が傷むと、生地が破けて羽毛が噴き出す可能性があるため注意してくださいね。

収納する前に羽毛布団のカバーを洗濯して汚れを落とす

羽毛布団のカバーには皮脂汚れやほこりが付着しているので、収納する前にカバーを洗濯しておきましょう。

汚れた布団カバーをつけたまま収納すると、羽毛布団に菌やカビが移って繁殖する可能性があります。

カバーを取り外して洗濯したら、羽毛布団とは別に収納することが大切です。

収納スペースもしっかり乾燥させてカビ予防

羽毛布団だけでなく、収納スペースも乾燥させておかないとカビの原因になります。

布団以外の衣類などをパンパンに詰め込みすぎると通気性が悪くなるため、収納スペースには適度な好き前を加えて不要なものは定期的に整理しましょう。

収納スペースの風通しを良くすることもカビ予防には大切なので、扉を閉め切ったままにせずに毎日1時間くらいは扉を開けておきましょう。

換気する時は、扇風機や除湿機を使うと効果的ですよ。

また収納スペースの床にすのこ板を敷いたり壁側にすのこ板を立たせたりすると、布団が床や壁に直接触れないので風通しが良くなります。

繰り返し使える除湿剤や乾燥剤を活用する方法もあるので、カビが生えないように今回紹介した方法を試してみてくださいね♪

羽毛布団をクローゼットに収納する場合は、「クローゼットのカビ対策は最強アイテムで大事な衣類を守ろう!」も確認しておきましょう。

羽毛布団の収納で注意すべきポイントを3つ解説

羽毛布団がへたれてしまっては、ふんわりとした気持ちよさが半減してしまい残念ですよね。

次のシーズンまでふわふわな羽毛布団をキープするためには、湿気対策や収納方法に注意しなければなりません。

羽毛布団をしまう時はいくつか注意するポイントがあるので、詳しく確認してみましょう。

次のシーズンまで羽毛布団の湿気を防いで保管しよう

収納の際、羽毛布団用収納ケースのファスナーを2~3㎝程度開けて保管すると、湿気がケースの中にこもるのを防げます。

収納ケースに防虫剤などを入れて保管しても良いでしょう。防虫剤も入れられる内側ポケットがついたタイプの収納ケースもありますよ!

羽毛布団をしまう時は、通気性を良くすることにも注意してください。

湿気は羽毛布団が長持ちしなくなる原因の一つなので、通気性の良い収納袋を使うことが大切なのです。

また、クローゼットや押入れの奥に収納せず手前に置いたり時々クローゼットを開けたりして、空気が通るようにすることをおすすめします。

圧縮袋で羽毛布団を収納するとふんわり感が軽減する!!

羽毛布団を圧縮すると羽毛布団の中に入っている羽を潰してしまい、ボリュームや保温性が損なわれる恐れがあるのです。

「コンパクトに羽毛布団を収納したいなら圧縮しちゃおう!」と思われがちですが、羽毛布団に圧縮袋は不向きだと覚えておきましょう。

圧縮袋を使って収納するとふんわり感が損なわれてしまうので、羽毛布団は圧縮せずに収納ケースや大きな布に包んで収納してくださいね。

羽毛布団の上にモノを置いたまま保管しないようにする

羽毛布団を収納する際はなるべく一番上に置くように心がけましょう。

羽毛布団の上に敷布団やマットレスなどを置いて長期収納してしまうと、羽毛が潰れてしまう可能性があるのです。

重たいものは下に置いてその上に羽毛布団を置くなど、重ね方にも気を付けてくださいね!

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まとめ

  • 次のシーズンもふわふわな羽毛布団を使えるようにするためには収納アイデアやたたみ方を知っておく必要がある
  • 羽毛布団を長期収納する際には、羽毛布団の特性にあった収納ケースを使用することが大切
  • 羽毛布団をコンパクトにたたむためには、中に溜まっている空気を抜くように優しく押しつぶしながらたたむと良い
  • 羽毛布団専用の保存ケースがない場合は、布製の収納袋や使わなくなった大きなシーツ・風呂敷などもを使うアイデアもある
  • 収納前にしっかり除湿しないとカビやダニが発生しやすくなり、アレルギーの原因になる可能性もある
  • 羽毛布団を収納する時は圧縮袋を使うとせっかくの羽毛を潰してしまったり、ボリュームや保温性を損なわれたりする恐れがある
  • 羽毛布団の除湿だけでなく、収納スペースの乾燥や除湿もしておかないとカビの原因になるため注意が必要
  • 長期収納するためには収納する順番も大切で、重たいマットレスや敷布団は下に置いて、その上に羽毛布団を置いたほうが良い

羽毛は天然素材なので、決して安いものではありません。長く大切に使い続けるためにも、今回紹介した収納アイデアやお手入れを試してみてくださいね。

毎年ふんわり気持ちの良い羽毛布団を使うためにも正しい収納方法を知り、きちんとお手入れした状態で保管しましょう♪

収納のプロであるアストロの収納ケースは、羽毛布団の羽根を押さえすぎて傷めることはありません。

羽毛布団をたたんでケースに乗せたら、押さえベルトで羽毛布団の厚みを押さえてファスナーを閉めるだけの簡単3ステップです♪

収納スペースが少なくてもこのケースを使えばコンパクトに収納できるので、押入れやクローゼットのデッドスペースを有効活用していきましょう!

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